秦の山奥で闘蛇やってます   作:欄外

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第八話 山の外からお客様が来ました

 

世の中には、知らない方が幸せなことがある。

 

例えば、楽しみにしていたお菓子のカロリー。

 

例えば、推しの意外な私生活。

 

そして、例えば。

 

自分が他人からどう見えているのか、ということ。

 

前世の私は、そこそこ人目を気にする人間だった。

 

服装がおかしくないか。変なことを言っていないか。場の空気を壊していないか。

 

そんなことを、多少なりとも考えて生きていた。

 

だが、今は違う。

 

何しろ私は闘蛇である。

 

服を着る必要もなければ、化粧をする必要もない。髪型が決まらない朝に悩むことだってない。

 

実に気楽な生活だ。

 

……ただし。

 

自分がどう見えているのかを、まったく気にしなくていいかというと。

 

どうやら、そうでもないらしい。

 

◇◇◇

 

「スイー! ちょっと来て!」

 

朝。

 

レンの声に呼ばれて、私は水辺から顔を上げた。

 

ちょうど朝食を終えたところである。

 

本日の献立は魚。

 

昨日も魚。

 

一昨日も魚。

 

……。

 

うむ。

 

実に安定した食生活である。

 

たまには違うものも食べたい気がするが、魚は美味しいので問題ない。

 

私は水から上がり、レンのもとへ向かった。

 

すると、彼は何やら困った顔をしていた。

 

「スイ、あの子たちを何とかしてくれない?」

 

……。

 

(……あの子たち?)

 

レンが指差した先を見る。

 

そこには、三頭の闘蛇がいた。

 

いずれも若い個体で、まだ身体は小さい。

 

そして、その三頭が。

 

一つの桶を囲んでいた。

 

……。

 

…………。

 

(……ん?)

 

何してるの?

 

近づいてみる。

 

桶の中には、魚が入っていた。

 

……。

 

…………。

 

(……ああ)

 

なるほど。

 

ご飯ですね。

 

しかし、三頭は魚を食べようとしない。

 

ただ、桶を囲んでじっと座っている。

 

……。

 

(……何これ)

 

レンがため息をついた。

 

「朝からずっとこうなんだよ。餌を置いても食べないし、動かそうとしても動かないし」

 

……。

 

…………。

 

(……ほう)

 

「スイが来るのを待ってるみたいでさ」

 

……。

 

…………。

 

(……え?)

 

私?

 

私は首を傾げた。

 

すると、三頭の闘蛇が一斉にこちらを向いた。

 

「グルル」

 

「ギャウ」

 

「グルッ」

 

……。

 

…………。

 

(……あら)

 

何だか、嬉しそうである。

 

私は試しに、桶へ近づいた。

 

三頭が道を空ける。

 

……。

 

…………。

 

(……ええと)

 

これは、あれだろうか。

 

私が先に食べないと、食事を始めないということ?

 

……。

 

(……いやいや)

 

そんな礼儀正しいこと、誰が教えたの?

 

私は少し考えた。

 

そういえば、最近。

 

群れで餌をもらう時、私が先に食べ始めることが多かった気がする。

 

……。

 

…………。

 

(……あ)

 

もしかして。

 

真似してる?

 

私は桶の魚を一匹くわえた。

 

すると。

 

ばくっ。

 

がつっ。

 

ばしゃっ。

 

三頭が一斉に食べ始めた。

 

……。

 

…………。

 

(……ああ、やっぱり)

 

レンが目を丸くした。

 

「……本当にスイを待ってたんだ」

 

……。

 

(……みたいだね)

 

私は魚を飲み込みながら頷いた。

 

レンはしばらく呆然としていたが、やがて笑い出した。

 

「もう、スイ族は大変だなぁ」

 

……。

 

…………。

 

(……スイ族)

 

そう。

 

スイ族である。

 

先日、レンが何気なく口にしたこの名前。

 

私は大変気に入っている。

 

響きが良い。

 

覚えやすい。

 

何より、私が族長である。

 

……。

 

(……ふふん)

 

私は少し誇らしくなった。

 

すると、三頭の闘蛇も胸を張った。

 

……。

 

…………。

 

(……君たち)

 

本当に何でも真似するね。

 

◇◇◇

 

その日の昼前。

 

集落が少し騒がしくなった。

 

普段は静かな山の村なのだが、今日は人々が何やら忙しそうに動き回っている。

 

荷物を運ぶ者。

 

広場を片づける者。

 

見張りの交代を確認する者。

 

……。

 

(……おや?)

 

何かあるのだろうか。

 

私は水辺から顔を出し、様子をうかがった。

 

すると、レンがやってきた。

 

「スイ、今日は大人しくしててね」

 

……。

 

…………。

 

(……ん?)

 

「山の外から、お客さんが来るんだ」

 

……。

 

…………。

 

(……お客さん?)

 

私は思わず首を上げた。

 

外から?

 

白淵族の外から?

 

……。

 

(……へえ)

 

それは、なかなか珍しい。

 

私が知る限り、この集落に外部の人間が来ることはほとんどない。

 

そもそも、ここは山奥である。

 

険しい山道。

 

深い森。

 

霧の立ち込める湿地。

 

普通の人間が、気軽に遊びに来られる場所ではない。

 

……。

 

(……どんな人だろう)

 

私は少しわくわくした。

 

前世でも、知らない土地へ行くのは好きだった。

 

旅行先で見たことのない建物を見たり、食べたことのない料理を食べたり。

 

そういう体験は、なかなか楽しい。

 

……まあ。

 

今は旅行どころか、山を下りたことすらないのだけれど。

 

「スイ?」

 

レンが私の顔をのぞき込んだ。

 

「聞いてる?」

 

……。

 

…………。

 

(……はい)

 

「今日は水辺から出ちゃ駄目だよ」

 

……。

 

…………。

 

(……え?)

 

何で?

 

「お客さんがびっくりしちゃうから」

 

……。

 

…………。

 

(……あ)

 

なるほど。

 

確かに。

 

全長九メートルの巨大な爬虫類が突然現れたら、普通は驚く。

 

……。

 

(……でも)

 

(……ちょっと見たいなぁ)

 

私は未練がましく集落の方を見た。

 

レンは苦笑いした。

 

「後で話してあげるから」

 

……。

 

…………。

 

(……むう)

 

仕方ない。

 

ここは大人しくしておこう。

 

私は素直に水へ戻った。

 

……。

 

…………。

 

ただし。

 

見えないとは言っていない。

 

◇◇◇

 

しばらくして。

 

集落の入口から、数人の男たちが入ってきた。

 

私は水辺の草むらに身を潜め、そっと様子をうかがった。

 

……。

 

(……おお)

 

外の人だ。

 

服装が違う。

 

白淵族の人々は、動きやすい布の衣服を身につけていることが多い。

 

だが、訪問者たちはもう少し厚手の衣をまとい、腰には革の袋や小さな道具を下げていた。

 

荷物を背負った者もいる。

 

どうやら、商人の一行らしい。

 

……。

 

(……なるほど)

 

私は興味深く観察した。

 

顔立ちも、少し違う。

 

白淵族の人々は、どこか涼しげで整った顔立ちをしている。

 

対して、訪問者たちは日に焼け、髭を生やした者も多い。

 

……。

 

…………。

 

(……ふむ)

 

悪くない。

 

悪くないのだけれど。

 

……。

 

(……やっぱり、うちの一族の方が顔が良いな)

 

私は満足げに頷いた。

 

すると、隣にいた闘蛇も頷いた。

 

……。

 

…………。

 

(……君は何に納得したの?)

 

まあ、いいか。

 

◇◇◇

 

商人たちは、族長に挨拶をしていた。

 

「久しぶりでございます」

 

先頭の男が頭を下げる。

 

「山道は変わらず険しいな」

 

族長が穏やかに答えた。

 

「ええ。何度通っても慣れません」

 

商人は苦笑した。

 

「ですが、こちらの薬草と皮は質が良い。苦労してでも来る価値があります」

 

……。

 

(……へえ)

 

なるほど。

 

交易というやつですね。

 

私は少し感心した。

 

白淵族は山奥で暮らしているが、完全に外界と断絶しているわけではないらしい。

 

外から必要な物を手に入れ、こちらの産物と交換する。

 

……。

 

(……そうだよね)

 

塩とか。

 

金属とか。

 

山の中だけでは手に入りにくいものもあるだろう。

 

商人たちは荷物を下ろし、中身を広げ始めた。

 

布。

 

金属の道具。

 

小さな器。

 

そして、何やら文字の書かれた木片。

 

……。

 

…………。

 

(……おお)

 

私は思わず身を乗り出した。

 

文字!

 

文字がある!

 

これは大きい。

 

何しろ、今まで私はこの世界の文字をほとんど見たことがなかった。

 

人間の言葉は不思議と理解できる。

 

だが、文字となると話は別である。

 

……。

 

(……読めるかな)

 

私は目を凝らした。

 

しかし、距離が遠い。

 

しかも、文字が小さい。

 

……。

 

…………。

 

(……見えん)

 

くっ。

 

こんなところで、闘蛇の身体が不便になるとは。

 

私は少しだけ前へ進んだ。

 

草が揺れる。

 

……。

 

…………。

 

(……あ)

 

まずい。

 

私は慌てて身体を低くした。

 

その時だった。

 

「……何だ?」

 

商人の一人が、こちらを見た。

 

……。

 

…………。

 

(……あ)

 

目が合った。

 

……。

 

…………。

 

(……こんにちは)

 

私は小さく首を傾げた。

 

すると。

 

「うわああああああっ!!」

 

……。

 

…………。

 

(……ええ!?)

 

男が叫んだ。

 

周囲の人々が一斉に振り返る。

 

「な、何だあれは!」

 

「獣だ!」

 

「で、でかい!」

 

……。

 

…………。

 

(……あ)

 

しまった。

 

見つかった。

 

◇◇◇

 

商人たちは、完全に腰を抜かしていた。

 

いや。

 

正確には、一人は本当に尻餅をついていた。

 

……。

 

(……ごめんなさい)

 

そんなに驚かせるつもりはなかったのだ。

 

私はそっと後ずさった。

 

すると。

 

「ひっ!」

 

……。

 

…………。

 

(……ええ)

 

後ろに下がっただけなのに。

 

そんなに怖い?

 

……。

 

…………。

 

(……まあ)

 

(……怖いか)

 

自分の身体を見下ろす。

 

大きな爪。

 

硬い鱗。

 

長い尻尾。

 

そして、鋭い牙。

 

……。

 

…………。

 

(……うん)

 

怖いね。

 

これは怖い。

 

私だって、前世でこんなのに遭遇したら逃げる。

 

間違いなく逃げる。

 

「落ち着け」

 

族長が静かに言った。

 

「白淵族の闘蛇だ。こちらから害を加えなければ、襲うことはない」

 

……。

 

…………。

 

(……そうそう)

 

私は頷いた。

 

すると。

 

「う、動いた!」

 

……。

 

…………。

 

(……いや)

 

動くでしょうよ。

 

生き物なんだから。

 

「スイ!」

 

レンが慌てて駆け寄ってきた。

 

……。

 

…………。

 

(……あ)

 

怒られる。

 

「もう! 大人しくしててって言ったでしょ!」

 

……。

 

…………。

 

(……はい)

 

私は素直に頭を下げた。

 

すると、商人たちがさらに驚いた。

 

「……頭を下げた?」

 

「今のは……」

 

「人の言葉が分かるのか?」

 

……。

 

…………。

 

(……あ)

 

まずい。

 

またやってしまった。

 

レンは苦笑いしながら、私の頭を撫でた。

 

「この子は特別なんです。ちょっと賢すぎるくらいで」

 

……。

 

…………。

 

(……ちょっと?)

 

いやいや。

 

もっと褒めてもいいのよ?

 

私は胸を張った。

 

すると、後ろから。

 

ざっ。

 

ざざっ。

 

……。

 

…………。

 

(……ん?)

 

振り返る。

 

そこには、何頭もの闘蛇がいた。

 

……。

 

…………。

 

(……あ)

 

来ちゃった。

 

私が移動したから、ついてきたらしい。

 

商人たちの顔色が変わった。

 

「……増えた」

 

「……何頭いるんだ」

 

「……まさか、群れで?」

 

……。

 

…………。

 

(……あちゃー)

 

これは、まずい。

 

私は慌てて仲間たちの方を向いた。

 

そして、低く喉を鳴らした。

 

「グルル……」

 

……。

 

…………。

 

(……待ってなさい)

 

すると、闘蛇たちはぴたりと止まった。

 

……。

 

…………。

 

(……よし)

 

私は満足げに頷いた。

 

商人たちは、今度こそ言葉を失っていた。

 

◇◇◇

 

「……信じられん」

 

商人の一人が呟いた。

 

「これほど大きな獣が、人の言葉に従うとは」

 

……。

 

…………。

 

(……まあね)

 

私は少し得意げになった。

 

「しかも、群れを動かしている……」

 

……。

 

(……ふふん)

 

「白淵族には、こんなものがいるのか」

 

……。

 

…………。

 

(……もの)

 

……。

 

…………。

 

(……まあ)

 

間違ってはいない。

 

でも、ちょっと複雑。

 

族長は穏やかに笑った。

 

「山の外では珍しいだろう」

 

「珍しいどころではありません!」

 

商人は興奮した様子で言った。

 

「こんな獣、見たことも聞いたこともない!」

 

……。

 

…………。

 

(……え?)

 

私は首を傾げた。

 

聞いたこともない?

 

闘蛇って、そんなに珍しいの?

 

……。

 

(……いや)

 

(……そういえば)

 

私は今まで、白淵族の外へ出たことがない。

 

だから、当然のように闘蛇がいるものだと思っていた。

 

だが。

 

もしかして。

 

この世界では、闘蛇という生き物自体が、ほとんど知られていないのだろうか。

 

……。

 

…………。

 

(……へえ)

 

それは、少し意外だった。

 

私は自分の身体を見下ろした。

 

大きな爪。

 

長い尻尾。

 

硬い鱗。

 

……。

 

(……なるほど)

 

つまり、私は。

 

かなり珍しい生き物らしい。

 

……。

 

…………。

 

(……ふふん)

 

何だか、ちょっと誇らしい。

 

すると、レンが私の頭を軽く叩いた。

 

「スイ、得意げにならないの」

 

……。

 

…………。

 

(……ばれた)

 

◇◇◇

 

その日の夕方。

 

商人たちは、族長と長い話をしていた。

 

交易のこと。

 

山道のこと。

 

そして、山の外のこと。

 

私は水辺へ戻りながら、その一部を聞いていた。

 

「……秦の商人が増えております」

 

……。

 

…………。

 

(……ん?)

 

秦?

 

私は足を止めた。

 

「東の道は以前より賑やかになりましたが、兵の動きも多くなりましてな」

 

……。

 

…………。

 

(……秦)

 

聞き覚えがある。

 

もちろん、ある。

 

前世で何度も耳にした名前だ。

 

中国の歴史。

 

春秋戦国時代。

 

そして、後に中華を統一する国。

 

……。

 

…………。

 

(……え)

 

私はゆっくりと首を上げた。

 

まさか。

 

ここ。

 

本当に、古代中国なの?

 

……。

 

…………。

 

(……いやいや)

 

落ち着こう。

 

秦という名前だけで決めつけるのは早い。

 

そもそも、闘蛇がいる時点で、前世の歴史とは違う世界なのかもしれない。

 

……。

 

(……でも)

 

私は集落の方を振り返った。

 

古めかしい衣服。

 

木と石の家。

 

金属の道具。

 

そして、秦という国の名前。

 

……。

 

…………。

 

(……うーん)

 

何だか。

 

少しずつ、話がつながってきた気がする。

 

ただ。

 

一つ、大きな問題があった。

 

……。

 

…………。

 

(……私)

 

(……中国史、そんなに詳しくないんだよね)

 

前世で観た歴史ものといえば、映画くらいだ。

 

しかも、好きだった理由は。

 

……。

 

…………。

 

(……顔)

 

そう。

 

顔である。

 

格好良い俳優さんがたくさん出ていたから、観ていたのだ。

 

……。

 

(……いや)

 

(……もちろん、話も面白かったよ?)

 

本当である。

 

ただ、歴史の細かな流れを覚えているかと言われると。

 

……。

 

…………。

 

(……うん)

 

自信がない。

 

私は小さく喉を鳴らした。

 

まあ、いいか。

 

今すぐ何かが変わるわけでもない。

 

私は白淵族の闘蛇である。

 

そして、スイ族の族長でもある。

 

今日も明日も、ここで暮らしていく。

 

……。

 

(……そうそう)

 

難しいことは、人間の族長に任せておこう。

 

私は満足げに頷いた。

 

すると、後ろの闘蛇たちも頷いた。

 

……。

 

…………。

 

(……君たち)

 

本当に、何でも真似するね。

 

◇◇◇

 

夜。

 

私は水辺で身体を丸めていた。

 

隣には、いつもの仲間たち。

 

少し離れた場所では、レンが道具を片づけている。

 

平和な夜だった。

 

……。

 

(……秦、か)

 

私はぼんやりと考えた。

 

もし本当に、あの秦なら。

 

いつか、山の外へ出ることもあるのだろうか。

 

……。

 

…………。

 

(……まあ)

 

その時は、その時だ。

 

私は目を閉じた。

 

今はまだ、ここが好きだ。

 

レンがいて。

 

族長がいて。

 

セイランがいて。

 

仲間たちがいる。

 

それだけで、十分である。

 

……。

 

…………。

 

「スイー!」

 

レンの声がした。

 

私は顔を上げた。

 

「明日は、魚を多めに用意しておくからね!」

 

……。

 

…………。

 

(……!!)

 

魚。

 

多め。

 

……。

 

…………。

 

(……最高)

 

やっぱり。

 

山の外のことなんて、しばらく考えなくてもいい。

 

私は嬉しくなって、尻尾を振った。

 

ばしゃん!!

 

……。

 

…………。

 

(……あ)

 

またやった。

 

水しぶきが、隣の闘蛇に盛大にかかった。

 

「ギャウッ!」

 

……。

 

…………。

 

(……ごめん)

 

私はそっと鼻先を寄せた。

 

すると、その闘蛇は不満そうに喉を鳴らした。

 

……。

 

(……はいはい)

 

(……明日の魚、一匹あげるから)

 

……。

 

…………。

 

いや。

 

やっぱり、それは無理。

 

魚は大事。

 

非常に大事である。

 

私はそっと目を逸らした。

 

どうやら、スイ族の族長というものは。

 

なかなか、器の大きさを試される役職らしい。

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