ホグワーツに入学して早3年、身も毛もよだつ出来事があったが、私はなんとかやっていけている
生き残った少年、ハリーポッター。彼が入学するらしい。彼は英雄も英雄だ。しかし、私は彼に対しての好意を持てない。理由は簡単、ウザったらしい。もしも、私の友達が''ヴォルデモート"を倒したのであれば、私は立ち上がりながら拍手をしたはずだ。すばらしい、そう心の底から思えて言えたはずだ。
私は向けることの出来ない憎しみを誰かに共有せずに自分自身の中に閉じ込めた。そろそろだろうか、私は時間を確認する。あと10分ぐらい。はぁー、そう溜息をつき、私は組み分けの儀式を見届けるべきか迷う。何が楽しくて"マグル"がスリザリンに入る様やハッフルパフに入ることが確定した瞬間、自らを卑下する奴らを見なくてはいけない。
結局、参加することにした。純血を誇りに思っている奴らの近くには座らず、マグル……差別を受けている人々が座っている更に奥の端の端に座る。尻が椅子に触れるとドン、そんな音を立てて扉の開閉が行われる。
けたたましい歓声に心臓をバクンとさせる。その驚きを前の奴に悟られる。私は短い溜息をついたあと、ハリーポッターの番が来るまで適当に拍手をして時間を潰した。
そしてその時が来る。
「ポッター・ハリー!」呼ばれたハリーポッターは、ノソノソと歩いて座る。
ダンブルドアやスネイプ、マクゴナガルやハグリッド、全員の視点を独占している彼のターン。恐らく、グリフィンドールなんだろう。ヴォルデモートを倒すほどの正義の使者がスリザリンに来るとは到底思えなかった。
組み分け帽の口元がモゴモゴと動かなくなる。くる、そう思った瞬間、「グリフィンドール!!!」と高らかに宣言された。嗚呼、気持ち悪い。なんて気持ち悪いんだ。
ポケットに入っている杖を折るぐらい握る。
「くそっ!」
そう小声で、しかし憎しみを込めて言うべきではないことを言った。そのいつもは見せない私の姿にマグル生まれは目を見開いたあと、視界に入れないように努力している。私はそれが酷く腹立たしく感じ、舌打ちをしながら睨みつけ、右斜め前に「おい、お前」と荒っぽく言う。
「な、なに……、僕、君になんかした?」
「あぁ?……チッ、、ちげぇよ。その目を次向けたら殺す。」
マグル生まれの同級生はぶるっと体を小さく震わせたあと、わかった、と言い去った。まだ心は晴れなかったので、悪鯛をつきながら左を向くと、寮監がいた。移動の時間らしい。ふぁっきゅー!
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アーロ・フォーサイス
彼は皆から敬遠されている。理由は簡単、キレ症だからだ。何に不満を抱いているのかわからないが、常に舌打ちや蟹股で廊下の真ん中を闊歩している。それでも彼が虐められないのは親の威光や彼自身の強さにあった。
書きたかったから書いただけで、続きの展開はありません