異世界召喚された俺、魔王と共に元の世界へ戻る。   作:生焼け肉

30 / 30
贈り物

 

 

八幡side

 

 

八幡「………」

 

 

俺は今、1人で千葉で1番大きいショッピングモール、ららぽーとに来ている。先に理由を説明しておくと、ベルにクリスマスのプレゼントを渡す為だ。まぁ俺が今持っているお金の殆どはベルから貰っているものなんだが、そうだとしても送るべきだと思ったから、こうして雑貨屋とかを見て回っている。ベルの見た目ならそこいらの物よりもハイブランドの物の方が価値として相応しいのは分かっているが、それでも自分で選んだ物を渡したいと思っている。これは前の世界でもそうだった。

 

 

八幡「……改めて思ったが、元の世界のアクセサリーってのは、品性を気にし過ぎるのか派手さがあまり無いんだよなぁ。」

 

「お困りでしたら、ご相談させていただきますよ。」

 

八幡「……では、お言葉に甘えて。此処に置いてある物よりもう少し派手な物はありませんか?」

 

「派手ですか……」

 

八幡「アクセサリーの種類は問いません、なるべく白に合う物が良いです。」

 

「かしこまりました、少々お待ちください。」

 

 

……にしても、中々に難しいもんだ。前の世界では売られていたのを買ってたりしていたが、途中からは自分で作ってたからな……この世界ではそういうのって難しいだろうし、今の俺に出来るとも思えない。

 

 

「お待たせ致しました。種類は問わないとの事でしたので、色々と見繕わせていただきました。」

 

八幡「ありがとうございます……」

 

 

……でも、俺が今見ているのとあまり変わった感じは無いな。

 

 

「お客様が仰られた内容に該当するかは分かりませんが、こちらをご用意させていただきました。きっとお婆様にもお似合いになられるかと。」

 

八幡「………あの、相手は彼女です。まだ成人にもなっていません。」

 

「っ!?た、大変失礼致しました!!」

 

八幡「いえ……ん?」

 

 

……コレ、良いな。

 

 

「すぐに別の物を「すみません、コレと似た物をいくつかお願いします。」か、かしこまりました!」

 

 

それから数十分後、俺は店員さんが持ってきた物に決めて、ららぽーとを後にした。

 

 

ーーー自宅ーーー

 

 

八幡「ただいま。」

 

小町「あぁお兄ちゃんお帰り~。」

 

凛「お帰りなさい。」

 

八幡「……珍しいな、母さんが今時間に帰ってるなんて。」

 

凛「まぁ偶には、ね。それよりもアンタの彼女さん、あれから1度も来てないでしょう?招待したら?」

 

八幡「してどうするんだ?こう言っちゃなんだが、ベルは俺にしか興味無いから皆の事、最悪無視すると思うぞ?」

 

小町「無視するまで行っちゃうの?」

 

八幡「機嫌が悪い時はそうなる。俺の言葉しか聞けなくなるみたいな感じだな。」

 

凛「でも、想像がつかないわね。今でもあまり信じられないわ、アンタが交際しているなんて。」

 

小町「だよね~。それにさ、学校に行き帰り時なんていっつも家の前まで車が停まってるの。しかもすっごく高そうな。」

 

八幡「まぁアイツの本業学生で副業資産家みたいなもんだしな、俺達なんかよりずっとお金持ってるし、こうしてる今もお金増やしてるしな。」

 

小町「そんなにお金持ってるんだ~。何に使ってるんだろう?」

 

八幡「屋敷で雇ってるメイド達への福利厚生。」

 

 

俺にもお小遣いをくれている事は言わないでおく。

 

 

小町「あれ?お兄ちゃん何か買ってきたの?」

 

八幡「まぁな。ベルにあげる為のクリスマスプレゼントをな。」

 

凛「あら、アンタもそういうの出来るようになったのね。何を買ったの?」

 

八幡「無難にアクセサリーにした。アイツに似合いそうなのを選んだ。」

 

小町「お母さん無駄だよ、お兄ちゃんこういう時すっごい面倒くさいから。」

 

八幡「あれはお前が悪いんだろ、説明しろと言ったと思ったら詳しくだの細か過ぎるだのと注文が多過ぎたからだろ。」

 

小町「アレは絶対小町のせいじゃないからっ!!」

 

凛「じゃあ八幡は今年のクリスマスは彼女さんの家で過ごすって事なのかしら?」

 

八幡「その辺の事はまだ決めてない。まぁベルの方から言ってくるとは思ってるけど。」

 

 

ベルはどうすんだろうか……メイド達の事は決定したみたいだが、俺達の事は何も話してなかったからな。

 

 

八幡「そういえば父さんは?一緒じゃなかったのか?」

 

凛「アイツは今頃、同僚と飲みに行ってるわよ。まぁ接待じゃないだけまだマシよ。」

 

小町「今もそういうのってあるんだ。」

 

八幡「そんなもんだろ、大人って。」

 

小町「なんか小町、大人になりたくなくなってくるんだけど。」

 

八幡「安心しろ、お前が望まなくても着実にその階段は登ってるから。」

 

小町「ちょっとムカつくなぁ~その言い方。」

 

 

仕方ないだろ、どうしようもない事実なんだから。

 

 

凛「じゃあ今年のクリスマスはどうしようかしら……毎年チキンとケーキを小町に頼んでたけれど。」

 

八幡「それは例年通りでいいだろ、変える必要なんて無いだろ。」

 

小町「お兄ちゃんは彼女さんの家でラブラブしながら美味しいの食べてくるんだからいいんじゃない?」

 

八幡「確定してないからな?」

 

 

ベルの屋敷ではどうすんだろう……無礼講パーティー本当にやるとか?やるにしてもメイド達のボーナス5万円は変わらないけど。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

やはり俺の青春ラブコメは正しくは無いが間違ってもいなかった(作者:Krito )(原作:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)

主人公の比企谷八幡とヒロインの八雲茜が繰り広げる正しくも間違ってもいない青春ラブコメ(予定)▼アンチ予定のため嫌いな人はブラウザバック推奨▼アンチコメは即ブロします


総合評価:104/評価:-.--/連載:47話/更新日時:2026年10月22日(木) 10:00 小説情報

やはり俺がポケモントレーナーなのはまちがっている。(作者:~神斗~)(原作:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)

身勝手な奉仕部を離れた比企谷八幡。▼誰も知らないが、彼は小学生の頃に迷い込んだ異なる世界での過酷な修練を経てきたトレーナーだった。▼八幡を「勝てるわけがない」と見下す雪ノ下たち。だが、八幡の味方に着いた陽乃やいろはたちに背中を押され、自身の信じるポケモン達と共にジム巡りを開始する。▼現実が見えない元仲間を余所に、八幡は本気のポケモンバトルや陽乃やいろはとイチ…


総合評価:47/評価:-.--/連載:3話/更新日時:2026年07月25日(土) 16:39 小説情報

やはり俺の個性はまちがっている。(作者:いろは杏)(原作:僕のヒーローアカデミア)

これは、目の腐った男―― 比企谷八幡が最低のヒーローになるまでの物語


総合評価:401/評価:6.86/連載:17話/更新日時:2026年08月27日(木) 19:05 小説情報

抜け出せない沼を持つ男と実力主義の教室。雛鳥は何を見るか。(作者:末路雛鳥)(原作:ようこそ実力至上主義の教室へ)

信頼できる少女である雪ノ下と由比ヶ浜の二人と奉仕部で二年間過ごした比企谷八幡。そんな彼も中学三年生。二人の少女と一緒に総武高校に入学しようとした。だが入学した高校は高度育成高等学校。日本政府が生み出した未来を担う若者を育成する学校。推薦がきていたのでせっかくならと受験し見事に受かり入学した。そこで、一人の女子に出会う。 ▼注意、溺愛やヤンデレはあと少し後です…


総合評価:1392/評価:8.68/連載:10話/更新日時:2026年10月21日(水) 19:52 小説情報

蜂ガイル〜蜂は再び恋をすることが出来るのだろうか〜(作者:龍造寺)(原作:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)

中学3年の卒業式の日、理沙は彼氏に振られてしまったのだ。それ以降、何をするわけでもなく、ただ、淡々にダラダラと生きているのだけだったのだが、高校生活を振り返っての感想文をいい加減に書いたのが全ての始まりだった。平塚先生からそのことについて呼び出され、そしてとある場所へ連れて行かれる。▼そしてそこから彼女の運命の歯車が動きだしたのである。▼


総合評価:33/評価:-.--/連載:20話/更新日時:2026年08月24日(月) 06:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>