無数の刀の中からようやく自分の力へつながる一本を見つけ出しましたが、それは卍解修行の始まりに過ぎません。
一方、朔夜も夜一との修行を続けています。
強敵との戦いを楽しむ心そのものを否定するのではなく、その感情に本来の目的を奪わせないこと。そして、力を使うか使わないかを自分自身の意思で選ぶこと。
二人はそれぞれ異なる方法で、自分の力と向き合い始めていました。
その頃、瀞霊廷では藍染惣右介の死を発端とした混乱が、隊長や副隊長たちの間にまで広がろうとしていました。
それでは、第28話「屈服」です。
一護の身体が地面を滑り、靴の裏が砂を削った。
正しい刀を見つけてからは、それまでのように数合で刀が砕けることはなくなった。しかし、その代わりに斬月の攻撃は明らかに重く、鋭くなっている。
「いきなり強くなり過ぎだろ……!」
一護が息を吐きながら体勢を整えると、斬月は答えることなく距離を詰めてきた。
振り下ろされた刃を、一護は正面から受け止めない。身体を横へずらしてかわし、刀が地面へ食い込んだ瞬間を狙って踏み込んだ。
「もらった!」
一護の刀が斬月の肩へ迫る。
だが、斬月は刀を引き抜くより早く身体を捻って斬撃をかわし、そのまま柄を一護の腹へ叩き込んだ。
「がっ!」
一護がよろめいたところへ、今度は刃が首元へ迫る。
咄嗟に自分の刀を差し込み、辛うじて防ぐ。
「近ぇっての!」
「戦いの最中に、相手との距離を選べると思うな」
「分かってるよ!」
一護は力を込めて斬月を押し返し、そのまま攻勢へ転じた。
一撃目を受けられれば、間を空けず二撃目へつなげる。さらに踏み込み、三撃目を放つ。
先ほどまでのように、白哉へ追いつかなければならないという焦りだけで刀を振ってはいない。
今は目の前にいる斬月を見る。
足の運び方。
刃の角度。
呼吸。
そして、自分の手にある刀が返してくる感触。
斬月は一護の連撃を受け流しながら、僅かに目を細めた。
「ようやく私を見始めたか」
「最初から見てる!」
「違う」
斬月の刀が一護の刃を大きく弾いた。
「お前が見ていたのは、私の向こうにいる朽木白哉だ」
一護の動きが僅かに止まる。
その隙を逃さず、斬月の蹴りが胸へ入った。
「ぐっ!」
一護は後方へ吹き飛ばされ、地面を転がる。刀を突き立てて勢いを殺すと、痛む胸を押さえながら立ち上がった。
「白哉を見て何が悪い」
「悪いとは言っていない」
斬月はゆっくりと歩いてくる。
「だが、お前は私の力を使って朽木白哉を倒そうとしている」
「それの何がおかしい!」
「ならば、お前にとって私は道具か」
一護の表情が止まった。
「……何?」
斬月は、一護が握っている刀へ視線を落とした。
「敵を倒すために必要だから使う。それだけならば、私とそこにある刀の違いは何だ」
一護は答えられない。
「お前は先ほど、私を相棒だと言った」
斬月が刀を構え直す。
「ならば答えろ。一護。お前は私と共に戦うのか。それとも、私を使って戦うのか」
一護は刀を握ったまま、言葉を失った。
◇
少し離れた岩場では、朔夜と夜一の攻防が続いていた。
夜一の拳が頬へ迫る。
朔夜は頭を傾けてかわし、続けて腹を狙ってきた蹴りを腕で受け流した。
そのまま懐へ踏み込み、自分も拳を返す。
夜一はそれを掌で受け止めた。
互いの腕へ力が掛かった状態で、一瞬だけ動きが止まる。
「今のは止めなかったな」
夜一が笑う。
「止める必要がないと思ったから」
朔夜は力任せに押し込むことなく手を引き、そのまま距離を取った。
「楽しかったじゃろう?」
「まあね」
「もっと続けたいとも思ったはずじゃ」
「ああ」
夜一は構えを崩さず尋ねた。
「なら、何故そこで引いた?」
朔夜は少し考えた後、素直に答える。
「今は追う必要がなかったから」
夜一の目が僅かに細くなる。
朔夜は自分の拳を見た。
「楽しいことと、勝つために追い続けることは別だろ。ここで夜一さんを倒すことに夢中になったら、そもそも何のための修行か分からなくなる」
「ほう」
「だから今は引いた。それだけ」
夜一は満足そうに笑った。
「随分まともになったのう」
「その褒め方、絶対わざとだろ」
「昔のおぬしを知っておるから仕方ない」
「それを言われると弱いんだよな……」
朔夜がため息をつくと、夜一はすぐに構えを深くした。
「では、次へ行くぞ」
「まだやるの?」
「当然じゃ」
「休憩とか」
「一護を見てみろ」
朔夜が一護の方角へ目を向ける。
身体中に傷を増やしながらも、斬月へ向かって立ち続けている。
「……分かったよ」
「よろしい」
「でも一護を基準にするのはやめてほしいな。あいつも相当無茶するから」
「それは同感じゃ」
「夜一さんが言う?」
夜一の目が細くなった。
「何か言ったか?」
「何も」
朔夜は慌てて構え直す。
夜一は笑いながら、一歩踏み込んだ。
「では、今度はもう一段上げるぞ」
「ちょっと待って。今まで何段目だったの?」
夜一は答えなかった。
姿が消えたことで、それが返事だった。
「やっぱり聞くんじゃなかった!」
朔夜も瞬歩を使い、すぐにその場から消えた。
◇
同じ頃。
瀞霊廷の空気は、旅禍の侵入とは別の理由で張り詰め始めていた。
東大聖壁の前では、未だ藍染惣右介の死を受け入れられない雛森桃が、壁を見上げて立ち尽くしている。
その背後には、吉良イヅルをはじめとする副隊長たちが集まっていた。
誰もが状況を理解できていない。
護廷十三隊の隊長が、瀞霊廷の内部で殺された。
しかも犯人は不明。
その時、場違いなほど軽い声が後ろから聞こえた。
「朝からえらい騒ぎやね」
雛森の身体が硬直する。
振り返った先にいたのは、市丸ギンだった。
細い目。
変わらない笑顔。
その姿を見た瞬間、雛森の脳裏に日番谷から以前聞かされた警告が蘇った。
三番隊には注意しろ。
特に藍染が一人で動いている時は。
雛森の手が斬魄刀へ伸びる。
「……あなたが」
「雛森副隊長?」
吉良が異変に気づく。
だが、もう遅かった。
「あなたが藍染隊長を……!」
雛森が地面を蹴り、ギンへ斬りかかった。
しかし、その刃がギンへ届く直前、別の刀が割って入る。
甲高い音が響いた。
「吉良君……!」
雛森の前に立っていたのは吉良だった。
「どんな理由があっても、僕の隊長へ刀を向けさせるわけにはいかない」
「退いて」
雛森の声が震える。
「吉良君、退いて!」
「できない」
背後でギンが歩き出す。
それを見た雛森が横から抜けようとするが、吉良は再び進路を塞いだ。
雛森の表情が怒りに染まる。
「どうして……!」
「僕は三番隊副隊長だ。隊長を守るのは僕の役目だ」
「だったら……!」
雛森の霊圧が膨れ上がった。
吉良の表情が変わる。
「まさか――」
雛森が斬魄刀を掲げる。
「――弾け、飛梅!」
刀身が姿を変え、雛森の周囲に熱を帯びた霊圧が集まる。
次の瞬間、放たれた火球が吉良の周囲で爆発した。
爆風が広がり、副隊長たちが思わず身を庇う。
吉良は煙の中から飛び退き、着地すると厳しい表情で雛森を見た。
「ここで斬魄刀を解放するつもりなのか……!」
しかし雛森は止まらない。
飛梅へ再び霊圧を集める。
吉良の顔から迷いが消えた。
このままでは、本当に味方同士で殺し合うことになる。
それでも。
目の前の雛森を止めなければならない。
「……仕方ない」
吉良も刀を構える。
「君が僕を敵と見るなら、僕も副隊長として君を止める」
吉良の霊圧が高まる。
「――面を上げろ、侘助」
斬魄刀の形状が変化した。
雛森も飛梅を構え直す。
互いの始解が向けられ、二人が同時に動こうとした。
その瞬間だった。
「いい加減にしろ!」
鋭い声と共に、一人の男が二人の間へ入り込む。
吉良の侘助は抜きかけた刀で受け止められ、雛森の飛梅は動きを封じられた。
日番谷冬獅郎だった。
「日番谷君……!」
「今は仲間同士で斬り合ってる場合じゃねぇだろ!」
日番谷の怒声に、雛森が息を呑む。
吉良も動きを止めた。
「藍染が殺されたんだぞ。だからこそ、頭に血を上らせて敵を増やしてどうする」
日番谷は周囲の副隊長たちへ視線を向ける。
「二人とも拘束しろ」
雛森と吉良は、それぞれ別の副隊長に腕を取られた。
雛森はまだギンを見ている。
怒りと悲しみが入り混じった目だった。
一方のギンは、いつもの笑みを浮かべたまま、その場を離れていく。
日番谷はその背中を鋭く睨んだ。
旅禍。
藍染の死。
隊内の対立。
瀞霊廷の内部で、何かが意図的に動かされている。
そんな嫌な感覚が、日番谷の中で少しずつ形になり始めていた。
◇
一護は斬月の問いを考えながら、再び刀を構えた。
「使うのか、共に戦うのかって言われても、違いが分かんねぇよ」
斬月は動かない。
「俺が斬月を振るって、お前の力で敵を倒す。それの何が違うんだ」
「ならば、自分で確かめろ」
「またそれかよ」
「答えを私に求めるな」
一護は舌打ちした。
斬月はいつもそうだった。
すぐに答えを渡してはくれない。
自分で考えて、自分で掴めと言ってくる。
「だったら……戦いながら考える!」
一護が踏み込む。
斬月も応じた。
二人の刃が激しくぶつかる。
一護は斬月の刀を受け流し、そのまま肩を狙う。かわされれば追い、反撃が来れば防ぐ。
ただ刀だけを見るのではなく、斬月自身を見る。
「お前はずっと俺の中にいたんだよな!」
「ああ」
「俺が死神になる前からか!」
「そうだ」
斬月の斬撃が振り下ろされる。
一護は両手で刀を支え、受け止めた。
「だったら、俺より俺のことを知ってんのか!」
「少なくとも、お前が見ようとしないものは知っている」
「また分かりにくいこと言いやがって!」
一護は斬月の刀を押し返す。
互いの距離が開いた。
その時、一護の中に一つの疑問が浮かんだ。
これまで斬月は、自分へ何度も力を与えてくれた。
だが、一度でも「自分を使え」と言ったことがあっただろうか。
戦いたいと願ったのは一護だ。
斬月は、それに応えてきた。
「……そういうことか?」
一護が小さく呟く。
斬月は何も言わない。
一護は手にした刀を見る。
「俺一人で戦ってたんじゃねぇんだ」
斬月の目が僅かに動く。
「お前の力を借りてただけでもない。最初から、お前も俺と一緒に戦ってた」
一護は顔を上げた。
「だったら『屈服させる』ってのも、俺がお前を力ずくでねじ伏せればいいって意味じゃねぇんだろ」
しばらく斬月は黙っていた。
やがて、静かに刀を構える。
「ならば示せ」
「何をだ?」
「お前が、私と共に戦うに値することを」
一護の口元が上がる。
「だったら最初からそう言え!」
「自分で気づかなければ意味がない」
「やっぱ面倒くせぇ!」
それでも一護の表情は、先ほどまでより明るい。
二人が同時に地面を蹴り、再び刃が激突した。
◇
朔夜は岩壁へ背中をぶつけた。
「痛っ……」
夜一は少し離れた位置に立っている。
「随分余裕がなくなってきたのう」
「急に速くなり過ぎなんだよ」
「これでもまだ抑えておる」
「それは聞きたくなかった」
朔夜は身体を起こした。
痛みはある。
それでも、口元には笑みが浮かんでいた。
夜一はそれを見逃さない。
「楽しいか?」
朔夜は少しだけ考えた後、正直に頷く。
「ああ。楽しい」
「ならどうする?」
以前なら、楽しいと思った瞬間にさらに踏み込んでいた。
この修行を始めたばかりなら、一度戦いそのものを止めていたかもしれない。
だが今の朔夜は、どちらもしなかった。
呼吸を整え、夜一を見る。
「続ける」
「理由は?」
「まだ修行の途中だから」
「それだけか?」
朔夜は少し考える。
「俺が続けるって決めたから」
夜一の笑みが深くなった。
「よし」
次の瞬間、夜一から放たれる霊圧が僅かに強まる。
朔夜の表情も一瞬で真剣になった。
「……また上げた?」
「少しだけじゃ」
「その『少し』が怖いんだけど」
夜一が踏み込む。
速い。
先ほどより明らかに速度が上がっている。
朔夜も反射的に瞬歩を使った。
追われる。
かわす。
受ける。
返す。
拳と拳がぶつかり、衝撃が周囲へ広がる。
その最中、朔夜の心も自然と高揚していく。
もっと速く。
もっと強く。
そして一瞬だけ、別の考えが頭をよぎった。
解ならどうなる。
捌なら。
御厨子なら。
朔夜は、その思考が浮かんだ瞬間を自覚した。
「……今だな」
夜一の蹴りをかわしながら呟く。
「そうじゃ」
「御厨子を使えば、もっと楽に戦えるって考えた」
「それで?」
朔夜は夜一の拳を受け流した。
「使わない」
そのまま一歩踏み込む。
「今は必要ないから」
拳を放つ。
夜一は掌で受け止めた。
衝撃が響く。
朔夜はそこで止まらず、二撃目、三撃目へつなげていく。
ただし、自分が必要だと判断した範囲だけで。
「その感覚を忘れるな!」
「分かってる!」
「本当に分かっておるか!」
「分かってるって!」
「ならもっと動け!」
「結局そこ!?」
夜一の蹴りが朔夜の脇腹を捉えた。
「ぐっ!」
朔夜は吹き飛ばされたが、空中で体勢を整えると両足で着地した。
「本当に容赦ないな」
「まだ笑えるなら問題ない」
「師匠の基準がおかしいんだよ」
「昔からじゃ」
「知ってるよ」
朔夜は再び構える。
今度の表情には、戦いを楽しむ色が確かに残っていた。
だが、その奥には冷静さもある。
夜一はそれを確認し、僅かに笑った。
◇
斬月の刃が一護の頬を掠めた。
一護も負けじと踏み込み、刀を振るう。
斬月が受ける。
再び刃がぶつかる。
先ほどまでよりも、一護は明らかに斬月と打ち合えるようになっていた。
斬月が弱くなったわけではない。
むしろ、攻撃はさらに鋭くなっている。
変わったのは一護の方だった。
無理に斬月を倒そうとしなくなった。
相手の動きを見る。
自分の手にある刀を信じる。
そして、目の前にいる斬月もまた、自分と共に戦う存在なのだと意識する。
「まだだ!」
一護が踏み込む。
斬月の斬撃を受け流し、身体を回転させながら横薙ぎに刀を振った。
斬月が一歩後ろへ下がる。
一護はその動きを見逃さなかった。
「今、下がったな」
斬月は答えない。
一護の口元が上がる。
「だったら届く」
「何がだ」
「お前にだよ」
一護は刀を構え直す。
「俺はお前を倒して終わりにするつもりはねぇ。でも、お前には認めさせる」
斬月が黙って聞く。
一護の霊圧が少しずつ高まる。
「俺と一緒に戦えってな」
斬月はしばらく一護を見つめた後、ほんの僅かに笑った。
「ならば来い、一護」
一護も笑う。
「ああ!」
再び二人が駆け出した。
◇
その霊圧の変化を感じ取り、朔夜が一瞬だけ一護の方角を見る。
「また変わったな」
夜一も視線を向けた。
「どうやら、一つ壁を越えたようじゃな」
「早いな」
「おぬしも負けておれんぞ」
朔夜は夜一を見る。
「俺、一護と競争してたの?」
「今決めた」
「勝手だなぁ」
「嫌なら負けておけ」
朔夜は少し笑った。
「それは嫌だな」
夜一も笑う。
「ほれ。そういうところじゃ」
「今のも駄目?」
「駄目とは言っておらん」
夜一は構えを取り直した。
「勝ちたいと思え。強くなりたいと思え。戦うことを楽しんでもよい」
朔夜は黙って聞く。
「じゃが、それら全てを自分で選べ。感情に選ばされるな」
朔夜は静かに息を吐く。
「了解」
「なら来い」
「今度は俺から行く」
朔夜の姿が消えた。
次の瞬間、夜一と朔夜の拳が正面からぶつかる。
同じ頃、修行場の反対側では一護と斬月の刃が激しくぶつかっていた。
一護は、自分の力をただ使うのではなく、その力と共に戦うために斬月と向き合っている。
朔夜は、強大な力を持っているからこそ、それを使うかどうかを自分自身で選び続けるために夜一と向き合っている。
二人の修行はまったく違うように見える。
しかし、その根にあるものはよく似ていた。
自分の力を理解し、自分の意思で選ぶこと。
「屈服」という言葉の意味へ、一護は少しずつ近づいていく。
そして朔夜もまた、かつての自分とは違う形で強さを手にしようとしていた。
その一方で、瀞霊廷では藍染惣右介の死による疑念が味方同士の刃まで引き出し始めている。
残された時間は、誰のためにも止まってはくれなかった。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今回は文章全体を改めて見直し、短い文を連続させる表現を減らしながら、戦闘の動き・登場人物の感情・周囲の状況が自然につながるように修正しました。
一護の修行では、斬月から、
「お前は私と共に戦うのか。それとも、私を使って戦うのか」
と問われています。
一護はこれまで斬月を「力を貸してくれる存在」と考えていました。
しかし今回、少しずつ、
「最初から自分と共に戦っていた存在」
なのだと理解し始めています。
そのため、「斬月を屈服させる」という言葉も、単純に力で倒して従わせることではないと気づき始めました。
一方、朔夜は「戦いを楽しんではいけない」のではなく、
楽しんでも、自分の目的を失わないこと。
そして、御厨子や解、捌を使いたいと思った時にも、
本当に今必要なのかを自分自身で選ぶこと
を学んでいます。
また今回は、藍染惣右介の偽装死を発端とする原作の重要な場面として、雛森桃と吉良イヅルの対立も入れました。
雛森は、
「弾け、飛梅」
吉良は、
「面を上げろ、侘助」
とそれぞれ始解を解放します。
しかし二人が本格的に斬り合う直前、日番谷冬獅郎が割って入り、二人を止めました。
これによって、藍染の死が単なる一人の隊長の死亡事件ではなく、護廷十三隊内部そのものを揺らし始めていることも描いています。
次回――
第29話「それぞれの刃」
一護の卍解修行は、さらに先へ。
朔夜にも夜一から次の課題が与えられます。
そして瀞霊廷内部の混乱も、さらに大きく動き始めます。
よろしくお願いします。