1億年後の世界はほぼ異世界   作:池ポチャ

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第12話です。

一億年後の街歩き、その続き。

今回はちょっとした事件に巻き込まれつつ、刀也がこの世界の歴史に触れていきます。

そして。

当たり前に空にあるはずの『天照』にも、どうやら少し妙なところがあるようです。


第12話

 

「天照饅頭?」

 

 梔子刀也は、露店の軒先に吊るされた派手な看板を見上げた。

 

 金色の丸。

 

 その中央に笑顔らしきものが描かれている。

 

 下には赤い文字で、

 

『瑞嶺名物! 大日輪の恵み!』

 

 と書かれていた。

 

「……太陽を饅頭にする文化まであるのか」

 

「人気だ」

 

 隣に立つハクアが答える。

 

「食べるか」

 

「さっき串焼き食ったばかりなんだけど」

 

「甘味は別腹と聞く」

 

「誰からそんな言葉覚えた?」

 

「ロウエン」

 

「絶対ロウエンさん甘党だろ」

 

 否定する者はいない。

 

 刀也は一つ買ってもらい、半分に割った。

 

 中には橙色の餡が詰まっている。

 

「何味?」

 

「陽柑」

 

「陽柑?」

 

「柑橘だ」

 

「じゃあ大体みかん系か」

 

 一口食べる。

 

 甘酸っぱい。

 

「うまい」

 

「そうか」

 

「でも太陽を食べるって縁起的に大丈夫なの?」

 

「むしろ縁起がよい」

 

「そういうものか」

 

 人間、何千万年経っても食べ物に縁起を担ぐらしい。

 

 刀也は妙なところで安心した。

 

 先ほど中央広場で見た天照像以来、少しだけ気になっていることがある。

 

 この世界の人々にとって、空に輝くあれは単なる恒星ではない。

 

『天照』

 

 神格化されている場合もあれば、自然現象として扱う文化もある。

 

 それでも名前そのものは広く共通しているらしい。

 

「なあハクア」

 

「何だ」

 

「天照って、いつからそう呼ばれてるんだ?」

 

「知らぬ」

 

「即答」

 

「剣の歴史なら多少分かる」

 

「偏ってるなあ」

 

「必要だからな」

 

「太陽も結構必要だと思うけど」

 

 ハクアは少し考える。

 

「詳しく知りたいなら、史学館へ行けばよい」

 

「史学館?」

 

「あそこだ」

 

 指差された先。

 

 大通りの向こうに、巨大な建物があった。

 

 木造寺院のような屋根。

 

 その下は石と透明素材で作られている。

 

 古いのか新しいのか判断に困る外観だった。

 

「博物館みたいなところ?」

 

「近い」

 

「行きたい」

 

「分かった」

 

 刀也は即決した。

 

 街歩きとしても悪くない。

 

 何より。

 

 一億年という時間の中で、地球に何が起きたのか。

 

 そろそろまともに歴史を知りたかった。

 

 瑞嶺史学館。

 

 入口をくぐると、刀也は思わず足を止めた。

 

「広っ」

 

 三階分ほどの吹き抜け。

 

 中央には巨大な生物の骨格標本。

 

 翼が六枚ある。

 

 頭部には角が三本。

 

「これ何?」

 

「古竜種の一種だろう」

 

「竜、本当にいるんだ……」

 

「今もいる」

 

「今も!?」

 

 刀也が声を上げると、周囲の客がこちらを見た。

 

「……静かにする」

 

「そうしろ」

 

 ハクアは平然としている。

 

 展示はかなり多かった。

 

 古代文明。

 

 王朝。

 

 大陸移動。

 

 妖魔災害。

 

 外界との接触。

 

 空中都市。

 

 滅亡した種族。

 

 刀也の知っている歴史と繋がるものは、ほとんどない。

 

 一億年。

 

 数字として聞くだけでは実感できなかった時間が、展示を一つ見るたびに重くなる。

 

「俺の時代って……どの辺?」

 

「最古層より前だろう」

 

「歴史以前?」

 

「ああ」

 

「恐竜扱いじゃん」

 

 実際、時間だけで見れば恐竜どころの話ではない。

 

 刀也は苦笑しながら展示を進んでいく。

 

 やがて。

 

『旧文明以前・断絶時代』

 

 という区画へ入った。

 

「断絶時代?」

 

 説明板を見る。

 

『現在の文明史から遡ること約九千万年以上。記録の連続性が失われており、複数の文明層が存在したと考えられる時代。現存する資料は極端に少ない』

 

「……この辺か?」

 

 刀也が小さく呟く。

 

 自分が生きていた時代は約一億年前。

 

 数字だけなら重なる。

 

 だが展示されているものは、刀也には見覚えがなかった。

 

 石板。

 

 奇妙な金属片。

 

 文字の読めない装置。

 

 むしろもっと後世の文明なのだろう。

 

「人類史、一回どころじゃなく文明崩壊してるな」

 

「大規模な断絶は少なくとも十二回確認されている」

 

「十二回!?」

 

「小規模なものを含めればもっと多い」

 

「よく今まで残ったな、人類……」

 

 しぶとい。

 

 感心すべきなのかもしれない。

 

 刀也が次の展示へ進もうとした時だった。

 

「きゃっ!」

 

 少し離れた場所から、小さな悲鳴が聞こえた。

 

 同時に。

 

 低い駆動音。

 

 ヴン――。

 

「ん?」

 

 刀也が振り向く。

 

 展示区画の隅。

 

 一人の小さな子が、床へ尻餅をついていた。

 

 その前で。

 

 透明な展示箱の蓋が開いている。

 

「え」

 

 中に収められていた球状の古代遺物。

 

 それが。

 

 浮いていた。

 

『――警告』

 

「日本語?」

 

 刀也の目が見開かれる。

 

『保安領域への侵入を確認』

 

 古い。

 

 音声が割れている。

 

 だが間違いない。

 

 一億年前の日本語。

 

「嘘だろ」

 

 球体の表面が展開する。

 

 三本の細い腕。

 

 中央から赤い光。

 

「全員下がれ!」

 

 館員が叫んだ。

 

「遺物が起動した!」

 

 周囲が一気に騒然となる。

 

 警備員らしき者たちが武器を抜いた。

 

 刀也の横では。

 

 ハクアがすでに剣の柄へ手をかけている。

 

「待って!」

 

「危険だ」

 

「壊すな!」

 

「なぜ」

 

「あれ、たぶん警備機械だ!」

 

 刀也には読めた。

 

 球体の表面。

 

 微かに残っている文字。

 

『自律型施設警備端末』

 

「誰か展示ケース触った?」

 

 館員へ聞く。

 

「こ、子供が仕切りに手を触れた直後、封印が――」

 

 女の子の母親らしき女性が、青い顔で子供を抱き寄せていた。

 

『対象識別不能』

 

『管理系統との接続――失敗』

 

『警戒段階二へ移行』

 

「段階二って何するんだよ……」

 

 嫌な響きだった。

 

「トウヤ」

 

「まだ斬らないで。壊さず止められるかもしれない」

 

「分かるのか?」

 

「書いてある」

 

「読めるのか」

 

「俺の時代の文字だから!」

 

 館員たちが一斉に刀也を見る。

 

 しまった。

 

 目立った。

 

 だが今は仕方ない。

 

 球体から赤い線が伸び、床を走る。

 

「全員動かないで!」

 

 刀也は叫んだ。

 

「たぶん生体認証してる!」

 

『警告』

 

『未知生体多数』

 

『保護対象の識別に失敗』

 

「そりゃ一億年後の人間なんて登録されてないよな!」

 

 刀也は球体を観察する。

 

 赤いセンサー。

 

 展開した腕。

 

 そして背面。

 

 何か書いてある。

 

「……非常停止」

 

 見つけた。

 

『緊急停止時、背部三点を同時長押し』

 

「いや物理ボタンかよ!」

 

 一億年前の設計者へ心の中で突っ込む。

 

「ハクア」

 

「何だ」

 

「あれの後ろへ回れる?」

 

「容易い」

 

「壊さずに」

 

「努力する」

 

「絶対壊すなよ!」

 

 次の瞬間。

 

 ハクアが消えた。

 

「え?」

 

 周囲の人間が目を見開く。

 

 気づけば、球体の真後ろ。

 

「ここか」

 

「そこ! 三角形に並んでる小さい部分!」

 

「これだな」

 

 三つ。

 

 ハクアが指先で同時に押す。

 

 一秒。

 

 二秒。

 

 三秒。

 

『緊急停止』

 

『管理者認証――』

 

 一瞬。

 

 球体の赤い光が刀也へ向いた。

 

『…………』

 

「え?」

 

『暫定管理者を確認』

 

「は?」

 

『停止します』

 

 球体が閉じる。

 

 そのまま静かに床へ落ちた。

 

 カラン。

 

 館内が。

 

 静まり返った。

 

「…………」

 

 刀也も動けなかった。

 

「今」

 

 何と言った?

 

 暫定管理者。

 

「トウヤ」

 

「聞いた」

 

「お前を管理者と呼んだ」

 

「聞こえてたよ!」

 

 刀也は頭を抱えた。

 

「何で!?」

 

 警備端末のほうが答えてくれることはなかった。

 

 幸い。

 

 怪我人はいなかった。

 

 展示物も無事。

 

 館員からは猛烈に感謝された。

 

「本当にありがとうございました!」

 

「いや、俺は文字読んだだけなんで」

 

「失われた古代語を即読されたのですか!?」

 

「…………」

 

 言い方を間違えた。

 

「えっと」

 

「しかも遺物が貴方を管理者と認証していましたが――」

 

「誤作動です」

 

「しかし」

 

「一億年物の機械ですよ? 誤作動くらいしますって」

 

「なるほど……?」

 

 我ながら苦しい。

 

 ハクアを見る。

 

「帰る?」

 

「まだ天照を調べていない」

 

「そうだった」

 

 この女、目的を忘れていなかった。

 

「でも目立ったよな」

 

「今更だ」

 

「ハクアが言うと説得力がありすぎる」

 

 結局。

 

 館長まで出てくる騒ぎになったが、刀也は詳しい身元確認を断り、ハクアの知人ということで押し切った。

 

 剣天の連れ。

 

 それだけで大抵の追及が止まる。

 

「権力って便利だな……」

 

「我は権力者ではない」

 

「もっと面倒な存在なんだろうな」

 

 刀也は疲れた顔で天照関連の展示区画へ向かった。

 

 天照史。

 

 その区画は思っていたより広かった。

 

「宗教展示じゃないんだな」

 

「歴史上重要だからだろう」

 

 入口には巨大な円形模型。

 

 金色に輝く天照が浮かび、その下に地球らしき球体がある。

 

 刀也は説明文を読む。

 

『天照――世界を照らす大日輪』

 

『現文明圏において観測可能な最古級記録では、約五千八百万年前にはすでに現在と同様の位置に存在していたとされる』

 

「五千八百万年前?」

 

 刀也が眉を寄せる。

 

「太陽ならもっと前からあるだろ」

 

「何を言っている」

 

「地球の太陽って四十六億年くらい前からあるはずだぞ」

 

「ヨンジュウロクオク?」

 

「……俺の時代の知識ではね」

 

 説明を読み進める。

 

『それ以前の文献には、「古き日輪」「第一の陽」「失われた昼」といった記述が散見される』

 

「第一の陽?」

 

 嫌な言葉だった。

 

「第二があるってことじゃん」

 

 さらに別の展示。

 

 古い石板の写し。

 

『天落の時代、昼は死し、空は灰に閉ざされた』

 

『三百余年の暗世を経て、新たなる日輪、天照が昇る』

 

 刀也の表情が変わった。

 

「……これ」

 

「どうした」

 

「天照って、昔からあった太陽じゃないんじゃないか?」

 

 ハクアは首を傾げる。

 

「太陽は太陽だろう」

 

「いや」

 

 刀也は模型を見る。

 

 何かがおかしい。

 

 本物の太陽が消えた。

 

 そして別の太陽が現れた。

 

 そんなふうにも読める。

 

「『新たなる日輪』って書いてある」

 

「神話的表現とも言われる」

 

「他の説は?」

 

 説明板を探す。

 

 いくつか学説が並んでいた。

 

『大気汚染または天体災害により日光が長期間遮断された説』

 

『太陽活動が一時的に低下したとする説』

 

『古代文明が人工照明体を建造したとする異説』

 

 刀也の目が止まった。

 

「人工照明体」

 

「珍説だ」

 

 ハクアが言う。

 

「何で?」

 

「天照ほど巨大なものを人工物とする証拠がない」

 

「調べた人はいないの?」

 

「天へ赴くこと自体は可能だが、天照へ近づけば消滅する」

 

「高温だから?」

 

「そうだろう」

 

「……まあ太陽ならそうか」

 

 理屈としては分かる。

 

 だが。

 

 刀也は空を思い出す。

 

 少し近いように感じた光。

 

 最古の記録が五千八百万年前。

 

 それ以前の『第一の陽』。

 

 そして『新たなる日輪』。

 

「気になるな……」

 

「調べるか?」

 

「今すぐどうこうできる話じゃないだろ」

 

 刀也は別の展示へ移る。

 

 そこには天照を巡る宗教や文化。

 

 農業。

 

 暦。

 

 天照祭。

 

 そして。

 

「……これまた見覚えあるな」

 

 一枚の古い紋様。

 

 円の内部に八本の光条。

 

「日本の家紋っぽい」

 

「天照教の古紋だ」

 

「俺の時代の意匠と似てるだけかな」

 

 考え始めると、何でも自分の過去と繋がって見えてしまう。

 

 それは危険だ。

 

「全部黒歴史由来でした、はさすがにないよな」

 

「可能性は?」

 

「やめて」

 

 ハクアの一言で胃が痛くなった。

 

 史学館を出た頃には、すっかり午後になっていた。

 

「腹減った」

 

「また食べるか」

 

「食欲戻りすぎじゃない?」

 

「健康な証拠だ」

 

「そう思うことにする」

 

 二人は大通りへ戻る。

 

 先ほどの事件などなかったように、街はいつもの賑わいを取り戻していた。

 

 屋台から立つ煙。

 

 飛行船の影。

 

 呼び込みの声。

 

 走り回る子供たち。

 

「……なんかいいな」

 

 刀也が呟く。

 

「何がだ」

 

「街」

 

「気に入ったか」

 

「うん」

 

 一億年後。

 

 知っている人間は一人もいない。

 

 知っている国もない。

 

 故郷も。

 

 学校も。

 

 家も。

 

 何もない。

 

 それでも。

 

 人が笑って。

 

 飯を食って。

 

 働いて。

 

 子供が怒られて。

 

 店員が客を呼んでいる。

 

「ちゃんと生活してる」

 

「当然だ」

 

「そうなんだけどさ」

 

 少しだけ。

 

 この世界が怖くなくなった。

 

 異世界のように見えても。

 

 完全に別物ではない。

 

「なあハクア」

 

「何だ」

 

「また来てもいい?」

 

「ああ」

 

「今度は騒ぎ起こさずに」

 

「それは師父次第だ」

 

「俺が起こしたみたいに言うな!」

 

 ハクアの口元が。

 

 ほんの僅かに緩んだ。

 

「今、笑った?」

 

「笑っていない」

 

「絶対笑った」

 

「気のせいだ」

 

「珍しいから見せろよ」

 

「嫌だ」

 

「そこまで隠すこと?」

 

 二人はそんなくだらない会話をしながら歩いていく。

 

 その頭上。

 

 青空には。

 

 今日も巨大な光があった。

 

 誰もが当たり前に太陽だと思っている。

 

 天照。

 

 刀也は一度だけ見上げる。

 

「…………」

 

「どうした」

 

「いや」

 

 眩しい。

 

 目を細める。

 

「人工物だったりしてな」

 

「あり得ぬ」

 

「だよな」

 

 刀也は笑った。

 

 そして視線を戻す。

 

 当然。

 

 気づかない。

 

 遥か上空。

 

 その光の中心で。

 

 自分を見ている女がいることには。

 

◆

 

 擬似太陽炉《天照》。

 

 その内部。

 

「人工物だったりしてな」

 

 地上から拾われた刀也の声。

 

 梔子天音は一瞬沈黙した。

 

 やがて。

 

「ふふ」

 

 肩を揺らす。

 

「惜しい」

 

 観測画面には、街を歩く刀也。

 

 その隣にはハクア。

 

「本当に、変なところだけ勘がいいんだから」

 

 天音は楽しそうだった。

 

 別の画面には。

 

 先ほど史学館で起動した古代警備端末の記録。

 

『暫定管理者――KUCHINASHI TOUYA』

 

 その文字が表示されている。

 

「まだ生きてたのね、あれ」

 

 懐かしむような口調。

 

 まるで。

 

 その警備端末が何だったのかを。

 

 最初から知っているかのように。

 

「でも」

 

 天音の指が画面へ触れる。

 

「もう少しだけ、知らなくていいわ」

 

 刀也の顔を撫でる。

 

「せっかく目覚めたんだもの」

 

 街を見て。

 

 食べて。

 

 笑って。

 

 驚いて。

 

「いっぱい楽しみなさい」

 

 優しい声だった。

 

 その直後。

 

 天音の視線が。

 

 刀也の隣を歩くハクアへ移る。

 

「…………」

 

 笑みは消えない。

 

 ただ。

 

 ほんの少しだけ。

 

 瞳の温度が下がった。

 

「それにしても」

 

 白髪の少女。

 

 刀也に師父と呼びかけ。

 

 昨日は頭まで撫でられていた女。

 

「ずいぶん懐いているのね」

 

 天音の指先が。

 

 観測画面のハクアの顔を。

 

 ゆっくりとなぞった。

 

「私の刀也に」

 

 人工太陽の中で。

 

 一億年を待った女は。

 

 静かに微笑んでいた。

 





ここまで読んでいただきありがとうございます。

今回は街歩き継続回。

史学館で古代警備端末が誤起動する小事件に巻き込まれましたが、刀也が一億年前の日本語を読めたことで、破壊せず停止させることができました。

ただし最後に遺物から、

『暫定管理者――梔子刀也』

と認証されています。

なぜ一億年後の遺物が刀也を認識したのか。

今の刀也にはまだ分かりません。

そして天照。

現在の歴史では約五千八百万年前から確実な記録が残っていますが、それ以前には、

『古き日輪』
『第一の陽』
『失われた昼』

という記録が存在します。

刀也も少し違和感を持ち始めました。

もちろん読者はすでに知っています。

空にあるものは本物の太陽ではなく、

擬似太陽炉《天照》

です。

そして最後。

天音さん。

どうやらハクアと刀也の距離が近いことも、しっかり見ています。
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