異世界召喚された俺、魔王と共に元の世界へ戻る。   作:生焼け肉

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ご機嫌な1日

 

 

八幡side

 

 

八幡「っていうわけでベルに聞きたいんだが、クリスマスの予定ってやっぱり屋敷で過ごすのか?」

 

ベル「………」キョトン

 

 

昨日の今日でこの話題だが、俺はベルにクリスマスの予定を聞く事にした。そして何でか分からないが目の前のベルは固まっていた。

 

 

ベル「……ふふふっ♪」

 

八幡「おぉ……どうした急に?」

 

ベル「貴方からその手の話題をしてくれたのが嬉しかったのよ。」

 

八幡「それで俺の膝の上に乗ったと?」

 

ベル「そうよ?」

 

八幡「当然でしょみたいな顔しやがって……まぁそうなんだけど。」

 

ベル「それからさっきの答えだけど、クリスマスは家で過ごす予定よ。だから貴方も予定が何も無かったら一緒に過ごしましょう?そっちの方が恋人らしいと思わない?」

 

八幡「まぁ、それはそうかもな。」

 

ベル「それにその頃には冬休みに入っているのだからお泊りだって出来るでしょう?だからその間はずっと一緒に過ごせるわよ。」

 

八幡「前向きに検討したい内容ではあるが、年末は流石に家に居ないとな。」

 

ベル「あら、それじゃあ私も久しぶりに挨拶に行かないといけないわね。」

 

八幡「じゃあこうするか、クリスマスから年末近くまではそっちで過ごす事にする。年末からはウチに来ないか?」

 

ベル「あら、素敵な提案。じゃあそうしましょう、そうね……3泊くらいしましょうか。」

 

八幡「じゃ、そういう事で。」

 

 

クリスマスだけでなく、年末年始の予定も決まった。とりあえず家族には伝えておくか、何せ1週間くらい家を空けるからな。妹を1人にさせちまうが、その辺りは説明すれば分かってくれるだろう、あの能天気そうな性格なら年末にベルが家に来るって言ったら簡単に納得しそうだしな。

 

 

ベル「ふふふ、クリスマスが楽しみになってきたわ。」

 

八幡「おい、ちょっと近過ぎるって。クラスの皆も見てんだろ……」

 

「あぁ、俺達の事ならお構いなく~。」

 

「2人のラブラブにはもう慣れたから~。」

 

「あっ、でもじっくりと見せてもらうからね。」

 

「将来の参考にさせてもらうから~。」

 

ベル「物分かりの良いクラスメイト達だと思わない?」

 

八幡「ただ見ていたいだけだろ、いつもの事だから別に今更何とも思わないが。」

 

ベル「じゃあこのままキスでもしてみる?」

 

八幡「お前のキスはそんなに安っぽいのか?」

 

ベル「まさか。するのなら、人気の無い所でするわよ。」

 

 

まぁ、そうだろうな。

 

 

ベル「じゃあクリスマスの日はご馳走を用意しておくわ、期待して待っていてちょうだい。」

 

八幡「あぁ、期待して待つ事にする。」

 

ベル「どんな料理にしようかしらね……あぁそれから、今日のお弁当も私が食べさせてあげるから。」

 

八幡「それはいつもやってるだろ。」

 

ベル「そうね、確かにその通りね。だから教えてあげるのよ、私達のやってる事は普通の恋人達じゃ出来ないって。」

 

八幡「まぁ俺達は普通の恋人じゃないけどよ。だからってこの教室の連中に見せつける理由にはならないと思うが?」

 

ベル「別に見せつけるわけじゃないわ、私がやりたいからやるのよ。」

 

 

ーーー昼休みーーー

 

 

八幡「お前さ、理由は分かってるけどずっと機嫌良いな。」

 

ベル「だって貴方から提案してくれたのは初めてだったでしょう?だから嬉しいのよ……はい、もう1つ。」

 

八幡「あむっ………」

 

「……ねぇ、アレってどう思う?」

 

「いや無理でしょ。いくら彼氏彼女でもあんなのは流石に出来ないって。」

 

「あぁ。俺にもし彼女が出来たとしても、あんな事をさせる自信も度胸も無いって。」

 

「あの2人だから、だよね~。」

 

 

既に見せてるから平気(後、300年も同じ事やってるから。)とはいえ、ちょっとした居心地の悪さは感じている。もしこの教室にアンチ恋愛みたいな奴が居たら、この教室はヤバい事になってるだろう。

 

 

ベル「……何だか足りないわね。」

 

八幡「?何がだ?」

 

ベル「今のこの行動がよ、ただ食べさせているだけじゃない。」

 

八幡「他に何がしたいんだよ、俺はこのままでも充分なんだが。」

 

ベル「私が足りないのよ。」

 

八幡「欲張りな奴だな……もう1つ貰えるか?」

 

ベル「分かったわ。」

 

 

さて、少しだけ相手をしてやるか……

 

 

八幡「さて、じゃあベルに1つ……この手に俺が途中まで食べた唐揚げがある。残りはまだ何も手を付けられていない唐揚げが1つ、どっちを「貴方が食べた唐揚げを食べるわ。」……ほい。」

 

ベル「……ふふ、自分で作ったのに自分で食べるよりも100倍以上美味しいわね。」

 

八幡「いつもお前が俺に食べさせてくれてるだろ?偶にはって思っただけだ。」

 

ベル「そういう事ね。でも貴方、失敗したと思うわよ。」

 

八幡「何でだ?」

 

ベル「だっていきなり貴方の食べかけを食べさせてくれたでしょう?普通の食べさせ方じゃあ私、満足出来ないかもしれないわ。」

 

八幡「……確かにそれは失敗したな。でもお前が言ったんだからな、足りないって。」

 

ベル「そうね、でもそれ以上の事を欲しくなっちゃうものでしょう?」

 

八幡「まぁ、そうかもな……」

 

ベル「それから貴方達、見る分には別にいいけれど、真似しようとか思わない方が良いわよ。私と八幡だから出来る事だもの。」

 

 

クラス全員(いや、そんな事人前で出来ないから。)

 

 

 

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