俺切・二次創作 もしも噛ませ”元”副部長ががっつりメインキャラだったらの話 作:匿名
※今回、クソ長いです。
「───秘宝<薪の剣火>を置いて、発動はせず、俺はターンエンド」
「オレのターン。レディ、アップキープ、ドローフェイズに移行、メイン1。色彩をセットし、1コストで<黒染めの案山子>の召喚、さらに2コストで<妄執の言霊>を召喚。3コストを残してバトルフェイズだ」
敢えて、手札にある2コストの<壁際の監視者>は召喚しない。
今手札に持っている3コストの
簡単なブラフの類だが、相手のリソースが少なければ少ないほど優位に働く。
「バトルフェイズ開始時に
「チッ……通す。──だがメイン2だ、2コストを支払って<壁際の監視者>を召喚。ターンエンド」
……現状、アイツの場には2枚の単色
一つはゴブリントークンを出す秘宝、そしてもう一つは1コストと1生贄で2コストを得る秘宝だ。
「俺のターン。レディ・アップキープ、ドローフェイズ、メイン1───
ちっ、ここに来て初見のカードか……。
「効果を説明しろ」
「前者は凍結カウンターを10個乗せ、自分アップキープにカウンター1つ取り除きます。カウンターをすべて取り除いたこのカードを墓地に送ることによって、アビス・クリーチャー・トークンを生み出せる」
「後者はライフを払うことでこのクリーチャーを墓地に送り、1枚ドローできる、瞬間発動型の効果───効果説明は終わりです。ターンエンド」
……問題ねぇな。此処で切る必要はない。
「俺のターンだ。レディ、アップキープフェイズに使い切らなかったコストで1のライフロストを食らう」
1コスト1
そのため、この場で使い切ろうと思えば使い切れたが別に食らったとしても構わない。
「ドローフェイズに移行し、メインフェイズ1に突入する───」
通常ドローしたカードは3枚目の<黒染めの案山子>。
「1コストで<黒染めの案山子>を出し、さらに<壁際の監視者>と<妄執の言霊>を生贄として死亡させる、軽減後3コストで手札から前のターンにバウンスされたフランシスを出す。効果で場のオブジェクトか手札を墓地に送るか、ライフ3をロストするかを選べ。また、クリーチャー2体が死亡したことで<黒染めの案山子>の効果が発動する。相手のライフを2ロスさせる」
「……フランシス効果は手札を捨てて凌ぎます、案山子の効果はそのまま受ける」
これであいつのライフは12か。
「<壁際の監視者>の死亡時効果処理だ。コントローラーであるオレのメインデッキトップ2枚除外し、どちらかを次の自分ターンまでプレイできる」
除外されたのは<群れ集う黒獣>と<弱肉浄化>。
此処で妨害札の一つでも引けたら良かったんだがな。
「効果はまだ使わねぇ。色彩を一つ置き、色彩が手札より場に配置されたことで<妄執の言霊>を手札に戻すことができる」
残り2コスト。<妄執の言霊>は出せる、が……
「……オレは、此処でターンを終了する」
「OK。俺のターン。レディ・アップキープ、ドローフェイズ――─」「秘宝<増殖の仕組み>をプレイ、通りますか?」
自身の手札を一瞥し──オレは回答を出す。
「……ああ、通す」
「そうか、通ったのなら場にセットする。───復号はもう完成してしまったぞ」
あ……?
「1コストと手札の<解呪腕の祈者>を捨てて、秘宝<植物戦鬼の故郷>を起動。1/1のゴブリントークンを1体生成する」
「秘宝<薪の剣火>を起動。ゴブリントークンを薪に、2コスト得る」
「そして、カードを1枚引く」
……なるほどな。
「<増殖の仕組み>によりコントロールしているクリーチャーが死亡したためカードを1枚ドローする。1コスト支払い、カードを一枚捨てて<植物戦鬼の故郷>を起動。1/1のゴブリントークンを1体生成する」
「秘宝<薪の剣火>を起動。ゴブリントークンを薪に、2コスト得る」
……なるほどなるほど。
「この手順を繰り返します。1コスト、カードを捨てて、トークン生成、生贄に、カードをドロー」
「くくっ……!」
「1コスト、カードを捨てて、トークン生成、生贄に、カードをドロー」
「くくくくっ……!」
「1コスト、カードを捨てて、トークン生成、生贄に、カードをドロー」
「はははははっ!!!」
「1コスト、カードを捨てて、トークン生成、生贄に、カードをドロー」
「やっぱテメェイカれてんだろ!!!」
通常ならどれだけやっても30少しでデッキが尽きる。こいつのデッキなら六十枚弱ってところか。
仮にそうでなくとも、コストを消化しきれずに焼き尽くされるのがオチだ。
だが、お前なら…!お前ならば……!
「1コスト、カードを捨てて、トークン生成、ウタの化身がデッキに戻り───」
「はっはぁ!やっぱりなぁ!待てよ、茂札ァ!そいつに
「4コストで<反応解呪>、その発動を止める!」
あ?チッ、都合よく数枚程度のドローで引き当てたか。もしくは最初から持ってたか。
何枚刺しだ?
「おい、どうした、副部長。まだ遊べるだろ」
「あぁ゛?ざっけんな、当たり前だろうがぁ!?舐め腐ってんじゃねぇよ、ぶっ潰すぞ!」
「オレはそいつにスタックを重ねる!1コス切って、手札から瞬間魔法<インスタントドロー!>を発動!場のフランシスを生贄に捧げて、デッキから1枚ドロー!<黒染めの案山子>のライフロストは食らってもらう!」
そうして、引いた札は───
「……くくっ、続けろよ茂札ぁ!」
「言われなくても続けるぞ。ウタの化身をデッキに戻しシャッフル。そして<増殖の仕組み>の効果で死亡時に1枚ドローする」
「その発動前にスタックだ。前のターンに発動していた<壁際の監視者>、こいつの効果で除外されている<弱肉浄化>をプレイする!これは本来の発動タイミングでしか発動できないが、こいつは瞬間魔法だ、問題なく使える。オレは色彩をステイし、1のコストと<黒染めの案山子>で合計4のコストを生み出す!」
「通ります」
どうせこいつのことだ。
回収手段の少ない秘宝は全てか、殆ど2枚刺し、だからここまで手札が回っていれば、どれを潰しても意味がない。
だからこそ、このキチガイじみたデッキの
それさえ止めれば確実に潰せる。
「1コスト、カードを捨てて、トークン生成、生贄に、カードをドロー」
「1コスト、カードを捨てて、トークン生成、生贄に、カードをドロー」
「1コスト、カードを捨てて、トークン生成、生贄に、カードをドロー」
「1コスト、カードを捨てて、トークン生成。ウタの化身がデッキに戻る───何か……ありますか?」
「くくっ、どうしたよ茂札ぁ。通すぜオレは」
こいつの効果の都合上、狙うべきは残り1枚の時だ。どうせ最後に残るのは────
「では生贄に捧げ、カードをドロー。俺はこれを
「くくっ、おいおい。それで上手くケアしたつもりか?」
あの時、オレが引いたのは闇のカードを渡してきた巨乳のガキからふんだくった瞬間魔法<却下>、相手に1枚のドローを許すかわりに、3コストで打てる<反応解呪>だ。
つまりこれをラスト1枚のウタの化身が戻る際に打てば、デッキが0枚の状態で、デッキからドローを
まぁだが、だったら<残骸回収>は握ってねえな?もう全部墓地に落としたか。
握っていたならスタックして使えば済むだけの話だからなぁ!
「だったら次の効果で使うまでだ」
やがて効果の処理が止まる、茂札のメインデッキの数は残り2枚───。
茂札のコントロールする色彩の数は56、そしてライフデッキは<黒染めの案山子>の効果で削れており、残り10枚。
「………」
「
なに?
「
……ちっ、考えろ、考えろ、考えろ。
こいつの効果はアビス・クリーチャー・トークンの召喚だ。
手間とコストの掛かる解除パターンからして超大型モンスター……であれば速攻を持っているかどうか。
相手の墓地を確認し、速攻付与の墓地発動カードが無いかをチェックし、相手の手札の枚数を数え、数十秒間の逡巡の後───
「……効果を通す」
「10/10の貫通――そして、【双撃】を持つ<ク・ウルウ>という名前を持つアビス・クリーチャー・トークンを生成する」
「速攻は?」
「持ち得ない。が、俺は1コストを払い、手札から<熟考>を発動」
「デッキトップ2枚を見て1枚をデッキトップに、もう一枚をデッキボトムに配置する、カードは?」
「切らねえ」
「だったら、フィールドの<ク・ウルウ>トークンを薪にし、1コストを得る。そして1枚ドローする───」
<増殖の仕組み>……これを消してもデメリットの1枚ドローでトントン。
デッキトップは固定されているからこそ、俺は此処で切れない。
「……通す」
「じゃあ1枚ドローする───<テスタロッサの墓守>を召喚。効果を読みます───自身のコントロールするクリーチャーの数が、デッキの枚数以下だった場合勝利する」
場には最初の方に出てた<移ろう霊魂>が1枚、墓守を含めば合計2枚なため、条件は満たしている。
「……なるほどな、残り1枚はウタの化身、そしてお前の言う復号とやらは既に揃っている。で、手札にはシークレット札が1枚か……当然切るぜ、<却下>だ。1枚ドローしろよ。単なる延命にしかならねぇ気もするがな」
もう俺に切れる札はねぇ、手札から3枚目のテスタロッサでも出てくるか、もしくは素直に墓地からのリクルートか。
「復号の再開だ。コストと手札を捨てて薪を追加、追加時にウタはデッキに戻り、用意した薪を焚べてコストを得る」
「それを360のコストを得るまで続けた後、手札から秘宝<石臼>を配置する。3コストで起動でき、デッキから2枚のカードを墓地に送る。片方のデッキが尽きるまで何度でも使える。残りコストは360。120回繰り返し、240枚のデッキを磨り潰す───」
───ゴリゴリゴリゴリと石臼が回り出す。
「はぁっ!?……頭おかしいのかテメエは!?」
「……説明があったとはいえ、明確な悪を生み出さないと話が解決しないとか言い出して無実の女の子を部活から追放しようとするような思考回路を持つ奴に言われたくねぇよ」
「あぁ゛?実際、あん時はそうだったろうが!」
「別の道もあったんじゃないかとか思いますけどね……それで、これあと数分続きますけど……?」
「ちっ、クソが。サレだよサレ、付き合ってられるわけねぇだろこのボンクラが」
「じゃあ、サレンダーを受け入れます」
辺りを覆う闇の霧が晴れる───
「……それで、敗者への罰ゲームは何でしたっけ?」
「あ?罰ゲームなんてダセェ言い方すんなよ。アンティだろアンティ。……くく。まぁ、簡単なことだ」
「負けた方は自分のデッキに入っている、一番大切なカードが永久的に失われる───俺はファイトに負けた。あぁ、だから、この<蝕みの
ジリジリと黒い炎に包まれて消えていく
それを嘲笑うような、見下すような眼差しで見つめる副部長。
「くくっ、ああ、残念残念……だった───なぁ?クソメスガキ。テメェの薄汚え他人を舐め腐った利己的な
【謝罪】
俺切ほんへに自分のクリーチャーを死亡させてドローするタイプの汎用カードが見つからなかったので一旦オリカを差し込みました。申し訳ありません。
それっぽい記述はあるんですが名称が見つけられなかったです。もしもご存知の方は本編何話にあるかを感想にて教えてくださると助かります。
次回
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キボンヌ
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非キボンヌ