「答えろ眼鏡ぇぇぇえ!!!!織姫ちゃんは!織姫ちゃんはどうなったぁぁぁああああああああ!!!!?!?!?!!!?!?!!!!」
「知らないって言ってるだろぉぉぉおおぉお!?!???」
織姫ちゃんが行方不明になった。
終わりだ。
四番隊隊長室、いるのは僕と卯の花隊長のみ。勇音すら追い出すなんてかなり真剣みたいだ。・・・二人っきりってドキドキするよね!
「今朝、藍染隊長が遺体で発見されました。死因は斬魄刀による
おおぅ、滅茶苦茶殺意高いじゃん。確実に殺しに行ってるじゃん。しかも隊長格を誰にも気付かれないで殺すって確実に内部犯行じゃん。こんな時に、旅禍が侵入している時に味方である隊長の殺害?そんなん滅却師のスパイか殺し合い大好きな変態が我慢できなくなって、旅禍の仕業に見せかけようとしたくらいしか思いつかないけど・・・・・。あっ、
「・・・あの、八千流ちゃん・・・。僕はどんなことがあっても八千流ちゃんの味方だからさ、正直に答えてほしいんだけど・・・」
「卯の花隊長と呼びなさい。・・・それで、どうかしましたか?」
「僕の視点から見るとさ・・・、我慢できなくなった八千流ちゃんが、生きてる限り確実に救命できる僕を気絶させて、その隙に欲求不満解消の為に藍染隊長をぶっ殺しだあぁぁぁあああああぁあ!?!!?」
「寝言は寝て言いなさい、貴方で解消しても良いのですよ?」
ひどい!鬼!悪魔!剣八!そんな的外れの推理でもないじゃないか!なんなら山爺だってワンチャン疑ってるぞ!!
「はぁ、真剣に聞いてください。・・・現在、山本元柳斎重國、日番谷冬獅郎両隊長の連名によって一級厳令が敷かれています。最大の容疑者は勿論旅禍ですが・・・、貴方も気付いているでしょう、おそらくこれは内部犯行です」
一級厳令・・・!?・・・何か良くわからないけど大変そうだ。それが敷かれると何が起こるんだろう。
「また、遺体の発見現場において雛森桃副隊長と吉良イヅル副隊長が交戦」
「何でさ、何で急に味方同士でやり合うのさ」
「交戦時、両副隊長が斬魄刀を解放した為、現在両副隊長は投獄されています」
「大惨事じゃないか。僕が気絶している間に十三隊は全部十一番隊に併合されたんですか?」
「あと、更木隊長が旅禍と交戦、敗北しました」
「終わったじゃん!あの人が負けたらもうどうしようもないじゃん!!流刃若火どころじゃないよ、三界諸共残火の太刀だよ!?」
本当に僕が寝ている間に何が起こったのさ、僕の昨日までの日常を返してよ。勇音を苛めて卯の花隊長に怒られる日常を返してよ。
「そして現在・・・」
「まだ続くんですか!?」
「涅隊長が旅禍の一人である滅却師と相打ちました。今はここ、四番隊の地下救護牢に投獄されています」
そして冒頭に戻るのさ。
「知らないで済むかぁああ!!何のために見逃したと思ってんだ腐れ滅却師があぁぁぁああ!!!!」
「井上さんの居場所なんて寧ろ僕たちが知りたいよ!!」
「甘ったれんなぁ!歯ぁ食いしばれぇぇえ!!」
「何なんだよ君はぁぁあ!!!」
「ちょちょちょ、待てよ!!霊司!怪我人だぞ!?!?」
「あぁん!?馴れ馴れしく名前呼んでんじゃねえぞミイラマン!先ずはお前か・・・、あれ?岩鷲じゃん、何してんのさこんなところで。お姉さん元気?」
「どういう情緒してるんだよ君は・・・」
志波岩鷲。元五代貴族志波家の人間であり僕の数少ない同性の友人だった志波海燕の弟にして、超絶美女、志波空鶴の弟でもある。お兄ちゃんって呼んでいいよ!
「いや、呼ばねぇけど・・・」
「にしても意外だねぇ、死神嫌いの君がルキアちゃん救出に来るなんて、何か心境の変化でもあったの?」
「・・・別に、助ける死神があいつだって知ってたら来てなかった」
「あぁ、暗い話題になりそうな予感。話変えようぜ」
「・・・ホント、変わらねぇのな、あんた」
まぁ、変わる気がないからね!!
「それで、織姫ちゃんの居場所に心当たりは無いの?」
「そこに戻るのか・・・。居場所は分からない、けど僕が涅と戦う前に十一番隊の死神に預けた。心当たりといえるのはそれくらいだ」
「おおぅ、よりにもよって・・・」
十一番隊、自称護廷十三隊最強の隊。直接攻撃系の斬魄刀以外を軟弱扱いするというちょっとよくわからない隊風を持つ脳筋猿の集まりだ。ちなみに、初代隊長は卯の花隊長だったりする。
つまり卯の花隊長は脳筋猿・・・?
「何でそんなところに預けちゃうかなぁー」
「・・・仕方ないだろ、涅との戦いに巻き込むわけにもいかなかったんだから」
いや、それはそうだけどさぁ・・・。
「まっいいや、とりあえず十一番隊の隊舎行ってみるよ。君らがどうなろうと僕には関係ないけど織姫ちゃんに何かあったらかわいそうだからね!」
「清々しい程の屑だな・・・」
待っててね織姫ちゃん!!今僕が君を助けに行くよ!!!
「・・・以上の点からぁ!!精神的肉体的強制を受けて旅禍に従わざるを得ない状況にあったろ考えられぇ!!よってぇ!!卯の花四番隊長の寛大な御処置を期待するものでありまぁす!!!・・・以上が浮竹十三番隊長からの連行報こ「うるさい」グルゥぅぁぁぁああああ!!!?!」
織姫ちゃんを助けるために四番隊舎を飛び出したら変な髭が卯の花隊長に何か怒鳴ってた。全く浮竹隊長は部下の教育も碌にできないのかしら!!・・・何か卯の花隊長が美しいぶち切れスマイルでこっちを見てた気がするけど・・・まぁ気のせいでしょ!!
お?花太郎もいるじゃん、なんか詰められてやんの、ウケる。
「おっりひっめちゃーんどっこいっるのーー」
いつも通り歌いながら瀞霊廷を駆け抜ける。四番隊舎から十一番隊舎までは結構距離があるんだ、僕の瞬歩でも数分掛かる。何時もなら蛮族と関わらなくていいからありがたいんだけど今この瞬間にも織姫ちゃんがひどい目に合ってると思うと・・・、くっ!許せねぇぜ!十一番隊!!更木隊長がやられているうちに隊舎ごと消し飛ばしてやる!!!!
なーんて考えてたのがダメだったのかな?目的地、つまりは十一番隊舎の方からすごい勢いで霊圧が近付いてくるんだけど、更木隊長が近付いてくるんだけど!?というかもう直ぐそこにいるんだけど!!!?!?
「嘘です!!?!ごめんなさい!!?!?消し飛ばしたりしませんからぁぁあ!!!!」
・・・・・・・ぇ?どうやら見逃されたらしい、というか碌に視界にも入ってなかった気がする。・・・いやまぁそれは良いんだけどさ。・・・・今、更木隊長の背中にくっ付いてたの織姫ちゃんじゃない・・・・・・・?
え、何で?
【急募】蒲原喜助の抹殺方法