「クリアしたことにして進める」チートを貰ったので破滅願望を満たそうと思う 作:降参コマンドがある同人ゲーは助かる
最後の一人に犯される。楽しかった時間もこれで終わり。さっさと殲滅して帰るとしよう……と思ったけれど、少し疲労感が強いからもうちょっとだけここに居てもいいか。仮眠だけとってから帰らせてもらおう。数日程度なら飲まず食わずでもなんとかなるし。
「はあ……俺が片付けしなきゃいけないのかこれ……」
おー、すまんな体液まみれで。別に最悪ほっといてくれてもいいけど。水魔法で綺麗に出来るし。
「……順番とかねぇんだし、もう何回か使うか?」
お♡やるじゃん君。一目見た時から仕事できそうだなって思ってたんだよな。……いかんいかん、今の俺は山賊に攫われ犯された哀れな旅の女……
「やぁ……もうやだ……ゆるしてよぉ……」
「あ!? 便器が口答えしてんじゃねぇよ!」
「ぉごっ♡!?」
腹を踏みつぶされるの、効くぅ……♡なんか変な地雷踏んじゃったみたい。下っ端としてストレス溜まってたのかな。思う存分私で解消してくれていいんだよ♡
「ご、ごめんなしゃい……♡るいなのここ、すきに使っていいですから、もうたたくのやぁ……♡」
「最初っからそうしてりゃいいんだ。素直に奉仕してりゃちょっとは可愛がってやるよ」
そのぐらいの熱意を持って最初から全員でかかってきて欲しかった。最悪手足の一本やニホン落としてくれてもいいし。生やせるから。一人相手で、しかも単調な腰振りだと流石に刺激が足りない。あー、なんかちょっと眠くなって……きた……
「──あれ?」
仮眠から目が覚めた……と目をこすろうとしたらジャラ……という金属音。音の原因は実に単純で、手枷で手が縛られている。あの、目痒いんすけど……
「お、起きたな? 少し待ってろ」
「あの……あ、行っちゃった」
多分力を籠めれば鎖程度引き千切れるんだが……うん、空気を読んでおこう。ふえぇ……これじゃ逃げられないよぉ……
なんて茶番は置いといて、再び山賊さん御一行とご対面だ。こいつら全員私の穴で穴兄弟になったんだよな……とか考えるとちょっと迫力が薄れる。大家族だなこいつら。
「気分はどうだ? お嬢さん」
ニヤニヤと山賊スマイルを浮かべてそんなことを聞いてきたのは山賊の頭さん。どう、と聞かれても正直困る。寝起きでちょっとだるい、とか答えていいのか?
「はっ、喋りたくもないか? 嫌われたもんだぜ」
そんな俺の沈黙をどう受け取ったのか、そう言葉が続いた。でも普通に考えたら犯されて疲れ果てて気絶──というか寝落ち──した人は起きてすぐは喋れないんじゃないか? なんなら顔見た瞬間また気絶するだろ。
「俺……私をどうするつもりですか? 殺しますか?」
「おいおい、そんな酷いことはしねぇさ。飯だってもちろん出してやるとも。ただ代わりに、俺達の性欲処理をすこーし手伝ってくれりゃあいい」
うーん、微妙な提案。適当に輪姦して、そのまま野晒しに捨てるぐらいのことしていいんだけどな。俺もあんまり長々と付き合う気は無いし。もうさっさと全員殺してしまおうか……と思ったところで。
「幸い、お嬢さんがちょっとばかし乗り気になってくれる薬もあることだしな」
「あ」
渡してたんだった……! 媚薬……!
一滴で処女が娼婦も顔負けの淫乱に変わる代物。まあ流石に謳い文句は大袈裟だが、それでも効果はしっかりとある。娼館で使うと出禁になるから注意。嬢の方から時間延長を申し出てくるからな。店のルールが壊れる。
「さて、飲ませてやろうじゃねぇか。遠慮すんな」
だから決して一瓶一気に飲むものでは無いのである。ちょっと待って欲しい、流石にそれは試したことないから。あっ♡あっ♡マゾメスの本能が受け入れちゃう♡こんなの飲んだら頭ぱーになっちゃうのに♡
「んく……は……ぁ?」
嚥下した瞬間から身体あっつ……! というか下腹部の疼きがヤバ過ぎる。なんでもいいから早く入れて欲しい。うー……! 今すぐ指でかき回したいのに手枷が邪魔すぎる……もういっそぶっ壊して……
「まさかこれ全部潮か? 小便漏らしたのかと思ったぜ」
「知らないぃ……! 何でもいいから早くぅ……!」
「そう慌てんな……ほら、ここにあるから自分で入れろ」
難しいことを要求してくるな……! 手を使わずに下半身の動きだけで挿入……普通に難易度高いってのに、こっちは理性が限界なんだよ……!
「んっ♡滑って……♡く……この……!」
傍から見たらかなり間抜けな光景だと思う。お尻を突き上げながらなんとか下の口で咥え込もうと左右にふりふりしてるわけだからな。まあ今はそんなのどうでもよくて。
「あ、はいっ……た……あ♡……ぁ?」
自分の身体から出た液体がなんなのかもはや分からん。もう気持ちいいとかそんなことを感じる余裕すら無くて、ただ疼きを収めるためにひたすら奥をほじってもらうことしかできなくて──
再び気を失って、気が付いたら山賊頭の首を持ってた。あれ? 俺また何かやっちゃいました?
「……うわ、周りも死屍累々……誰か起きてる……というか生きてるか?」
媚薬ってこんな切り替わるように効果切れるんだな。というか効果中のこと覚えてないだけか? 酔っぱらって寝落ちしたら起きた時には酔いは無い、みたいな。二日酔いとかなくてよかった……
パッと見た感じ死んでる……いや、俺が殺したのは頭だけっぽい。多分俺が絞り過ぎて干からびてるんだな他のコヤツらは。男として情けないぜ。
「まあ俺が悪いしな……『治癒』『気功』『回復』」
これが間違って殺した無辜の民とかなら蘇生もしてやるんだが。仮に10:0で俺が悪かったとしても賊の頭なんかやってるやつは死んでた方が世の為だろう。俺は悪くない。
「お、一人起きたな。おいおま──」
「ひぃ! おー……オーガ!!」
「おん?」
事情聴取してみれば、丸一日乱パをしていた俺が、最終的に前立腺刺激首絞めックスで無理矢理体液を搾り取ろうとした末の事故で殺してしまった、というのが真相らしい。俺は一体何をしているんですか?
「か、頭の首が……ミチミチってゆっくり千切れて……悲鳴が耳から消えねぇ……!」
「是非もないネ」
まあ後腐れなくするためにはこのまま賊を皆殺しにするのが一番だとは思う。どうせ社会のゴミだし。だが、しかし。
「くそ……せめて苦しまずに殺してくれ……やっぱり嫌だ! 助けてくれ!!」
「えー……あー……」
ちょっとだけ情が湧かなくもない。俺が媚薬にやられてた間ご飯とか飲み物とか提供してくれてたらしいし。まあ全部トッピングに体液がかかってたらしいけど。なんでそんな最高の事をしてもらったのに俺は覚えてないんですか?
「うー……一宿一飯の恩……!」
聞けばこいつらの賊活動はあの頭が一人で取りまとめていたそうで、この一般賊だけじゃ盗品を売るルートもなく、なんならどこで待ち伏せするべきかなども分からないという有様で。俺が見捨てりゃ遠からず全員餓死するだろう。
「よしお前ら……今日から俺が頭になる……! 良い暮らしがしたけりゃついて来い!」
とはいえこれは流石に、勢いで生き過ぎたかもしれない。
「姉御! 今日のやつらは宝石商でした! 見てくださいこれ!」
「おー偉いぞ。大きさと色でざっくり分けといてくれ。俺は知り合いに手紙を書く」
「そんじゃあ俺紙とか取ってきます! 姉御は座っててください! ……身重なんですから」
「やー、もう出産も慣れたし平気……分かったって」
生命探知の応用で待ち伏せはいとも容易くできたし、盗品ルートは友人に伝手があった。一度結果を見せてやればコイツらの信用を得るのはあっという間で、今では全員が忠誠を誓ってくれている。穴兄弟だしな、コイツら。
「姉御! 食い詰めた奴らが俺達の仲間になりたいって言って来やした!」
「最近多いな……災害の前触れかなんかか? とりあえず俺が代表として……分かったよ、連れてきてくれ」
問題はちょっとだけ忠誠心が強すぎることで、今も孕んでいる俺の身体を気遣ってくれている。誰の子供かも分からんのによくやるぜ。まあ全員の子供、みたいな感覚なんだろう。ちなみに今は第4子だ。
「なあー、そろそろ誰か相手してくれよー。いい加減身体を持て余してるんだけど」
「ダメです。安定期に入るまで待ってください」
「お前山賊の癖になんでそんなこと知ってるんだよ。いいじゃんかよぉ、死ぬほど好きだろ? 俺の身体」
「それはそうですけど……」
「分かった、わかったよ、じゃあほら、こっちだけでいいから」
指で輪っかを作って、口の傍で前後に動かす。意図は容易く伝わったらしく、俺は今晩の予定を手に入れた。
……なーんか人生の選択をどこかで間違えた気が凄くするのだけど、まあこれはこれで一つの人生……か……?
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