おっぱい大好き青年は龍に愛され過ぎてラスボス系主人公になっちゃった   作:おっぱい最高

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お久し振りです。
いやぁ、色々大変な事がありました………とりあえず、これからまたちょこちょこ更新していきます!



life.6 ゲイ・サピエンス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある亡国の城。

 

 

空は、数々の色をごちゃ混ぜにしたような醜悪な色。

 

 

人は居ない。動物も居ない。植物も存在しない。

“命”という物が1つとして存在しない。

 

亡国シュレイド。

 

それは、数百年前に1体の龍が滅ぼした。

 

 

 

暇潰しに。

 

 

いわく、手持ち無沙汰だったから。暇で暇で死にそうだったから。

たかだかその程度の理由で数千の人は焼失し、栄えた国は一晩でただの死地と化した。

 

 

三大勢力に語られる、最悪の神話。

 

 

運命の戦いを意味する者

 

 

ミラボレアス。

 

 

世界を滅ぼす者と呼ばれた、黒龍。

運命の戦いと言われた、黒龍。

 

蛇帝王、煉黒龍と同一視される、破壊神。

 

 

『………………古龍ガ全テ集マル……カ…………忠誠心ノ高イ連中ダ。律儀ニ他勢力ヲ巻キ込マズニ……フン。人間ナゾ、気ニスル必要等ナイダロウニ…………タダ王ガ、自分ノ暇潰シガ少ナクナルノガ嫌ナダケト言ッテイタロ……』

 

 

 

 

 

 

 

最凶をも、動いた。

 

 

 

故に、三大勢力は気付く。

 

 

 

古龍が―――――動き出している事に。

 

 

 

 

 

 

 

―――◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆―――

 

 

 

 

結局あの後、アーシア(そう呼べと言われた)さんは無事眷属になった。

赤い駒が胸に入っていく様は淫靡だったと俺は感じたね。

 

………………………感じるだろ?感じない?俺の感性が可笑しい?

 

誉め言葉だな。

 

そして、アーシアさんを眷属に迎えたリアス先輩はお祝いと言ってパーティーを始めた。

そして、そこで俺は出会ってしまったんだ。

 

 

2年生にして駒王学園最高のイケメンと言わしめた、イケテルメンズ木場に。

 

 

リアス先輩の、眷属と言っていた。

 

 

 

―――――――ハーレム?

 

 

 

俺は目の前が真っ白になったね。イケメンはこんな素敵ハーレムを作っていたのか、と。昔からの付き合いだった幼馴染みすらもハーレムの一員とされていた。

ハニーの小猫ちゃんすらも。

 

これがNTR…………喪失感、憤怒、悲しみ、嘆き………全てを複合させた負の感情。

そして何が一番憎いか…………顔が整っている、それだけでちやほやされるお前達イケメンが憎いィッ!!

 

俺はそう思いながら日常を過ごした。

 

道端でイケメンを見つければ睨み、TVでイケメンを見るたびに呪い、野外S○Xしてるリア充をガン見し…………あ、ごめん。最後関係なかった。

 

そして、イケメンは敵という絶対的な事を思い出してから1週間が過ぎた。

 

何?1週間は時間たち過ぎ?

 

嵐で学校にダメージがあり過ぎて休校になり、オ○ニーしかしてなかったんだよ。お前等聞きたいの?

1週間俺がどんなのオカズにしてたか知りたいの?

 

URL張ろか?ん?遠慮する?そう?

 

とまぁ、大した進展はない。

強いて言うならアーシアさんが今日から同じ学校に通う事以外は何も無い。

 

「ヒャッハァァァァァァッ!!シスターが入学ゥゥゥッ!!エロシスター計画ゥゥゥッ!!」

 

「うっさいわよ裕也ッ!!起きてんなら飯食って学校行きな馬鹿息子!」

 

「はぁぁぁぁぁいッ!!」

 

俺は白濁に濡れるシスターを想像しながら、今日も楽しい1日を始める。

 

…………あ、シスターってアーシアさんじゃないぞ。他の人な。アーシアさんで想像してると思った奴、俺は変態だが最低じゃぁないんだぜ。

覚えときな。

 

 

 

―――――◇◆◇◆◇◆◇―――――

 

 

 

―――駒王学園

 

 

俺はおっぱいの歌を口ずさみながら何時もより軽い足取りで学校に向かっていた。

今日はアーシアさんの入学日。リアス先輩がゴニョゴニョしてアーシアさんと俺を同じクラスにしてくれた。

実にありがたい。アーシアさんにはおっぱいの素晴らしさを、貴女に付いている物がどれほど神々しい物なのこを伝えなければならない。

 

これは俺の使命であると、自負している。

 

回りの女子の眼が痛い。何故だろうか。

 

「ヒロ君………考えてる事すべて口から出てたよ」

 

「…………ッッ」

 

俺の背後から伝わる恐ろしい覇気。

これは俺の幼馴染みの持つ覇王色…………イカン。

 

「私にセクハラするのはもう馴れたけど……他の人にもそれをするのは…………どうなの?」

 

「いや違うんすよなのはさん。俺ぁね?おっぱいを触りたいとかそういう下心とかじゃ無くてですね、単純に素晴らしさを伝えたいと言いますか………」

 

「放課後、部室」

 

「yes.sir」

 

寝ていた猫も、電信柱でサンバしていた雀もなのはの放つ覇気で逃げていき、俺すらも物言わせぬ圧力で思わず頷いてしまった。

 

幼馴染みという属性は、変態を圧倒するというのか?

 

俺のアイデンティティーを蝕んでくれるぜ。

 

「あぁ~………何でおっぱいはすぐ近くにあるのに揉んじゃ駄目なんだろ………犬とか出会った瞬間ケツの匂い嗅いでも許されるのに……世界は不平等だ」

 

とほほ、と呟き、俺は軽い足取りから一辺、鉄塊を足に付けられたかのような足取りで学校へ向かう。

 

放課後、きっとなのはは俺に有難いお説教をしだすのだろう。

そして俺がなのはのおっぱいを凝視してまた一層怒るに決まってる。

昔は乳首吸っても顔を赤くして、くすぐったいと言うだけで許してくれたのに。

 

「………………?」

 

……今、だれか俺の事を見てなかった?

 

……………告白か?え、身嗜み大丈夫だよな?パンツも履いてるし、イカ臭くも無い。

これは夢の逆告白シチュ?

俺に気付かれる程の熱視線を向けるって、そういう事ですよね!わかります!

 

「…………来ないな」

 

視線は感じても、一向に来る気配は無い。

ははん?恥ずかしいんだな?恥ずかしがらなくても良いんだよ……俺は受け入れるぜ…………さぁ!来い!来いよ!早く!早くッ!!!

 

 

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………来ないね。

 

 

あれ?告白じゃないの?俺の勘違い?いやそれは辛い。

まさか、俺の下心が読まれたのか?

 

下心『おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい愛してる』

 

恐らく、愛してるの所まで行く前に心が挫けやがったな。

 

待てよ?視線を感じるって勘違いの場合、自意識過剰の兆候ありってTVでやってたぞ?いやいや、俺に限ってそんな事は。

確かにおっぱいとかそこら辺の自慰識………自意識は高いが、他の事にはそんな………。

わけわかんない………。

 

 

朝の明るさから一転、憂鬱な登校となった藤崎君だった。

 

 

 

 

 

―――◇◆◇◆◇◆◇◆―――

 

 

 

 

重い足取りのまま、俺は学校にたどり着き、大嫌いな授業等すっぽかし、転入してきたアーシアさんをずっと眺めていた。

綺麗に手入れをされた金髪。美しい翡翠色の眼。成長段階の肢体…………特にシスターなのに悪魔って所が得点高いね。

こう、純潔だけど妖艶、みたいな。

 

わかるかな?黒い乳首と薄桃色の乳首位違うんだが。

なに?わからない?わかってたまるか?

そうか………解ってくれないか。何時でも最先端の物は理解されず貶されるのさ。

 

とまぁ、アーシアさんは無事に学校に溶け込めそうだから、俺は安心してセカンド幼馴染みである匙水琴に昼飯がてら朝の事を相談にのってもらっていた。

 

勿論、生徒の通りが少ない場所だが。

 

「それで?生徒会で忙しい私を、そんなつまらない話をするだけに呼んだの?終いにはぶん殴るわよ変態」

 

「あぁんッ!もっとぉッ!!」

 

「黙れ変態」

 

コイツ、ツッケンドンな態度を取るくせに話はちゃんと聞いてくれる。

ちょっと目付きが悪くて勘違いされがちだが、凄くノリの良い奴なんだぜ、匙は。

 

「俺、お前のそういう所嫌いじゃないぜ」

 

「ありがと。それじゃあ、簡潔に答えを出すとすれば、アンタの自意識過剰。それで終わりよ」

 

ほんのり顔が赤くなったぞコイツ。照れてんだろ。俺のドストレートの発言に照れてんだろ。何時もの俺ならそこを弄りに弄りまくってる所だか、聞き捨てならん事を言われたから此処は徹底抗戦してやろう。

変態だって生きてるんだ。

 

「テメェ!しょうが焼き食いながらどうでも良い感じで言うなよ!TVで自意識過剰はモテないって言ってたんだぞ!ナルシストだぞ!モテる筈ねぇわなッ!」

 

「うっさいわね!変態が今更世間体気にしてんじゃないわよ!自意識過剰だろうが早漏だろうが何であろうがアンタ現在進行形でモテてないじゃない!」

 

匙は俺を怒鳴り付けながらしょうが焼きを少し多めに俺の弁当に分けてくれた!

 

お前女神かよ!

 

「そんなふぉふぉおっふぁっへもへへもんはびゃあねぇだろッッッ!!!」

 

「食いながら喋らない!!口にタレついてんのよ!」

 

匙は俺にハンカチを投げつけた!

 

結婚しよ。

 

「もぐもぐ………んぐ。ふぅ~ごっそさん。まぁ、何か熱烈な視線があったのは間違いないんだよ。いやマジで」

 

「ん~……じゃあなに?アンタをストーカーする奴が居るとでも?」

 

「いや、万に1つの可能性は?」

 

「…………………もし、かしたら?」

 

匙はコテンと顔を傾け、疑問系で俺に返事をした。

コイツは自分の可愛さをわかっちゃいない。そんな殺人的な行動をされたらたぎっちゃってしゃーない。

あ、たぎるってのは俺の股間がってことな。

勘違いすんなよ。

 

「………ん~ん、この件に関しては、まぁ被害が出たら考えるか……」

 

「被害が出たら手遅れだと思うけど……でも、視線だけじゃ、どうにもね………」

 

俺達二人は腕を組ながらウ~ンと考えてみるが、やはり良い案が浮かばない。

何かあったとしても、逆告白なら受ける、逆レイプなら止めない、だが相手が男ならば眼に自作デスソーススプレーを吹き掛ける。

 

世界一辛いデスソース。皮膚に付着するだけでヒリヒリするんだ、眼に入ったら大変だろうなぁッ!

いや、もしくわチ●コに直接………いや、それはあまりに無情過ぎる。もしかしたら勃たなくなる恐れすらある。

 

だが、男を襲う時点で男足り得ん。ホモ・サピエンスがゲイなんぞに成り下がってしまったのなら、同じ霊長類変態目の俺がトドメを刺すのは必然と言える。

 

「…………アンタ、さっきから顔が七変化してるわよ。そんな事してるから他の人から見られてたんじゃない?」

 

「え?俺そんな顔に出るタイプなの?」

 

「考えてる事の半分は理解出来たわよ。どうせホモとかなんたらでしょ」

 

「最近俺の回りでは心を読める奴が沢山居るなぁ。なのは然り、匙然り」

 

本格的にどうやって俺の心を読んでいるのか気になって仕方がない。おっぱいの声なら聴けなくもないが、心となるとなぁ………。

やはり人外となったなのは故の力なのか。

 

いや、それなら人ではない変態はどうなる?

 

確かに、俺は変態の中ではトップクラスの実力者と自負してる。おっぱいの為ならロードローラーすら殴り壊すし、女の為なら時をも止めよう。

真の変態に出来ない事は無い。過去の偉人が残した言葉だ。

 

「……………また一人で頷いて……全く、たまにしか会わないんだから、もっと構いなさいよ…………」

 

「んぁ?何か言ったか?聞こえてるぞ」

 

「何にも………ん?聞こえ…………ほ、ほほほほら、もうすぐ始業ベル鳴るわよ。後片付けしなさいッッ」

 

「ほっほほ~い。任せろお母さん」

 

「あ?」

 

「さーせん…………あ、いや本当にすいません」

 

 

とりあえず、俺は自意識過剰じゃない。

 

 

 

 

 

 

―――――――◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆―――――――

 

 

―――放課後

 

 

 

「…………………」

 

 

怒られた。

 

なのはに、めっさ怒られた。

 

本当に、死ぬかと思った。

 

きっとレイプされた女の子ってこんな気持ちなんだ。何で、生まれてきたんだろうって考える位怒られた。

 

何が堪えたって、そんな事ばかりしてるから彼女すら出来ないんだよって言われた瞬間俺の頭は機能を停止させたね。

てか、この一言以外覚えてねぇけど。

 

あれは言葉のナイフだよマジで。いや洒落になんねぇって。

彼女すらって。すらって!すらって言われた!

 

あんまりだよッ!俺だって頑張ってるのにッ!!

ただ常日頃からおっぱいって叫んで!おっぱい触りたいと渇望して!おっぱいで死にたいと思っているだけなのに!

 

俺の何がいけないッ!!身長が低いからかッ!!顔がそこそこだからかッ!!おっぱいへの愛なら負けない自信しか無いぞ!

 

「出会い系って本当に出会えるのかな……………いやいやいや、それは流石に悲しすぎだろ俺よ。おっぱいマスターとしてのプライドをだな…………そんなプライドで女と出会えねぇなんて間違ってんだよッ!!俺は童貞をやめるぞっ!!ジョ〇ョォォォッッ!!!」

 

 

 

 

ピロロロン♪

 

 

『おめでとうございます!貴方はこの度プレミアム会員として登録されました!会員費が12万になります!』

 

 

 

 

 

 

「……………………………」

 

俺は無言で携帯の電源をきった。赤く染まる空を眺め、俺は心で呟いた。

 

この広い空の下に居るであろう俺の運命の人よ。

 

貴女は出会い系してますか?してないですよねゴメンさない。

俺は無言で携帯を取り出す。

 

『受信メール18件』

 

「…………………後悔先に立たずとは良く言ったもんだぜ。現在進行形でメール受信してらぁ。俺の友達にもジョ〇ョいねぇし。ジョ〇ョはどうでもいい!俺が求めるのはおっぱいなの!おっぱい揉みたいの!おっぱいいっぱいオッパイぃぃぃいいいいぁぁぁああああああああッッ!!!」

 

俺は半狂乱で叫んだ。全童貞男子高校生全員の心の叫びを俺は代表した。

唯一の救いは俺の回りに誰一人としても居なかった事だろう。

 

 

「ん?誰もいない?」

 

 

俺は携帯を開き、時計を確認する。

現在、16時30分……さっきまで俺の近くを同じ駒王の生徒が結構歩いていたような………………。

何だか、前にもこんな事があったような、無いような………。

 

「ん~?………思い出せないって事は対して重要な事は無いか……………エロ本買ってかーえろ」

 

はて、本当になんだっかなぁ………思い出したくても思い出せないって気持ち悪ぃんだよなぁ。

何か、喉元辺りまで出てきてんだけどなぁ……くそ、もどかしぃ。

 

夢で美白巨乳が目の前にあるのに、夢と自覚しているのに目の前のおっぱいが揉めないという地獄のような感覚を味わってるぜ。

 

「………………………………………………あ、アーシアさんと会ったときもいきなり人が居なくなったような気がする…………………あれ、俺ヤバめ?」

 

 

「その通りだ、人間」

 

 

…………おいおい、また俺の頭上から声が聞こえてきたよ。

俺は前にもこんな事があったなぁと思い出しながらお空を見てみる。

 

 

黒い翼を12枚も生やした変態が居た。

 

 

愕然としたね。俺はまたあのエロティカルボンテージが来たと思ったら、おっさんだよ。眼がテクノブレイしてる危ない奴だよ。

アカンて。完全に職質される顔だよ。

 

「この町からただよう微かな龍………いや、古龍の波動…………まさか貴様のような餓鬼からとは。おい人間、古龍を知っているか?」

 

「知るか変態。そのイカれぽんちおな眼で俺を見んな。純真無垢潔白のこの俺が穢れるだろ」

 

変態は額に血管を浮かび上がらせ、見るからに激怒した。いやいや、子供の言葉1つで激怒するってねぇ?それは大人として…………あ、もしかして社外不適合者?

だからあんな変な格好、変な顔をしてるのね?なるほどなるほど………待って?黒い翼って堕天使って奴じゃなかったっけ?

リアス先輩が言ってた気が……どうだっかなぁ途中からオーバーヒート起こしてたかよく覚えてねぇな。

翼の数とか関係あったっけか?

 

「人間の糞餓鬼がぁぁぁあああッ!!この俺が優しくしてやれば調子にのりおって!古龍に関係する者は後々厄介だ!最後がこのコカビエルに殺される事に感謝して逝けッ!!」

 

「あぁんッ!?テメェでイケだとッッ!!?ふざけた事ぬかしてんじゃぁねぇぜ変態ッ!!コカンヒエルなんてふざけた名前しやがって!さてはホモだなッ!!どおりでテクノブレイクした眼してる筈だぜッ!ホモに成り下がった男の恥晒しがッ!!今此処で俺がその曲がった性根叩き直してやるッ!!」

 

俺はそう叫ぶと、体の至る所に隠してあったデスソーススプレー&デスソース水鉄砲を取り出した。

 

「ハハハハハハハッッ!!!人間が、この俺に?ハハハハハ………ハ?―――――ギャァァァアァァアアアアアアアアアアアッッ!!!??辛ぁぁぁぁぁアアアアアアッッ!!!?がぁぁぁぁアアアアあッ!!眼にもッ!んっはっはぁぁあぁあああああんッッ!!!」

 

俺は油断して大笑いしてるコカンヒエルにデスソース水鉄砲を華麗に口に撃ち込んだ。

 

「油断満身は死の近道ってな。デスソース舐めんな……いやマジで。舐めたら死ぬぞ」

 

俺は空中で暴れまくる変態を見ていた。なるほど、堕天使でもデスソースは効く、覚えておこう。

 

ドッガァァァァンッ!!ガッシャァァァァンッ!

 

あ、ヤバイヤバイ。あの野郎光る棒(意味深)をデタラメに投げはじめやがった。

当たった所消し飛んでるぞ……………よし、逃げるか。

 

「逃がずが人間がぁぁぁぁぁぁぁああああああああああッッ!!!簡単にジねるど思うなよぉぉぉぉぉおおおおおおッッ!!!」

 

「きゃぁぁぁあぁあああああッ!!お巡りさぁぁああんッ!!変態が光る棒(意味深)をブン投げてきます!助けてぇぇぇええええッ!!ぬぅおぁああああたあああああッ!?今かすった!?かすったッ!!なのはたぁぁぁぁぁぁぁああああんッッ!!!」

 

俺は逃げた。ひたすら逃げた。捕まればヤられる。俺の処女が奪われるなんて事はあっちゃならねぇ。

なのはに突っ込まれるならまだしも、あんなコカンヒエルなんてやらしい名前の奴に身体を触ってもらいたくもない。

 

「がぁぁぁぁあああッ!!眼が見えんぞぉぉぉぁあああッ!!」

 

「はははははは!雑魚が!何処を狙って―――おほぉぉぉおおおお?!!危ねぇかすったっ!?良い腕してんなチキショッ!」

 

「ぐぅ………!人間にここまでコケにされたのははじめてだ………!面倒だっ!ここら一帯全て消し飛ばしてくれるッ!!」

 

そう言うとコカンヒエルは手を天高く掲げた!

 

げ、元気玉でもするつもりか奴は?!

 

「お、おぉ……!!元気玉じゃなくありゃどっちかってぇとデスボールだな……………あん?俺死んじゃわない?それヤバない?死ぬ=おっぱい揉めない?てことは彼女出来ない?――――――Help meィィィィィイイイイッッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『仰セノママニ、王ヨ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聞いた事のない声が聞こえた。

 

 

 

――――――瞬間。

 

 

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああッッ!!!!!」

 

コカンヒエルの体は赤く燃え盛っていた。炎よりもさらに赤い、灼熱の業火。

距離は離れている筈なのに微かに肌がヒリヒリしている気がする。

 

 

ズズンッッ。

 

 

業火に見とれていたら、俺の後ろでかなり重量感溢れる何かが“降りてきた”。

 

生物の本能が煩い位に伝えてくる。

 

 

――――――死ぬ。

 

 

本能でさえ諦めた絶対の死。逃げても、食らいついても、何をしても抗えない絶対の死と、俺の生物的本能が決定した。

 

実際、俺の足はガクブルだ。洗濯機の絶好調の時張りにブルブルしてる。

だが、人間怖いもの見たさって物がある。

怖い話とこ、聞きたくないのに何故か聞いちまうとか、心霊写真とかもついつい見ちまうとか。

更衣室だって、見つかったら終わりなのに覗いちまうとかな。

 

そんな、怖い物見たさで、俺は後ろを振り返った。

 

 

 

そこに存在したのは、王者だった。

 

貫禄、存在感、覇気、全てにおいて、王と呼べる物だった。

現代日本に住む俺だが、自然とわかった。

銀色に輝く体躯、全てを見透かすような、それでいて全てを貫く眼光、大空を羽ばたく巨大な翼、それは伝説でした見た事の無い―――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――龍(ドラゴン)だった。




やっと古龍出せました………最近、漫画を描いてはボツ、描いてはボツを繰り返して、若干嫌になってきたので、またスマホをコチョコチョしはじめたんです。

コカビエルはとても良いキャラですよね。強いのに、噛ませ犬感が否めないw
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