「ボク君ーっ!!」
「ボク君ーっ!! どこーっ!?」
「お願い! 返事してようーっ!」
海水浴場に、蛍の悲痛な声が響き渡っていた。
砂浜はもちろん、売店の裏、海の家の陰、トイレの前。
ついには――。
「ボク君ーっ!」
「蛍ちゃん、そこにはいないと思うのん」
蛍は自動販売機の取り出し口にまで手を突っ込んでいた。
もはや探しているというより、祈っている。
「だって、どこにもいないんだもん!」
「お、落ち着くのん! ボク君ならきっと……どこかで誰かに呼び止められてるのん!」
「誘拐されたの!?」
「なんでそうなるん!?」
蛍の頭の中では、すでに事件になっていた。
れんげは腕を組み、むむむ、と考え込む。
そして何かを閃いたように、人差し指を立てた。
「分かったん!」
「なに!?」
「どっかで修理してるのん!」
「…………」
「だからクーラーとか扇風機のあるところで待ち伏せすれば、そのうち出てくるのん!」
「……れんげちゃん。それは、ちょっと無理があるんじゃないかな」
ほのかが困ったように笑う。
いくら機械いじりが好きだからといって、迷子になるたびに何かを修理しているわけではない。
「……わたしのせいだ」
ぽつり。
今までとは違う声が聞こえた。
振り返ると、小鞠が俯いている。
目から、ぽろぽろと涙がこぼれていた。
「わたしが……着替えるの遅かったから……。だからボク君、一人で行っちゃって……」
「こまちゃん……」
「もし何かあったら……」
その言葉に、さっきまで騒いでいた全員が黙り込んだ。
蛍がそっと小鞠の前へ行く。
「……先輩。大丈夫です」
「ほたる……?」
「ボク君、すごくしっかりした子ですから」
蛍は小鞠の手を握った。
「私が前に迷子になった時だって、二回も助けてもらったんです。だから……きっと大丈夫です」
「ほたるぅー……!」
小鞠が蛍に抱きつく。
「先輩ぃ……!」
二人で抱き合う姿を、夏海が珍しく何も言わず見守っていた――その時だった。
――ピンポンパンポーン♪
『えー、迷子のお知らせをいたします』
「!」
一同が一斉に顔を上げる。
『東京から、お母さんが出産を迎えるため帰郷しております――』
「……ん?」
夏海が首を傾げた。
『名前不詳の――』
「ぼくはボクだってばー!!」
『――ボク君をお預かりしております』
「いたあああああっ!!」
蛍が叫んだ。
『お心当たりのある方は、迷子センターまでお越しください』
「ボク君なのん!」
「ボク君だ!」
「ボク君だね」
「ボク君だよ!」
「だから迷子じゃないってばーっ!!」
遠く離れた迷子センターから、本人の抗議だけが虚しく響いていた。
◇ ◇ ◇
「……ごめんなさい」
数十分後。
無事回収されたぼくは、みんなの前で正座していた。
「迷子センターの人が、ぼくのこと迷子だって決めつけるから……」
「いや、迷子だろ」
夏海の一言が突き刺さる。
「迷子じゃないよ! みんなが迷子になったんだよ!」
「多数決でボク君の負けなん」
「そんな多数決あるの!?」
「まあまあ。無事だったんだからいいじゃないかねー」
一穂お姉ちゃんがのんびり笑う。
「もう小鞠ちゃんと蛍ちゃんなんか、泣いて泣いて――」
「あーっ!!」
小鞠が顔を真っ赤にして割り込んだ。
「それは言わない約束でしょ!!」
「えっ、小鞠お姉ちゃん泣いてたの?」
「泣いてない!」
「蛍お姉ちゃんも?」
「えっ!? あ、あの、その……」
蛍まで真っ赤になった。
……なんだか悪いことをした気がしてきた。
「ごめんなさい……」
「もういいよぉ。見つかったから……」
蛍が安心したように笑った。
その顔を見て、ぼくもようやくほっとした。
「さーて」
一穂お姉ちゃんがパン、と手を叩く。
「ボク君も戻ってきたし、そろそろお昼ご飯にしようかねー」
「おー!」
真っ先に夏海が反応した。
「かず姉! 今日お弁当持ってきてないけど、どうすんの?」
「ふっふーん♪」
一穂お姉ちゃんが得意げに胸を張る。
「今回は、すぺしゃるなイベントを用意しているのだよ」
「なになに!? 楽しみ!」
ぼくもすっかり迷子騒動を忘れて、一穂お姉ちゃんについて行こうとした。
その時。
とん、と後ろから肩を叩かれた。
「ん?」
振り返る。
そこには、水玉模様のワンピースを着た女の子が立っていた。
ぼくより少し背が高い。
長い黒髪に、れんげちゃんと同じくらい白い肌。
腰に手を当て、呆れたような顔でぼくを見下ろしている。
「……あれ?」
見覚えがある。
「…………みどりちゃん?」
「やっぱり、あんただったんだ」
「ええっ!?」
なんで!?
「さっきの放送聞いて、もしかしてと思ったけど……」
みどりちゃんはじろりとぼくを見る。
「こんなところで何してるのさ?」
「みどりちゃんこそ! 北海道にいるはずじゃないの!?」
その瞬間。
周囲の空気が止まった。
夏海。
小鞠お姉ちゃん。
れんげちゃん。
ほのかちゃん。
そして蛍お姉ちゃん。
みんなが同じ顔をしていた。
――誰、この子?
ぼくは東京から来た人間だ。
そのぼくに、なぜこの海水浴場で知り合いがいるのか。
「お母さんがこの夏休みに出産するから、こっちの親戚の家に厄介になってるんだわ」
「みどりちゃんも!?」
「『も』?」
「うちのお母さんも赤ちゃん産むから、ぼくもこっちに来てるんだよ!」
「……なんだ。あんたも同じじゃん」
「そうだね!」
顔を見合わせる。
なんだかおかしくなって、二人で笑った。
その笑い声に、みんなの視線がますます集まる。
夏海は口を半開きにしたまま、ぼくとみどりちゃんを交互に見ていた。
小鞠お姉ちゃんは、驚きのあまり両手を胸の前で握りしめている。
れんげちゃんは、みどりちゃんの周りをぐるぐる回りながら、じっと観察していた。
ほのかちゃんは少し離れたところから、興味深そうに目を輝かせている。
蛍お姉ちゃんだけは、驚きながらも、ぼくの隣に立つみどりちゃんへにこりと笑いかけた。
「あのー……ボク君?」
蛍お姉ちゃんがおそるおそる手を挙げる。
「その子、お友達?」
「あっ、そうだった!」
ぼくはみどりちゃんの横に立った。
「この子はみどりちゃん。蛍お姉ちゃんがお母さんのお姉ちゃんの子供で、みどりちゃんはお父さんの弟の子供!」
「ボク君の親戚なんだ!」
小鞠お姉ちゃんが、ぱっと表情を明るくした。
「初めまして」
みどりちゃんがぺこりと頭を下げた。
「吉本みどりです。ボク君の従妹で、普段は北海道に住んでます」
「北海道!」
小鞠お姉ちゃんが驚いた。
その声につられるように、夏海も身を乗り出す。
「北海道って、あの北海道!? 雪がいっぱい降るところ!?」
「うん。冬はすごいよ」
「じゃあ、雪合戦とかできるのん!?」
れんげちゃんの目がきらきらと輝いた。
「できるけど……こっちの海もすごいね。こんなに人がいる海、初めて見た」
みどりちゃんは砂浜を見渡し、少しだけ目を丸くした。
「北海道にも海はあるけど、こんなに暑くないし、みんなで泳ぐ感じでもないから」
「そうなん! じゃあ、みどりお姉さんは海水浴初心者なん!」
「初心者っていうか……今日は見てるだけだったんだけど」
「それなら、うちらが海水浴を教えてあげるん!」
れんげちゃんが胸を張る。
「まずは砂に埋めるん!」
「最初からそれ!?」
みどりちゃんが思わず一歩後ずさる。
その反応が面白かったのか、夏海が声を上げて笑った。
「大丈夫大丈夫! れんちょんの言うこと、半分くらいは冗談だから!」
「半分なんだ……」
みどりちゃんが少し困ったように笑う。
その笑顔を見て、小鞠お姉ちゃんもほっとしたように頷いた。
「なるほど……どうりで肌が綺麗……っていうか」
視線が少しずつ上がっていく。
「また私より背が高い……」
「こまちゃん、そこなん?」
「そこだよ!」
「みどりちゃん、私よりも大きいんだね!」
蛍お姉ちゃんが嬉しそうに声をかける。
「えっ、蛍さんも五年生なんですか?」
「うん。みどりちゃんは?」
「三年生です」
「じゃあ、私の方がお姉さんだね」
蛍お姉ちゃんがにこにこすると、みどりちゃんは少し照れたように頷いた。
「はい。でも、背はみどりちゃんの方が高いね」
「……それ、ちょっと複雑です」
「ふふっ。私も小さい頃は、背の高い子が羨ましかったよ」
蛍お姉ちゃんの柔らかな笑顔に、みどりちゃんの表情も少しずつほぐれていく。
「にゃんぱすー」
れんげちゃんが片手を挙げる。
「みどりお姉さん、こんにちは」
ほのかちゃんも丁寧にお辞儀した。
「にゃん……ぱす?」
みどりちゃんが固まる。
「ここの挨拶?」
「そうなん!」
「そ、そうなんだ……」
みどりちゃんは少し考えたあと、おそるおそる手を挙げた。
「にゃ、にゃんぱすー……♪」
「合格なん!」
「試験だったの!?」
れんげちゃんは満足そうに頷いていた。
みどりちゃんは、ほっとしたように息を吐く。
「よかった……変な挨拶だったらどうしようかと思った」
「変じゃないよ!」
ぼくが言うと、みどりちゃんは少しだけ目を細めた。
「そう? じゃあ、あんたの友達って、みんな面白いね」
「うん! みんな優しいよ!」
ぼくがそう答えると、みんなが一瞬だけ顔を見合わせた。
夏海は照れ隠しみたいにそっぽを向き、小鞠お姉ちゃんは嬉しそうに頬を緩める。
れんげちゃんは、なぜか得意げに胸を張った。
ほのかちゃんは小さく笑い、蛍お姉ちゃんはみどりちゃんへもう一度、優しく頭を下げた。
その後、ほのかちゃんとも改めて挨拶を交わす。
「しかし、あんたもこっちに預けられてたんだ」
「うん」
「私も同じ。お母さんの出産が終わるまでね」
「吉本のおばちゃんも、もうすぐ赤ちゃん生まれるんだよね」
「うん」
「じゃあ、みどりちゃんも赤ちゃんのお姉ちゃんになるんだね!」
小鞠お姉ちゃんが身を乗り出す。
「はい。ボク君もお兄ちゃんになるんですよね?」
「うん!」
「じゃあ、私たち、ちょっと似てるね」
みどりちゃんがそう言うと、小鞠お姉ちゃんは嬉しそうに頷いた。
「そうだね! 親戚だし、これから仲良くできそう!」
「……うん」
みどりちゃんは少し驚いたように瞬きをした。
けれどすぐに、照れくさそうな笑顔を浮かべた。
「まあまあ」
一穂お姉ちゃんが二人の間に入る。
「積もる話もあるだろうけど――みどりちゃんだっけ? よかったら一緒にご飯食べていかない?」
「えっ、いいんですか?」
「一人増えたくらい、どうってことないよー」
「ありがとうございます!」
みどりちゃんは深々と頭を下げた。
顔を上げた時には、さっきまでの警戒した様子はもうほとんど消えていた。
こうして、みどりちゃんも一緒に昼ご飯を食べることになった。
「みどりちゃん」
歩きながら蛍お姉ちゃんが声をかける。
「私、蛍っていいます。遠いけど、私たちも親戚になるんだよね。よろしくね」
「あっ、みどりです。よろしくお願いします」
二人がぺこりと頭を下げ合う。
「みどりちゃんはぼくと同じ三年生だよ」
「そうなんだー。私は五年生」
「ご、五年生!?」
みどりちゃんが蛍お姉ちゃんを見上げた。
「私も背が高い方って言われるけど……蛍さん、すごく大きい……」
「え? でも私、三年生の頃はみどりちゃんより小さかったよ」
「本当ですか?」
「うん。だから、きっとみどりちゃんの方が大きくなるよ」
「ありがとうございます!」
みどりちゃんは嬉しそうに笑った。
その笑顔を見て、蛍お姉ちゃんもつられて笑う。
……なんだろう。
背の高い小学生同士、何か通じるものがあったらしい。
少し後ろでは、小鞠お姉ちゃんが二人を見ながら肩を落としていた。
「……いいなぁ」
「こまちゃん?」
「なんでもない!」
◇ ◇ ◇
「いらっしゃいませー!」
「こちらへどうぞー!」
目的地に着いた瞬間。
「…………ひか姉、何やってるん?」
れんげちゃんが真顔になった。
「このみちゃんも……どうしてここに?」
小鞠お姉ちゃんも固まる。
二人の視線の先には、見覚えのある顔があった。
ひかげお姉ちゃんと、このみお姉ちゃんだ。
しかも――。
「なにって……バイトだよ!」
ひかげお姉ちゃんが顔を真っ赤にして叫んだ。
「駄菓子屋が海の家で定食屋やるから手伝えって! そそのかされて来てみたら、このザマだよ!」
「あはは……」
このみお姉ちゃんも苦笑いする。
「この制服、ちょっと恥ずかしいよね」
確かに。
今時のファミレスでもなかなか見かけないような、やたら丈の短いスカートの制服だ。
場合によっては水着より恥ずかしいかもしれない。
ふと店を見る。
看板には大きく――。
『かがや』
と書かれていた。
「あっ」
「駄菓子屋のお店なん!」
「海の家までやってるの!?」
「夏だけな」
厨房から声が飛んできた。
楓お姉ちゃんだ。
頭にタオルを巻き、慣れた手つきで焼きそばをひっくり返している。
「おーい、バイト共! 無駄話してたら時給下げるぞ! キビキビ働けー!」
「あんの悪魔めーっ!!」
ひかげお姉ちゃんが叫びながら注文の品を運んでいく。
「はいはい。みんなこっちだよ」
このみお姉ちゃんに案内され、ぼくたちは予約席に座った。
なるほど。
一穂お姉ちゃんが言っていた『すぺしゃるなイベント』とは、これだったらしい。
店内はかなり繁盛していた。
楓お姉ちゃんの作る焼きそば、カレー、ラーメン。
いかにも海の家らしい料理だけれど、どれも美味しい。
しかも接客は、ひかげお姉ちゃんとこのみお姉ちゃん。
厨房には楓お姉ちゃん。
……さっきから男のお客さんがやけに多い気がする。
「駄菓子屋……もしかして、そこまで計算してるのかな」
ぼくが厨房を見る。
楓お姉ちゃんと目が合った。
にやり。
笑った。
「……計算してる」
間違いない。
恐るべし、加賀山楓。
商売人だった。
◇ ◇ ◇
「しかしさー」
焼きそばを頬張りながら夏海が言った。
「蛍といい、みどりちゃんといい……ボク君の親戚の女の子、どうなってんの?」
「何が?」
「育ちすぎでしょー、君たち」
一穂お姉ちゃんまで同意した。
「そう言われても、何もしてないべさ」
みどりちゃんが首を傾げる。
「う、うん……私も特には……」
蛍お姉ちゃんも困ったように笑った。
「…………」
小鞠お姉ちゃんが露骨にがっかりした。
「なんで先輩が落ち込んでるんですか?」
「いや……何か秘訣があるのかと思って……」
でも。
ぼくは二人のお皿を見る。
「蛍お姉ちゃんとみどりちゃん、いっぱい食べるよね」
「え?」
蛍お姉ちゃんの皿は、もうほとんど空。
みどりちゃんも同じだった。
食べる量だけなら、育ち盛りの夏海お姉ちゃんにも負けていない。
「……やっぱり食事?」
小鞠お姉ちゃんの目が光った。
「こまちゃん、急に食べても縦に伸びるとは限らないん」
「れんちょん!?」
食事も終わりかけた頃。
「そういえば、みどりちゃん」
ぼくは聞いてみた。
「親戚の家って、この辺なの? ぼくたち、電車で結構来たんだけど」
「私も電車だよ」
みどりちゃんは鞄から帰りの切符を取り出した。
「ここ」
「あー」
一穂お姉ちゃんが覗き込む。
「隣町だね。学校からならバスで四つくらい、電車なら一駅だ」
「そんなに近いんだ!」
ぼくは嬉しくなった。
「じゃあ、みどりちゃんもよかったら遊びに来ない?」
「いいよ」
みどりちゃんはポケットから携帯電話を取り出した。
「何かあったら連絡して。遊びに行くから」
「うん!」
ぼくもキッズ携帯を取り出し、お互いの番号を登録する。
登録完了。
すると、みどりちゃんが人差し指を立てた。
「でも!」
「ん?」
「二人だけは無しだからね」
「なんで?」
「デートになっちゃうから!」
「……?」
よく分からない。
「うん! 分かった!」
「……あんた、絶対分かってないでしょ」
みどりちゃんが呆れた顔をした。
蛍お姉ちゃんが、なぜか少しだけ笑っていた。
「じゃ、私そろそろ行かないと」
みどりちゃんが立ち上がる。
「ご飯、ごちそうさまでした!」
ぺこりと頭を下げる。
「お金はいいよー」
一穂お姉ちゃんが手を振った。
「今度はうちにも遊びにおいで」
「はい! ありがとうございます!」
みどりちゃんはみんなにも頭を下げる。
「じゃあ、ボク君。またね!」
「うん! またね!」
店の外へ駆け出していく。
そして途中でくるりと振り返り、大きく手を振った。
「したっけばいびー!」
「ばいばーい!」
ぼくも大きく手を振り返した。
北海道にいるはずだった従妹と、まさかこんなところで会うなんて。
今年の夏は、なんだか不思議なことばかり起きる。
「……ボク君」
「ん?」
蛍お姉ちゃんがぼくを見る。
「今度みどりちゃんが来る時、私も一緒に遊んでいい?」
「もちろん!」
「私もなん!」
「うちも!」
「私も!」
次々と手が挙がる。
なんだ。
みんな、もうみどりちゃんと友達になったみたいだ。
「じゃあ、みんなで遊ぼう!」
「おーっ!」
夏の予定が、また一つ増えた。
――ところで。
「駄菓子屋ー! 休憩まだー!?」
「客が途切れたらなー!」
「全然途切れないじゃん!!」
「繁盛してんだから喜べ!」
「バイトが喜ぶ要素どこにあんのさーっ!!」
店の奥から、ひかげお姉ちゃんの悲鳴が響いてくる。
……今年の夏。
大変なのは、ぼくだけじゃないみたいだ。