BLEACH ―斬界の御厨子―   作:tunagi

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懺罪宮へ向かう道を探していた朔夜は、四番隊第七席・山田花太郎と出会い、ついにルキアの居場所を知ることができました。

一方、斑目一角との戦いを乗り越えた一護の前には、現世で一度敗れた相手――阿散井恋次が立ちはだかります。

あの時とは違う。

浦原商店で修行を重ね、斬月と共に戦う力を身につけた一護は、再び恋次へ挑みます。

それでは、第22話「再戦」です。


第22話 再戦

 

瀞霊廷の通りで、一護と恋次は互いに斬魄刀を構えて向かい合っていた。

 

周囲には誰もいない。

 

旅禍侵入の警報が鳴り響いているにもかかわらず、この場所だけは不自然なほど静かだった。

 

一護は斬月を両手で握りながら、目の前に立つ恋次を真っ直ぐ見据える。

 

現世で戦った時とは違う。

 

あの時は何もできなかった。

 

恋次の攻撃に対応するだけで精一杯で、その後に現れた白哉には、自分が斬られたことすら理解できなかった。

 

だが、今は違う。

 

浦原の修行を乗り越えた。

 

斬月の名を知った。

 

そして、斑目一角との戦いにも勝った。

 

「今度は前みたいにはいかねぇぞ」

 

一護が言うと、恋次は斬魄刀を肩へ乗せながら鼻で笑った。

 

「そりゃこっちの台詞だ。わざわざ尸魂界まで来たこと、後悔させてやる」

 

「するわけねぇだろ」

 

「言ってろ」

 

恋次の表情から笑みが消える。

 

次の瞬間、二人が同時に地面を蹴った。

 

斬月と恋次の斬魄刀が真正面からぶつかり、鋭い金属音が通りに響く。

 

一護は力を込めて押し込むが、恋次も簡単には下がらない。

 

「っ……!」

 

「力だけは相変わらず馬鹿みてぇに強ぇな!」

 

「褒め言葉として受け取っとく!」

 

一護は斬月を振り抜いて恋次を押し返すと、そのまま追撃へ入った。

 

しかし、恋次は後退しながら斬撃を受け流し、一護の懐へ踏み込んでくる。

 

「甘ぇ!」

 

恋次の蹴りが一護の脇腹へ飛ぶ。

 

一護は腕で受け止めたものの、身体が横へ押し流された。

 

そこへ恋次の斬撃が迫る。

 

一護は斬月を持ち上げ、間一髪で防いだ。

 

「前より動けるようになったじゃねぇか」

 

「そりゃどうも!」

 

一護は恋次の刀を弾き返し、すぐに距離を取った。

 

恋次も追撃せず、一度構え直す。

 

互いに相手の変化を確かめるような、短い沈黙が流れた。

 

恋次は一護を睨みながら、内心では驚いていた。

 

現世で戦った時とは明らかに違う。

 

動きも速い。

 

剣を振るう時の迷いも減っている。

 

何より、一護は自分の力をただ振り回すのではなく、相手の動きを見て対応するようになっていた。

 

「……浦原喜助か」

 

恋次が呟く。

 

一護が眉を寄せる。

 

「何だよ」

 

「お前をここまで鍛えたのは、あいつなんだろ」

 

「浦原さんだけじゃねぇけどな」

 

夜一。

 

そして朔夜。

 

実際に修行をつけてもらったわけではないが、二人の規格外な戦いを目で追った経験も、一護にとっては大きかった。

 

特に朔夜から何度も言われた言葉がある。

 

相手だけを見るな。

 

足元や肩、視線、霊圧の流れまで見ろ。

 

どんな攻撃にも、その直前には必ず何かがある。

 

一護は斬月を握り直した。

 

「俺はルキアを助ける。そのためなら、誰が相手でも止まらねぇ」

 

恋次の眉が動く。

 

「簡単に言うんじゃねぇ」

 

「何がだよ」

 

「お前は尸魂界のことを何も知らねぇ。護廷十三隊が何なのかも、朽木家がどんな家なのかも、ルキアが何を背負ってるのかも知らねぇだろ!」

 

一護は黙った。

 

確かに知らない。

 

尸魂界へ来てから、知らないことばかりだ。

 

朔夜の過去も。

 

ルキアの立場も。

 

恋次が何を抱えているのかも。

 

それでも、一護は迷わなかった。

 

「知らねぇよ」

 

はっきりと答える。

 

恋次の表情が険しくなる。

 

「でも、ルキアが死にたがってねぇことくらいは分かる」

 

「……!」

 

「自分が処刑されるのに、俺たちの心配ばっかりしてるような奴だ。そんな奴を、決まりだからって死なせていいわけねぇだろ」

 

恋次の握る刀に力が入った。

 

「黙れ」

 

「嫌だ」

 

「黙れって言ってんだ!」

 

恋次の霊圧が一気に高まった。

 

それまでとは明らかに違う圧力が周囲へ広がり、一護もすぐに斬月を構え直す。

 

恋次は一護を睨みながら斬魄刀を身体の前へ構えた。

 

「一護。てめぇがそこまで言うなら、こっちも手加減する理由はねぇ」

 

一護の目が鋭くなる。

 

恋次の斬魄刀から、先ほどまでとは比較にならないほど強い霊圧が溢れ始める。

 

一護には分かった。

 

これは一角が鬼灯丸を解放した時と同じだ。

 

斬魄刀が、本来の姿を現そうとしている。

 

恋次は刀を握り締めると、低く力強い声でその名を呼んだ。

 

「――咆えろ、蛇尾丸!」

 

瞬間、霊圧が弾けた。

 

一護は反射的に腕で顔を庇う。

 

吹き抜けた風が死覇装を激しく揺らし、恋次の手にあった斬魄刀が大きく形を変えていく。

 

通常の刀身ではない。

 

いくつもの刃が節のように連なり、まるで巨大な蛇の牙を思わせる異形の斬魄刀。

 

蛇尾丸。

 

現世で一護が一度見た、恋次の始解だった。

 

「……それか」

 

一護は目を細めた。

 

あの時は、この武器の間合いと軌道に翻弄された。

 

だが、今回は違う。

 

一護は斬月を握る手に力を込める。

 

「今度はやられねぇ」

 

恋次が蛇尾丸を振り上げた。

 

「だったら試してみろ!」

 

蛇尾丸が唸りを上げて伸びる。

 

節状に連なった刃が蛇のようにうねりながら、一気に一護との距離を飛び越えた。

 

一護は斬月で受ける。

 

凄まじい衝撃で足元の石畳が削れた。

 

「ぐっ!」

 

さらに蛇尾丸がしなり、今度は横から別の角度で迫ってくる。

 

一護は身体を低くしてかわした。

 

刃が背後の壁へ激突し、大きく石壁を砕く。

 

「相変わらず厄介な武器だな!」

 

「だったらそこで倒れろ!」

 

「誰が!」

 

一護は前へ走る。

 

距離を取れば、蛇尾丸の長い間合いの中で戦い続けることになる。

 

斑目一角との戦いで学んだことと同じだった。

 

長い武器を相手にするなら、相手が最も扱いにくい距離まで入り込めばいい。

 

恋次も一護の狙いに気づいた。

 

「来ると思ったぜ!」

 

蛇尾丸の軌道が変わる。

 

真正面から迫っていた刃が大きく弧を描き、一護の横へ回り込んだ。

 

しかし、一護は止まらない。

 

斬月で一撃を弾き、そのまま踏み込む。

 

蛇尾丸の刃が肩を掠め、血が飛んだ。

 

それでも距離を詰める。

 

「何っ!?」

 

「捕まえた!」

 

一護の斬月が振り下ろされた。

 

恋次は咄嗟に蛇尾丸を引き戻して受け止める。

 

凄まじい衝撃が走り、恋次の足元に亀裂が広がった。

 

「ぐっ……!」

 

「どうした!」

 

「調子に乗るな!」

 

恋次が一護を蹴り飛ばす。

 

一護は数メートル後方へ下がったが、倒れずに踏みとどまった。

 

二人とも息が乱れ始めている。

 

それでも、どちらも退く気はなかった。

 

◇

 

その頃、朔夜と花太郎は人目を避けながら懺罪宮へ向かっていた。

 

花太郎は瀞霊廷の裏道を使い、なるべく隊士と遭遇しない道を選んでいる。

 

「こっちです。ここを抜ければ、少し近道になります」

 

「詳しいな」

 

「四番隊って色んな場所に呼ばれるんです。怪我人を運んだり、掃除したり、雑用をしたり……」

 

「最後の二つが四番隊の仕事なのか?」

 

花太郎は悲しそうな顔をした。

 

「……よくやらされます」

 

「大変だな」

 

朔夜は少し同情した。

 

そんな会話をしながら進んでいたが、やがて朔夜が足を止める。

 

花太郎も振り返った。

 

「どうしました?」

 

朔夜は遠くへ意識を向ける。

 

一護と恋次。

 

二人の霊圧が激しくぶつかっている。

 

そして今、恋次の霊圧が一段階大きくなった。

 

「蛇尾丸を解放したか」

 

「分かるんですか?」

 

「ああ。昔から知ってる霊圧だからな」

 

花太郎は不安そうな表情を浮かべた。

 

「黒崎さん、大丈夫でしょうか」

 

「大丈夫」

 

朔夜の返事には迷いがなかった。

 

「恋次は強い。でも、一護もあの頃とは違う」

 

「御門さんは黒崎さんのことを信じてるんですね」

 

その言葉に、朔夜は少しだけ考えた。

 

「信じてるよ」

 

昔なら、こんなふうに誰かへ自分の背中を預けることはできなかった。

 

自分がやった方が早い。

 

自分が戦った方が確実だ。

 

そう考えていた。

 

だが、今は違う。

 

「一護が勝てない相手なら俺が行けばいい、なんて考えてたら、あいつはいつまで経っても自分で強くなれないからな」

 

花太郎は少し感心したように朔夜を見る。

 

「御門さんって、結構ちゃんと考えてるんですね」

 

朔夜が立ち止まった。

 

「……それ、どういう意味?」

 

「い、いや! 悪い意味じゃないです!」

 

「今、絶対ちょっと失礼だったよな?」

 

「すみません!」

 

花太郎は慌てて頭を下げた。

 

朔夜は少し笑う。

 

「まあいいけど」

 

二人は再び歩き始めた。

 

その時、朔夜がふと尋ねる。

 

「花太郎」

 

「はい?」

 

「ルキア、どんな様子だった?」

 

花太郎の表情が曇る。

 

「……元気そうにはしてました。でも、多分無理してたんだと思います」

 

朔夜は何も言わずに聞いている。

 

「僕が食事を運んでも、自分のことより現世のみんなのことを聞いてきました。黒崎さんたちが無事かって」

 

「やっぱりか」

 

「御門さんのことも聞いてました」

 

朔夜の足が僅かに止まる。

 

「俺?」

 

「はい。御門さんが現世で黒崎さんたちと一緒にいるなら、少し安心できるって」

 

朔夜はしばらく黙った。

 

現世で別れた時、ルキアは言った。

 

黒崎を頼む。

 

朔夜は、その言葉を守るつもりだった。

 

だが。

 

「本人まで助けに来るなとは言われなかったしな」

 

「え?」

 

「何でもない」

 

朔夜は少しだけ笑う。

 

「急ごう。あいつに文句言わないといけない」

 

「文句ですか?」

 

「ああ。勝手に諦めて処刑されようとしてるなら、説教しないと」

 

花太郎は思わず笑った。

 

「黒崎さんも同じこと言いそうですね」

 

「だろ?」

 

二人は速度を上げた。

 

懺罪宮は、もう遠くない。

 

◇

 

一護と恋次の戦いはさらに激しさを増していた。

 

始解した蛇尾丸がうねりながら一護を追い、一護は走りながらその攻撃をかわし、隙を見つけて少しずつ前へ進む。

 

現世での戦いでは、蛇尾丸の攻撃が恐ろしく速く見えた。

 

今は違う。

 

全てを完璧に避けられるわけではないが、攻撃がどこから来るのかは見えるようになっている。

 

一護の成長を、恋次も認めざるを得なかった。

 

「てめぇ……どんだけ強くなりやがった!」

 

「まだ足りねぇよ!」

 

一護は蛇尾丸の一撃を弾き返しながら、力強く叫んだ。

 

「朽木白哉を倒すには、こんなんじゃ全然足りねぇ!」

 

恋次の表情が変わる。

 

「無茶言ってんじゃねぇ!」

 

「無茶でもやる!」

 

一護は蛇尾丸の斬撃をかわし、一気に距離を詰めた。

 

「ルキアを連れて帰るには、それくらいやらなきゃ駄目なんだろ!」

 

斬月が恋次へ迫る。

 

恋次は蛇尾丸で受ける。

 

激しい衝撃が両者の間に走った。

 

「だったら!」

 

恋次が叫ぶ。

 

「俺は何なんだよ!」

 

一護の動きが僅かに止まった。

 

恋次の表情が歪んでいる。

 

そこにあるのは怒りだけではない。

 

「俺だって……!」

 

恋次は一護を押し返す。

 

「俺だって、ルキアを助けてぇに決まってんだろうが!」

 

一護の目が見開かれた。

 

恋次は息を切らしながら、これまで押し込めていたものを吐き出すように続ける。

 

「ガキの頃からずっと一緒だった! あいつが朽木家に引き取られてからも、いつか追いついてやろうと思って死神になった! それなのに、気づいたら俺は何もできねぇままここまで来ちまった!」

 

一護は黙って聞いていた。

 

「相手は朽木家だ。隊長だ。尸魂界の決定だ。俺一人が逆らったところで何ができるって思って……ずっと何もしなかった!」

 

恋次の手が震えている。

 

一護はようやく理解した。

 

恋次はルキアを助けたくないわけではない。

 

助けることを諦めていたのだ。

 

「だったら」

 

一護が静かに言う。

 

恋次が顔を上げる。

 

「何で俺を止めんだよ」

 

「……!」

 

「お前一人じゃ無理なら、俺がやる。俺でも無理なら朔夜もいる。井上も石田もチャドも岩鷲も、みんなルキアを助けるために来てる」

 

恋次は一護を見つめる。

 

一護は斬月を構え直した。

 

「諦める理由探してる暇があるなら、俺を倒してでも前に進めよ」

 

その言葉が、恋次の胸へ突き刺さった。

 

「てめぇ……!」

 

「来いよ、恋次」

 

一護の目には迷いがない。

 

「どっちがルキアを助けるのか決めようぜ」

 

恋次はしばらく一護を睨んでいた。

 

やがて、口元に僅かな笑みが浮かぶ。

 

「上等だ」

 

蛇尾丸を構える。

 

「だったら、最後まで付き合え!」

 

一護も斬月を握り直す。

 

「最初からそのつもりだ!」

 

二人が同時に駆け出した。

 

蛇尾丸が大きくうねり、一護へ迫る。

 

一護は避けない。

 

斬月を構え、真正面から踏み込んだ。

 

一撃目を弾き、二撃目をかわす。

 

三撃目が肩を掠めたが、それでも止まらない。

 

恋次も退かなかった。

 

互いの霊圧がぶつかり合い、周囲の石畳が震える。

 

「一護ォ!」

 

「恋次ィ!」

 

蛇尾丸と斬月が激突した。

 

その瞬間、一護はさらに前へ踏み込む。

 

斬月を力任せに振り回すのではなく、恋次の動きを最後まで見ていた。

 

恋次が次の攻撃へ移る僅かな間。

 

そこへ全てを叩き込む。

 

「おおおおおおっ!」

 

一護の斬撃が恋次の防御を弾いた。

 

「なっ――」

 

恋次の身体が開く。

 

一護はその隙を逃さず、斬月を振り抜いた。

 

凄まじい衝撃と共に、恋次の身体が後方へ吹き飛ばされる。

 

石畳を転がり、やがて止まった。

 

一護は斬月を構えたまま、肩で息をしていた。

 

「はぁ……はぁ……」

 

恋次は動かない。

 

数秒後。

 

「……クソ」

 

小さな声が聞こえた。

 

一護の表情が少し緩む。

 

恋次は仰向けになったまま空を見ていた。

 

「負けた……」

 

悔しそうに、それでもどこか吹っ切れたような顔をしている。

 

一護はゆっくり近づいた。

 

「ルキアの場所、知ってるんだろ」

 

「……ああ」

 

恋次は弱々しく笑う。

 

「懺罪宮だ」

 

一護の表情が変わる。

 

「場所は?」

 

恋次は大まかな方角を教えた。

 

一護はそれを聞くと、斬月を背負い直す。

 

「ありがとな」

 

立ち去ろうとした一護へ、恋次が声を掛けた。

 

「一護」

 

一護が振り返る。

 

恋次は苦しそうに身体を起こしながら言った。

 

「頼む」

 

その声には、もう敵意はなかった。

 

「ルキアを……助けてくれ」

 

一護はしばらく恋次を見つめた。

 

そして、力強く答える。

 

「ああ。そのつもりだ」

 

一護は再び走り出した。

 

今度こそ、ルキアが待つ懺罪宮へ向かって。

 

◇

 

同じ頃、朔夜も足を止めていた。

 

「……決着ついたな」

 

一護の霊圧は残っている。

 

恋次の霊圧は弱まったが、消えてはいない。

 

「黒崎さんが勝ったんですか?」

 

花太郎が尋ねる。

 

朔夜は笑った。

 

「ああ」

 

驚きはなかった。

 

最初から信じていた。

 

「やっぱり強くなったな」

 

現世で白哉と恋次に敗れた少年は、もういない。

 

朔夜は少し誇らしそうに笑った後、前を見る。

 

「俺たちも行こう」

 

「はい!」

 

花太郎が頷く。

 

二人の先には懺罪宮があり、その中には朽木ルキアがいる。

 

一護も朔夜も、別々の道から同じ場所へ向かっていた。

 

再会まで、あと少し立った。





最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

今回は黒崎一護と阿散井恋次の再戦を中心に描きました。

恋次は、

「咆えろ、蛇尾丸!」

の解号と共に斬魄刀を始解し、現世でも一護を苦しめた蛇尾丸で再び戦いを挑みます。

しかし今回の一護は、浦原商店での修行や斑目一角との戦いを経験し、相手の動きや武器の間合いを見ながら戦えるまでに成長しています。

そして一護が次に見据えているのは、恋次よりさらに先にいる男です。

「朽木白哉を倒すには、こんなんじゃ全然足りねぇ!」

現世で圧倒的な力の差を見せつけられた朽木白哉。

一護はルキアを救うため、その男を越えることまで覚悟しています。

一方、恋次自身もルキアを助けたいと思いながら、朽木家や護廷十三隊、尸魂界の決定を前にして「自分には何もできない」と諦め続けていました。

そんな恋次に対して、一護は真正面からぶつかります。

戦いに敗れた恋次は最後に、

「ルキアを助けてくれ」

と一護へ託しました。

そして朔夜も花太郎と共に懺罪宮へ近づいています。

一護と朔夜は別々の道を進んでいますが、目的地はいよいよ同じ場所へ収束し始めました。

次回――

第23話「懺罪宮」

よろしくお願いします。
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