ネイバース・ジ・ウルトラマン(NEIGHBORS THE ULTRAMAN)
分類 光の兄弟
変身者 不動駿平
身長 5~40m
外観 赤と銀を基本色とする。最終決戦時には銀だった体の大部分が赤く染まり、胸部には5つのエネルギーランプ、その下には心臓のように脈動するY字型のクリスタルがある。東部には左右対称の赤いラインが走り、突起部分も赤く染まる。
駿平の肉体と、人間が観測できない高次元の存在「光の兄弟」が結びついて成立する存在。最終決戦では駿平が自らの夢と守りたい人々への思いを再確認することでその姿を得る。
悪魔アスモンティスを追って地球に来訪。激しい戦いの末なんとか弱体化させることに成功するが自身も大きなダメージを負い、本来の姿や記憶、能力の大部分を欠損してしまった。
その後、陸自の駿平と融合し彼に未知なる力を与え、時に助言し時に彼ら人間の持つ未知なる力を知りながら、共に戦う相棒的存在となる。やがて駿平の肉体と結びつきを強くなるにつれて力を取り戻していき、最終決戦では駿平の想いを力に変え本来の姿を取り戻した。
最大の弱点は、強大な力を使うほど駿平自身の肉体とエネルギーが消耗してしまう。
アスモンティスとの最終決戦後、人々から「ウルトラマン」と呼ばれる。
<能力>
念動力…見えない力で敵を押し返し、攻撃を防ぐ。人間を危険から遠ざけることもできる。これを応用することで敵の攻撃を止めたり、飛来する瓦礫や建物を制御する。
パルス振動…振動エネルギーを拳や弾丸に乗せ、対象に損傷を与える。拳に乗せると「パリス・ナックル」という必殺技となり、弾丸に乗せれば貫通力が増す。
ライトニングボルケーノ…拳などに高熱を帯びた赤い光をまとわせる。
ライトニングエッジ…肘部ブレードから発射する敵を切り裂く光の刃。これを拡散させることで多方面を切り裂く応用技「スプレッドエッジ」もある。
リヒト・リング…腕から光の輪を発射し、敵を拘束する。複数発射することでより頑丈に拘束することも可能。
ライジング・シュトローム…腕を十字に組んで発射する必殺の光線。通称「閃光奔流砲」対象内部に振動を与えて破壊する。L字型に組むことで威力を上げることもできる。
ライジング・イレイザーレイ・シュトローム…全エネルギーと引き換えに敵の肉体に破壊と再生の連続を引き起こし、物質循環にフリッカーを引き起こす。アスモンティスとの最終戦では駿平の命をも犠牲にしてしまったが、これはアスモンティスとの戦いで大きなダメージを受けてしまったが故の双方同意の上でのことである。
ワームオルガメント
作中に最初に出現した元素怪獣オルガメントの一体。ミミズの元素を持ち、地中を移動し地面の下から突然出現する。
口は花弁のように大きく開き、園生際葉には無数の逆向きの三角形の牙が並ぶ。通常の生物の捕食器官というよりは、獲物を逃がさず捕食するための凶悪な構造となっておりこれを使い体内で高速回転させることで捕食した生物を磨り潰しながら殺害する。
また口の両側からはクワガタムシのような大あごを出現させ、獲物を挟み込んだり掬い上げたりする。周囲の地質を変えることで流砂の砂場や泥を発生させることができる。体を切断されても切断した部分だけで襲い掛かる強力な生命力の持ち主だ。
スパイダーオルガメント
蜘蛛の元素を持つオルガメント。馬上槍のような長く鋭い前足を含めた複数の足、巨大な口を持ち口の中には逆向きの牙が並ぶ。
河口湖周辺に潜伏し、人間失踪事件を引き起こしていた。
木々や柱に糸を張り巡らせ、それを利用したトリッキーな戦法を得意とするがワームと異なり切断系の技に弱いため、極力被弾しない戦法を取る。
口からは太く粘着性のある糸を吐き出し、人間や敵を拘束。林などへ引きずり込んで捕食する。また触れた物体を腐食させる強酸性の緑色の糸を吐き出すこともある。尻尾状の器官からも糸を噴射するが、これは状況不利を判断し撤退するために使われる。
長い前足をドリルのように高速回転させ地中を高速で掘り進み、地底から獲物を襲うこともあるようである。
口からは青い光を帯びた光弾を吐き出す。
ハウンドオルガメント
猟犬の元素を持つオルガメント。相模湾地震で被災活動を行い、老衰で死んだ軍用犬が青い光によりオルガメントとなった。
強靭な四肢と巨大な詰めを備え、鋭い牙をむき出しにし獲物へと襲い掛かる。目と口には青い光が宿り、口からは青い光弾を発射するほか、人間の悲鳴にも似た「呪怨咆哮」という強烈な鳴き声を出す。
高い身体能力や強靭な肉体をもつほか、ワームやスパイダーと比べ高い知能を持ち、自衛隊が重火器で攻撃できない兵器庫で籠城戦を行ったり、すきを狙っての逃走や反撃の機械をうかがうなど高度な戦法を取る。
ヒューマンオルガメント
青い光が宿主となる「器」たりえる人間を利用して力を増し、最終段階へ至った存在。
それまでのオルガメントがミミズ、蜘蛛、猟犬といった生物に宿ったのに対し、最終段階では人間との結びつきを図り、樟鞘香を失った飛原了が彼女を取り戻そうとする願いと青い光が利用してきた死したる者たちへの生への執着が重なる。
人間と融合したことで外見が人間に近づいただけでなく、人間が元来持つ欲望、喪失、執着が青い光と結びついた段階でもある。
背中からは翼が生え、空中を飛び回り、念力で街を破壊するなど、まさに悪魔の力身に着けた人間といえる存在だ。
悪魔アスモンティス
身長 40m
青い体に悪魔を思わせる異形の顔、青い光を全身から放ち、体にダメージを受けてもこの世に漂う霊魂を憑依させることで再生することができる、まさに怨霊の集合体である。
その正体は単なる宇宙生物ではなく、相模湾地震で亡くなった人々の魂を鎮魂しようとする儀式が背景に存在していた。10年前、青い発光体の状態で江の島に落下して相模湾地震を引き起こし、さらに鎮魂の儀式で歌われた「鎮魂歌」に共鳴。本来なら天に召されるはずだった霊たちをその身に宿し、悪魔のような意思を持った。一方、高次元空間からやってきた光の兄弟、赤い光ことネイバースはこの危機を察知し青い発光体と激突。赤い光は大きなダメージを負ったものの青い光を押しのけ、のちに駿平と出会うことになる。
小さくなってしまった発光体は死者たちの怨念、強烈な生への執着を吸収し、その後も横浜の地に残された無数の魂を散りこみ、徐々に自我を異質なるものへ変えていった。それによって人々を「神の奇跡」と誤解させ、信者を集め、江島神社地下に「幻想の島」を作りその中に身を潜め、供物としてささげられた霊を吸収し続け、ネイバースの目から逃れ続けていた。そして飛原了の前に鞘香の姿となって現れ、その心や孤独に付け込み彼と一体となってこの世界に出現した。
なお、地球に生命が誕生した際に共に生まれ死という概念が発生するよりも古くから存在し、地球の生命が死の概念、そして誕生の概念を得た際に取り残されたとされ、唯一、変化の概念だけは持ち、進化し様々な姿形に変化した生命の種を取り込むことで自らの力を強める近しい力を持つ神が地球で密かに信仰されており、アスモンティスはどうやら地球に始めて来たわけではないようだ。太古の時代においても何らかの形で弱体化し宇宙に逃亡したと思われる。
その神は女性、女神とされておりそれゆえに鞘香の姿となって現れたが器の人間である了が男性だった為、当初は女性の声だったが了の心に触れるにつれ次第に男性的になり、融合と共に男性的な声と体格を得た。
<能力>
怨術・霊火焔…拳に青い光を集め、青い火炎弾として発射する。
怨術・地縛霊撃…両腕を振るい、大規模な地震を引き起こす。
怨術・死霊一閃…体から複数の青い波動弾を発射し、一斉に攻撃する。
怨術・霊障壁…霊の力により強力な紫色の光の壁を作り出す。
怨術・浮遊霊流…重力を操作し、人や乗り物などを空中に巻き上げ衝突させたり投げ飛ばす。
怨術・騒霊波…さらに激しい揺れを作って建物を破壊し、その残骸を敵めがけて発射する。
怨術・無間地獄…地脈に波動を送り込んで世界中が沈むほどの震源波を発生させる。
怨術・呪霊掌…掌に青い光をまとわせ、敵に叩きつけ爆破させる。
怨術・ヴァルプルギスの夜…青い光を敵の脳に注入し、無数の亡者たちの怨念漂う幻覚を見せる。
怨術・精神霊傷…強烈な青い光を撃ち相手の魂に傷をつけ抜き取りやすくする。
怨術・体外離脱…人間を操り人形のように操り、魂を体から抜き取る。