『プリンプリン物語』×『白鯨伝説』で『グノーシア』パロ   作:つるみ鎌太朗

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【⚠ 注意書き ⚠】

▶▶このお話はあなたにとってとんでもない劇薬になり得ます。絶対に注意書きを確認してください◀◀

 『プリンプリン物語』及び『白鯨伝説』のクロスオーバー小説です。
 2作品のキャラクターを交え、SF人狼ゲーム『グノーシア』風のパロディを行っています。
 プリンプリンたちの祖国探しはSF設定に合わせて星間規模になっています。

 本編をお読みになる前に、以下の点にご注意ください。


【原作イメージの破壊】
『プリンプリン物語』『白鯨伝説』のキャラクターたちが人狼のロールプレイにより疑いあい、騙しあい、憎みあう展開となります。
 原作のイメージを壊されたくない方は読むのをおすすめできません。

【キャラクターの被害と消滅】
『人狼』の特性上、一日ごとにキャラクターがコールドスリープ(追放)と消失(襲撃)という展開になります。
 あなたが愛着を持つキャラクターが被害に遭う可能性があります。

【特定のキャラの悪役化】
 グノーシア役を割り振られたキャラクターは、敵として他のキャラを消滅させたり、別人に疑いが向くように仕向けたりします。
「そんな○○の姿は見たくない」という方は、読むのをお控えください。

【カップリング(CP)】
 基本的に原作に準拠します。
 つまりそれ以外で恋愛っぽく見えても成就することは有り得ません。
 基本的に恋愛はメインではありません。

【ネタバレ】
 原作のセリフを引用している場面があります。その他、原作の設定を踏襲しているため『プリンプリン物語』『白鯨伝説』および『グノーシア』を知らない方にはネタバレになります。
 まっさらな状態で三作品を楽しまれたい方は読まないほうがよいです。


 それでは大丈夫そうな方のみどうぞ↓



【Day1】

 

1、

 

 今度は見知らぬ人たちと議論を交わすことになってしまった。

 何百回めかの議論卓に立ち、プリンプリンはため息をつく。

 

『グノーシア』……人間をこの宇宙から消し去る、人間そっくりの敵。

 今回は四体も見つけ出してコールドスリープさせなければならない。

 その術は、青白い光をまとう円形の議論卓で延々と話し合う他なく。

 

「さあ、議論を始めよう。敵を——グノーシアを見つけ出すんだ」

 

 普段どおり、進行役を買って出てくれたのはトントン。

 鈍色の瞳でテキストをまとめたホログラフを追っている。

 元々ノッポなのに、筒状の黄色い帽子がさらに彼の背丈を高く見せていた。

 

「プリンプリン、きみのコトはおれが守るからね! 約束ッ」

 

 プリンプリンの隣で小指を差し出してくれるのはボンボン。

 白い綿菓子みたいな髪を揺らし、八重歯の覗く人懐っこい笑顔を向けてくる。

 その背中にはピンク色のお下げ髪を垂らしたオサゲ。水色の短髪頭に金色の小さな帽子を被ったカセイジン。

 祖国探しの旅に同行してくれるお馴染みの三人組だ。

 

「じゃ、ワットさんのことは小生がまーもろっと!」

「まァ、マイホ〜〜〜ムッ! アタクシも、アナタをずぇ〜〜〜ったいに守りますわ。妻として!」

 

 トントンを隔て、仲睦まじく手を取り合うのは赤毛とおヒゲのシャーレッケ・マイホーム。緑のコートとキャスケット帽の似合う名探偵。

 それから、その妻である動物学者のワット博士だ。黒いおかっぱ頭を激しく縦に振り、丸メガネの向こうで瞳を輝かせている。

 

 そんな普段どおり呑気なプリンプリン一行に痺れを切らしたのは、今回初めて出会ったメンバーだ。

 自然と卓の反対側に並んだ人々の面々のうち、空色の髪の男性が声をあげる。

 

「おい、さっさと始めようぜ。湿っぽいのはニガテなんだ!」

 

 彼はエイハブ・イシュマール・アリと言うらしい。長い髪をひとつに束ね、立襟のコートを着ている。

 背がひときわ高く、左目を眼帯で覆い、左脚も義足。杖で体を支えている。

 海賊のようでちょっと怖いが、口調は気安い人だ。

 実は宇宙船の船長らしく、今回のルゥアンでのグノーシア騒動で船と数名の仲間を見失ってしまったとのこと。

 

「議論かァ……どう喋ればいいんだろ……」

 

 隣でオロオロしている少年はラッキー・ラック。金髪碧眼で、大きな目が会議卓を見渡している。

 えんじ色の大きなチュニックをすっぽり被り、細身のズボンを履いた脚をより細く見せていた。

 

「堂々としてりゃいいんだよ、どーどーと」

 

 隣にいる赤毛を逆立てた男の子が、ラッキーの背をバンバンと叩いた。

 さらに幼いこの子はアトレといい、長いコートを引きずりそうにしている。

 生意気盛りなのか皮肉っぽい笑みを作ろうとして、反対にあどけなさが際立っていた。

 その肩で『ドードー、ドードー』とオウムのようなロボットを鳴かせている。

 

 少し離れたところで剣を背に携えている人は、ムッツ・ガンリュウ。

 銀の大きなかぶりものの下で、気難しそうに口を引き結んでいた。

 剣士らしいが……すこし近寄りがたい雰囲気の人だな、とプリンプリンは思った。

 

「まあ、そんな固くなるな。なるようにしかならないよ」 

 

 ムッツの肩に、スキンヘッドの男性がポンと手を置く。

 ちょっと厳つい顔つきでメガネをかけた彼は、ドク・クリスチャンセンという医者らしい。エイハブ一行の副官のような存在だとか。

 

「そうそう! 俺ら、いつもなるようになってきたじゃないの。

ピーチクパーチク茶ァでもしばきながら楽しくハナシでも」

 

 歯を見せて笑うのはホワイトハット。

 名前のとおり白い帽子を被り、しなびたコートを着込んだおじさん。

 ムッツとドクの冷たい視線を一身に浴びているが、特に気にしていないようだ。

 

「こんな中、楽しいワケねーだろが!」

 

 ドクがホワイトハットの頭をポカリと殴る。

 容赦のない鉄拳。

 エイハブやラッキーたちも白い目で見ており、どうも彼らの日常風景のようだった。

 

「ボーリョクテキでチョット怖いね!」

 

 オサゲが赤い丸っ鼻をヒクヒクさせた。

 その隣でカセイジンが肩をすくめる。

 

「ワタシだって、ランカーに銃をつきつけられたコトぐらいありますよ。大したことじゃァありません」

 

 こちらもこちらでスリリングな冒険を繰り広げてきただけに、プリンプリンは力なく笑った。

 

 さて、これで大半は議論卓に揃った。

 プリンプリンは向こう側の奥へチラリと目を向ける。

 

 最後の一人は議論卓の周囲に設えられた雛壇に腰掛け、無言を貫いていた。

 栗色の長い癖っ毛。すみれ色の瞳を伏せ、床ばかり眺めていた。

 まつ毛が美貌に陰を添え、ポツンと孤立しているのにふしぎと目で追ってしまう青年。

 彼はデュウ。エイハブ一家の一人でアンドロイドらしい。

 使い古した外套で身を隠すように背を丸めている。

 ほとんど人間のような外見なので、初めて逢った時、プリンプリンたちは心底驚いた。

 

『俺らも最初はそうだったが、まあタフな奴だ。

機械には強い。こき使ってやってくれ』

 

 エイハブがそう紹介してくれた時すら一言も発しなかった。

 寡黙でめったに口を開かないらしい。

 

(あんな調子で、議論なんてできるのかしら……)

 

 お節介ながら心配になるプリンプリン。

 そんな彼女のお団子頭を両方から包み込み、顔を覗かせてきたのは……。

 

「キッ!」

 

 守り神であるモンキー。

 肩に乗り、長いしっぽを揺らして励ましてくれる。

 

「そうね。何かあったら、助けてあげましょう」

 

 銀の髪きらめく頭に戴いたティアラ。

 まだ見ぬ祖国に繋がる、大切なプリンセスの証。

 その誇りを胸にプリンプリンは議論に挑むことにした。

 

♢

 

「まず、ドクターは名乗り出てくれないか?」

 

 トントンが開口一番に切り出した。

 

「ドクターってナンだ?」

 

 ボンボンの無邪気な質問は大体のループでのお約束。

 オサゲも隣でうなずいた。

 

「ドクターとは、前日にコールドスリープした人が人間なのかグノーシアなのかを調べられる権限を持つ人です」

 

 カセイジンがさらりと説明する。

 

「じゃあ、今日コールドスリープになったヤツがナンだったのか明日になりゃわかるんだな!」

 

 理解するのは案外早いボンボン。

 頭を使うのが嫌いなだけで地頭は悪くないのだ。

 

「で、誰なんだい?」

 

 エイハブが急かす。

 プリンプリンは他の誰も名乗り出ないのを見て、ゆっくりと手を挙げた。

 

「ドクターはわたしです」

 

 みんなの視線を浴び、ドキドキする。

 間髪入れず、別の場所で勢いよく挙手された。

 

「ハイハイハイ! それは聞き捨てならないわね、プリンプリンちゃん!

ドクターは、アタクシ。動物学の権威、ワット博士! 二人もドクターがいるなんて、おッかしいわァ……」

 

 メガネに手をかけ、キランと輝かせる。

 隣のマイホームが呆気にとられていた……それもそのはず。

 

 どうにも、演技がかっているのだ。

 

 プリンプリンはわかっている。

 ワットは嘘が大の苦手だ。いつだって自分の知的好奇心に正直な彼女は、偽るということを知らない。

 だからこそ、役職を騙る大立ち回りをやらかしてはコールドスリープに選ばれるのを何度も見てきた。

 

(今回も、そのパターンだわ……)

 

 その証拠に周りもざわめいている。

 

「ナンでそんな気合い入ってンのさ? オバサン」

 

 アトレが茶化した。

 それを受け、ワットが金切り声を出す。

 

「まッ! おば、おば、オバサン?

ナンてコト言うんだろ、このお子ちゃま。まだピチピチの新妻なのにィ〜。ネッ、アナタ。マイホ~~~ム」

 

 話を振られてハッとなるマイホーム。

 引きつった笑みを浮かべながら、愛する妻の肩を抱き寄せた。

 

「あ、ああ! そうだとも。

愛してるよォ、ワットさん。期待してるよォォ~~!」

 

 ダメだ。ヤケクソになっている。

 トントンが時間の無駄とばかりに割り込んだ。

 

「はい。それでは、二人のうちどちらかが本物のドクターということで。

初日は情報収集を進めたい。みんなは、何か聞きたいことはあるかい?」

 

 カセイジンが全員を見回す。

 

「エンジニアも誰なのか知りたいところです……申請があるので、必ずいるハズなんですが」

 

 確かにホログラフには『エンジニア申請1』と表示されていた。

 エンジニアは、前日に調べた人が人間なのかグノーシアなのかを知ることができる権限を持つ。

 残ったメンバーを調べられるぶんドクターより重要な役職といえるかもしれない。

 プリンプリンも気になって返事を待つが、誰も声をあげない。

 

「オイオイ。本当にいるのか?」

 

 ドクが弱った声を出すも状況は変わらず。

 その隣でエイハブがラッキーやアトレをチラッと見て、首を横に振られていた。

 デュウも動く気がなさそうだ。

 見かねたトントンが手を叩く。

 

「仕方ない。次へ行こう。

留守番だった人はいるかな?」

 

 オサゲがまず前に躍り出た。

 

「船にずっといた、ということなら……ぼくはここの食用プリンターをちょっとばかし拝借してたよ!

入口に『ご自由にどうぞ』って書いてあったんだ。それで、いくらでも食いモンが出てくるなんて夢みたいだ〜! って、調子乗って、腹くだして……」

「意地汚ェやっちゃ」

 

 ボンボンからジト目で見られると、オサゲは『えへへ』と照れ笑いした。

 

「でも、そのおかげで小生らもこの船に招待してもらえた。結果オーライっちゅうことで」

 

 マイホームがフォローを入れる。

 確かに、ルゥアンでグノーシアが発生した時にオサゲから連絡があったからこの船に乗り込めたのだ。

 騒動の最中、瀕死状態だったプリンプリンをボンボンが背負って医療カプセルに入れてくれたらしい。

 その甲斐あってプリンプリンは一命を取り留めたが、目覚めた時からこの終わらぬ議論を繰り返すことになった。

 

(なぜなのかしら……何も、覚えていないわ)

 

 プリンプリンは同じくループを繰り返しているというトントンを横目で見やる。

 いつも冷静で、頼りになる青年。人形めいた美貌がどこか近寄りがたい雰囲気をにじませるが……。

 ここへ来た経緯を思い出していたら、オサゲの証言に乗る人物が現れる。

 

「確かに、その看板があった。シアター見放題につられて……」

 

 ムッツだった。

 彼はポツポツと当時を語る。

 

「『ランカー商会』とあったか。

珍しいタイトルが多く、つい泊まりで観ていたらグノーシア騒動が起きた……」

「ナンの映画観てたんだァ?」

 

 ホワイトハットがニヤニヤ笑いながら聞いた。

 

「ひとりきり、貸し切り。さてはピンク映画だな?」

「ち、違う!」

 

 赤面して否定するムッツ。

 エイハブが助け舟を出してやっていた。

 

「そのへんにしとけ。刀のサビとなるぞ」

「おっかねえな〜」

 

 ホワイトハットが舌打ちする。

 バツの悪い顔でムッツが説明を再開した。

 

「……その合間、飲み物を取りに行った際。オサゲと会った」

「あ、ぼくもムッツさんを見た! 抹茶と牛乳を混ぜて抹茶オレにしてたよ!」

「ハイカラじゃん」

 

 アトレが意外そうに見上げる。

 次々とからかわれ、ムッツは気まずくなったのか押し黙ってしまった。

 

 プリンプリンは頭で現状を整理する。

 これで留守番どうしはアリバイを共有された。

 オサゲとムッツはグノーシア騒動の時に船外へ出ていない。

 つまり、グノーシアになり得ない。

 二人は人間確定だ。

 

 さらに状況を詰めようと、ドクがホログラフとにらめっこしている。

 

「残りは守護天使が一名。AC主義者が一名か。対照的だな」

「それ、なに?」

 

 アトレが尋ねた。

 マイホームが説明をはじめる。

 

「守護天使っちゅうんは、護衛対象をあらかじめ決めて、グノーシアがその人を襲おうとした時に退けられる権限のことや。

上手くいけばその夜の被害を食い止められる」

「へ〜、カッコイイじゃんか」

「やけど一人しか守れんし、それに自分の身は守れん。難しい役どころやね」

 

 マイホームはヒゲを触りつつ、得意げに語った。

 それに続き、エイハブがアトレに話しかける。

 

「AC主義ってのは、『アンチ・コズミック』。

『この宇宙に真理はないので、グノーシアに別の宇宙へ連れてってもらおう』

——っていうアブねえ信仰さ」

「変なの」

「そう。そいつはグノーシアに得するよう、大嘘をついて回るから気をつけろよ」

 

 そう言ってエイハブはアトレの赤毛をクシャクシャと撫で回した。

 ワットが大仰に声を張りあげる。

 

「そうよ。そういう、嘘つきがい〜っぱいいるから、重要な役は守ってもらわないといけないのよ。

よろしくね、守護天使さァん!」

 

 あたりがシンと静まり返った。

 明らかに演技をしているワットに誰も返す言葉がない。

 ここでもトントンが議論を進行させようと無理やり軌道修正してくれる。 

 

「……まあ、守護天使は名乗らないほうがいいな……。

特に、ボンボン。わかったかい?」

「ナンで名指しするんだよ?」

 

 プリンプリンは、トントンの言いたいことがよくわかった。

 いつだかのループでボンボンが高らかに宣言したことがある。

 

『おれが守護天使だ。プリンプリンを傷つける奴は許さねえ!

絶対に守る!!』

 

 案の定その夜に襲撃に遭い、還らぬ人となった。

 守護天使とはそれだけデリケートな役職なのだ。慎重に、できるだけ生き延びてもらわなければ……。

 

「ケッション」

 

 モンキーも覚えているのかいないのか、気の抜けた声で鳴いた。

 これで役職についてのおさらいはおしまいだ。

 さて、議論の本題に入りたいところだが……。

 

「ここまでで、誰か思いついたことはあるかい?」

 

 トントンが周りに意見を促す。

 みんながヒソヒソと話し合うものの、決定打になる情報はないのか手を挙げてまで発言する人はいなさそうだ。

 空気を読んでトントンが提案する。

 

「ないなら切り上げて投票に移ってもいいが……」

「おい、色男」

 

 これまで各人に茶々を入れ続けたアトレがトントンへ話しかけてきた。

 

「何か?」

「さっきからナ〜ンか仕切ってるよな。偉そう」

「はあ」

 

 ほとんど言いがかりに近い物言いにトントンも生返事だ。

 アトレはウンウン唸りつつ、追及らしきものを始める。

 

「そういう、『オレが法だ』っていう態度? 姿勢? イカンと思うのよ。

こう、軍隊みたいなへーソク感を感じるンだよね」

「そうかい? 何か粗相があったなら、すまないね」

「あ、そういうのもダメ。じんましん出そう」

 

 あんまりな言い分に、普段はトントンと犬猿の仲である男も口を挟んだ。

 

「オイオイ、子どもがいきがんじゃないよ。何か言ってやりたいのは、わかる。

トントンって確かに上から目線だし……」

「ボンボン。きみはそれで私をフォローしているつもりか?」

「任せとけって。こういう子どもはね、厳しく言って聞かせなきゃ直らないの!」

 

 ボンボンは袖もないのに腕まくりする素振りをした。

 薄荷色のベストをなびかせながら、アトレへ近づいてゆく。

 

「まず、言葉づかいを直しなよ。まるでチンピラみたいな物言いになってる。

誰に習ったんだ?」

「独学さ!」

「ふーん。じゃあ周りの大人が悪いのかな……」

 

 しげしげとエイハブやドク、ムッツを見つめる。三人とも苦笑いを浮かべた。

 さらにボンボンは離れた場所にいるデュウを見やったが、美男子を前にすると決まって不機嫌になる。

 金の額飾りに揺れるチャームをチリチリ鳴らしながら、『フン!』とそっぽを向いた。

 

「海賊みたいな連中だ。

船長? なんか義足だし……悪役っぽい!」

 

 プリンプリンはひたいを抑える。

 ボンボンのほうが特大に失礼なことを言ってしまった……。

 ただ言われたほうは笑ったまま首をかしげている。

 

「参ったね」

 

 エイハブは大して気に留めていないようだった。

 一触即発にならずに済み、プリンプリンはホッとひと息つこうとした。

 しかしそうは問屋が卸さない。

 ゆらり、と立ち上がる人影。

 これまで置物のように動かなかったデュウだった。

 まっすぐにボンボンを見据える。

 

「な、何だよ……」

 

 急にガンをつけられ、うろたえるボンボン。

 だがデュウは何も言わず、ただプレッシャーをかけつづけるだけ。

 アトレやボンボンがワチャワチャやっていたのとは対称的な、重苦しい無言の抗議だった。

 ボンボンが後ずさるのを見て、デュウはツカツカと靴音を鳴らし、エイハブの隣を陣取る。

 

「慰めに来たのか?」

 

 エイハブが尋ねてもデュウは相変わらず黙ったままだった。

 ただ離れようとはしない。影のように控え、すみれ色の瞳でひたと見つめている。

 面食らっているボンボンへ、別の人物が語りかけた。

 

「エイハブ船長は、確かに前科持ちだけど……でも、完全に悪い人じゃない……」

 

 ラッキーだった。

 少年にしては柔らかい声質で訴えかける。

 

「『自分のため』だって言うから、こういう言い方は好きじゃないかもしれない。

でも言わせてほしい。

船長は、オレの故郷を助けるために一緒に来てくれたんだ。

だから、悪役っていうのは……違う」

 

 言い切って彼は唇をキュッと噛んだ。

 華奢な肩が震えるのを見て、ボンボンは急に真剣な表情になる。

 

「……ごめん。きみらの事情、よくわかってなくて。迂闊だった」

 

 素直に謝れるのが彼の良いところだ。

 それを聞くとラッキーも頭を振りかぶり、

 

「ううん。だって、確かに大手を振って歩けるような人たちじゃないんだもの。

でも……オレにとっては、大切な人たちなんだ……」

 

 ボンボンはさらに言葉を詰まらせる。

 そんな彼へ、当の本人であるエイハブが告げた。

 

「まあ、そうしょげるなよ。

俺は好きに生きたくてこういう稼業やってンだ。

その代わり、後ろ指さされるのは覚悟の上さ。お前の言うことはそう的外れでもねえ」

 

 ボンボンが背の高いエイハブを見上げる。

 身長差が大分あるものの、それ以上のものを感じたのか碧色の目を見開いていた。

 

『投票の時間です』

 

 船を管理する擬知体——AIのようなもの——Leviが議論終了をちょうど宣告した。

 

2、

 

 コンソールの床がそのまま上昇し、投票室へ連れていかれる。

 暗闇の中、投票モニタへの道筋が点々と光で導き出された。

 みんなと背を向けあい、プリンプリンは歩き出す。

 

 とにかく今日の投票先は決まっている。

 対抗ドクターであるワット。彼女しか有り得ない。

 

(グノーシアだからあんなにハイテンションになっちゃうのかしら)

 

 プリンプリンはモンキーを撫でながら、疑問に思う。

 自身も何度もグノーシアとして暗躍したことがあるから、一種の高揚感が湧くのはわかる。

 それにしたってワットは毎回わかりやすすぎだ。

 グノーシアと決まったワケでなく、AC主義者という可能性も否定しきれないけれど……。

 どちらにせよ今回のループでは敵。

 

「ここまでわかりやすいと、他のことを見落としてしまいそうだわ。モンキー」

 

 元きた道を戻りつつ、隣を歩くモンキーへ喋りかける。

 

「キッキャー」

 

 中央へ辿り着くと仮想ディスプレイの前に全員集まっていた。

 

『有効投票数:14。開票します』

 

【投票結果】

 

プリンプリン→ワット ワット→プリンプリン   アトレ→ワット

ボンボン→ワット   トントン→ワット ホワイトハット→ワット

オサゲ→ワット    エイハブ→ワット     ムッツ→ワット

カセイジン→ワット  デュウ→ワット       ドク→ワット

マイホーム→トントン ラッキー→ワット

 

ワット…12票

プリンプリン…1票

トントン…1票

 

『コールドスリープはワット様です』

 

――――――――――――

 

「残念無念、また来週! 必ず後悔するわよ、アナタたち!

コールドスリープ室で待っているんだよォ〜、お立ち会い!」

 

 ワットの遺言が響き渡る。

 床がゆっくりと下降し、元のメインコンソールへ戻ってきた。

 青白い灯りの中、夫のマイホームと一緒に去っていくワットの背を見送る。

 

「ワットさん、あんなに怪しいんじゃどうしようもないぜ!」

「他に怪しいヒト、いないんだもん! しょうがないよ……」

 

 ボンボンとオサゲが互いに言い聞かせ合っていた。

 みんな散り散りになり、議論卓を後にする。

 その中にデュウもいた。

 栗色の髪と外套をひるがえし、一人きりで颯爽と部屋を出てゆく。

 

(結局、最後まで話さなかったわね……)

 

 今回はワットという最大級に怪しい人物がいたから問題にならなかったものの。

 あすもまた、彼は何も言わないつもりなのだろうか?

 

(それではいつか誰かに疑われてしまうわ。……困ったひと!)

 

 プリンプリンはモンキーに目配せし、

 

「わたし、何か言ったほうがいいのかしら? どうしよう、モンキー」

「モンモンキィ……」

 

 どうしようもなく彼が気になってしまう。

 プリンセスらしい、平等な優しさがあてもなく発揮されていた。

 

【Day1 Finish】

【コールドスリープ:ワット】

【残り13人】

【Who is the Gnosia?】





☆プリンプリンの航海日誌☆

今回はグノーシア(人狼)が4体。
エンジニア(占い師)が1名。
ドクター(霊媒師)が1名。
留守番(共有者)が2名。
守護天使(狩人)の申請が1名。
AC主義者(狂人)が1名紛れている。
バグ(妖狐)はなし。

ドクター(霊媒師)は自分(プリンプリン)で間違いない。


【勝利条件】
人間……グノーシアをすべてコールドスリープさせること
グノーシア……議論および夜襲後、残り人数で人間と同数になること
AC守護者……グノーシア勝利時に生存していること

 
【ドクター カミングアウト】
・プリンプリン
 ……本物
・ワット博士
 ……あまりにも演技がかっていて、ほぼ全員から怪しまれた。

⚠ワットは『グノーシア』か『AC主義者』のどちらか。
プリンプリンがグノーシアから襲撃されなければ、あすのドクター診断で彼女がどちらだったのか判明する。


【留守番 カミングアウト】
・オサゲ
 ……食用プリンターで食べすぎてお腹を下した食いしん坊。
・ムッツ
 ……シアターで何を観ていたのか怪しいムッツリ。

⚠︎留守番は二人そろっていると、お互いを見知っているため『船外に出ていないからグノーシア汚染されていない』と証明できる。
 つまり、この2人は人間で確定なので議論の余地なし。また、船内に元々いたので他の役職を兼任している可能性もない。
 つまりエンジニアや守護天使ではない。


【船員たち】
 この中に、3~4人グノーシアがいる。
 守護天使、初日に名乗り出なかった真のエンジニアも必ず1名ずついる。
 AC主義者はワットの正体次第。

——プリンプリンside——
 
・ボンボン
 ……相変わらずプリンプリン大好き。エイハブ一家へケンカを吹っかけてしまったが、許してもらえた。

・カセイジン
 ……エンジニアに名乗り出るように訴えたのに無視された。

・マイホーム
 ……みんなから怪しまれたワットをただ一人だけ擁護した。

・トントン
 ……プリンプリンと同じくループしている。議論の進行役。


——白鯨side——

・エイハブ
 ……ちょいちょい議論を円滑に進める手助けをしている。ボンボンに失礼なことを言われたが、気にしていない様子。

・デュウ
 ……一言も話さなかった。ただ、エイハブに無礼を働いたボンボンにはメンチを切った。

・ラッキー
 ……エイハブを悪く言ったボンボンへ反論した。

・アトレ
 ……トントンが気に食わないらしい。

・ホワイトハット
 ……ムッツをからかっていた。

・ドク
 ……議論を円滑に進めようと手助けをしていた人その2。強面だけど良い人そう。


【コールドスリープ】
 ・ワット
 ……さすがに怪しすぎたのでほぼ全員が票を投じた。しかし、逆に他に怪しい者がいなかったという証明でもある。
 果たして議論の明日はどっちだ。

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ステータス
各人のステータス。★5が最大値。

【各項目について】
カリスマ:
 議論での発言影響力(高いほど多くの相手を同調させられる)
ロジック:
 議論で論理的に説明できる力(高いほど論理的にみんなを納得させられる)
直感:
 嘘を見破る力(高いほど演技している者を見破れる)
演技力:
 グノーシア等人外役の時に相手を騙せる力(高いほど人間側にバレにくい)
かわいげ:
 みんなに投票されない愛嬌(高いほど投票されにくくなる)
ステルス:
 発言や議論の影響からグノーシアに標的にされるか否か(高いほど標的になりにくい)

※年齢について、原作で明言されているキャラ以外は書き手の予想で設定している。なので『えっ、そうかなあ?』と思われた方は無視してください。

※NHK制作であることしか共通点がない2作品なので、それぞれのキャラの紹介とcv.をつけています。
 ただ検索で引っかかったらアレなので、声優さんのお名前はイニシャル混じりになっています。敬称略。


——プリンプリンside——
 
プリンセス・プリンプリン(15歳女)
 赤ん坊のころに海で拾われたプリンセス。祖国を求めて旅をしている。
 銀髪をお団子にしていて、とても美しく、訪れる国でやたら求愛されるが本人に恋愛気質なし。
 お猿のモンキーをいつも連れている。
 歌が好き。
 原作cv. I川Hとみ
 モンキー/S藤隆
 
カリスマ:★★★★
ロジック:★★★
直感:★★★
演技力:★★★
かわいげ:★★★★★
ステルス:★★★

みんなから好かれやすいため投票されにくい。ゆえに議論終盤まで残り、高いカリスマと平均的なロジックで訴えかけることができる。
メタ視点で言うと、プレイヤーなので平均的なステータスになっている。


トントン(17-18歳男)
 北国のタンガラトントン出身で、銀髪の美青年。黄色い帽子を被っている。
 クールでよく議論の進行役を買って出る。
 実はロボットで、地下のタンガラトントン国の王子。
 原作cv. T山敬

カリスマ:★★★★★
ロジック:★★★★★
直感:★★★★
演技力:★★★★
かわいげ:★★
ステルス:★

高いカリスマとロジックを併せ持ち、論理的に乗員を説得できる。直感も高いので相手の嘘も見破りやすい。
ただし冷静な態度が『冷たい』と反感を買い、いちど疑われると一気にコールドスリープ対象にされることも多い。
ロジックの鬼なのでグノーシア側からも脅威とされ、早期排除対象にされてしまう。


ボンボン(15歳男)
 白い綿菓子のような髪で、なかなかの美少年。金の額飾りに薄荷色の服を着ている。
 力自慢で勇敢、探検が好き。ギターの弾き語りも趣味でよく唄う。
 自称プリンプリンの恋人で、他の男が近寄るとすぐ嫉妬する。
 原作cv. K谷明
 
カリスマ:★★★★
ロジック:★
直感:★
演技力:★★
かわいげ:★★★★
ステルス:★★

ロジックが脅威の★1で、論理的説得を試みても感情論ではね返してくる。
直感も低いのにカリスマだけは高いので、誤った判断をしていても他が彼に影響されることも多い。ただし本人はかわいげで冷凍を逃れやすい。
グノーシアからは論理でねじ伏せられない相手として排除対象に選ばれることが多い。


オサゲ(15歳男)
 背が低くて子供っぽい。ピンクのお下げ髪が特徴。白いベストに桃色の腰布。
 プリンプリンの友だちで、のんびりや。食い意地ははっているものの気は優しい。
 足が早いのが自慢。
 原作cv.HせSん治

カリスマ:★★
ロジック:★★
直感:★★
演技力:★★
かわいげ:★★★★
ステルス:★★★★★

あまり議論を動かすほどの影響力はないが、それゆえに誰からも反感を買わないためコールドスリープしにくく、グノーシアからの襲撃にも遭いにくい。
潜伏グノーシアであったりバグだったりすると最後まで取り逃してしまうことが多々。


カセイジン(15歳男)
 痩せっぽちで、メガネをかけている。水色の短髪頭にちっちゃな金色の帽子。金のベストにアラビアンな感じの靴とズボン。
 プリンプリンの友だちで、インテリ。『ヨカン』という予言めいた能力があり、発動時に耳が回る。
 原作cv.堀J子
 
カリスマ:★★★
ロジック:★★★★★
直感:★★★★★
演技力:★★★
かわいげ:★★★
ステルス:★★★

ロジックがトントンと同格で、直感は乗員の中でピカイチ。グノーシアが誰か突き止め、確実に援護してくれる。
だがカリスマが平均値なので議論を大きく動かすには至らず。プリンプリン(プレイヤー)が彼の得た真理をみなに訴えるのが効果的。


シャーレッケ・マイホーム(30代後半〜40代前半・男)
 お人好しな名探偵。ワット博士の夫。赤毛もじゃもじゃ、おヒゲも生えてる。
 プリンプリンたちの保護者的立ち位置。推理を披露したがるクセがある。
 ロンドンから来たはずだが何故か関西弁まじり。
 原作cv.Y木K生

カリスマ:★★★
ロジック:★★★★
直感:★★★
演技力:★★★★
かわいげ:★★
ステルス:★★★★

平均的なステータスだがロジックに長け、議論を正しい方向へ導いてくれる。
唯一の難点はかわいげが低いこと。推理を延々と披露することで「おじさんうるさいな!」と思われるのか凍りやすい。
演技力が意外と高いのでグノーシア汚染されている時もわかりづらい。


ワット博士(20代後半〜30代前半・女)
 アルトコ市の動物学者でマイホームの妻。黒いおかっぱ、丸メガネをかけている。
プリンプリンたちの保護者的立ち位置。動物のことならおまかせ、結構暴走しがち。
 たまにウッフンアッハンというお色気ムンムンな掛け声で運動しはじめる。
 原作cv.W尾M知子

カリスマ:★★★
ロジック:★★★★
直感:★★
演技力:★
かわいげ:★★★
ステルス:★★

高いロジックと裏腹に演技力が皆無で、グノーシア側に回った時は知性を活かせずに冷凍されることが多い。
ボンボンに知性を与え、カリスマとかわいげを下げた印象。乗員である時は信頼できるので彼女の熱弁に聞き惚れるべし。


——白鯨side——

エイハブ・イシュマール・アリ(35歳男)
『エイハブ鯨捕りカンパニー』の代表で、宇宙船『レディウィスカー』の船長。
 ただ今回はルゥアンでのグノーシア騒動に巻き込まれ、他の仲間とはぐれて今回の舞台である宇宙船へ迷い込んだ。
 隻眼隻脚。空色の長い髪をひとつに結び、立襟のコートを着ている。
 荒っぽくテキトーな物言いをするが基本的に面倒見のいい男。
 原作cv.O塚A夫

カリスマ:★★★★★
ロジック:★★★
直感:★★★★
演技力:★★★
かわいげ:★★★★
ステルス:★★

カリスマが圧倒的なのに対し、ロジックは平均なのでハッタリで乗り切るタイプ。
かわいげが高いので意外と凍りにくい。
ステルスが低いのが欠点で、どうしても目立ってしまう運命にある。


デュウ(18歳男)
 カンパニーに拾われたアンドロイド。識別番号『ESP4678-201』。連邦製だが記録には遺棄処分とある。
 栗色の長い髪。原作で『連邦一美しいアンドロイド』と言われ、さらに『ギリシャ彫刻のような唇』とまで表現されるので公式お耽美枠。
 極度に寡黙で孤立しがちだが、エイハブのことは『友だち』だと思っている。
 原作cv.関T彦
 
カリスマ:★★★★
ロジック:★★★★★
直感:★★★★
演技力:★★★
かわいげ:★★★
ステルス:★★★

ロジック最強格。カリスマもそこそこで、ステルスとかわいげも平均なので美しい外見のわりにしぶとい。
直感も高いくせに、弱点は無口なところ。ステータスは優秀なのに活かしどころが極端に少ない。


ラッキー・ラック(14歳女)
 男装をしているものの女の子。本名はサチコ・トキサダ。
 金色の長い髪をひとつに結んでいる。まだ子どもっぽいけどかわいらしい。
 女だてらに度胸があり、また健気。
 故郷モアドを救うために鯨捕りのエイハブのもとへやってきた。
 原作cv.M谷Y子
 
カリスマ:★★★
ロジック:★★★
直感:★★★★★
演技力:★★
かわいげ:★★★★★
ステルス:★★★

直感、かわいげ最強格。議論を引っ張る力こそ弱いが嫌われることが少なく、また嘘を見抜くので生き残れば生き残るほどジワジワと強さを発揮する。
演技力が低いのでグノーシア適性はあまりない。


アトレ(11歳男)
 かつての機関長の忘れ形見の男の子。
 赤毛を逆立てたような髪型。大ぶりのコートを着ていて引きずりそう。
 まあ、斜に構えたガキである。
 エイハブを慕い、自称ラッキーの教育係。
 きれいなおねいさまを見ると、大体抱きつくおマセちゃん。
 原作cv.N山S保(後半:O本M基子)

カリスマ:★★
ロジック:★★
直感:★★
演技力:★★★
かわいげ:★★★★
ステルス:★★★★

かわいげとステルスの高さから最後まで残りやすいムードメーカー。
その代わり議論への影響力が少ない。グノーシアやACだった場合、演技力は平均なので実は危ない。


ホワイトハット(40代後半男)
 刑事。元看守で、エイハブが収監されていた刑務所に務めていた。
 白い帽子を被っており、苦労人のためか実は頭が薄い。しなびたコートを着ている。
 エイハブにやたら執着しており、彼を逮捕するためにやってきたはずが何故か行動を共にしている。
 原作cv.Y原Y人

カリスマ:★★★
ロジック:★★★★
直感:★★★★
演技力:★★★★
かわいげ:★
ステルス:★★★

かわいげの低さが致命的。
ロジックと直感が高いので活かせれば戦力になりうる。演技力が高いのでグノーシアやACだった時に怖い……といってもかわいげの低さで凍る可能性大。


ムッツ・ガンリュウ(20代後半男)
 キングクーロン一の超セラミック剣の使い手。
 白い細面で、しょうゆ顔。銀のかぶりものをしているが外すと天パっぽい黒髪。
 寡黙だがデュウと比べればまだ喋るし協調性もある。修行中の身ながら意外と純情でウブ。そしてムッツリ。
 原作cv.Y田K之

カリスマ:★★★
ロジック:★★★
直感:★★★★
演技力:★★
かわいげ:★★★
ステルス:★★★★★

ステルスが高い。演技力が低いのでグノーシアには向いていない。
意外と直感が高いので、ピンと来た時が怖い。終盤まで残ってくれれば効いてくるタイプ。


ドク・クリスチャンセン(40代前半男)
 医者。スキンヘッドでメガネで強面。下まつ毛がチャームポイント。
 カンパニーの中でも古株で、副官的な立ち位置。
 荒っぽい喋り方をするが医者として責任感はあり、実はエイハブ同様に義理人情に厚い。
 原作cv.S部K一

カリスマ:★★★
ロジック:★★★★
直感:★★
演技力:★★★★
かわいげ:★★
ステルス:★★★★

かわいげと直感が低いが、ステルスは高いのでグノーシアからは狙われにくい。ロジックがそこそこなので味方につけると弁護してくれる義理人情タイプ。
ただ同時に演技力もあるためグノーシアだと厄介でもある。

―――

過去グノパロ参考値
※本作未登場

ベベル(20歳男) 原作cv.M波T和
カリスマ:★★★★
ロジック:★★★★
直感:★★★
演技力:★★★★★
かわいげ:★★★
ステルス:★★★

バランス型とはこういうことを言う。演技力が最も高く、グノーシア役になるとなかなか見破れない。ロジックも高いので言い負かされると追及した側が危うくなる。
原作でも敵陣に身分を偽って侵入する場面があるが、そんなに演技が上手かったかは疑問(笑) ステータスの割り振り的に特徴が欲しかったの。


マノン(18歳女) 原作cv.U田Mゆき
カリスマ:★★★
ロジック:★★★
直感:★★★★
演技力:★★
かわいげ:★★★★
ステルス:★★

注目すべきは直感とかわいげの高さ。ロジックは平均的だが嘘を見抜くことが多く、グノーシアを炙りだしてくれる。
故にグノーシアから驚異と思われるのかステルスが低く、襲撃対象になりやすい。
演技力も低いのでグノーシア側に回っている時はかなりわかりやすい。


【分類】

議論制御型
 ……盤面整理して場を制す
★トントン(攻撃特化)
★デュウ(中庸/デメリットとして無口)
★ベベル(演技特化)

議論崩壊型
 ……情に訴えかけて場を制す
★エイハブ(ボンボン上位互換)
★ボンボン

推理屋
 ……真実を追及する
★カセイジン

バランス型
 ……生き残りやすく、議論制御もそこそこ
★プリンプリン

ロジック型
 ……ロジックは高くてもカリスマが低く、また明確な弱点がある
★ワット(演技力と直感が低い)
★ドク(かわいげと直感が低い)

ヘイトタンク型
 ……ヘイトを買いやすい代わりに場を荒らすのが得意
★ホワイトハット(マイホームを攻撃型に変えたタイプ)
★マイホーム

直感型
 ……生き残ればグノーシアの脅威になりうる
★ラッキー(マノン上位互換)
★ムッツ
★マノン

生き残り特化型/バグだと地味に残って怖い
★オサゲ
★アトレ(オサゲよりステルスは低いが、演技力がある) 

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