前回のあらすじ
望と謎の少女がデュエル!
私が望と謎の少女のデュエルを見届けると、少女がこちらの方を向いた。
「そこに誰かいますね。出てきてください。」
遊海「バレてたか…」
「貴方は…蜂矢遊海さんですね。丁度良かったです。貴方にもこれからする話を聞いてもらいます。」
遊海「私にも…?」
翼「私は水瀬翼。ナンバーズを狙う組織、バリオンレイダーズを追っている者です。」
遊海「バリオンレイダーズを…」
翼はそう言うと神妙な面持ちで話し始める。
翼「遊海さんも望さんもナンバーズを所持している。奴らは手段を選びません。私も…ナンバーズを持っていたという理由だけで奴らの襲撃に遭いました…」
遊海「お、重い…」
望「それで…僕にデュエルを挑んできたのは?」
翼「望さんの実力は未知数だったのでナンバーズを持ったままにしていても大丈夫なのか確認しておきたかったんです。遊海さんの方は度々デュエル場でのデュエルを見ていたのである程度は把握できてるつもりですが…」
遊海「そうなんだ。気づかなかったな…」
翼はいつのまにか手に持ってたタブレットを操作すると訝し気な表情で私の方を見る。
翼「遊海さん、貴方…学園でのデュエルで度々手を抜くようなことをしていませんか?」
遊海「…どうしてそう思ったの?」
翼「貴方の勝率やデュエルの結果が…まるで調整しているかのように整っているんです。目立たないように勝った回数と負けた回数が均等すぎて逆に違和感を感じるんです。他の人はもう少し差がついていたりしてるのに…」
遊海「そうなんだ…でも、私のデュエルでの様子を見てもらったら分かると思うけど、わざと負けるようなマネはしないよ。そんなことをする理由がないし。」
そう言う私をスナッチ―はジト目で見つめる。
翼「そうですか…なら別にいいんですが…」
その後、私と望は翼から連絡先を貰ってその場は解散した。
私はナンバーズを集めてる組織の名前がバリオンレイダーズであることを知り、身の安全を構えるために情報収集を開始することにした。
デュエロードアカデミアのコンピューターは、世界各国の公式大会のデュエルのデータを常に集めている。
それをハッキングすれば、公式大会で動いているハンドレイダーズらしき人物をある程度掴むことができる。
遊海「さて…久々に悪いことしようかな。」
私は昔のゲーム機を改造して造った専用デバイスを取り出すと、プラグを付けてデバイスとコンピューターを繋げる。
遊海「今はプラグ使わなくてもいい便利な物が増えたけど、このレトロな感じがいいんだよね。」
精霊のオービタル7とジャンク・シンクロンが現れて私を手伝ってくれる。
遊海「ありがとう。それじゃあ始めよっか。」
私は素早い指使いでデバイスを操作し、次々と情報を頭に入れていく。
遊海「う~ん…さすがに公の場でナンバーズが動くことはそんなにないのかな…学園内のデュエルもある程度調べてみたけどバリオンレイダーズっぽい人はいなかったし…しょうがないね。『オービタル7』も『ジャンク・シンクロン』も手伝ってくれてありがとうね。戻っていいよ。」
私がそういうとオービタル7とジャンク・シンクロンはデッキケースの中に戻っていく。
その頃美緒は、神社で巫女、狐火麗とデュエルをしていた。
美緒「試しに神社に来てみれば、語尾にのじゃが着く美少女とデュエルできるとは。重畳でござるな~!」
麗「キャラ付けじゃ。似合っとるじゃろ?」
美緒「この上なく似合ってるでござる!」
麗「ならそのまま逝くがよい!『骸の魔妖ー餓者髑髏』で直接攻撃じゃ!」
美緒「エグすぎでござるなwww!」LP6300→3000
麗「儂はこれでターン終了じゃ。」
麗
LP:6400
手札3枚
フィールド:餓者髑髏 アンデットワールド、魔妖遊行
墓地10枚
美緒「『アンデットワールド』による種族統一…地味にきついでござるな。拙者のターン、ドロー。拙者は『パワー・バイス・ドラゴン』を特殊召喚するでござる。『パワー・バイス・ドラゴン』の効果でデッキから『ソウル・リゾネーター』を手札に加えてそのまま召喚。EXデッキの『レッド・デーモンズ・ドラゴン』を見せて手札の『ダークネス・リゾネーター』を特殊召喚!拙者はレベル5の『パワー・バイス・ドラゴン』に『ソウル・リゾネーター』をチューニング!琰魔の鼓動が天地と共に王者の龍を呼び寄せる!無限なる高見より顕現せよ!シンクロ召喚!『レッド・デーモンズ・ドラゴン』!」
麗「お主のエース、再び顕現か…」
美緒「拙者は特殊召喚された『ダークネス・リゾネーター』の効果で手札から『シンクローン・リゾネーター』を召喚するでござる。そしてそのままレベル8の『レッド・デーモンズ・ドラゴン』にレベル1の『シンクローン・リゾネーター』とレベル3の『ダークネス・リゾネーター』をダブルチューニング!!琰魔と覇者、今ここで一つとなる。高ぶる魂よ、天地開闢の咆哮をあげよ!シンクロ召喚!『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』!!」
麗「なんと…ダブルチューニングとな…!」
美緒「行くでござるよ、バトルフェイズ!『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』で『餓者髑髏』を攻撃!『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』の攻撃力は墓地のチューナーの数×500アップするでござる。墓地のチューナーは4枚。よって攻撃力5500!バーニング・ソウル!」
麗「ヌゥゥゥ!レベル11のシンクロモンスターが破壊されたことで墓地の『麗の魔妖ー妖狐』の効果発動!」LP6400→4200
美緒「こちらもフィールドのモンスターが戦闘で破壊されたため『クリムゾン・ヘルガイア』の効果を使うでござる。墓地より『レッド・デーモンズ・ドラゴン』を特殊召喚するでござる。」
麗「そちらの効果処理が終わったところで儂の『妖狐』の効果。墓地の『翼の魔妖ー波旬』を除外し『妖狐』を特殊召喚するのじゃ!」
美緒「墓地から『魔妖』シンクロモンスターが…つまり…」
麗「その通り!まず『妖狐』を墓地から特殊召喚した時の効果で『レッド・デーモンズ・ドラゴン』を破壊。そして『魔妖遊行』の効果を発動!お主の『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』を…墓地へ送るのじゃ!」
美緒「よりにもよって『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』の耐性の穴を突いてくるとは…侮れないのじゃ巫女でござるな。ターンエンドでござる。」
美緒
LP3000
手札2枚
フィールド:クリムゾン・ヘルガイア
墓地8枚
麗「儂のターン、ドロー。はて、何も伏せなくてよかったのかえ?」
美緒「察してほしいでござる。」
麗「なるほど。では幕引きといくかのう。儂は手札の『馬頭鬼』を捨てて手札から『ジャック・ア・ボーラン』を特殊召喚するのじゃ。『ジャック』の効果で儂の墓地の『翼の魔妖ー天狗』を特殊召喚するのじゃ。それにより『ジャック』を除外。そしてまたもや『魔妖遊行』の効果を発動。お主に800ダメージじゃ。」
美緒「グェー!」LP3000→2200
麗「墓地から特殊召喚された『天狗』の効果でお主の『クリムゾン・ヘルガイア』を破壊。そしてバトルフェイズ!『妖狐』で直接攻撃。妖麗怨炎!」
美緒「ンギャアァァァ!」LP2200→0
その後、美緒は直接攻撃された勢いで神社の階段を転げ落ちてったらしい。
オリキャラ紹介
名前:水瀬翼
性別:女
年齢:16
容姿:よう実の七瀬翼
使用デッキ:『アーティファクト』『K9』
概要:デュエロードアカデミアに通う女子学生。その昔、ナンバーズを持っていたことでバリオンレイダーズに襲われナンバーズを奪われた挙句大切に思ってた兄は今も入院している。そのため、バリオンレイダーズに強い恨みを持っている。デッキには相性さえ良ければどんなカードも入れるスタイル。