崩壊世界のRe:ワールド~器と銀と黒の物語~   作:クロネコアラ

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 やべぇ、プロットのストックが無くなりそう!指がとまらねぇ!


修正版に変えました。


第7話-奇妙な少年-

 

「それで、お前は何者なんだ?」

 クロバ・ユウトは境内の端へ腰を下ろし、レイジを正面から見据えた。

 先ほどまで刀を握っていた時ほど鋭くはない。それでも、曖昧な答えで誤魔化せる雰囲気ではなかった。

「何者って言われても……俺にも分からないんだ」

「分からない?」

「覚えてない。名前も、家族も、どこに住んでたのかも」

 ユウトが眉を寄せる。

「でも、レイジって名乗っただろ」

「その名前は、レイヴェルにつけてもらった」

「見えない方か?」

「見えない方って言うでない!」

 レイヴェルが憤慨するが、当然ユウトには届いていない。

「怒ってる」

「何が?」

「見えない方って呼ぶなって」

「聞こえないんだから仕方ないだろ」

「それもそうだな」

「納得するでない!」

 頭の横で響く怒声に、レイジは片耳を押さえた。

 その様子を見たユウトが、半信半疑のままフィーネへ目を向ける。

「本当にいるのか、そのレイヴェルって奴」

『存在を確認しています』

「フィーネには見えるのか?」

『はい。正確には、マスターの内部に存在する高密度の魂魄反応と、その外部投影像を観測しています』

「……全然分からない」

「俺も最初は分からなかった」

「今は分かるのか?」

「少しだけ」

「ほとんど分かってない顔だな」

「失礼だな」

 ユウトは短く息を吐いた。

「記憶がないって話は、治療施設の人も知ってるのか?」

「うん。身体を調べれば何か分かるかもしれないって言われた」

「なら、勝手にいなくならない方がいい。探されるぞ」

「勝手には出てないよ。受付には散歩するって伝えてある」

「昼までに戻る約束は?」

「した」

「じゃあ、そろそろ帰らないとまずいだろ」

 太陽の位置を確認したユウトが立ち上がる。

「送る」

「一人で戻れるって」

「その顔色で長い石段を下りるつもりか?」

「来る時は上れた」

「上れたことと、無理をしていいことは別だ」

 言い切ると、ユウトは境内の隅に置いてあった荷物を肩へ掛けた。刀は鞘ごと腰へ戻す。

「ほれ。素直に送られておけ」

「レイヴェルまで」

「我はおぬしが石段から転げ落ちる姿など見たくないのでな」

『わたしもクロバ・ユウトの提案に賛成します』

「分かったよ。二人して言わなくても」

「二人?」

「フィーネとレイヴェル」

「……これから、その区別も覚えないといけないのか?」

「覚えるつもりなんだ」

「治療施設まで送る間だけだ!」

 ユウトはそう言って、先に石段へ向かった。

 その耳が僅かに赤くなっていることに、レイジは気づかなかった。

           ◇

 石段を下りる途中、レイジは何度か足を止めた。

「休むか?」

「大丈夫。景色を見てただけ」

 木々の隙間から、鳴海沢の町が見える。

 青白い光の走る建物。谷間を縫う道路。僅かに浮きながら行き交う車両。

 遠くから眺めれば、そのすべてが一つの町として穏やかにまとまっていた。

「変わった町か?」

「うん。俺が覚えてる景色とは、全然違う」

「記憶はないんじゃなかったのか?」

「自分のことは思い出せない。でも、物の名前とか、昔見た景色の一部は残ってるみたいなんだ」

「よく分からない忘れ方だな」

「俺にも分からない」

 ユウトはそれ以上問い詰めなかった。

 再び歩き始め、今度はレイジの少し前をゆっくり進む。足元の悪い場所へ差しかかるたび、何も言わずに速度を落としていた。

「ユウトは、いつもあそこで刀を振ってるのか?」

「鳴海沢にいる間はな」

「ずっと、この町に住んでるわけじゃない?」

「普段は別の町に住んでる。今は祖父ちゃんと祖母ちゃんの家に預けられてるんだ」

「預けられてる?」

「母さんが仕事で長く家を空けてる。妹も一緒に来てる」

「妹がいるのか」

「十歳。名前はユウカ」

「ユウトとユウカ」

「似てるだろ」

「呼び間違えそう」

「間違えるなよ」

「まだ会ってもないのに?」

「……そうだった」

 ユウトが気まずそうに前を向く。

「母親は、どんな仕事をしてるんだ?」

「特殊部隊の隊長。魔獣災害や危険区域の救助任務に出ることが多い」

「強いのか?」

「強い。今の俺じゃ、一度も勝てない」

 悔しそうに言いながらも、その横顔には隠しきれない誇らしさがあった。

「ユウトが使ってた剣も、母親に教わったのか?」

「ああ。黒羽一刀流。クロバ家に伝わる剣術だ」

「だから、あんなに速かったんだ」

「まだ遅い」

「あれで?」

「母さんの剣は、見えない」

 レイジは先ほどの銀閃を思い出した。自分には、ユウトが刀を抜いた瞬間すら見えなかった。

 それよりも速い剣。

「見てみたいな」

「やめておけ。初めて見ると、たぶん自信をなくす」

「俺は剣を使ったこともないから、なくす自信もないよ」

「それはそれでどうなんだ」

 二人は顔を見合わせ、どちらからともなく笑った。

           ◇

 治療施設へ戻ると、受付係が安堵したように立ち上がった。

「レイジさん。戻ってこられたんですね」

「遅くなって、ごめんなさい」

「昼食には少し遅れましたが、無事なら大丈夫です。具合は悪くありませんか?」

「平気です」

「石段を上ったせいで、少し疲れてると思います」

 隣からユウトが付け加える。

「あなたは?」

「クロバ・ユウトです。神社で会いました」

「神社まで行ったんですか?」

 受付係の視線がレイジへ向く。

「散策区域からは出てません」

「そういう問題ではありません。まだ療養中なんですよ」

「……ごめんなさい」

「まあまあ。その辺にしてやってくれ」

 奥から声がした。

 振り向くと、管理局への報告を終えたらしいダリオが歩いてくるところだった。

「戻ってきたなら、それでいい。約束どおり受付にも伝えていたんだろう?」

「うん」

「次からは、もう少し近場にしておけ」

「次も外へ出すつもりですか?」

 受付係が呆れたように尋ねる。

「止めても、別の場所へ行きそうな顔をしている」

「それ、どういう意味?」

「自覚がないなら気にするな」

 ダリオはユウトへ向き直った。

「送ってくれたのか。助かった」

「いえ。途中で倒れられても困るので」

「そうか」

 ダリオが僅かに笑う。

「レイジ。診察を受けたら昼食にしろ。君の分は残してもらっている」

「分かった」

 レイジはユウトを見る。

「今日は、ありがとう」

「別に。送ってきただけだ」

「また神社へ行ってもいい?」

「今度は医者に確認してからにしろ」

「確認したら、行ってもいいんだな」

「……好きにしろ」

 ユウトは顔を背けた。

「じゃあ、またな」

「ああ」

 短い返事を残し、ユウトは治療施設を出ていった。

 その背中を見送りながら、レイジは胸の中に奇妙な温かさが残っていることに気づいた。

 この世界へ来てから、初めてできた同年代の知り合い。

 それだけのはずなのに、明日もう一度会えることが、少し楽しみになっていた。

           ◇

 翌朝。

 ユウトはいつもより早く目を覚ました。

 祖父母の家の客間。その隣から、規則正しい寝息が聞こえている。

 襖を少しだけ開けると、布団の中でユウカが眠っていた。枕元には小さな端末が置かれ、布団から出た手首には、ピンク色のお守りが結ばれている。

 兄の気配に気づいたのか、ユウカが薄く目を開けた。

「……お兄ちゃん?」

「悪い。起こしたか」

「また神社?」

「ああ」

「毎日よく飽きないね」

「お前が寝すぎなんだよ」

「まだ朝だもん……」

 ユウカは布団を頭まで引き上げた。

「お昼までには帰ってきてね。お祖母ちゃんが、一緒にご飯食べるって」

「分かってる」

「昨日、遅かったけど何してたの?」

「……怪我人を送ってた」

「誰?」

「知らない奴」

「知らない人を送ったの?」

「いろいろあったんだよ」

「ふうん……」

 眠そうな返事のあと、ユウカは再び目を閉じた。

 ユウトは静かに襖を閉める。

 知らない奴。

 確かに昨日会ったばかりだ。

 それなのに、神社へ向かう足はいつもより僅かに速かった。

           ◇

 石段を上り、鳥居をくぐる。

 境内には誰もいなかった。

「……来てないか」

 何を期待していたのだろう。

 レイジは治療を受けたばかりだ。昨日の今日で、また長い石段を上ってくるはずがない。

 そう思い直し、ユウトは荷物を置いた。

 呼吸を整える。

 柄へ手を掛ける。

「——ふっ!」

 抜刀。

 一閃。

 納刀。

 ——カチン。

「まだ遅いな」

「あれで遅いのか?」

「っ!?」

 ユウトが振り返る。

 鳥居の柱の陰から、レイジが顔を出した。

「お前、いつからいた!」

「今来たところ。声をかけたら邪魔になると思って」

「昨日は勝手に声を漏らしたくせに」

「今日は気をつけた」

「一日で妙な成長をするな」

 文句を言いながらも、ユウトは自分の口元が緩むのを感じていた。

「もう外を歩いていいのか?」

「診察を受けた。激しい運動をしなければ大丈夫だって」

「なら、石段を一気に上ってくるな。息が切れてるぞ」

「一気に上ったって、どうして分かった?」

「見れば分かる」

 レイジは乱れた呼吸を整えながら、境内の端へ座った。

「今日は見てるだけにする」

「何を?」

「ユウトの修行」

「面白いものじゃないぞ」

「俺には面白い」

 真っ直ぐ言われ、ユウトは返す言葉を失った。

「……勝手にしろ」

 再び刀へ手を掛ける。

 背中へレイジの視線を感じる。普段一人で修行している時とは、妙に調子が違った。

「——ふっ!」

 一閃。

 納刀。

「今の、昨日より速かった」

「分かるのか?」

「なんとなく」

「なんとなくかよ」

「じゃが、踏み込みで上体が僅かに浮いたな」

 レイヴェルが腕を組んで評する。

「レイヴェルが、踏み込みで身体が浮いたって」

「剣を使ったことがない奴に言われたくない」

「言ったのは俺じゃない」

「見えない奴から注意されても直しようがないだろ!」

「では、もう一度振らせよ。我が見てやる」

「もう一回やってだって」

「なんで俺が従う流れになってるんだよ!」

 そう言いながらも、ユウトは再び構えた。

 次の一閃では、踏み込みを意識する。

「今度は?」

「先ほどよりよい。じゃが、肩へ力が入りすぎじゃ」

「肩に力が入りすぎ」

「お前は伝言板か!」

「俺だって好きでやってるわけじゃない!」

「なら伝えるな!」

「レイヴェルがうるさいんだよ!」

「誰がうるさいじゃ!」

 静かだった境内に、三人分の声が響く。

 もっとも、ユウトに聞こえているのはレイジの声だけだった。

           ◇

 三日が過ぎた。

 レイジは毎朝、神社へ姿を見せた。

 初日は座って見ているだけだった。

 二日目には、落ちていた枝を刀に見立てて、ユウトの構えを真似し始めた。

 三日目。

「違う。腕だけで振るな」

「振ってない」

「振ってる。腰を使え」

「こう?」

「それだと身体ごと回ってる!」

「細かいな!」

「剣術なんだから細かくて当然だ!」

 いつの間にか、ユウトがレイジへ剣の基礎を教えるようになっていた。

 本物の刀を持たせるわけにはいかないため、使うのは境内の物置で見つけた古い木刀だ。

 レイジは構えすら知らなかった。それでも、一度教えた足運びをすぐに覚え、二度目にはユウトの動きを不格好ながら再現してみせる。

「お前、本当に剣を使ったことがないのか?」

「覚えてる限りは」

「それで、なんで一度見ただけで真似できるんだよ」

「ユウトの教え方がいいから?」

「疑問形で褒めるな」

「照れておるぞ」

「レイヴェルが照れてるって」

「余計なことを伝えるな!」

 木刀がレイジの頭へ軽く落ちた。

「痛っ!」

「修行中に余所見するな」

「今の絶対、照れ隠しだろ!」

「もう一本追加な」

「横暴だ!」

 フィーネは石灯籠の上へ腰掛け、二人のやり取りを記録している。

『マスターの反応速度に、僅かな向上を確認しました』

「本当?」

『はい。ただし、クロバ・ユウトとの差は依然として大きいです』

「そこまで言わなくてもいいだろ」

「事実じゃな」

「レイヴェルまで!」

 ユウトは笑いを堪えきれず、顔を背けた。

           ◇

 その日の昼過ぎ。

 稽古を終えたレイジは、境内の軒下で膝を抱えていた。

「どうした?」

 ユウトが水筒を差し出す。

「治療施設、今日で出ることになった」

「もう治ったのか?」

「身体は問題ないって。でも、ずっと患者でもない俺を泊めておくわけにはいかないから」

「管理局は?」

「身元登録をすれば、保護施設や仕事も紹介できるって言われた」

「なら、それでいいだろ」

 レイジはすぐに答えなかった。

 フィーネが端末の中で沈黙している。レイヴェルも、珍しく口を挟まない。

「……今の俺は、自分が何者なのかも分からない」

「それは聞いた」

「身体の中にはレイヴェルがいて、フィーネのこともある。研究所や、壊れた船のことだって、まだ何も調べられてない」

 ユウトには、世界と次元の狭間から来たことまでは話していない。

 信じてもらえるかどうか以前に、どこまで話してよいのか、レイジ自身にも判断できなかった。

「管理局が嫌なわけじゃない。でも、何も分からないまま全部を預けるのは、少し怖いんだ」

「だからって、行く場所はあるのか?」

「ない」

「即答するな」

「町の外で寝られそうな場所を探す」

「馬鹿か!」

 ユウトの声が境内へ響いた。

「昨日まで治療施設にいた奴が、野宿できるわけないだろ!」

「じゃあ、どうすればいいんだよ」

「それは……」

 ユウトは言葉を詰まらせ、境内の奥へ目を向けた。

 本殿の裏手には、小さな建物がある。

 かつて神社を管理していた者が使っていた控え所だ。今は祭具や掃除道具が置かれているだけで、普段使う者はいない。

「……あそこ」

「え?」

「裏に古い控え所がある。雨風くらいは防げる」

「使っていいのか?」

「本当は駄目だ」

「駄目なんじゃないか」

「だから、少しの間だけだ!」

 ユウトは念を押すように指を突きつけた。

「管理局へ相談するか、ほかの場所を見つけるまで。それと、火は勝手に使うな。境内を汚すな。町の人に見つかったら、俺は何も知らない」

「最後だけ無責任じゃない?」

「お前を泊める許可なんて、俺にはないんだよ!」

「なら、どうして教えてくれるんだ?」

「野宿して倒れられる方が寝覚めが悪いからだ」

 レイジはユウトを見つめた。

「何だよ」

「ありがとう」

「…………」

「助かる」

「礼は、ちゃんと次の場所を見つけてからにしろ」

 ユウトは顔を背けた。

「あと、食べ物は?」

「少しだけ保存食をもらった」

「それだけじゃ足りないだろ」

「足りなくなったら考える」

「絶対何も考えてない奴の台詞だな」

「失礼だな」

「明日、余ってる食べ物を持ってくる」

「いいのか?」

「祖母ちゃんが、いつも作りすぎるんだよ」

「ユウトの分が減るんじゃない?」

「お前が心配することじゃない」

 レイジが小さく笑う。

「やっぱり、面倒見がいいな」

「うるさい」

 こうしてレイジは、神社の小さな控え所を、一時的な寝床にすることになった。

 ユウトとレイジだけの秘密。

 少なくとも、その時のユウトはそう思っていた。

           ◇

 それから、一週間が過ぎた。

「レイジ! 右足が前に出すぎだ!」

「分かってる!」

「分かってないから言ってる!」

 ——カァン!

 木刀と木刀がぶつかる。

 次の瞬間、レイジの身体が境内の土の上を転がった。

「いってぇ……!」

「十三回目」

「数えるなよ!」

「同じところを狙われすぎなんだ」

「次は避ける!」

「十二回目にも聞いた」

「今度こそ本当だから!」

「根拠は?」

「勘!」

「一番信用できないやつだろ」

 口では言い合いながら、ユウトは自然に手を差し出していた。

 レイジも当たり前のようにその手を取り、立ち上がる。

 出会って、まだ一週間。

 けれど二人の間からは、初日にあった警戒も遠慮も、ほとんど消えていた。

 朝になればユウトが神社へ来る。

 レイジは控え所から出てきて、二人で木刀を振る。

 稽古が終われば、ユウトが持ってきた食事を分け合い、くだらないことで言い争う。

 時にはユウカや祖父母の話を聞き、時にはレイジが狭間の施設で見たものを、話せる範囲で語った。

「もう一回!」

「少し休め」

「次は勝てる気がする!」

「昨日からずっと言ってるぞ、それ」

「今日は本当に勝てる!」

「じゃあ、負けた方が境内の掃除な」

「いいよ」

「即答したな」

「勝つからな!」

「言ったな?」

 二人は同時に木刀を構えた。

 レイヴェルは宙に浮かびながら、呆れたように腕を組む。

「まったく。朝からよく飽きぬものじゃ」

『マスターの勝率は、現時点で二パーセント未満と推定します』

「フィーネ! 始まる前から負けるって決めるな!」

「二パーセントもあるのか?」

「ユウトまで!」

「来ないなら、こっちから行くぞ」

「待て! 今行く!」

 レイジが地面を蹴る。

 ユウトが迎え撃つ。

 木刀がぶつかり、乾いた音が朝の境内へ響いた。

 昨日と同じ朝。

 明日も続くと思っていた時間。

 レイジにとっては、名前を得てから初めて手にした穏やかな日常だった。

 ユウトにとってもまた、いつの間にかレイジは、放っておけないだけの相手ではなくなっていた。

 友人。

 あるいは、まだ出会って一週間とは思えないほど気の合う、兄弟のような存在。

 二人はまだ知らない。

 当たり前になり始めたこの時間が、決して長くは続かないことを。

 遥か遠い世界と次元の狭間で、止まっていた災厄が動き始めていることを。

 その翼が、やがて鳴海沢の空を覆い尽くすことを——。

 

 





クロバ・ユウトの設定画像は作ってるから待っててねー(*>д<)
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