初投稿です、よろしくお願いします
─────あたたかい。
ここは、どこだろうか。
確かさっきまで、近所の映画館に居たはずなんだけどな…
で、えっと、そうそう。
どうなるんだろうエヴァ。ちゃんと終わるんだろうかエヴァ。
違うそうではない。今はそんな場合ではない。
とにかく自分の状況を確かめようと思い、ふわふわとしていた感覚を研ぎ澄ますと、どうやら自分はどこかに浮遊しているようだ。
…浮遊?
あれ、人間だったよな、俺って。
人間って、普通、浮遊しないよな。
そう思い、少し手を動かしてみようとする。
うん、動かないですね…
そもそも身体があるのかすら曖昧だ。
なにせ目も見えてはいない。
音も聞こえない。
正直不安で死にそうだが、俺にはエヴァンゲリオンという物語の終わりを見届けるという使命があるのだ。
こんな所で死ぬ訳にはいかない。
動け、動け俺の手!!
「……!」
う、動いた!!
多分ピクリとかそういうレベルだが、そんなの関係ねぇ!!
動いたは動いたから俺の勝ちだぜ!!
…、あれおかしいな、少し抵抗感がある。空気じゃない?液体?
それに何か、血のような匂い。
Q鑑賞後でエヴァ脳になっている俺の脳はスーパーコンピューターの如く答えを導き出す。
これ、LCLだ!!
頭の上でピカーンと電球が輝く。
LEDじゃなくて白熱電球のやつね。
オッケー、じゃあ俺はLCLの中で浮遊しているとしよう。
…、何で……?
…知らね……
しばらく考え込んだ俺は、一つの結論に辿り着いた。
ここに居ても次回作を観ることは出来ない気がする。
じゃあ抜け出すか、この状況から。
よーしその為には周囲の確認だぜ開け俺の目!!パワー!!
「……!?」
いくら覚悟をしていたにせよ、ゆっくりと開いた瞳から流れ込んだ映像は、到底信じられるようなものでは無かった。
培養ポッドの
ふつ、ふつと、泡の湧くLCLと、自分を中心に広がる無数のコードや、乱雑に置かれたメモ、そして何度も聞いたことのある、腹の底に響くような、不気味な重低音。まるで胎動のようなソレ。
そう、ここは紛れもない、ジオフロント最下層に位置する、ターミナルドグマであった。
感覚が急激に鮮明になっていく。
…、そういえば俺、何も着てないんじゃ…
結論、着てなかった。
補足。俺、祝・TS転生デビューこの体は赤子のものではないからからきっと憑依ってハァ!?
あんたバカァ!?
さっきから視界の端に銀色のナニカがチラついてるからおそらく俺銀髪ロングヘアですねってハァ!?
あんたバカァ!?
スタイル良いし銀髪ってことは俺はきっと美少女ですねってハァ!?
あんたバカァ!?
あと俺にも素晴らしい二つの丘が出来てたぜってハァ!?
程よいサイズ!?
…はあ、はあ…こ、これがTS憑依転生か…
恐ろしいぜTS憑依転生…
とりあえず落ち着こうと深呼吸をしていると、どこか遠くの方から、人の声らしきものが聞こえてきた。
TS憑依転生した俺。だがそれはすべての始まりにすぎなかった。
現れたゼーレの面々と、明らかになっていく真実。そして俺の超絶美少女ぶりが発覚する。
次回「それはあまりにも美しい俺」。
この次も、サービス、サービスゥ!
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なんかコメディっぽくなっちゃいました。
おかしいな、シリアス設定なのに…
次次回くらいからちゃんとシリアスします。
(・∀・)タブンネ