おっぱい大好き青年は龍に愛され過ぎてラスボス系主人公になっちゃった   作:おっぱい最高

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久々に早く書けました。
若干微グロ入ってますので、お気を付けて!


life. 8ヤンデレおっぱいの対処はわりと簡単だけど失敗したら凄い事になるよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――チュンチュン

 

 

「………………ンゴ…?あれ、何で俺床で寝てんだろ……あ痛ててて……体の節々が痛ェ……」

 

俺はゴキゴキと小気味の良い音を鳴らす身体をいたわりながら起き上がる。

はて、寝る前は一体何をしたいたか…………あ、そうだ銀髪美女。

 

………………………帰ったのか。あれ、なら俺は何時寝たんだ?あんま良く思い出せねぇ。

にしても、あの人俺の家に馴染んでたなぁ。まるでなのはが俺の家に遊びに来た時のように馴染んでた。

もしかしたら昔遊んでたのかもな。

 

…………………全く覚えがねぇな。

 

「……………7時か……着替えて飯食お……おろ、メール。なのはからか……うぉッッ」

 

着信23件・メール受信数48件

 

「暇人かアイツ、阿呆かよ。受信するだけでも多少なりとも金かかってんだぞ。たく…………なになに、写真添付?………………あら、良く撮れてる。こう見ると本当綺麗な銀髪だよなこの人」

 

俺はなのはのメールに添付されていた昨日のリオレウスと名乗っていた美女の事を思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ?じゃあやっぱり、何かの間違いなんかじゃ無かったんだ?どうゆう事なのかな?」

 

 

 

 

 

「…………………うぇい?」

 

はて、何故俺の家の、俺の部屋の、俺の背後から何故なのはの声が聞こえるんだろう。

 

しかも、微かな殺気を感じる。

 

可笑しい、本来なら今頃元気にはしゃいでいる俺の息子が縮み上がっておる。

 

「い、何時の間に俺の背後へ………」

 

「質問を許可した覚えはないよ。この場を支配しているのは私。ヒロ君が口に出せるのは私の質問の答えだけ。それで、その人………誰?」

 

「いや、たまたま知り合った人でですね、けっして怪しい関係では………」

 

「ふぅ~ん、知り合ったばかりの人を家に上げたんだ。人には年頃の女の子が簡単に男を家に上げるべきじゃないって言って私の部屋には絶対あがらないし、ヒロ君の部屋にも、幼馴染みである私ですらそうそう入れてくれないのに…………その人は簡単にいれたんだね?この部屋からヒロ君以外の匂いがするもの」

 

な、なんだこのヤンデレみてぇなノリ。何故か空気が怪しい方向になってきたぞ……………てか、俺なのはに簡単に男呼ばない方が良いよって言ったの一回だけだぞ。しかも親切で…………なのにこの攻められるような言われ方はドMじゃない俺にはムカつかせるモノがある。

 

相手が馬鹿の変態だと思ってたら思いあガンじゃねぇぞ。

 

「はぁ?んなもんなのはにゃ関係ねぇーだろ。良いか?俺達はもう高2だぞ?出会いとかそういうのがあって当たり前だろ。その銀髪の人は本当にたまたま会って色々助けて貰ったから家に誘っただけだ」

 

俺がそう言うとなのはは、俯いて肩をプルプルと震わせはじめた。

瞬間、滲み出るようになのはの身体から桃色のオーラが出てきた。

あ、あら?何だろうこの危険起きます3秒前みたいな空気。

 

っべぇぞ失言した。

 

「なにそれ………関係ない?酷いよ……ずっと一緒って約束してくれたのに……約束破るの?針千本飲まなきゃだよ?本当に?本当に良いの?悲しみの余り私は何をするかわからないキチガイになるよ?」

 

なのははゆっくりと立ち上がり、俺より5cm背が高いから若干俺が見上げなければならないこの屈辱。

てか何でなのははこんな不穏な空気漂わせてんの?

そらよか速く着替えて飯食わなきゃ間に合わねぇんだけど。

 

「はぁ?一緒にいるだ?あたりめぇーだろ。ちっせー頃になのはが言ってた奴だろ、ずっと隣に居てくれる?って奴。たく朝は忙しいのによ、んだよ急に。銀髪のねーちゃんは変な奴に絡まれて助けてくれただけ、それ以上でも以下でもねーよ。つっ立ってねぇー出てけ、着替える…………………見たければ見てもいーがテメーも見せろよ」

 

「…………………ふぇ、あ、ああごめんッッ!お、覚えててくれたんだ……!そ、そうだよね、私の胸吸い続けたんだもん、逆に逃げようとしたら私が押さえつければ…………な~んだ、女々しく悩む必要なかったや♪じゃあヒロ君、外で待ってるから早くね♪」

 

そう言ってなのはは無駄に上手い歌を口ずさみながら部屋を出ていった。

アイツ最後に爆弾落としてってたぞ。何だよ押さえつけるって、いやぁモテる男は辛いね。

 

 

………………………………………あれ、これ脈あり?

 

 

「バカ息子ぉぉぉぉおおおおおッッ!!とっとと降りてきて飯食って学校行け!遅れるわよッ!!!」

 

「は、はい母ちゃん今行きますはいッ!!!」

 

 

 

 

 

――――――◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇――――――

 

 

 

 

 

――――――時間は少し遡る。

 

まだ草木も眠る朝方。辺りは薄暗く、ようやく少し明るくなり始めた時。

 

そこは、廃れた教会。駒王にただ1つ存在する教会、今そこは天より落とされた天使達の集う場所となっていた。

その教会の前で身体から黒い煙をあげ、肉が焼ける匂いを漂わせる一人の堕天使がいた。

 

「…………グ、フゥ……!ハァ……ハァ……こ、この俺がこんな………!あ、あの女、何者………人間でない事は確実……となると、火炎の扱いに長けた種族……龍の種族か………?ぐぅ、なんにせよ……この俺をここまで痛めつけた罪は重いぞぉ……!あの人間の顔も忘れぬ…………この俺の眼をよくも………!殺す時は簡単には死なせんぞぉ………ッ!!!」

 

その堕天使は、『神を見張る者(グリゴリ)』の中でも最上位に位置する者、堕天使コカビエル。

三大勢力の戦争でさえ生き抜いた聖書に記された堕天使の姿は、見るも無惨な姿へと変わり果てた。

 

身体は焼け焦げ、一部は炭化、眼は赤く腫れ上がり、12枚の羽は8枚は焼け落ち殆ど残っていなかった。

コカビエルは半分炭化した腕で教会の扉を開けた。

 

「ぐ……………おい!フェニックスの涙を盛ってこい!……………何をしている!!俺の声が聞こえないのかッ!!!」

 

ゴトンッ

 

「ちぃ………ようやく来たか…………ッ!? な、なにッ!?」

 

 

コカビエルの足元に何かが転がってきた。ここでコカビエルはちょっとしたミスを起こしていた。コカビエルは己の身体の焼けた臭いでこの教会に充満する血の臭いに気づかなかった事、そして、先程あった銀髪の女の隠していた力に気づかなかった、いや、気づけなかった事。

 

コカビエルは、その転がってきた物をジッと見詰める…………それは、顔半分が焼け、頭骨が所々に見える変わり果てた堕天使、レイナーレの姿だった。

 

ゴロゴロゴロゴロ…………

 

それに続き、3つの頭が転がってきた。1つは完璧に骨となり無理やり皮を剥がされた跡があり、1つは金色の針で栗のようになっていた、1つは黒く焼け焦げ、この中ならばまだレイナーレは綺麗な死に方をしたと言えた。

 

『あら?やっと帰ってきたわよ銀。お山の大将気取りのマヌケさんが♪あれでしょぉ?私達の王に手を出した大馬鹿さんは♪♪』

 

教会の中の暗がりから姿を現したのは、金色の長い髪に、眼の下に月のタトゥーのあるグラマラスな女性。

 

『第四勢力・古龍』で金色の月と称され、古の戦いを生き抜いた龍『金火龍』リオレイアその者だった。

 

 

【挿絵表示】

 

 

『その通りだ。今の状態の王の前で人を殺すのは忍びなかったのでな、手加減はしておいたが………なんだ、既に死に体ではないか。やはり最上位といえどたかだか堕天使………我等龍に敵う者等極少数か』

 

そのリオレイアの後ろから姿を現す、『銀火龍』リオレウス。

月明かりに照らされる二人は、月の光に照らされその美しさを数段アップさせていた。

 

だが、コカビエルは今まで感じた事の無い恐怖を味わっていた。

コカビエルには、今の二人を美しい女と見る事は出来なかった。

 

ただ、ただただ強大な龍。

 

あの、三大勢力の戦争時に見た、天龍を遥かに上回る2体の覇気。

 

コカビエルは己が震えている事に気付いた、だが、それを恥じてはいなかった。

 

恐怖する事が当たり前。

 

それが、悪魔が存在する遥か古より存在する古龍の強さ、それが古龍足り得る者達の強さなのだ。

 

『私達は古龍の中じゃとびっきりの良心派なのよ?他の龍なんて、無言でナっちゃんはミクロレベルまで一瞬で切り刻むし、ジョーちゃんは暴れるだけ暴れて生態系破壊するしぃ、テオッちとナナッちなんて見敵必殺、見つけ次第炎塵爆破、………それに比べて、死に方を選ばせてあげる私って天使だと思わな~い♪?』

 

まるで若いギャルのように喋るリオレイアだが、その言葉を簡素に言えば、殺すから死に方を選べ、だ。

まだストレートな物言いのリオレウスの方が断然マシだと言える。

 

「…………ッッ……ッッッッ」

 

『ふん、金の。お前が脅すから喋らなくなったぞ。どうしてくれる』

 

『え~?王だったら気に入らなかったら無言で大陸ごと消してたのよ?それに比べたらあながち間違いは無いじゃなーい♪もぉ、私王を一目見たいんだから、とっとと死んでくれる?はーい決定ー♪♪跡形も無く消し飛んじゃってね♪の刑ー!♪』

 

『意義なし』

 

 

ゴゥッッッッッッ!!!!!!

 

 

二人の会話が終わった直後、教会の天井を蒸発させて現れた巨大な炎の球。教会の大きさは一般の学校の体育館と同じ、その天井を覆い尽くし、尚且つ蒸発させる。

 

その巨大さと、強力さが分かる筈だ。

 

「ハッ!?…………ハァ!ハァ!?」

 

コカビエルは最早人語を使える精神状態では無かった。

あまりに強すぎる覇気と圧力、堕天使総督のアザゼルが赤子にすら見える程の圧倒的強さ。

 

 

 

 

「ところがぎっちょん!!決死の覚悟でボクチャン参上そして2度と会いたくねぇーぜアンタ等さいならポンッ!!」

 

 

 

 

コカビエルの前に飛び出してきた白髪の青年、はぐれ祓魔師のフリード。

彼は閃光玉を使い、2体の前から姿を消した。

 

 

閃光が落ち着いた時、既に巨大な炎の球は消え去っていた。

 

 

『金の、お前が遊んでいるから逃げられたではないか』

 

『えぇ~?あんなちゃっちぃ閃光位じゃ全然効かないクセにぃ。まぁ良いじゃないあんな羽虫位何時でも殺せるしぃ♪』

 

『余裕だな………まぁ、それもそうか。奴等の気配は把握している………殺そうと思えば2秒もかからないな………………………………………王の所に行くとしよう』

 

『賛成~♪♪♪』

 

 

 

 

 

 

 

――――――◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇――――――

 

 

 

 

 

「ん~………何だか目線を感じるなぁ……」

 

「何か前にもそんな事を言ってたね。水琴ちゃんに相談したんだってね」

 

家を出てから熱烈な視線を感じる………なんか前の視線と似てるような似てないような。

いや、なんか数が増えてるような気が…………。

 

ナデナデ…………。

 

「おぅふん………おいなのは、何いきなり人の尻撫でてんだよ、人の眼があんのに……」

 

「え?何を言ってるの?私ヒロ君に指一本触れてないけど?」

 

「は?いやいやじゃあ今俺の尻撫でたの誰だよ。ほら、今もまた触っ………………え?」

 

俺は後ろを向く。

 

誰も居ない。なのに尻は撫で………揉まれてる。

 

「もう、ヒロ君の勘違いじゃない?」

 

「いや!?いやいやいや?!今絶賛揉まれてんだって!!俺のケツがよッ!!」

 

「そ、そんな事を大きな声で叫ばないでよッ?!わ、私も恥ず……か…………しい……」

 

ど、どうした?何でそんなこの世の物ではない物を見る眼は?どうしてプルプル震えて俺の背後を指差すんだ?

 

やめろ。やめてくれ。俺が信じるのはエロい貞子と痴女の地縛霊だ。俺にメリットの無い物なぞ必要ない。

だが悲しいかな俺の背中に有った筈のリュックの重さが無くなっていく。

あぁやめてくれごめんなさい本当の事を言います怖い系マジ駄目なんです許して下さいお願いします。

 

 

 

ツンツン

 

 

 

ほでゅぁぁぁぁぁあああああああッ!!!

 

突かれたぁぁぁぁあああああああッ!!

 

なのはぁぁぁああああああッ!!お前悪魔だろぉぉ!!プルプル震えてねぇで俺を助け…………いやそのまま震えててくれ。おっぱいがまるでプリンの如く震えてる。

お、おお、おほほほ、これは何という事だ。不幸中の幸いとはこの事か。いややっぱデケェよなのは。

 

ツンツンツンツンツンツン。

 

あぁもうウザッてぇな、んだよ……………………ほげえぇぇぇぇえぇええぇえええええッ!!!!?

俺のリュックが華麗に舞ってるぅぅぅうう!!

旋回とか色々やってるぅぅぅうううう!!!

 

 

「いやぁぁぁぁぁああああ?!!俺のリュックが付喪神になったぁぁぁああああッ!!!」

 

「あぁッ?!お、置いてかないでヒロ君ッ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……………………気付いてくれなかった。ナズちゃんショック………しょぼー………ん』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故か、俺のリュックは俺よりも早く学校に到着していた。

怖い。怖いよ。

 

 

 

 




リオレイアの挿絵若干ミスりまして、胸の所にある手をもっと、薄く塗る筈だったんですけど結構黒く塗ってしまったり、場面的に背景は暗くなくちゃならんのですが、サボっちまいました。てへ。
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