遊戯王の世界に転生?! ってかこの人ペガサスさんじゃね?   作:記録担当者(暫定)

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王国編 第2話

 私は今、城の上にいる。

 

 ノルマを達成し、ペガサス城に一番乗りした私。しかし、最初の方は沢山いたデュエリストも散り散りになると探すのが大変だった。

 

 というか私の知ってる王国編とはすでにルールが違う。ペガサスさんが城の上から発表したルール。私の知っているルールと照らし合わせて考えると相違点なども含めてこうなる。

・生贄召喚はなし

・初期ライフポイント4000

・直接攻撃可能

・フィールドパワーソースなるものがない代わりに、フィールド魔法が最初から発動されている。

 

 うーん、この若干のルールの差異はどう原作に影響するのだろうか。

 

 とりあえず、ペガサスさんの部屋に行く。これが仕事。

 

「とりあえず、指定されたノルマは達成しました。ちゃんとスターチップも回収しています」

「よろしい。順調デース。霊(みたま)くんも今日は休みなサーイ」

「ありがとうございます」

 

 ペガサスさんに感謝を込めてお辞儀をし、「それでは失礼します」と言いながら部屋を出る。正直、心臓に悪い。

 

 与えられた自室に戻る。もう少し、島をさまよう予定だったので、食料も余ってしまった。もったいないので、晩ご飯にするとしよう。

 

 椅子に座り、壁と天井の境目を見ながら、デッキを取り出す。そして、デッキから1枚のカードを取り出す。これは「瞳の魔女モルガナ」のカード。モルガナイトカードとしても扱うカードだ。どう考えても今あっていいカードではないはず。そもそもこの頃にテーマデッキなんてトゥーンくらいしかなかったはず……なのだが。

 

 テーブルに自身のカードを広げる。うーん。やっぱりおかしい。一つのテーマデッキとして完成してしまっている。はあ、面倒事にならないといいのだが。

 

 私のデッキで、この世界におけるレアカードに該当しそうなのは「ブリザード・プリンセス」くらいだろうか? ブルーアイズが最高攻撃力な現段階において、攻撃力2800は魅力的な数値だろう。

 

 I2社経由で入手したカードに加え、普通にパックを剥いたり、カードショップ巡りをしたりして手に入れたカードたちだ。ハズレカードなどとは言われたくない。ある意味、運命に導かれて私の元に集まったカードとも捉えられる。というか、この世界ならそれくらいありそうだ。

 

 もしかして、私のデッキにもカードの精霊とかいちゃったりするのだろうかと考えたことはある。残念ながら今のところ見えない。

 

 この後の展開としては、城の前での遊戯対海馬。城入場後の海馬対ペガサス。そしてトーナメント。この間、私は何をしていればいいのだろうか。

 

 そういえば、闇のプレイヤーキラーさんはノルマ達成できなかったから帰ってきてないんだよな。うん。もしかして、元々のノルマ数が違うとか? あり得そう。あんなゴツい腕輪持ってないしな、私。

 

「霊くんには、遊戯ボーイと戦ってもらいます」

 

 翌日、ペガサスさんは、呼び出された私に向かってそう言った。はい? 決勝トーナメントの人数を変えた? 全くしらない話だ。というか実質楽できる枠が設けられてるし……。

 これは、無理矢理私と武藤遊戯を戦わせたいのか?

 

 まあ、決まってしまったことは仕方がないので今日は準備の日とする。

 

「遊戯ボーイ。厳正なるトーナメント調整の結果、ユーと彼には一戦多くデュエルしていただきマース」

 

 で、今この場にいる。デュエルフィールドの左右には私と武藤遊戯が立っている。

 

「武藤、遊戯君だよね。はじめまして、私、霊(みたま) 尊 (みこと)と申します」

「ああ、よろしく霊(みたま)」

 

 みたいな、やり取りを終えてデュエルが開始された。

 

「デュエル」

「デュエル、オレの先行、ドロー!」

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