曇らせたいから死んだ数百年後に博士?なる人に蘇らせられた   作:(( ゚д゚)ハッ! 

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プロローグ 

 

 突然だが私は転生だ…

 

 気がついたらよくわからない雪国のど真ん中にいた…最初は混乱したが…何故か読み書きもできた為、不自由はなかった…、でもやることがなかった…!

 

 筋トレするくらいしかやる事がなかった…取りあえず剣を握り、ばったばったと剣を振り続けながら…ドラゴン殺したり、手懐けたり…、人々に慕われたり…、弟子を育てたり…、国を興してみたり色んな事をした…

 

 だが…なにも満たされなかった…つまらなかった…退屈だった…やる気が起きなかった…自身より強い者も現れない…皆が老いていく中自分は一切老いなかった…日々が経つに連れ…次々と見知った者はいなくなり若い者で溢れてはまた消えた…

 

 つまらない…自分はなにをしているのか…この玉座で座るだけの日々に辟易していた…唯一満たされたと感じたのは戦の中にある闘争だけだった

 

 そんなある日…私の元に一通の招待状が届いた…最近できた"キーテジ"という都市を中心とした同盟らしい…

 

 「どういたしますか陛下?」

 

 正直どうでもよかった…こんな同盟に参加するメリットはない…貿易が封鎖されたら厄介だがその時は攻め滅ぼせばいいだけの事…

 

 だが戦争は軽く起こすわけにもいかない…後処理も面倒…もし長期化した場合食料の自給自足のできない民は死ぬ…、本当に面倒な立場になってしまった

 

 仕方がない…この誘いを受けるしかない。

 

 私の治める国は同盟に合流した後…"魔神戦争"が開幕した…その戦争で私は皆の前に立ち、強者を求め、兵を束ね出征した…。結果は圧勝、私が出るまでもなかった…退屈だった…国を出て、他国にも渡り魔神との戦いに身を投じては退屈する日々…

 

 だが…いい出会いもあった…戦を求める中でモラクスなる者と出会い酒を共にし…友となれた…そんな彼の紹介で色んな者とも親交があった…そんな中でも私にも"人生の花"とも言える時がきた… 私は1人の女に"恋"をした…"アスターシャ"と彼女は名乗った

 

 一目惚れだったと思う…私はそんな彼女に告白し、…OKを貰うことができた…私なりに頑張ったつもりだ。これが周囲の言う人々が謳う幸せであり、自分を満たしてくれるのだと…疑わなかった。

 

 

 

 でも…ダメだった

 

私はそれでも満たされなかった…何故だ…、何故なんだ…!!! 私は満たされている思ってもッ…!全く私の心の渇きは満たされなかった…!これこそ人々が謳う幸せの日々であり…日常である幸福ではないか…!?

何故…私は満たされないのだ…、誰かこの渇ききった心に潤いをもたらすことはできないのか…

 

 そんなある日…私は負傷した。大した傷でもない部下の命を1つ救えたのだからなにも悪い事はない…、応急措置をしながら周囲を見渡す…。

 

 私が庇った兵士は両手で頭を抱え…ビクビクと震えていた…そんな彼は小言でなにかを言っていた。耳のよかった私にはこう聞こえた

 

 「俺なんかのせいで…、陛下に重傷を…」

 

 何故この兵士はそんな心配をするのか私にはわからなかった…長い年月の中で私は感情が徐々に薄れてきてしまったのだろうか…わからない…彼が何故そこまで絶望するのか…?理解できなかった。この程度の傷で私は死なないということを…私自身が魔神であるのだからお前達は知っているだから私がこの程度で死ぬと思うか…?

 

 私は戦に身を投じる毎日を過ごす中で…同盟の中で私を神輿とする空気ができ始めていた。私は権力など不要だったし…彼女と共に過ごす日々を増やせばもっと別の…渇ききった私の心を潤してくるなにかを手にすることができるという希望が残っていたから…

 

 だから私は同盟の盟主であり、戦友でもあり、私が恋した彼女が仕えている者に皇帝になる道を譲った。私は玉座を捨て、最前線へ立ち

 

 皇帝が全体を統括し、私が戦に向かい、彼女は皇帝の補佐を行うことで安定した国となり…食料自給率も上がり民の顔は笑みに溢れていた…"あの絶望した顔"がない事に寂しさを感じる自分がいることを隠しながら…

 

 そんな日々が数百年と続いたある日…皇帝が死んだ。天理の招集により私だけではなく、皇帝も前線に立たなければいけなかった…私は皇帝いる戦場とは別の…頻拍した戦線へ駆け回る日々であった為、皇帝が亡くなった事を知ったのは戦争が集結した後だった…。

 

 その後次の皇帝には彼女が…アスターシャがなった。私はそれを支え、彼女の汚名となる行為を全て受け持った。彼女に逆らおうとする者を全て始末し、彼女の統治が揺るがない体制を整え…"女皇"と彼女が呼ばれるまで続けた

 

 そんな中、彼女に「2人で話したい」と言われた。私はなにか秘匿しなければいけない事態が起きたのかと思い、了承し、彼女の後を追い彼女の部屋へ入った。そして彼女と"酒を飲む"事になった。私が彼女と話ながら酒を飲みながら、部下の話やこの弟子はどうだのと話続けた…彼女は全く酒を飲まず私にばかり飲ましてきたことに少々怒りを感じたが…惚れた女に逆らえず炎水を樽10個分ほどのんだある時、彼女から"小さな瓶"の飲み物をいくつも渡された

 

 「これはなんだ?」と尋ねても彼女は黙るだけであり、彼女の顔は余り動かないが怒っているような気がしたので渋々飲む…不味かった時、飲みきれなかったら勿体ないので一気にそれぞれ飲み干した。

 

 するとなんだか、眠くなってきた…瞼が重い…それに体が熱い…早く自室に戻らなければ…そう思いふらつく足で立ち上がりドアノブへ手を伸ばした。だがそんな私を後ろから抱える様にアスターシャが包み込み…私の意識は落ちた…

 

 気がついたら朝だった…だがどうにも体が軽く感じる…何故だろうか…腰が少々痛いし…、服は何故か乱れていた…何故だ?そんな疑問が解消されぬまま立ち上がり周囲を見渡す…アスターシャの部屋だだが…少々…臭いな…なんだこの匂いは…?香水とはまた別の…なんの臭いだ…?飲んでいた時には感じなかった臭いだ…

 

 すると私の後ろにある浴室の方からタオルで体を巻いたアスターシャの姿があった。いつもより肌どこか艶がよかったと思う…そして私を見る目がいつもと違う気がする…そしてどこか歩きづらそうだ…なんだ…?どう言う事だ?

 

 だが彼女を凝視する訳にいかない酒に負け寝てしまったようだし…私は足早に彼女の部屋から去った…扉を閉める時の…彼女の顔がどこか残念そうに見えたが…気の所為だろう

 

 だが…そんな顔がよくわからないが…"いい"と感じている自分がいた事をはっきりと感じていた…なにか良くないものが私の中にあるのだろうか…?

 

 …今日は部下が1人死んだ。見ただけでわかった頭蓋骨を砕かれている死体が目の前にあった…即死だったのだろう。私が到着する前にその者は他の者を逃がす為に1人囮となったそうだ…、そんな死んだ部下に助けられた者は絶望し、私に向かって叫んだ「どうしてもっと早く来てくれなかったんだ!」「彼には妻も…!まだ幼い子供もいたのに…!」「貴方なら助けられたんじゃないの…!?」「信じてたのに…!」「裏切り者!」各々が消化できない感情を私にぶつける…だがさんな彼ら顔が…

 

 

 

 

 

"どうしようもなく美しかった"

 

 

 

 あの表情が忘れられない…!あんな顔をもっと見たい…!この感情はなんだろうか…!あぁ…!我慢できない…!美しい…!あんな顔もっと見せてほしい…!どうしようもない感情をもっと見せてくれ…!それこそ私の渇ききった渇きを潤すのだ…!

 

 「その程度で満足できるのなら好きにすればいいさ…」

 

 私はこの感情が溢れぬよう足早に去った…兜を被っていてよかったと今でも思う…あぁ…彼らにこの顔を見られていなかっただろうか…あぁ…でも見せたい…!この顔を見たら一体どんな顔をしてくれるのかなぁ〜…!あぁ…考えただけでも興奮してきた…!

 

 彼らがなにか後ろの方から何やら言ったようだが今の私にはこの欲望を我慢するのに精一杯だったので聞き取れなかったな…、おっと…油断するとよだれが… まず、彼女に部下が1人死んだ事を報告しよう…落ち着くんだ…私、一時の感情に飲まれるな…今この感情を漏らしていけないくらい理解している…そして私は彼女の座る玉座の前にきた…

 

 そして部下が1人死んでしまった事を告げ、遺族への対応と補填を頼んだ後、その場を後にした…でも…、

 

 感情の変化に乏しい彼女があんな顔をしてくれないかなぁ…?絶望して…感情向けるべき矛先を失って誰かに当たるのだろうか…?あぁ…考えただけで、興奮してきた…!

 

 見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい

 

 今最も彼女と親しい者は誰か…私か?私なのか?なら私が死ぬねばいいのか…!

 

 

 それから私は"死の執政と契約"した。死を偽装するのもいいし本当に死ぬのもいい…だが…せっかくなら本当に絶望した…曇った顔をした彼女を!彼女のその後も見たい…!見届けたい…!あぁ…考えただけでよだれが…!興奮が止まらない…!あぁ…彼女はどんな顔をしてくれるのかなぁ…?

 

 死の執政から…「この性格破綻者が…長い年月の果てに壊れた怪物め…」とか言われた。何言ってんだこいつ?彼女の絶望した顔が見れるならそれでいいじゃないか…!あぁ…待ち遠しい…!彼女の絶望した顔が見れるその時がぁ!!!

 

 おっと…興奮し過ぎてしまった…あぁ…あぁ…いい早くその時が来ないものか…なにかいいタイミングがないだろうか…私はそんな欲望を隠しながら普段通りの生活を送った…この欲望がバレて失望したり絶望する彼らの顔を想像しては…つい興奮してしまうが…、なんとかバレていない…いやぁ〜…!バレてもいいなぁ〜…でもアスターシャが1番絶望するのはやっぱり私が死んだ時だと思う自分がいる…裏切ったりもいいか…とも思ったが私はこう見えて純愛信者なのだ…なのでNTRは嫌いだ…妄想だとしても嫌だ

 

 おっと…ついつい…欲望に乗っ取られてしまう所だった…あぁ…楽しみだなぁ〜…いつになるのかなぁ〜…そんな事を思いながら私はアスターシャの後ろを歩く。

 

 時々私と並走しようと速度を落としてくるがそれは華麗に回避(笑)して躱す…嘘である普通に速度落として後ろに行くか彼女の背中を押すか…本当に面倒な時は目的地まで投げ飛ばしてそれを全力ダッシュでキャッチ(?)するくらいしかできない…最後のは普通に部下達も面白がってやってくれとか子供達と一緒にせがんでくるのが面倒だったのでもうやらないと心に決めた

 

 ちなみに上記の事をすると部下達を全員置き去りにして私と彼女だけ先に目的地で待たなければならないし、私が全力疾走してボロボロになった街道を直さなければならないし、部下達が慌てて走ってくるので色々周囲への仕事を増やすのでやらない始末書も面倒だ

 

 そんな事を考えながら欲望を抑えながら歩いていたが…最近アスターシャのお腹が大きくなっている気がする…気の所為かもしれないが…アスターシャの中に魂がもう一つあるように見えるような…、( ゚д゚)ハッ!?も、もしや、女のタブー!

 

 太ったと言うやつか!!!

 

 こりゃ失礼した…いやはや…いやはや…まあアスターシャ…そんな時もあるよ…できれば僕の前で体重計に乗って太って増えた自身の体重を見て絶望する姿を見せてくれ…言わないけど

 

 そんなこんなで私は"出征"する事が決まった

 

 天理は私達にこういった…「魔神は1人で十分…片方を差し出せ」っと…簡単な話どちらか片方死ねって事である

 

 私は思った…今がなの好機だと…!

 

 ならばやる事はただ一つ…

 

 「ならば私が去るとしよう」

 

 瞬間、会議室にいた者達全てがざわついた

 

 「どういうつもりですか…!」

 

 「何故貴方様が…!」

 

 「本気なのですか…!」

 

 私の周囲には必死の形相で私を見る高官達に…私が育てた弟子までいるではないか…、あぁ…いい表情してるね…!弟子達!私は君達を弟子にして本当によかったと思っているよ…!君達は本当にいい表情をするね…!!!アスターシャの次に美しい顔をしてるよ!誇ってね!

 

 「『君主』様!本気なのですか…!」

 

 「『君主』様…貴方自分がなにをするのか…!わかっていないの!女皇陛下を置いて…!」

 

 「『君主』様…どうか考え直していただかたい…!貴方が居なくなる影響は計り知れません…!」

 

 君主とは私の呼び名である。確かに昔は一国を治める君主だったけどそんな地位捨てたしアスターシャに玉座上げたし…なんで呼び続けるのか理解できんな…あれ?私はそもそも名乗っていただろうか…?

 

 「君達は私が戻らないと言いたいのか?」

 

 「「「「「「……」」」」」」

 

 私の発言に皆が言い淀む…だがその時アスターシャの口が開いた…今まで会議で出席しても発言しない彼女が

 

 「…必ず戻ってくるのか?」

 

 今僕1人の為に…!口を開いたぁ〜!?

 

 

 …最高じゃないか!

 

 

 あぁ…!あぁ…!この興奮を抑えないといけないのに…!今発言しないと…!まるで僕が死にに行くみたいな感じじゃぁ!ないか!…あぁ…!いいッ!いいよぉ!?最ッ高ッに!!!ハイッてのがぁぁぁ〜!!!!あぁ…!!!あぁ…!!!我慢しないと…!!!我慢しないといけないのに…!!!

 

 「フフ…フハハ…フハハハ…!ハハハ…!!!」

 

 私はついに決壊してしまった!!!あぁ…どうにかして誤魔化さないと…!あぁ…いいなぁ〜…、皆のその困惑した顔も…美しい…!そんな顔しないでくれよ…!あぁ…いいッ!!!いいよぉ…!最高の表情だ…!もっと絶望してほしい…!もっと曇ってくれ…!この場にいる皆が僕を必死に止めるが今…1番の最適解は僕を捨て石にする事なのに、皆は心の内では理解しているのに必死に止めて来るんだから…!我慢しないと…!!!もっと熟成しないと…!

 

 「これが最適解だ…一国の主ならば決断するまでもない話だ。個を選ぶか多数を選ぶのか…今更答えるまでもないだろう。先達が若い物に道を譲るのは当然の摂理だ…私は長く生きた、若者達の成長を促すなら私が退場するのが筋であろう。さぁ…アスターシャ、いや…女皇よ!勅命をくだせ!私に傲慢なる天理を『殺してこい』と!それだけで終わりだ」

 

 ふぅ…!なんとか誤魔化せたな…!すると皆が言い淀んでいる中で私の育てた弟子達が私を呼ぶ

 

 「師匠…本気なのですね…」

 

 「君主様…貴方は、我々愚人衆よりもよっぽど愚か者だ…貴方の決断を皆が後悔することになるだろう…」

 

 「師匠は本当に馬鹿だよね…、僕達が必死に止めても…行くんだろうね…、」

 

 「君主様の教えて頂いた事を忘れず…陛下をお支えできるよう…励みます…」

 

 他の者もどうにか声を絞り出そうとするが…なにも言えない…、だが突然1人の女が立ち上がり、私の元まで来ると私の前にある机に飛び上がり、私の胸ぐらを掴んで叫んだ。

 

 「貴方…!どういうつもりよ…!陛下が…!陛下が貴方の事どう思ってるか…!知ってるんでしょ…!?なのにどうしてあんたは死にに行けって言わせるのよ…!」

 

 はて…この者はなんという名前だったか…、あれ?私はこんなにも忘れぽかっただろうか?…まあいいか

 

 「小娘…理想と現実の区別をした方がいいぞ。これは政治だ…政治は国の役を考えるものだ。1人の感情だけで決めるものではない多数の民の為に行動する必要があることだ。多数の無辜なる民を見捨て1人の女を守れと?本当に頭がお花畑のようだな。それと私は死ぬつもりはない。"私は見届ける"つもりであるのでな…」

 

 君達の絶望した顔をね!☆

 

 すると胸ぐらを掴んでいた女をまた別の女が取り押さえた。…あれ?…おかしいなアスターシャの直属だったはずだが…、思い出せん…胸ぐらを掴んでいた女をよく見たら人形なのか、ふむ…、どういった技術なのだろうか…まあいいや…アスターシャのお腹また大きくなってるような…触れない方がいいだろ…取りあえずお空見てよ

 

 結局最後は女皇が拒否したので私は抜け出して行く事を決めた。会議のあったその日に私は自室で準備していた。私がこれまで日常生活でもつけていた鎧にヒビなどの傷がないか…愛剣の手入れも…ボロボロになって戻ってきたら絶望するかなぁ〜?

 

 そんな事を考えながら手入れを終わらせると…扉からノック音が響いた。だが私には関係ない、鍵は閉めていないし、私は今から窓を抜けて死にに行くので知らん!私は扉が開く音と共に窓から抜け出した

 

 

 

 私が城を抜け出し、向かった先で私の前にいるのは…『死の執政』、『生の執政』『時の執政』…そして『空の執政』の4執政達であった。あぁ…面白い…!1対4か…!いいねぇ…!最高じゃないか…!

 

 私は剣を抜き、剣先を執政達に向け口を開く…死の執政以外とは面識はないので一応名乗る

 

 「私はスネージナヤにて『君主』と呼ばれし者!貴様らに挑み、この矛先を貴様らに向ける者である!」

 

 ………

 

 まあ結果としては…勝っちゃった☆てへぺろ☆

 

 まあこれじゃ死ぬ事も死の偽装できんし…はて、どうしたものか…死の執政と空の執政はまだ立ってはいるけど満身創痍って感じかな?まあ生と時はやる気なかったみたいだし当然か…

 

 仕方ないので"契約"という形で終わらせる事にした…まずこの事は絶対、他言無用とした。話した場合、彼女達の力を奪う、その代わり私は自分から復活したり蘇ったりしない事。蘇ったとしても両者は攻撃する事はできない。もし執政側が危機的状況であれば私が助ける。最後に女皇の顔が見たいのでどうにかして見せてくれ〜的な事を頼んだ

 

 死の執政は最後まで私を汚物を見る目で見ていた…お前殺すぞ…!これのどこが狂った奇行だというのだ!分からず屋め…!

 

 そして私は肉体と魂を分離する事で死んだ事にした。肉体をスネージナヤに送り、死んだ事を周知させるという…マジかよ!最高かよ…!

 

 そして私は彷徨う魂として自身の肉体が入った棺が城へ運ばれ、女皇の前で棺が開けられる瞬間を見届けた!

 

 ついに…!ついに…!私が求めていたッ…!光景がッ…!今目の前にッ…!あああぁッ…!、……あ?

 

 

 …周囲を見渡しても誰も悲しまず、御冥福お祈り申し上げます的な雰囲気で肝心の女皇もいつも無表情のまま…私はもう思った…

 

 はぁぁぁぁ〜…つまんね

 

 誰も僕の欲望を満たす顔をしていなかったのだ…せっかく肉体と魂を切り離してまで見に来たのに…ほんとリターンがなんもない…ハイリスクノーリターンだったのだ…萎える…脳汁出してドパガキになれると思ったのに…

 

 萎えた気持ちをどうしたものか…

 

 あッ…!そうだ…!友がいるじゃないか…!いやぁ〜!!!忘れてたよ…!本当に…!いや〜!彼らなら僕の望んだあの絶望と向ける矛先のない感情に染まった顔を晒してくれるのかなぁ…!!!

 

 そしてテイワット中を彷徨って友を探し、死の世界で死の執政とお茶したり、執政達が集まる中に勝手に混ざったりして退屈凌ぎをしながら眠っていたある日…

 

 久しぶりにスネージナヤの近くを彷徨っていると私の魂が吸い込まれる感覚がした瞬間に私は吸い込まれ…視界が真っ暗になった…

 

 どういう事か…、私はそこで自身の魂が肉体に戻っていることに気づいた。魂の状態で見ていた棺の中にあった私の体…執政との戦いで摩耗した鎧と愛剣と共に、私は上体を起こして周囲へ視線を向ける。

 

 目の前にはかつての部下や、弟子と…執政達の言っていた『降臨者』なる者がいた。…なるほど確かに執政達の話していたように、面白い存在のようだ…

 

 視線を左に向けると先ほどから満面の笑みで高笑いしている人物がいた…えぇ…!いいなぁ〜…!その立ち位置いいね!僕に譲ってよ!その立ち位置…!

 

 羨ましいな〜と思っていると高笑いしていた隣の彼は私に向かって言う

 

 「さぁ…!亡き君主の抜け殻よ…!目の前の愚か者共を始末せよ…!そして…真の神となるのだ…!」

 

 ……?

 

 え?こいつ馬鹿なん?目の前っの愚か者って言うけどそれお前だよ?だって僕見てるの君だし…えぇ…?こういうタイプの子って本当にわからないんだよね…そう言えばこいつどこかで見たような…厄介事起こしてはボコして反省させてたような…あかん…覚えてないわ。誰だお前?

 

 すると元部下達の方から叫び声が聞こえる

 

 「お前ぇぇぇ〜…!!!散々君主様から温情を受けていながら…!!!君主様を汚すなんて…!!!絶対に許さないぞぉ…!!!博士ぇ…!!!(ドットーレぇ…!!!)」

 

 ふむ…、いいね博士君とやら…うん最高だ…(感涙)

 

 僕が数百年に見れなかった光景が今目の前にあるよ…、あぁ…この時を待ってたんだ…!!!あぁ…涙が止まらないよ…!感動で目の前が見えない…!

 

 すると先ほど叫んでいた彼は涙する僕を見ると…ガグガクと体を震わせ、武器を落とし、膝をつく

 

 「ハハハ!!!さぁ!始めろ!君主よ…!全てを蹂躙し…!天理を下し…!真の神へt…」

 

 取りあえず博士とやらがうるさいので吹き飛ばした。他意はない…普通にうるさい…、寝起きの者の前で叫ぶな…私は朝が弱いんだよ…

 

 「な、何故…私を…」

 

 なんか言ってるけど無視である。私には関係ないし…自業自得である…取りあえず剣を抜き目の前の降臨者達の前に降り立ち、剣を向ける

 

 「退いてくれ…私達は貴方に剣を向けたくない…」

 

 うん…いいね…!君才能あるね…!取りあえず剣抜こうか…!私が君の相手してあげるよ!☆そしたら回りにいる元部下達が曇るからね!さあ!やろ!やろ!言葉は不要!剣で語り合えばいい…!取りあえずこの後どう動くか考えながらやるかな…この程度なら普通に相手できるしな、

 

 あぁ…(^ 君は一体どんな顔をしてくれるのかなぁ?あぁ…よだれが…涙も止まらないよ…!!!

 

 「君主様…貴方はまだ…」

 

 「…皆武器を持て、それが君主様の為だ…!」

 

 「君主様に、安息を…」

 

 あはぁ〜…!!!いい…!最高だよ…!

 

 その顔をもっと…!もぉぉぉ〜ッと!見せてね?☆

 

 

 





 …こんな感じのお話 次は作者のやる気次第…
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