どうも、ハリーの伯母のペチュニアです。√魔女編 作:Ψ( 'ω'* )
ペチュニアは次頁には絆されます。
身内には弱いからなぁ〜( ˙³˙)~♪
※クラウチ・ジュニア、貴様にはとことん彼女に褒められて甘やかされて満たされて、幸せになってもらうから覚悟しな!!の気持ちで書いてます。
彼と婚約者となってからというもの、余計に駄犬から付き纏われるし駄犬の弟から視線を毎回感じるのだけれど。あんた達本当に何よ。弟の方に関しては話した事もない。昨日までは。
今日遂に話し掛けに行った。なんでこちらを毎回見てるのに話し掛けて来ないのかと。逃げ出しそうだったのでそれの防止用に襟首を掴み言い訳を聞く。
「その・・・不愉快にさせたならすみません。貴女は非魔法族の出自なのにどうやってクラウチ・ジュニアに取り入ったのかと」
「バーティに取り入るですって?ははっ、あんた面白いわね。そう言うのが嫌いな彼におべっかなんて通じないわよ。普通に先輩として褒めまくって一緒に勉強しただけよ。仲良くなった方法はね」
「それだけで?」
「彼には重要な事だったわ。こんなに頑張ってるのに見てもらえてないだなんてグレるわよ普通」
「ペティ探したぞ・・・お前ブラック家の次男だな?ペティに何の用だ」
「何の用と言うより捕まったんですよ。ご覧の通り、彼女に」
「ははっ、確かに。まるで首根っこ掴まれた猫みたいだな」
「はぁ・・・そのことに関してはもういいです。今まで聞けなかった事をお聞きします。クラウチ・ジュニア。君はどうして聖28という立派な名家の貴族の一員なのに非魔法族出身の魔法族と婚約までしたんですか?」
「元々俺の家系は純血主義じゃないこと。それが一つ目。二つ目は俺自身を褒めてくれたこと。後はそうだな・・・お前の兄に取られたくなかったコレが決めてだ」
「・・・確かに兄さんは学校に変わった奴が居ると笑顔で言ってましたが・・・嗚呼成程貴女でしたか」
笑顔て。変態なのかしら、義弟(予定)といい名付け親(予定)といい。変わってんのはあんたも同じよ。顔がいいからって自分達に靡くとでも思ってるのかしら。お生憎様ね、私は特に顔は重視してないわ。
性格が良くて顔が良いなら若しかしたらお試しで・・・なんてのも甥っ子の伯母じゃ無ければあったかもね。私という人間はそれなりに欲が有るもの。兎に角最低でもあんたの精神が思春期から成長しなきゃ到底無理だって話。彼と婚約してるからそれも無いか。
彼と名付け親なら比べるまでもない。真っ直ぐに好きだと伝えてくれる彼の方が圧倒的に良いわ。同寮で後輩で身内枠だもの。未だに恋愛面として見れてない節は有るけど大切に思ってるわ。甘えてくるの可愛いくて褒めながら甘やかしてしまうもの。
聞きたかった事は聞けたしそっとレギュラスの襟首を離す。するとひょっこり幼馴染みが顔を覗かせた。同寮のレギュラスを探していたのだろう。
「レギュラス、彼女に偏見を持つなとは言わないが余りにも声を掛けず見過ぎたり非魔法族の常識をろくに知らず魔法界の常識のみを語ると先程の様な事が起こる。あれはまだマシな方だ。お前の兄なんかは無様に突っかかり返り討ちにされてるからな毎回」
「あの兄がですか?」
「知らないのも無理はない。二人が無作法に決闘するのは基本ホグワーツでも目立たない裏庭で他人に迷惑をかけない場所でだからな。知ってる奴の方が少ないだろう」
「・・・・・・・・・そう、ですか」
アレ、何か嫌な予感がする。何その笑顔。如何にもいい事を思いついたと言わんばかりの顔だわ。後幼馴染み、僕は何も知りませんの顔しないでくれる?多分あんたの一言でこの先悪い事起こりそうなのよ。
彼も何かを察したのかレイブンクローの談話室に戻るぞと腕を引く。一言別れの挨拶をした後急ぎ足で寮へと戻った。
「先輩、あの人ってどんな人物なんですか?」
「・・・まさかグリフィンドールのブラックとくっ付けようとしてるのか?それならば協力は出来ない」
「さて、どうでしょうね」
(あの人と兄さんが付き合えば少しは兄さんも大人しくなるでしょうから。ブラック家は僕が継げば済む話ですし。頭も良く先輩と幼馴染みできっと半純血とでも偽らせて、例のあの人の元で手となり足となり働かせて理想の世界を作れるのでは・・・。クラウチ・ジュニアには悪いけど使えるものは全て使わせてもらいますよ。あのお方の為にも)
立ち去ってる時にそんな会話なんて聞いてないったら聞いてない!!私の外堀どうなってるのよ。嗚呼考えたくない。私の知らない場所で事が進み過ぎてる。
こういう悪い予感の時やけに勘が当たり易いのよね。この後ホグズミードでデートなのに。切り替えなくてば。彼に失礼よね。ただでさえフリットウィック先生に個人講習で戦闘術を教わったり錬金術の授業も余分に受けて余計に時間を開ける暇が無いというのに。
今日だって何とかレポートと宿題を前倒しで終わらせて講習もない日で彼も午後は空いてるからとこの日になった。寮では何時でも会えるけど出掛けるのは日時を合わせなきゃ無理だもの。
「・・・ペティは俺と婚約するよりシリウス・ブラックと婚約した方が良かったか?でももう手遅れだぞ」
不安にさせちゃったわね。心配しなくても大丈夫よと頭を撫でホグズミードに行きましょうと彼を誘う。不安そうな表情のままだったので頬にキスを施した。
周りに人が何人か居てそれを見ていた人達は手に持っていた物を落としたり飲んでいた紅茶を吹いたり固まったりした人まで現れた。ちょっと、失礼ね。 確かに彼の方が甘えて来るけどこれくらい私にだって出来るわよ。
された側の彼は一瞬にして顔を真っ赤にして視線を逸らした。あら可愛い。厳格な家で育ったんだもの刺激が強かったのかもしれない。その数秒後もう一度してくれと強請った。
続きは三本の箒でよ。と言うと手を繋ぎ早く行こうと急かす。不安そうな顔からいつもの表情に戻っている。なんなら口角が多少緩んでいるまである。キス自体あれが初めてで余程嬉しかったと見てとれる。
いつもより熱い手の温もりを確かめつつそのまま寮からホグズミードの三本の箒まで行く途中にリリーを見付けた。隣には眼鏡ことジェームズが居た。どうやら幼馴染みは仲直りには成功したが失恋したらしい。妹の表情を見れば分かるわよ流石に。
愛おしそうに相手を見つめてるんだもの。姉心としては幼馴染みと付き合っても良かったのではという思いもあり、複雑な気持ちだけど妹が幸せなら私はそれで良い。泣かせたらこの世とおさらばすると思え。
三本の箒に着き料理を注文する。正面で座っても良いのに隣でベッタリである。奥側の席なので目立つ事もそう無いわね。言ったことは実行するべきだもの。先程と同じく不意に彼の頬にキスをした。
今度は顔を真っ赤にしつつも私に頬にキスを返した彼。その後蚊の鳴くような声で来年OWLでオール優を取ったら頬ではなく口にしてくれとお願いされた。別に今してもいいのよと告げるとまだお前は恋愛面で俺の事好きとは言えないだろ?来年迄にはお前に好きになって貰えてるからそれまで我慢する、ですって。
絆されつつある事を知っての言葉だ。やっぱあんたは頭良いわ。確かに時間の問題よ。一年以内には既に惚れちゃってるわ。だっていい男だもの。そんな人物が険悪に近い仲の父親を説得して婚約まで取り付けて一途に私を思ってくれてほぼ毎日一緒に居るのよ?これで居てずっと友達感覚は個人的に無理がある。
「良いわよ」
「忘れるなよ?」
「こんなに愛い人のお願いだもの。忘れないわ」
「じゃあもう一回頬にk「お待たせしました。ご注文のサモサと牛肉のローストビーフでございます」・・・コホン!」
「料理食べ終えたらね」
「・・・ん」
(推しカプご来店ね。嗚呼言葉遮っちゃったけど仕事じゃなければ声を掛けずに壁になって眺めてたのに。年上彼女に甘やかされるとか最高のシチュエーションだわ〜。この学生カップル尊い!!良いぞもっとやれ!!)
「ごゆっくりどうぞ〜」
「・・・はい」
「ありがとうございますマダム」
三本の箒での食事は結構気に入ってるわ。落ち着いた雰囲気のお店で料理も美味しいしマダムも優しいし。何故か私達を慈愛の瞳で見つめて来るのは謎だが。多分学生カップルが良く来るからだろうか。
サモサを食べつつ、横に座る彼を見る。所作が綺麗で次々に口へと運ばれていくローストビーフ。ホグズミードでデートする時は必ず頼むのよね。肉が好きと言ってたし余程気に入ってるのね。
視線に気付いたのか、どうした?と声を掛けてきた。美味しそうなあんたの顔に見惚れてたと言えばもっと惚れてくれと最後の一切れを口にした。
私も注文した料理を食べ切り追加注文していた珈琲を一口飲み先程から待ちわびていたであろうそれを額と頬、それから鼻に順番に施していく。今はもう少しだけあんたを褒めて甘やかすだけの狡い私で居させてという意味を込めて。
予想外の事だったのか驚いたまま顔を真っ赤にし数秒固まった。この表情をするのは私の前でだけ。その事実に愉悦さえ覚える。なんて悪い人なんだろう。
(そういうのおばさん大好物なのよ。永遠に見てられるわ。あら、男の子の顔が真っ赤で薔薇みたいだわ。好き度合いで言えば彼の方が大きいけれど彼女もそれを受け入れて大きな愛に育っていくんだわ!これだから学生カップルの成長を見守るのは旦那すら止められないのよねぇ。逆にこちら側に引きずり込んでやったわ。今後もしあの子達の子供が入学して来たらと思うと今から楽しみで仕方ないのよね)
「・・・やっぱ唇にしてと頼めばよかったかも」
「・・・する?」
「・・・・・・・・・駄目だ。俺からああ言った手前意思を変えるのは良くない。その代わり俺もこういうお返しはさせてもらう」
そこまで言うと彼は私の髪を一束手で引き寄せ唇を重ねた。まるでそれは御伽噺の王子様の様であった。男慣れは前世の記憶もありそれなりだけど、ここまで直球だと少し照れる。
私は兎も角彼はこの知識を何処で身に付けて来たのだろう。まだ中学生の年齢なのよ彼は。英国男児恐るべし。揶揄うのは程々にしておきましょう。下手したらあっという間にペロリ(意味深)されるもの。
(キャー!!カウンターよ!これよこれ!はぁ、最高!舐めてたらいずれ押し倒される展開ね!惜しいのはこの展開を最後まで見届けられないことよ)
「はっ、お子様のキスだなクラウチ・ジュニア」
「女遊びしてるお前には言われたくないなシリウス・ブラック」
折角二人で楽しくデートしてたのに水差すんじゃないわよ。毎回私と彼が居る時を狙って来るの本当に勘弁して欲しい。絡んでくるなとは言わないわ。けど、TPOを弁えなさい。
嫌になっちゃうわ、全く。
それにしても珍しい事に彼に絡むなんてね。学生生活で初めて。いつにも増して嫌味な顔してるじゃない。男は幾つになっても子供とよく例えられてるけどその代表ねこの駄犬は。
彼の方があんたより精神的に大人よ。全く。頭を抱えたくなる。そのウィットに富んだ言葉選びをもっと別の事に活かしなさいよ。女遊びとか私に絡んで来るとかじゃなくて。親やクリーチャーともっと話し合うとか。
彼にも言える事だけど貴族の坊ちゃん達はどうしてこうも家のいざこざが多いのだろう。反抗期は仕方ないにしても拗らせ過ぎだわ。
その結果実の父を自らの意思で殺す事すら厭わない大人に育ってたわ、彼はね。今はどうなんだろうね。原作描写より父親への尊敬の眼差しは薄いかも。尊敬はしてるけど認められたいとかはどうでも良いんだとか。
「決闘なら表出てからよ」
「今回はお前とじゃねぇ。此奴とだ」
うわぁ大人気ない。勝てそうだと思って決闘しようとしてるだなんて。断ってもいいのよと言うと彼は首を横に振り勝つからご褒美に抱き締めて撫でて欲しいとお強請りして来た。
こんな事もあろうかとフリットウィック先生直々に教えて貰った戦闘術を彼に教えているのだ。身を護る為にもなるからね。駄犬もそれなりに強いけど彼は相当強いわよ。ボコボコにしちゃいなさい。
(三角関係!?詳細詳しく教えて頂戴!おばさんもっとこの子達について知りたいわ!嗚呼〜早々に会計しないでもっと居てくれていいのに・・・!!)
会計を済ませ三本の箒から広場へと場所を移す。ホグズミードでもそれなりに人が集まるとは。まあ、名家の貴族同士での決闘を見たい人は多いわよね。珍しい上に貴重という意味で。
そこには妹達も居た。親友を応援する眼鏡とこちらに向かって手を振る妹。折角なので妹の空いてる側に座った。これは姉の特権である。いいでしょう。こればかりは誰にも譲れない。
「やぁペチュニア。まさか君とじゃなくクラウチ・ジュニアと決闘するとはね」
「こんにちはポッター。あの駄犬が彼に珍しく突っかかって来たのよ。いつも邪魔してばかりなのよね」
「あはは・・・」
あ、目逸らした。それに関しては眼鏡も止められ無かった様子。大親友なら止めなさいよ、そこは。リリーは呆れていた。何なら駄犬に対してまだあのゴリラ女発言は許してないと冷かな視線を送ってる。あの温厚で優しくて可愛い最高に素敵で世界一天使の妹が。
私の為に怒ってくれている。やはりペチュニアに転生して良かった。嬉しくて感極まる。え、何言ってるの、こんなのシスコンになるに決まってるじゃない。いいこと眼鏡、あんた妹を幸せ以外の涙で泣かしたらぶっ飛ばした上で顔面ボコボコにするからね。
「・・・コホン、ところでどっちが勝つと思う?」
「贔屓目なしでバーティに10ガリオン」
「僕はシリウスに10ガリオン。だって二年も差があるんだよ。それに幾ら頭が良くても実践に弱いと意味が無い」
「私が何も考えず今まで決闘してた訳じゃないのよ。一年の頃から魔法も体術も決闘も教えてるわ・・・あんた達の様な集団でパンツ脱がそうとするあんぽんたんに対抗出来るようにね」
「それは後日頭を擦り付けてドゲザしたじゃないか」
「幾ら互いが嫌いで喧嘩しかしない仲でも流石にやり過ぎだもの。あそこであんたのパンツを脱がさなかっただけ良かったと思いなさい」
「代わりにパンツ一丁だったんですけど!?」
「謝罪するにはそれぐらい誠意を見せなさいってことよ。相手の気持ちが少しは分かったでしょう?」
「・・・まあ、うん。チョットはね」
こうして話している間に彼は次々と駄犬を蹂躙し圧倒していく。流石私が教えただけ有る。自信に満ちた彼の戦い方は最高に可愛い、目の保養である。身内贔屓だよ。当たり前に。
その誇らしそうな微笑みで此方を見て手を振る彼。振り返すと更に笑顔になる。それがまた可愛くて仕方ない。後で思い切り甘やかさなくては。ウーン、使命感に駆られる。
妹にすらここまで甘やかした記憶はないかもしれない。否、有るかも。悪い事した時以外は常に甘やかしてる様なものだもの。優しく聡明な妹は悪い事殆どしないから超仲良し姉妹だと自認してるし。
そんな妹がこちらを見て少しだけ不満をぶつけた。バーテミウスくんばかり狡いと。嫉妬・・・?あの可愛い可愛い妹がバーティに?何それ可愛い。姉さんはリリーが家族として世界一大好きよ。
そう告げて妹の頭を撫でると久々だったからか少し照れつつも姉さんの手はいつも暖かくて優しい手つきで落ち着くわと嬉しそうにはにかんだ。天使かな?あ、天使だった。
「・・・僕だってリリーを甘やかせるよ?」
「違うのよ、貴方と姉さんとでは」
「厳しい!何が違うのさ!」
「・・・貴方の手は熱くて愛おしく感じるの」
「リ、リリー!!」
「良かったじゃない。向こうも決着したみたいだわ」
一方的に駄犬がフルボッコだドン。レイブンクローは蛮族人ばかりかよと捨て台詞を吐いた。仕掛けたのはあんたからよ。これで少しは大人しくなってくれたら良いのだけれど、難しそうね。
臨時報酬を眼鏡から貰ったので今回はゴリラ女と言っても見逃そう。それくらいには気分も良い。此方に駆け寄る彼に歩み寄り良くやったわと抱き締めた。
そしていつも通り撫でると気持ち良さそうに胸に顔を埋めた。意識的にしてるのだろう。嫌だったら突き飛ばしてると確信してるのね。その通りよ。あんただから許してるの。
そのまま妹達と別れ私達は談話室に戻った。その後も撫でてくれとこちらを見つめるので夕飯の時刻まで一緒に勉強しつつ頭を撫で就寝時間まで談話室で他愛の無い話をした。
「また明日」
「ええまた明日」
sideバーティ
彼女は・・・ペティは俺を喜ばせる天才だ。絆されつつあるがそれでもちゃんと彼女から好きとは言われてない。なのに俺が不安そうにしてたら頬にキスまでしてくれて。
凄く柔らかかった。これが唇同士だったらと考えると天にも登る気持ちになりで悪くない。寧ろ良い。ベッドに敷かれた布団に潜りそんな妄想に耽る。
父さんに褒められる事に執着しなくなったら何故か前より勉強も捗りこの調子なら来年は監督生も夢じゃない。彼女との時間が減るからなる気はないが。やはり俺の目に狂いは無かった。
ペティが昨年父親を説得したら付き合うことを考えると言ってたが逆にその言葉に燃え何が何でも添い遂げてやるという意思で父さんを説得した。先ずは母さんに彼女と結婚前提に付き合いたい胸を伝え共にあの人を説得して欲しいと頼んだ。
息子の成長に涙していたらしく心がむず痒くなった。そして問題だったあの人は俺から目線を合わせて話し掛ける事が珍しいのか少し目を見開いていた。昔の俺だったら言葉の一つ一つの方ばかり気にしちゃんと目を向けれなかったのは間違いない。
けど今はただ一人そばに居て欲しい人物が居る。彼女と添い遂げる為ならあの人の言葉に一々感情を揺さぶられることもないし興味を持たれなくたってどうでもいい。例えあの人に褒められなくても寂しくない、それを彼女は教えてくれた。
最初は渋っていたあの人だが彼女の素晴らしさを数ヶ月間永遠と聞かせ説得したらあの人は折れた。付き合うなら婚約でもして逃がすなという言質も取った。それからは早かった。逃がす気なんて一ミリも無い。母さんとウィンキーの協力の元見事婚約者として彼女を囲うことに成功。
そして今日やっとの思いで彼女と時間を合わせデートすることが出来た。互いに授業を詰めている為中々談話室やご飯の時以外で時間を合わせるのが難しく久々で三本の箒で食事をすることとなった。その前に色々と会ったが以下略。
身内に弱いのは元々知っていたがキスまでしてくれたのは今日が初めてだ。しかも三本の箒では額と鼻にも。嗚呼早く唇にも欲しい。約束の日が待ち遠しい。
するかと問われたら少しばかり意思が揺らいだ。それ程までに魅惑的だったから。だが意思の弱い奴だと思われたくなくて意地を貼った。その代わり彼女の髪を一束引き寄せそれに唇を重ねた。
すると少し照れているのか耳がほんのり赤くなった。彼女は顔より耳が先に赤くなるらしい。もっと俺を見て此方に堕ちて来てくれ。好きになってくれ。そういう想いを込めた。
そんな甘いデートをする中突如現れた彼女に近寄る悪い虫、シリウス・ブラック。いつもは彼女にゴリラ女と言い決闘をするのだが、今回は俺にそれが回って来た。
彼女に勝てないなら俺にすると?全く情けない駄犬だ。俺だって彼女に戦闘術を教わってる身さ。彼女のお墨付きなんだ負ける訳ないだろう。結果は圧勝。レイブンクローは蛮族人ばかりかよと捨て台詞を吐いた。野蛮人はお前だ。俺と彼女の間に割って入り込むな。
その後は抱き締めてもらい胸に顔を埋めた。柔らかかった。これは俺だけの特権だ。彼女は嫌がらないと確信がある。そして頭を撫でられ良くやったわと更に褒めてくれた。
そして今に至る。今日はより一層良い夢が見れそうだ。幸せを噛み締め瞼を閉じ暗闇へと意識を落とした。
sideバーティ終
閲覧ありがとうございましたー( *ノ_ _)ノノ ╮*_ _)╮