八神はやてちゃんと月村すずかちゃんのお話です。
ずっと書きたかったテーマです。

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夜が明ける

 

(申し訳ありません、最低1000文字の文字数にならず、記号で埋めさせていただきました。)

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(リリカルなのは、始まります。)

 

 

 

 

 

夕日が傾いて、私の頬に影が生まれた。壁に貼ってあるカレンダーは今のところ新品の模様。

 

「すずかちゃん…」

 

笑顔の可愛い、優しい子。

 

画面で笑っている彼女の写真をぼーっと眺めていくうちに時間が過ぎる。気づけば月が出ている。

 

「そろそろ寝ないとあかんかな。」

 

その刹那、画面が振動した。

 

「な、なんや…」

 

画面上部に差し込まれた通知。誰かの連絡。それは…

 

「すずかちゃん!?」

 

『この前くれた本、とっても面白かった!』

 

画面を支える手が小刻みに振動する。今にも眠りそうだった鼓動が再び動き出す。その感覚が心にまで響いていく。

 

『それは、ほんまありがとさんやで。うれしいよ。』

 

私の返信に覆い被さるようにまた通知がやって来る。呼吸の仕方を忘れたかのように私は必死に息をしていた。

 

『それでなんだけど、もしよかったら明日の午後に翠屋でそのお話をしない?』

 

彼女の言葉に息が止まる。壁を振り返る。目を閉じる。唇を緩める。目を開ける。

 

『いいんか?ぜひ行きたい!』

 

画面は滲んでいた。やがて涙は嗚咽に変わった。

 

せっせと予定を書く自分の姿は見慣れないものだけれど、そこに戸惑いは無い。

 

だから、

 

「今夜は一人じゃない。」

 

夜が明けた。




最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
こちらの作品はpixivの方でも掲載させて頂いております。

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