四番隊副隊長は夢を見ている   作:逆ギレ伯爵

4 / 4
乱菊さんって、良いよね・・・


真実はじっちゃんの名に懸けて

やぁ、僕は榊花霊司。尸魂界随一の追跡者(ストーカー)さ!女の子を追いかけることに関して僕の右に出る者はいない!!そんな僕は今更木隊長を追跡しているんだ、何でさ。

 

織姫ちゃんを背負った更木隊長を追いかけている、あの人旅禍にぶっ飛ばされたんじゃないの?何普通に走り回ってんのさ、これだから剣八はさぁ・・・。

というか今気づいたけど、ハゲとナルシストもいるじゃん、あれ?あいつらも旅禍にやられてたよね。もうやだ十一番隊。

 

「というかやっぱり四番隊舎向かってるよねこれ。えっなに、カチコミ?僕が治療と称して十一番隊士を滅多切りにしてたのバレた?殺されるの?僕」

 

えーー、どうしよう。織姫ちゃん助けたいけど、更木隊長に目ぇ付けられるのは嫌だしなぁ。・・・取り合えず追いかけるか、ヤバくなったら・・・、まぁどうにかなるでしょ。流石の十一番隊でもこんな非常時に味方である四番隊にカチコミなんか掛けないだろうし。いくら頭剣八といっても、一応隊長を任せられてるんだ。それくらいの分別はあるさ!!

 

 

 

はい、無かったです。思いっきりカチコまれました。何の躊躇いもなく四番隊舎ぶち壊して行きました。ついでとばかりに捕らえられていた旅禍も引き連れてね。何で止めなかったのかって?馬鹿言っちゃいけないよ、更木隊長を止めるっていうのは拘突(こうとつ)を止めるのと同じようなことだよ?要は不可能って事さ。僕みたいな平凡な副隊長は破壊された隊舎の前で呆然と立ち尽くすしかないのだよ。

 

「それでは、霊司。何か言い訳はありますか?」

「・・・ち、ちがう・・・!!・・・違うんだ!!僕じゃない!僕じゃないんだぁぁあ!!!!!」

 

ボク、ケンパチ、キライ。

 

 

 

「・・・朽木ルキアの処刑執行がまた早まりました。・・・・今日この後執行されます」

「そんな!待って下さい!!・・・・・・ルキアちゃんが・・・処刑されるんですか・・・?」

「・・・・はい?」

 

え、待って待って、聞いてないよ僕。何か現世でやらかして捕まってたのは知ってたけど・・・、処刑?マジで?そんなヤバいことやらかしてたの?ルキアちゃん。僕てっきりちょっとした謹慎くらいだと思ってたんだけど、だから皆あんなマジになって戦ってたんだ、知らんかった。

 

「貴方は・・・、本当にわたくしの話を聞いていないようですね。そんなにわたくしの話はつまらないですか?」

「いやぁ、えへへへへ。その、八千流ちゃんの声は好きですよ?ホントホント僕嘘つかない。ただ仕事の話になるとどうしても聞く気が起きないというかなんというか・・・・・、へへへへぇぁぁぁぁああああ!!!!!」

 

暴力の間隔短くない?全然話進まないんだけど。

 

「誰のせいですか、誰の」

 

 

 

 

「な、なんだって!?人間に死神の力を譲渡しただって!!!?その結果処刑が決まった!?・・・ルキアちゃん、何でそんなことを・・・」

「下らない猿芝居はやめて早く着いてきてくださいね、時間がないので」

 

今、僕たちは四番隊舎にある遺体安置所に向かっている。どうやら卯の花隊長は僕に藍染隊長の検死をさせたいらしい。珍しいこともあるもんだね、いつもはそういう真面目な、ふざけちゃいけない区画には絶対に僕を近づけさせないのに。何がそんなに引っかかってるんだろう?

 

「わたくしの方ですでに何度か検死は済ませています、ですが一つ確信が持てないことがあるのでそれを貴方に確認してほしいのです。貴方の斬魄刀、・・・産巣日神の力で」

「はーい、りょうかいでーす」

「・・・・・・」

「・・・イタッ!!なにすんのさ!!ちゃんと返事したじゃないですか!!」

「あら、失礼。それではわたくしは見ていますので検死をお願いしますね」

「いやいや、あら失礼。じゃなく「早くやりなさい」ハイッ」

 

怖いよ、卯の花隊長・・・。もっと優しくしてよぉ。

 

 

遺体安置所に入ると既に準備が整えられていた。部屋の真ん中には全裸の藍染隊長が横たわっておりその肉体には卯の花隊長が施したらしい検死の痕跡が見て取れる、結構グロい。

 

「はっはー、素晴らしい肉体だこって。・・・・・・・くっ、負けた・・・!」

「そろそろ怒りますよ?」

「はい!真面目にやります!」

 

卯の花隊長のマジ切れは嫌だからね、怖いというか嫌われそうで嫌だ。しょうがないから偶にはできる男ってところを見せちゃいますか。

 

「・・・鎖結(さけつ)魄睡(はくすい)共に摘出済み・・・破壊じゃない、僕の能力を知ってる?・・・心臓は完全に破壊されている・・・霊圧による抵抗の痕跡がない・・・?藍染隊長が抵抗を出来ないほど霊圧に差があった?或いは完全に油断していた・・・、旅禍の侵入を許したこの状況で・・・?・・・・他に外傷は無し・・・即死か・・・・・・・・・・。確かにこの死体何か変ですね。ちぐはぐだ」

「やはり貴方もそう思いますか・・・。では斬魄刀を」

「はぁ、しょうがないなぁ。・・・こんなのばっかりでごめんね?『産巣日神(むすひかみ)』」

 

斬魄刀を開放し眠る藍染隊長にその刀身を押し付ける。・・・霊子の構成・・・正常・・・。結合・・・可能・・・。・・・は・・・?

 

「・・・どうしました、霊司」

「多分・・・卯の花隊長の考えは当たってますよ。・・・確かに、これは急いだ方がいいですね」

 

 

 

 

そういうことね、中々性格の悪いことをするじゃないか。

 

 

 

 

 

「お主の願い通り・・・処刑が終わった暁には、旅禍どもを無傷で帰してやろう」

「・・・ありがとう・・・ございます・・・」

 

双極の丘でルキアちゃんの処刑が始まる、何度見ても嫌な光景だね。

 

「よく言うよ、生きて返す気なんかさらさらない癖に」

「・・・あれも総隊長なりの慈悲です。・・・(いず)()らぬ終焉ならば・・・せめて僅かでも迷い無く。・・・せめて僅かでも安らかに」

「そういうもんですかねぇ・・・」

 

僕からすると、それは慈悲深くなっているつもりなだけだと思うけれど・・・。

 

「双極を・・・解放せよ・・・」

 

ルキアちゃんの体が浮かび上がる、双極の一撃が周りに影響を及ぼさないよう磔架(たっか)へと罪人を運ぶ。毎度思うけど、どういう原理なのかねあれ。

 

ルキアちゃんの体が磔架(たっか)に固定されると同時に双極にも変化が起こる。矛からあふれ出る炎が形を変え火の鳥へと、燬鷇王(きこうおう)へと姿を変える。

 

「彼が罪人を貫くことで・・・極刑は終わる・・・」

 

燬鷇王(きこうおう)が罪人へとその巨体を進める。それはもう止められない、浅打百万本分に相当するその破壊力を止めることは不可能だ。普通の死神にはね?

 

 

 

 

 

「よう」

 

どうやらあのオレンジ髪の死神は、普通ではなかったらしい。

 

中々、・・・かっこいいじゃん。




うろ覚えすぎて時系列滅茶苦茶になってしまい申した。一護くんが半日で卍解会得したことになっちゃったけど・・・まぁ行けるか。主人公だもんね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

BLEACHの世界に転生したけど何故かステータス画面があるんだが(作者:最強主人公2)(原作:BLEACH)

気づいたら『BLEACH』の世界に転生していた神代朔。▼しかも、なぜか自分にしか見えないステータス画面まであるらしい。▼原作知識とステータスを頼りに、斬魄刀も持っていない状態から少しずつ強くなっていく。▼果たして朔は、この世界でどこまで強くなれるのか。▼これは、そんな少年の成長物語。


総合評価:77/評価:-.--/連載:1話/更新日時:2026年09月13日(日) 17:59 小説情報

双白の花(作者:心ここにあらず)(原作:BLEACH)

原作では悲しい別れになってしまった松本乱菊と市丸ギン…この2人の中にもう1人幼馴染が居たら…あの時乱菊を助けられたんじゃ…ギンが愛染を相手に1人で立ち向かわなくても良いんじゃないか。▼そう言う思いを書き詰めた作品です。オリ主モノで恋愛描写も有るかもです!苦手な人は回れ右です!またBLEACHの知識で知らないこともあるかと思います。どんどん指摘して無知な私めに…


総合評価:311/評価:9.25/連載:16話/更新日時:2026年07月30日(木) 07:16 小説情報

天を墜とす男(作者:ドクロ)(原作:ONE PIECE)

初めまして、ドクロと申します。原作開始より、10年ほど前から始めます。もちろん原作キャラも出ますが、しばらくはオリジナル展開です。それでも良い方のみ行ってらっしゃいませ。


総合評価:33/評価:-.--/連載:4話/更新日時:2026年08月25日(火) 04:57 小説情報

BLEACHの世界に転生した俺は、初代剣八になるらしい(作者:まいちー)(原作:BLEACH)

刀を愛しながら、本物の刀を振るうことなく死んだ男。▼平安の世に女――卯ノ花清子として転生し、再び生涯を終えた彼が次に目覚めたのは、尸魂界だった。▼そして気づく。▼自分は後に、初代剣八――卯ノ花八千流となる存在なのだと。▼原作の卯ノ花を超えるため、清子は一本の錆びた刀を手に剣を学び始める。▼やがて彼女は、天下にあるあらゆる剣術を求めて歩き出す。▼これは、一人の…


総合評価:1059/評価:7.76/連載:28話/更新日時:2026年09月16日(水) 19:02 小説情報

ONE PIECE 救済を求める神父(作者:ヴァンプッシュ)(原作:ONE PIECE)

ただただ、自己満足に描きたい。そんな感じでやって行きます。感想・意見もお待ちしてます


総合評価:1096/評価:7.95/連載:16話/更新日時:2026年09月08日(火) 23:49 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>