強いて言えば....なんも思いつかねぇわ!
「平和だな~」と一人穏やかに呟く人がいた。
まぁ、頑張ったからねと思う。
この人がこう思うには理由がある。
元々世界は破滅の運命にあった。聖剣を担う勇者がその元凶を倒したからである。
じゃあ、この人はその勇者なのか?と聞かれると違う。
考えなくてもわかることだが、勇者は最初から勇者足りうるわけではない。
最初の一歩目があり、試練があり、挫折があり、絶望があり、喪失があり...そして成長して人々の言う勇者になっていく。
この人は、勇者にとって敵であり、絶望であり、何度もぶつかり合うライバルのようなものだ。勇者とぶつかり合うって何者?やなんで?となるが
「勇者が世界を救えるように、みんなを守れるようにするために何度も戦ったなぁ そのために、いっぱい悪いことしたなぁ」 ということである。
この人は世界が破滅の運命にあることを知っていた。いや、知らされた。この直接、世界の神から。
勇者と自分の友人や家族が悲惨な目に合うことを知った。
最初は半信半疑だった。だけど、知らされた日から何度も脳裏に浮かび上がる悲惨なみんなの姿。何度も夢に見た。何度か飛び起きて発狂した。
そんな中、友人が行方不明になった。
呼吸をすることを忘れた、嘘であれば気のせいであればどれほど良かったか。
夢に見た光景の中に、同じ状況のものがあった。友人の家族の絶望した嗚咽も、勇者になる人の怒りの瞳も...何もかも。 このままであれば、大切な友人が殺されてしまうことも、信じるしかなかった。信じた。 夢の記憶を頼りに、友人のもとに向かった。世界の破滅を企む教団がよくないものを降ろすための生贄に利用させるわけにはいかなかった。死んでほしくなかったから。生きていてほしいから。 元々、腕に覚えがあった。これでも過去に類を見ない潜在能力の持ち主と言われていたし。国内でも大会で上位に入れるほどの実力を持っている。
結果を言えば、誰よりも早く到着して助けることができた。同時に問題も発生した 。
勇者になる人は攻撃的な性格でもなければ、自ら武器を取るようなやつでもない。
このままでは、助かってよかった。で終わる。 今のままではマズいと思い、到着した人たちに気絶した友人見せびらかしながらをこう言った。
「遅かったな。もう手遅れだ。」と
みんな、意味が理解できていないという顔だった。当たり前だ。
そんな中、理解したのか一人突っ込んできた。勇者になる人だ。こいつは、攻撃的ではないが喧嘩が起きていたら間に入って仲裁して両方と仲良くなって帰ってくる奴だ。優しい奴だ。だから、ボコボコにした。笑いながら煽りながら悪者っぽく。
途中から、援護が入ってキツかった。
これで、勇者になる人は自分に怒り恨みで倒そうとしてくるようになった。
辛かった。悪者なんてやりたくない。吐いた。
こんな感じで、勇者になる人が勇者になった後も、助け悪を演じ戦ってギリギリ生き残るを繰り返した。
マジでやばかった。相手は勇者+聖剣+仲間だぞ?こっちはずっと一人じゃボケ
まぁ、色々失った。寿命とか五感とか体の一部とか...必要経費と思うことにした。ヨシッ!
信用・友人・家族...は大丈夫。生きて笑顔でいてくれるなら。
さて、なんで今こんな回想をしているかというと
今、俺隠居しているんだよね。名もない村でのほほんと生きて、村の子供達にちょっとした勉強を見るだけの平和で満たされる生き方してるのよ。平和っていいね!
さっきさ、知ってる顔が村の中歩いてたんよね!すげぇ思いつめた表情をしながら!なぜ!?...あ、目が合った。合っちゃった。こっち歩いてきたんだけど!?よく見ると泣いてる??オワタ/(^o^)\
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「......粗茶ですがどうぞ。」
気まず過ぎて死にそ^^
話を要約すると、俺と関係がある人たちが世界を救った・救われた報酬の一つとして俺のやってきたことを知ったんだとさ。
神様曰く、「あの子にはこれでも足りないでしょうが、これ以上は望まないでしょう」と
....スー、クーリングオフって出来ませんかね??出来ない?そうですか...
最初に助けた友人が、「気づけなくてごめんなさい。助けてもらったのに、あなたがいないとこの世界は....」と泣きながら言ってきたんですけどどうすりゃいいんですかね?
「みんな探してる。謝りたい。感謝を伝えたい。と言われても。今はここでの生活があるからさ」というとみんなの表情が曇る曇る。ここは平和な村のはずなんですがねぇ。地獄だこりゃ
「それにこの体だし。帰りの道に耐えられないと思う」 あぁ、みんなの表情が漆黒になっていく...こんなはずじゃなかったのに/(^o^)\
パッと見えるだけでも、片目・片腕欠損、体にすげぇ呪印、いたるところに傷跡だもね
片目・片腕欠損傷跡は君たちがつけたものもあるもんなぁ。そりゃ表情が漆黒になるわな!ガハハハ!
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ここまで!疲れた
あとがき(お試し)