ぐだーズとの人理修復の旅〜YAMA育ちを添えて〜   作:平和推し

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 前回のあらすじ。

 スカサハを単発召喚という有罪行為を行った宗治郎

 藤丸達と合流に成功して、これからどうなる!


 とりあえず藤丸立香の呼び方は
 【藤丸君】呼びが男主人公
 【立香君】呼びが女主人公にします。

 後々の展開の為です


YAMA育ち、正義の味方と騎士王をフルボッコにする。

 「とりあえず…二、三本。私の槍を受けるがいいぞセタンタ、再会の祝福代わりだ。」

 「やめろ師匠!いや本当にやめてくれよ、俺キャスターだから!今師匠の槍を受けたら1発でお陀仏だから!あと槍の性能的に祝福じゃなくて呪い寄りだからな!?」

 

 じりじりとにじり寄りながら槍を構えるスカサハに、先ほどまでの頼りになる兄貴オーラを霧散させながら落ち着くように言うクー・フーリン。

 

 「…ふむ、藤丸達とマシュ、それに所長も特段怪我なく5体満足なのは本当に良かった。魔物にやられていたらと心配したぞ」

 『えっと…宗治郎君、君と一緒に現れたあのセクシーな美女は?』

 「Dr.ロマニだったか?彼女はスカサハ、私が先ほど召喚したランサーのサーヴァントだ。」

 

 ホログラムのような粗い映像越しでもわかる程に、ロマニは驚いた。

 

 『スカサハ!?ケルトに伝わる大英雄クー・フーリンの師匠であり、彼に心臓を必ず貫く魔槍【刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)】を与えた影の国の女王にして最強クラスの不死身の存在!それがこんなセクシータイツのナイスバディな美女だなんて!』

 「随分と彼女に対して正直な感想ありがとうロマニ。…とりあえず帰ったらおまえはコブラツイストだ」

 『なんでさ!?』

 

 そんなコメディなやり取りをロマニとしている宗治郎に、マシュが思い切って話しかける。

 

 「えっと…宗治郎さん、まずはお互いの情報のすり合わせを行いませんか?藤丸先輩と立香先輩もそうした方が良いと思いません?」

 「そうだねマシュ。」

 「俺もそう思う、とりあえず…クー・フーリンが可哀想だからスカサハさんを落ち着けさせてください。」

 

 

 そして互いに情報を、交換し合う一同。

 

 

 「…なるほど、つまり大聖杯とやらが関係しているから、洞窟に向かって、番人であるセイバー…話や特徴を聞く限りは黒いアーサー王を倒すと言うことか」

 『あの有名な騎士王がボスキャラなんて…藤丸君、立香君、マシュ、所長、宗治郎君そしてキャスターとランサー。兎に角今この状況を打破できるのは君達だけだ。僕はこんな事しか言えないけど…君達に任せた!』

 「「「はい!」」」

 「「了解(した)」」

 「やってやろうじゃねぇか!」

 「フォウ!」

 

 そしてスカサハを先頭にキャスター、マシュ、藤丸達、宗治郎という順番に並んで歩き、敵の本陣たる洞窟に差し掛かろうとしたタイミングでスカサハが足を止めた。

 

 「そこに居るな?出てこい。」

 「ほぅ…随分と勘が良いのか、はたまたよほど感知能力に優れた英霊か…」

 

 そして現れたのは白の短髪に褐色の肌を持ち、赤い外套を身に纏った立派な体躯の男だった。

 しかしその姿は黒い影のベールよって視認し辛くなっていて、宗治郎はコレがシャドウサーヴァントと呼ばれる存在だと改めて認識した。

 

 

 「対象を目視で確認!先程交戦したシャドウサーヴァントと同一の存在です!」

 「テメェは…アーチャー!そんなナリになってまであの騎士王サマを守ろうってか?」

 「なんとでも言うと…「スカサハ…三分で殺るぞ」なに!?」

 

 宗治郎はアーチャーが戦場にて堂々と立って、こちらの有利な距離にいるのに武器すら構えていなかったので、盛大に不意打ちをかます事にし、スカサハも無言で同意し2人並んで槍を携えて攻撃を仕掛けた。

 

 不意を突かれたアーチャーは、白と黒の短剣を何(・)も(・)無(・)い(・)空(・)間(・)か(・)ら(・)ス(・)ク(・)リ(・)ー(・)ン(・)に(・)映(・)し(・)出(・)す(・)よ(・)う(・)に(・)出(・)現(・)さ(・)せ(・)る(・)と、焦りながら迎撃に移行したが…相手は頭のおかしい連中が多いケルトの中でも指折りの強者、不死となった影の国の女王と、そんな彼女がそれなりに認める実力の型月名物YAMA育ちである。

 

 相性が悪かった。

 

 「その筋肉は飾りか?私のマスターの方が貴様を押しているぞ?」

 「くっ…心は硝子だ、ぐが!?」

 

 赤い外套のアーチャーが自分の腹側を見ると、心臓を朱(・)色(・)の(・)魔(・)槍(・)が(・)背(・)後(・)か(・)ら(・)貫(・)い(・)て(・)い(・)た(・)。目の前のスカサハでは無い、その槍を使っていたのは

 

 「2人相手で喋れるほどの余裕があったのか?…次会った時は味方であってくれよ。赤い弓兵よ」

 

 宗治郎はそのまま槍を捻りながら引き抜いて、そのまま倒れ伏すアーチャーが光の粒子となった消えるまで槍を構えて警戒した。

 

 そして戦いを見ていた藤丸達は…

 

 「…もう師匠と師匠のマスターがいればいいんじゃねぇの?」

 「えっと…この先にはまだ大聖杯の場所にアーサー王がいると思いますので…出番はあるかと…」

 「フォ、フォウ…」

 「宗治郎さんって俺たちと同じ一般人の筈だよね?」

 「実はサーヴァントとかじゃ無くて?」

 

 「わ、私あんな強い人に偉そうにして…ど、どうしたらいいの?レフ…助けて」

 『ねぇ、僕帰ったら宗治郎さんにコブラツイストされるらしいんだけど!?絶対死ぬ!助けてマギ☆マリ!』

 

 言いたい放題である。

 

 「全員…早く行くぞ。」

 「セタンタ。カルデアで待っているからな?」

 「「「「あ、はい」」」」

 「お、終わった…」

 

 そして…藤丸達が対峙したのは、黒い甲冑とバトルドレスを着用した淡い金髪で、金の眼をした病的なまでに白い美少女だった。

 彼女こそアーサー王…生前は男装していた為本名はアルトリア・ペンドラゴンであり、彼女の暴君たるブリテン王としての別側面(オルタナティブ)のアルトリア。

 

 アルトリア・ペンドラゴン・オルタであった。

 

 「…ようやく来たか…おい待て!いきなり何を…」

 

 「刺し穿ち…突き穿つ。食らうが良い!【貫き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク・オルタナティブ)】!!」

 「宝具模倣…【偽刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク・フェイク)!」

 

 合計3本の魔槍を喰らって、黒き騎士王の姿は消えた。

 

 まぁ流石に不意打ちボルクはアルトリアがオルタ化しても、耐えないなんて…是非も無いヨネ!

 

 「…まぁその、なんだ。次はランサーで呼んでくれや、必ず力になるからよ!…師匠居るからアレかも知れねえが」

 「え、はい!」

 「ありがとうキャスターのクー・フーリン!」

 「絶対呼ぶからね!」

 

 クー・フーリンはセイバーが退去して、聖杯戦争が終わったので、藤丸達にエールを残して座に帰還した。

 

 

 

 




 次回、冬木編終了です

 もう少し主人公の活躍を魅せる舞台が有れば良いのですが、冬木はチュートリアルステージ的な立ち位置なので、サクサク進ませます

 感想など色々と励みになりますのでどうかよろしくお願いします。
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