異世界召喚された俺、魔王と共に元の世界へ戻る。   作:生焼け肉

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部活が出来ます。

 

 

八幡side

 

 

担任「先生からの連絡事項は終わりです。それから比企谷君と鳴神さんはお話があるので、挨拶が終わったら来てください。」

 

ベル「っ!」

 

八幡「部活の事かもな……」ボソッ

 

 

昨日話した事なのに、もう結果が出たのか。ウチの担任、仕事が早い……

 

 

ベル「来たわよ先生。」

 

担任「えぇ、ありがとう。昨日の部活の件だけど、無事に承認されたわ。今から活動拠点の教室に行きたいんだけど、時間は大丈夫?」

 

八幡「自分もベルも大丈夫です。」

 

担任「それじゃあ、行きましょう。」

 

 

俺達はこれから自分達の活動拠点になる教室へと案内されている。隣に居るベルはこんなにも早く結果が出たのと承認されたのが嬉しいのか、ウキウキしている。珍しく一目も気にせず笑顔だった。

 

 

ーーー特別棟・空き教室ーーー

 

 

担任「着いたわ、此処が手芸部の拠点よ。」

 

八幡「……普通の空き教室ですね。」

 

担任「本当なら家庭科室にしたかったんだけど、あそこは料理部が使っているから。」

 

八幡「構いません、充分です。そうだろベル?」

 

ベル「えぇ、このくらいで充分。ありがとう先生。」

 

担任「じゃあこの部屋をどうするかは2人に任せるからね。でも一応注意……生徒会を介しての承認を貰ってるから、何らかの活動報告は必要になるから、そこだけはちゃんと報告出来るようにね?」

 

ベル「えぇ、分かったわ。じゃあ明日は色々と持ってくる物が多くなりそうね。」

 

八幡「活動を始めるのは明日からじゃなくてもいいだろ、物を運んで整理をしてから本格的に開始の方が良いと思うぞ。」

 

担任「比企谷君の言う通り、暫くは必要な物を調達して此処に運んでからの方がスムーズに活動出来ると思うわよ。」

 

ベル「じゃあそうするわ。」

 

八幡「あっ、そういえば昨日見せてもらったアレってどうやって作ったんだ?まさかとは思うが精密機械?」

 

ベル「特別な物は使ってないわ。工具は当然として、UVライトにレジン液、液を入れる型にパーツ。私はガラスとかも使ったわよ。あぁそれからチェーンとかも使えるのよ?」

 

八幡「な、成る程……(意外とよく知ってたな。)じゃあ最初は手で運べる物を持ってくるか。」

 

ベル「でも殆どは手で運べるわよ。工具だって凄い何かを作るわけじゃないから大きいのを用意する必要なんて無いもの。ニッパーとかペンチとかそのくらいの大きさの工具だけよ。」

 

八幡「それなら明日でも大丈夫そうだな。」

 

担任「決まったみたいね。じゃあ今日は貴方達で出来る範囲でこの教室をアレンジしてみたら?どんな部室にコーディネートするのも、部活の1つの楽しみ方でもあるわよ。」

 

 

成る程、確かにその通りだな。作業スペースは必要だしな。

 

 

八幡「じゃあまずは作業スペースの確保だな。先生、この机とかって移動しても大丈夫なんですか?」

 

担任「いいわよ、好きに動かして構わないわ。」

 

八幡「それじゃあ、少しイメージしてから色々やってみましょう。」

 

 

俺達は改めて先生に感謝してから、この教室をどんな風にするかを黒板やメモを使いながら話し合った。とは言っても300年の付き合い以前に、出会ってすぐに意気投合するくらいだから、すぐにどういう配置にするかは決まってしまった。その後は素材の場所やら道具の場所やらを決めて、部室を後にした。

 

 

ベル「明日から楽しみね。」

 

八幡「あぁ、そうだな。けど先生も良い所を選んでくれたな。此処なら簡単にバレる事も無いだろう。それに今更部員を募集する必要も無いしな。」

 

ベル「部員なんて最初から求めてないわ。昨日も言ったでしょう、部活を作ったのは口実……本当の目的は「魔法、だろ?」えぇ、そうよ。」

 

八幡「けどお前の事だ、この活動はしていくつもりなんだろ?じゃないと作って早々に廃部だしな。」

 

ベル「勿論よ。高校生向けのコンクールとかもあるみたいだから、それにも参加してちゃんとしているんだってアピールするのも大事でしょう?」

 

八幡「なら大丈夫そうかもな。それにまだ先の話だが、文化祭で展示品として出すのも良いかもしれないしな。」

 

ベル「そうね、でもそれは追々にしましょう。今はとりあえず部活を出来る状態にする事……でしょう?」

 

八幡「それもそうだな。魔法の事についてもそれからだな。」

 

 

ーーー比企谷家ーーー

 

 

小町「あっお兄ちゃん、それに鐘子さんも。今帰りですか?」

 

ベル「えぇ、そんなところ。貴女も?」

 

小町「いえいえ、小町は少し散歩に行っていただけですよ~。」

 

八幡「まぁ良い息抜きになるだろう。コイツも今年から受験生、のんびりしている暇なんて無いからな。」

 

小町「少しくらいならいいでしょ別に~!」

 

八幡「歴史の問題。日本には原始時代から現代時代まで複数の時代名称で区分されている。その中でも中世、つまりは1185年以降の時代名を全て答えろ。」

 

小町「え……」

 

八幡「勉強していればこのくらいは普通に答えられるぞ。既にヒントも出してるからな。」

 

小町「え、えっと1185年以降だから……か、鎌倉時代!室町時代と……お兄ちゃん、全部で何個あるのっ!?」

 

八幡「はぁ……5つだ。それと時代を物扱いするな。」

 

小町「5つっ!?2つ言ったから……あっ、安土桃山時代っ!え、後2つって何っ!?」

 

八幡「……お前、散歩に行く暇があったら歴史の勉強しろ。」

 

ベル「ふふふっ♪」クスクス

 

 

因みに妹の言った3つは正解で、後2つの答えは南北朝時代と戦国時代な。まぁ平安時代と江戸時代が出なかっただけ成長したと思っておこう。

 

 

 

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