読み切り版「超かぐや姫! 「灰色の夢と切なき空」」 作:サイトーサイト
原作:超かぐや姫!
タグ:R-15 オリ主 アンチ・ヘイト クロスオーバー 超かぐや姫! 仮面ライダーファイズ オリ主 読み切りなので 本確執筆は後の後
今は昔......ではなく 少しだけ 未来のお話 この物語は 「夢を失った青年」と「夢に向けて走り出した少女」の ちょっぴり暗めな ハッピーの物語......
復活上映された 「超かぐや姫!」に 泣いて 衝動的に書き始めた1作、読み切りなので 本格的な執筆は もっと先の話かもですが 気長にお待ちください。
?「......はぁ......」
俺の名前は「乾巧」、元高校生 現在は無職で病気持ち。
中学生の時、病院から 「心臓病」の発症と 「余命30歳」と言われ、生きる夢を失った......そこからは自暴自棄になった 幼なじみの「酒寄彩葉」には何も言わずに引っ越して 別の高校に、しかし 馴染めずそのまま退学、やりたいことも、目指す場所もない。ただ息をしているだけの、灰色の日常。「生きる」という夢を失った俺にとって、落ち着ける居場所がなかった。
巧「……帰るか。帰ったところで、何があるわけでもないけどな」
重い腰を上げ、荷物を持ち帰ろうと帰路に着いている途中、ふと「スマコン」が 何かの情報を受け取って 俺の前に提示した。
巧「......あいつからか」
いつも、俺の情報をどっからか仕入れて 「毎回連絡してくる妖精」からのメッセージだった......あいつどっから聞いてんだ? と思いつつ、そのメッセージの入った手紙を開く動作をする その手紙から音声が入った。
『やおよろ〜! たっくん元気だったかな? 私もちょ〜元気だったよ〜! でも、ココ最近 ツクヨミにたっくん来ていないから ヤチヨの涙は雨あられです(ヨヨヨ〜......)でも たっくんが来てくれたら ヤチヨは 感謝!感激!雨アラモード!なのです! なのでぜひぜひ ツクヨミに遊びに来てね! ヤチヨも全力で待ってるからね!』
と お馴染みの構文が 立ち並んでいた。
巧「......たくっ いつもながら うるせぇ妖精だな......」
御託を取りつつ 俺は手紙をストレージにしまい込み、歩き出した......
巧「......こいつとの出会いも ヤチヨと同じか......」
そう言って 「ファイズフォン」を取り出す。 こいつとは 長年の友と呼べる存在だ。 ちょうど3年前、ヤチヨが考案した大会「Φ祭」と呼ばれた大会に 参加して優勝した時に こいつと
巧「.......あの時は、まだ何かに熱くなれるだけのエネルギーが残ってたんだな」
かつて勝ち取った特別なアバター......「
巧(......俺には関係ない......俺は......)
俺は後13年という短い年月を過ごした後、死ぬ そんな俺を たくさんの人に看取られるのは 御免こうむる と俺はファイズフォンをポケットに突っ込んだ。
巧「............ツクヨミ、か」
ヤチヨが言っていた場所。
巧「............行くか。」
俺は ツクヨミ向かおうと思いながら 歩き出し、自宅へと帰宅した。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
巧「ただいま......」
ガチャリ と 自宅を開く そこは静かな空間が支配していて、誰もいないことを物語っている。
巧「......はぁ......まぁ いつもの事だが 」
荷物を置き、そのままベッドに寝転がる。
巧「......ツクヨミ......久しぶりに行くな......」
目を瞑り、ツクヨミにダイブする......視界がデジタルな光に包まれ、次の瞬間には、和風の情緒と近未来的なネオンが融合した美しい街並みが広がっていた。
?「......やっぱり慣れねぇな......この景色......」
俺は 今のアバター 「ウルフ」の体を動かす、拳を握り 開きを繰り返し 手を馴染ませる......そして そのまま歩き出す。
ウルフ「......街は......変わってねぇのか? これ......」
街並みそのものは 変わっているのか 変わっていないのか 分からないものとなっている......しかし 永久不滅な光は健在のようで 常に俺を照らしている。
ウルフ「......フッ......」
俺が笑みを零すと
?「おやおや〜? そこに居たのは たっくんかな〜?」
ウルフ「ッ!!」バッ!
俺はその場から飛びのいて、構えを取る......が すぐに解いて 少し怒りを露わにした。
ウルフ「てめっ......「ヤチヨ」!! 毎回毎回 俺の背後をとんのやめろ!!」
俺は目の前の「管理人」......「月見ヤチヨ」に対して説教をかました。 ヤチヨは可愛げのある笑いで誤魔化した。
ヤチヨ「ありゃ? そうだったかな? 私てっきり たっくんが 背後を取るのが好きなのかと......」
ウルフ「ざけんな! こっちは嫌いなんだよ!」
そんな 喧嘩を続けていたら 突然ヤチヨの目が変わった。
ヤチヨ「......ごめんたっくん、「KASSEN」エリアに バグが起こっちゃった。」
ウルフ「ッ............」
バグ、最近ツクヨミで発生する謎の現象 そのバグに攻撃されたプレイヤーたちは 1週間のツクヨミへのダイブができない というある意味アカBANを食らうというものが起こってしまう。
ヤチヨ「最近多いんだよね.......こういうバグ行為......たっくんお願い......戦って、「
ウルフ「......くそっ......帰ってきて早々にこれかよ......」
俺はインベントリから ファイズフォンを取り出すと同時に 「アタッシュケース」も取り出した。
ウルフ「......行ってくる......」
ヤチヨ「......気をつけてね......」
ヤチヨからの言葉を静かに受け取り、そのまま走り出した。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「KASSENエリア」......ここは普段なら KASSENプレイヤーが殺伐と そして 楽しそうにする場所であったが 今では 「阿鼻叫喚」という言葉が多く散見する。
ウルフ「......くそっ......ここまでも......あ?」
多くのプレイヤーが バグに立ち向かう瞬間を目撃する中、俺は 「あるプレイヤー達」を見た......それは......似ているだけかもしれない......俺の勘違いかもしれない......でも、「幼なじみの顔」が見えた......
ウルフ「...........「彩葉」.......,?」
黒髪のショートヘア 狐耳を揺らし、 キーボードのような剣を持って走る姿を見た......その隣には 金髪ロングの少女がいて 彩葉の隣を走ってハンマーを振るっていた......が バグの猛攻にあっさりと負け、このままでは......というところまで迫っていた。
ウルフ「っち! まずい!」
走りながら アタッシュケースを開き、「銀色のバックル」を腰に取り付け、ファイズフォンを取り出した。
ウルフ「......守ってやる......夢を!」
━━━━━━━SIDE OUT━━━━━━━
━━━━━━━彩P SIDE━━━━━━━
私の名前は「酒寄彩葉」、17歳 高校生 病気......というより 口内炎とか多数
私には 昔 幼なじみがいた......「乾巧」、彼は私の前から消えた......死んだとかではなく 「勝手に引っ越した」からだから......でも それにしたって私に言うべきことあったで......ってごめん、話逸れちゃった......コホン その後私も一人で暮らして、バイトして 学校行って......まぁ そんなある日に 「ゲーミンク電柱」......が 私の前に現れて そこに赤子があって なんやかんやでお世話をして言ったら......ギャルが生まれた そんな「かぐや」に 「KASSEN」を教え「KASSEN場」に来たら......バグが起こってるなんて......!?
彩「ふっ!」シャンッ......ザババババッ!
私のブーメランで敵を倒しても また次の敵が増殖してゆく......
かぐや「うぇ〜!? こんなのズルじゃ〜ん!?」
かぐやは軽く考えてるけど 私からすれば死活問題なんだよ!? ヤチヨのライブが近いのにこんな所でBANを食らったら......
彩(......死ねる......確実に......!)
バイトの合間に聞くヤチヨの質問コーナーが聞けないのは 死ぬ! 確実に!!
彩「だから......!」ガシャンッ!
彩「ッ!?」 かぐや「うぉっ!? まぶしっ!?」
突然どこかからの赤い光に 私は目を瞑る......そして開くと......そこには......
?「............」
体には 流線的な「赤色のライン」が光り輝き、漆黒のアンダースーツに銀色の鎧を纏い、複眼が黄色い閃光を浴びせる......「Φ祭」優勝者にして 「ヤチヨに匹敵する戦闘能力持ち」の............
彩「...........
......
補足
巧のアバターの「ウルフ」は イメージとして「ウルフオルフェノク」の姿を想像してください。