異世界召喚された俺、魔王と共に元の世界へ戻る。   作:生焼け肉

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師走の予定は

 

 

ベルside

 

 

12月はこっちの世界でも寒いのね……まぁ八幡から聞いていたし、10月辺りから気付いていたけど。こっちの世界でも火を焚いて暖を取るって方法もあるらしいのだけど、電気ストーブやヒーターというものがあるから、私も重宝しているわ。学校に行く時は手袋やマフラーを常に身に付けているわ。

 

でも……

 

 

ベル「こっちの世界にも雪はあるんじゃないの?」

 

八幡「地域によって違うって感じだな。千葉では雪は降る事はあっても積もる事は無いな。東北地方とか北海道は雪が多いみたいだが、そっから下は全くだな。」

 

ベル「そうなの……少し残念ね、あまり冬って感じがしなくて。」

 

八幡「でもまだ良いだろ、季節が変わんない国とかあるんだから。1年中夏とか冬とか。」

 

ベル「それも考えものね……」

 

 

ーーークラスーーー

 

 

八幡「そういえば、屋敷のメイド達は何も言ってなかったか?ほら、そろそろクリスマス、その後は年越しだろ?」

 

ベル「別に何も無いわね……私としてはプレゼントをあげようとは思っているけれど。八幡だったらどう思うかしら、1日無礼講のクリスマスパーティーって。」

 

八幡「ん~……メイドの気持ちになれないから何ともなぁ……でも次の日の事は少し考えるかもな。」

 

ベル「やっぱりそこに行き着くわね、これは無しで行くわ。じゃあお給料ボーナスは?」

 

八幡「クリスマス関係あるのか、それ?」

 

ベル「だってバイトの子達にはボーナスって関係無いでしょう?」

 

八幡「あぁ~そういう事か……確かにそれなら喜ばれそうだな。でもそれってちゃんとお前のポケットマネーなんだよな?」

 

ベル「そこ以外の何処からお金が出てくるのよ。」

 

八幡「確かに。まぁ良い考えだと思うぞ、普通に。」

 

ベル「それとは別にケーキをあげるというのも良いと思わない?メイド達も言っていたけれど、福利厚生は大事だもの。」

 

八幡「けどさ、お前の屋敷で働いているメイド達って不満あるのか?」

 

ベル「それは聞いてみないと分からないわ。だってまだ1度も聞いた事無いもの。」

 

 

八幡(あるとはあまり思えない。まぁ俺だけの目線だからデータとしては不充分だと思うが、少なくとも嫌々仕事をしているような人は居ないと思う。単に給料が良いからとかそういうのが理由じゃないと思う。)

 

 

ベル「じゃあクリスマスには皆にボーナスをあげる事にするわ。どのくらいが喜ばれるかしら?」

 

八幡「そうだな……成人になったらお小遣いを貰える事なんて無いだろうし、やっぱ食費くらいは貰えたら嬉しいんじゃないか?世帯平均で……あぁ~単身とか色々あるからどれが良いとは一概には言えないな。」

 

ベル「じゃあその間を取った数字にするわ。どのくらい?」

 

八幡「単身が4.4万円、2人で6.8万円、3人で8.8万円、4人で8.9万円みたいだ。」

 

ベル「じゃあ5万円にするわ、きっと皆も少しは喜んでくれるわよね。」

 

八幡「……うん、そうだな。(ビックリするレベルで喜ばれるとは言わないでおこう。多分だが、この職場から辞める奴居なくなる。)」

 

 

ーーー体育後・女性更衣室ーーー

 

 

ベル「クリスマスの予定?」

 

1「うん、鳴神さんはもう決まってる?野暮な質問だとは思うけど。」

 

ベル「八幡と過ごすわよ。」

 

1「まぁだよね~2人はいつも一緒だもんね~。」

 

2「そういえば2人で外食とかってしないの?」

 

ベル「そんなに多くはないわね。これまでは家で食事をする事が多かったし、最近になって少しずつ街に出てデートをするようになったから。」

 

1「え、それまではどうやってデートしてたの?」

 

ベル「家に来て私の部屋とかで過ごしていたわ。私も八幡も外に出て何かをやりたいっていうのがあまり無かったから。」

 

1「そ、そうなんだ~……(普通のデートよりも先に行ってるぅ~!それってさ、順番逆じゃない?)」

 

2「まぁ2人ならそっちの方が自然かも。だって教室みたいな感じなんでしょう?」

 

ベル「いつもってわけじゃないわ。私、これでもお嬢様学校に通ってたから資産運用とか色々やっているの。だから八幡と一緒にそういうのをしているのよ。」

 

 

1・2(金持ちの遊び分かんね~……)

 

 

ベル「でもお互い楽しくない事はしないって決めてるから、そこは正直に言ってるし言われてるわ。だからあの……ゲームは楽しくなかったわね。」

 

1「どんなゲーム?」

 

ベル「愛してるゲームっていうのだけど、知ってる?」

 

1・2「あぁ~……」

 

2「まぁ、鳴神さんと比企谷君ならそうだよね。本当の相思相愛だもん。」

 

1「うん、私も2人以上のカップルなんて見た事無いし。」

 

ベル「そういえば、この学校にカップルって居るのかしら?」

 

1「どうだろう?居るかもしれないけど、噂が1人歩きしてる可能性もあるからね~。でも自他共に認めているのは2人だと思うよ。」

 

2「だっていきなりキスしちゃうくらだもんね~……」

 

ベル「全然事態が収まる様子が無かったんだもの。だから八幡とも3日間様子を見て何も変わらなかったら、実力行使に出るって話し合っていたの。」

 

1「それにしては比企谷君、結構驚いてなかった?」ボソボソ…

 

2「きっと実力行使の部分に大きな差があったんだと思う……」ボソボソ…

 

 

 

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