この素晴らしい世界にガスブラ使いを! 作:異界を夢見る御影石
【お知らせ:この世界について】
【お知らせ:転生特典について】
【お知らせ:チュートリアルクエスト『冒険者となれ!』が解放されました】
俺が目を開けて最初に眼に入ったのがこの文字だった。
周囲を見渡すと、西洋風な街の景色が見えた。
マジじゃん! 異世界キタ――(゚∀゚)――!!
というか見たことしかないなこの宙に浮かぶウィンドウ。俺レベじゃん。
まあとりあえず、近くの座れそうな場所で確認するか。
まずは……『この世界について』だな。
えーっとなになに……
魔王軍……ファンタジー……魔法……
なるほど。大体わかった。
んで、ここは魔王の城から一番遠い駆け出し冒険者の街『アクセル』か。
次は『転生特典について』だな
えーっと……アンデッド?
アンデッドっぽいことなら大体できる能力……
何度でも蘇生できたり……霊体化したり……
サンズみたいに骨操ったりガスターブラスター使えたりできる……か。
……つっよ。
他には……所持金1万エリス?
エリスって金の単位とかか? エリスと言えば狂剣王くらいしか思いつかんわ……
えっと……あ、書いてある。
幸運の女神エリスを信仰するエリス教が国教だからお金の単位にもなってると……
ふむふむなるほど。
じゃあ最後はチュートリアルクエストだな。
【チュートリアルクエスト:冒険者となれ!】
冒険者ギルドに行って冒険者登録をしよう!
※手数料に1人1000エリス必要です
▼冒険者ギルドまでの地図
すっげぇ親切設計だなこりゃ……
まあ地図通りにギルドまで行くか。
◆◆◆
結構すぐに付いたな。
俺は扉を開けて中に入った。
「いらっしゃいませ! お食事なら空いてるお席へどうぞ~ お仕事案内なら奥のカウンターまで~」
「ありがとうございます」
俺は一直線で奥のカウンターまで向かった。
「はい、今日はどうされましたか?」
「冒険者登録したいんですけど……」
「そうですか。では最初に登録手数料がかかりますが……」
「どうぞ」
俺はなんか持ってたポーチからお金を取り出して受付の人に渡した。
「はい、1000エリス丁度になります。では、少々お待ちください」
受付のお姉さんは奥の方に行き、カードと魔道具っぽいのを持ってきてくれた。
「では、改めて説明を。冒険者には各職業というものがございます。
そしてこれが登録カード。冒険者がどれだけの討伐を行ったかも記録されます。
レベルが上がると、スキルを覚えるためのポイントが与えられるので、頑張ってレベル上げをしてくださいね。それではこちらの水晶に手をかざしてください」
俺は受付のお姉さんの指示に従って水晶に手をかざした。
すると、魔道具らしき水晶が動き出して、水晶の下に置かれた登録カードに情報が記されていく。
「これであなたのステータスが分かりますので、その数値に応じて、なりたい職業を選んでくださいね。」
カードに情報を記し切ったのか水晶が動きを止めた。
受付のお姉さんが登録カードを取り、確認する。
「はい、ありがとうございます。ミヤノユウトさんですね。えーっと、おお! かなり凄いですね、どのステータスも平均以上! 器用さが高めで、特に知力と魔力と幸運はとても高いです!」
俺はその話を聞いて思わずガッツポーズした。
「職業はどうなさいますか? このステータスならアークウィザードやアークプリーストになれますよ!」
「うーむ……」
俺はふと『この世界について』に書いてあったことを思い出した。
基本職の冒険者は固有の特性として、どんなスキルでも教えてもらえさえすれば覚えることができるしい。
他の職業ならレベルアップなどでスキルが解放されるらしいが、その職業で習得できるスキルしか使えないと書いてあった。
「基本職の冒険者にします」
「ええっ!? い、いいんですか? どの職業のスキルも使えるとはいえ、教え手が必要ですし、スキルに補正が掛からないので本来の使い手よりも威力・精度共に落ちてしまいます。本当に最弱職の冒険者でいいんですか?」
「いいんです。一旦アークウィザードになってから冒険者に転職することも考えましたけど、最初から冒険者でもいいかなって。あと、どの職業のスキルも習得できるから手札を増やしやすいですし」
「わ、分かりました……ではこちらがミヤノユウトさんの冒険者カードになります。依頼を受けるならあそこの掲示板からどうぞ。それではよい冒険者ライフを!」