転生したので、地獄の轟家回避RTAやっていいですか? 作:もみじししゃも
今どうなってるかって?
中庭のどまんなかで氷漬けにされてます
エンデヴァーと一緒に
え、溶かしていい?駄目?
エンデヴァーの加◯臭から逃げたい、、、
「お二人とも、ほんとにちょっと落ち着いてください」
「なにを!?今すぐ個性を使うのを止めろ、冷!!」
「ならあなたも今すぐ炎を消しなさい!!!」
これまで多分一度も怒鳴ったことのない冷さんが怒鳴ってるのにちょっとビビったのかすぐに炎を消すエンデヴァー、始めからそうしとけよ、私はもう体温維持程度にしか個性使ってないぞ?
「、、、夜凪ちゃん、氷溶かして出てきていいわよ。炎司さんはまだ凍らせておくから」
「、、はーい、、、、」
怖い怖い怖い
とりあえず爆発的に炎の温度を上げて一気に氷を溶かす
当然、局所的にだからエンデヴァーの方にある氷までは溶けません
エンデヴァーざまぁ見ろ
「燈矢、冬美、夏雄、焦凍、あなたたちは夜凪ちゃんと一緒にリビングでお勉強してて」
「冷さんは?」
「ちょっと炎司と話をしなければならないわ」
「話がしたいならまずは氷を溶かさせろ!!!」
「あなたは少し黙ってください!!!炎を消さない限り延々に私も氷だしますから!!」
親喧嘩スタートってことかなぁ、、、
リビングへ戻る道すがら
「あ、そういや燈矢君にも私言わなきゃいけないこt」
「なんとなくわかった」
「ほんと?」
「ほんと」
「ほんとかなぁ、、、、」
わかってくれてるのかなぁ?あの燈矢君がそうすぐに心変わるわけ、、、
まぁインパクトはあっただろうけど、、、
「夜凪お姉ちゃん」
「なぁに焦凍君」
ちょっと遠い目をしてたら足元に焦凍君がくっついてきた
ヤバいかわいい、、、
「お父さんのふっ飛ばし方教えて!!」
うん、きらきら輝くお目々でなんてこと言ってるんだこの可愛い生物は
「ちょっと焦凍!もっと聞くことあるでしょぉ」
苦笑いしつつツッコミを入れる冬美ちゃん、夏雄くんもなんとも言えない顔してる
「とってもきれいだったから僕もやりたい!!」
「OK,いつでも教えてあげる」
「いや教えるなよ」
冷静なツッコミありがとう燈矢君
私がエンデヴァーを蹴り飛ばしたリビングに到着し、冷たいお茶を準備してくれる冬美ちゃん
リビングから見える親喧嘩(声は聞こえない)に苦笑いしてる
「めちゃくちゃ怒ってるね〜お母さん」
「俺、お母さんがあそこまで声出してるの見たことない」
「夜凪お姉ちゃん、火傷大丈夫?」
「心配ありがと焦凍君、自分で治せるから大丈夫だよ」
冷たいお茶片手にリビングの椅子に座って呑気に中庭観戦する轟4兄弟+私
肝座ってんなぁ
あと率先して隣に座りに来る焦凍君かわいい
多分家族以外の人ってのが珍しいんだろうなぁ
「あ、夜凪お姉ちゃん。服、、、」
「、、、あぁ、まぁ別にこのままでいいよ、替えはあるし〜」
「よくない!私のやつあげるから!ついてきて!!」
そんなぁ、、、ちょっと焦げた程d、、、あー、、、
ヘルスパイダーっぽい技で締め上げられたせいか、脇腹あたりの制服がしっかり焼けて穴開いてる
あ、背中も穴開いてるしスカートヤバいなこれ、、、
どうりでさっきから燈矢君がそっぽ向いてるわけだ、、、
「炎司さんが、ごめんなさいねほんと」
そう言いながらリビングに戻ってきた冷さん
なお、中庭では氷漬けから解放されたエンデヴァーが胡座かいて座ってる
あぁ、氷を溶かして服がびしょ濡れだから乾かしてるのかな?
「いえいえ、私が勝手に出しゃばっただけですから、、、」
わぁ、さっきまですごい喧嘩してた冷さんがすっごい笑顔で話しかけてくる〜
こわーい、うん、冗談抜きで怖い
「炎司さんには私からきつく言っておいたから、、、ほら見て、明らかしぼんでる」
「しぼんでるというか、、、縮んでるというか、、、」
「しぼんでるの」
「はいそうですしぼんでます、あのエンデヴァーがしぼんでます」
怖いってぇ、、、
というか、なんか急にしっかりしたなぁ冷さん
「なに、そんなに私の顔見て」
「人間って覚醒するんだなぁと」
「あなたのおかげで大事なことを思い出したわ、とても大事なことを」
「、、、例えば?」
「たとえ相方がヒーローだろうとも多忙だろうとも子どもの面倒は二人で見るものってこと」
うん、それはそう
まさかそんな初歩中の初歩までお忘れで?
「実家では女は家族に尽くせ、男に反抗するなって教えられてて、、、もっとちゃんと自分の頭で考えるべきだったわ」
、、、、氷叢家は潰すべきか???
男尊女卑にもほどがあるだろ、クズの集まりなのか、、、、?
まぁ美形の集まりではありそうだが、、、(異能解放軍の外典も確か氷叢家出身だったはず、、、)
「まぁ、あの人は諦めの悪い人だからそうすぐには変わらないだろうけど」
「あぁ、、、燈矢君ってエンデヴァーの血が濃いですね」
「そう?」
「諦めが悪いところが」
「ふふっ、、、確かに」
うん、やっぱ冷さんは美人だ
きれい、所作がきれい、笑ってても素晴らしく綺麗だ
「あら、そう言えば制服、、、」
「お母さん!私が服貸したよ!」
「冬美ちゃんが貸してくれました」
薄めのパーカーを借りました
ちょっとぼさついた髪まで直してくれました
さすが長女、しっかりしてる
私も前世では、、、というか一応今世でも長女だけどここまでしっかりはしてないぞ
「あのぉ、、、ちなみに今何時か知ってます?」
「、、、あら大変、もう18時だわ」
「我が家の門限、実は17時で、、、」
「は!?それまずいじゃん何で言わなかったんだよ夜凪!」
「私からふっかけっちゃったのに勝手に帰れるかっての!まぁ、、、多分私の母親の個性なら私の居場所ぐらいはわかってますよ」
すでに炎の羽根が中庭でひらひら飛んでるしなぁ
とか、思ってたその時だった
「私の娘を連れてったのはこの家かぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」
噂をすれば、私の母親が上から飛んできた
誘拐犯と勘違いされたのか、中庭で座ってたエンデヴァーが頭のてっぺん殴られたのはまぁ、、
御愛嬌、かな?
ざまー見ろ!!!
夜凪ママ
個性「炎翼」
炎の翼が出る、飛べる、翼から炎の羽根を射出できる、射出した羽根で人探しも可
本人曰く「なんかわかる、多分私のお母さんの個性「把握」が遺伝してるんだと思う」とのこと
なお、飛行速度はそこまででないらしい