廻天を観に行ったら開始五分で怖くなって逃げ出してしまい、そのまま家に帰る方法がわからず入院の憂き目にあったので、腹いせに書いてます。もっと病院組の二次創作ふえていいとおもう
なんでも許せる人向けです。
「ねぇ、お姉ちゃん」
あたり一面に吹き荒れる暴風雨のなか、わたしは、わたしの
「お姉ちゃんは、わたしに向かって矢を撃つなんてこと、ほんとにできるの?」
できるわけがない。
「できるわけないでしょ…!」
しかし、
「そっか、お姉ちゃんはわたしに向かって矢を撃てないんだね。
じゃあ、マギウスに入ればいいよ!マギウスに入れば、矢を撃たなくても済むかもしれないよ?」
「やめて……」
「ごめんね。お姉ちゃん。さっきも説明したもんね。わたしに向かって矢を撃てないのなら、マギウスに入る資格はない、って」
わたしの妹は、いつからこうなってしまったのだろうか。
「あっはははは!
「アリナ・グレイ……ねえ、あなたは本当に環ういの味方なの…?」
「What? なにを当たり前のこと訊いちゃってくらてるワケ?」
「ほんとに…?」
「お姉ちゃん。アリナは、アリナがわたしの味方だとも、敵だとも言ってないよ?」
ああ。
「……ごめんね、うい。お姉ちゃん。早とちりしちゃった」
「ううん、いいの。早とちりしたなら、あとで直せばいい。」
「そう!だってわたくしたちは時相論理を採用しているからね!」
「ちなみに、アリナは私たちマギウスの一員。味方でも敵でもない、ということを念押ししておくよ。」
「で、お姉さま。マギウスに入るの?入らないの?」
「ごめんね、お姉ちゃん。いまは排中律と爆発律を採用してるから、お姉ちゃんがマギウスに入るか、マギウスに入らないか、早く決めてくれないと、お姉ちゃんのためならなんでもする、ってことになっちゃうよ?」
嗚呼。
「たとえば、お姉ちゃんのために、私が魔女になる、とか」
「やめて……やめてよ、うい……ねえ、私の話をきいて……!!」
「にゃー、わたしたちはさっきからずっと話を聞こうとしてるよ?」
「相手の話にちゃんと傾聴できないと、物語も組織もつくれない。僕にとっては当たり前のことだけど、お姉さんにとっては難しいかもね。」
「ちょっと二人とも、お姉ちゃんのこと悪く言わないでよ……。それで、お姉ちゃん、入るの?入らないの?どっちなの?」
「わたし……わたしは……」
いつからういは、こんな不条理にまみれた世界の住人になってしまったのだろう?
「to be or not to be ってネ!
まぁ、
「ねえ、アリナさん、やめて……」
なんで?なんでなの。
「わたしはただ、妹を魔女にしたくないだけなのに……」
「ごめんね、その気持ちはわたしもすごくわかる。
たまに、声が聞こえるの。『わたし、魔女にはなりたくない』って声が。」
いつからういは、狂ってしまったの?
「
「そんなわけ……おかしいよ、ねえうい、わたしの声、ちゃんと聞こえてるの…?」
「ごめん、ごめんねお姉ちゃん。ちゃんと聞こえてるってこと、伝えられてなかったね。」
「まって。うい。謝らないで……!」
「なんで?だって、わたしのこと責めてるんじゃないの…?」
「ちがう!!ちがうの……わたしはただ、ういに死んでほしくないだけで」
「よかった…!安心して、お姉ちゃん。わたし、死ぬ気はないの。魔女にならないで済むかどうかは、わからないけど」
「まってよ……!死んでほしくはないけど、魔女になっちゃったら意味ない…!」
「じゃあ、マギウスに入れば、わたしが魔女にならなくて済むかも、って言ったら?」
「『かも』じゃ意味ない……!」
「ふーん。さすがはういの姉ってワケか、Maybe Propの意味をちゃーんとunderstoodなのネ」
「わかった、わかったようい!わたし、いまはマギウスには入らない。」
「おお!お姉さまが時相論理を使いこなしてる!じゃあわたくしも、いまはお姉さまを追い払うためのわたくしになれるかにゃー?」
「don't worry なんですケド? わたしが環いろはを殺せばresolvedなワケ」
「え…!!」
言うが早いが、六面体が視界を覆い尽くし、わたしの意識は暗転した。
戦闘シーンの描き方わからねえ…。
好評なら続きます。べつに高評価つけてもらわんでもいいので感想とか評価とかお願いしたい…かも