一応ハンニンダーの声は本来の中の人である武蔵真之介さんのままです。ただ、人格は毎回変わる事になる感じですね。
一方でプリキュアの知識については作中で言及されますが、ハンニンダーを召喚する主の物が反映されます。つまり、今回からはアンサーとミスティックがいる事をハンニンダーは最初から知ってる体で戦う形となりますね。
補足説明が入った所で今回の公演を開幕としましょう。
〜今回のあらすじ〜
名探偵プリキュアに覚醒したあんなとみくる。ただ、あんなは戦いの直後にここが1999年であるという事実を知る事に。そのため、2人はどうすべきか悩んだ末にみくるが入ろうとした事務所……キュアっと探偵事務所を訪ねた。そこで天才発明家を名乗る妖精、ジェット先輩と出会う。ただ、彼は2人が名探偵プリキュアだと信じることは無く。ひとまずだがあんなは住む所が無いために一時的に事務所で泊めてもらうという話になる。
翌日、昨日の続きを話す中でまた事件が発生。ジェット先輩を含めた3人がパティスリーチュチュと呼ばれるケーキ屋に行くとそこで小説家である来栖エリザが大事なペンを失くしてしまっており、犯人は彼女のファンだと言ったお婆さんの可能性が浮上。
結果、彼女を追いかける中でそのお婆さんが犯人だと確定。彼女は変装を変えて周囲に溶け込む。しかし、通信障害の影響で携帯が使えないタイミングで携帯を使ってしまったがためにあんな達はその正体を見破る事になるのだった!
「お見事!如何にもボクはニジーさ!ベイビー!」
そして、正体がバレたニジーは元の姿に戻ると変装を見破った2人を賞賛。盗んだエリザのペンも自分が持ってると見せる事に。
「ボクの変装を二度も見破るなんて、ご褒美をあげよう!」
「「それは!?」」
「ウソよ、おおえ!出でよ!ハンニンダー!」
そして、彼は早速マコトジュエルをウソで覆う事によりハンニンダーを召喚。その場にハンニンダーが降り立つ事に。
「対戦、よろしくお願いします!」
「ペンは私達が……」
「「取り返す!」」
「ポチ〜!!」
今回のハンニンダーはエリザのペンを胴体部分にした形であり、あんなとみくるはハンニンダーが出現したために早速変身する事に。
「「オープン!ジュエルキュアウォッチ!プリキュア!ウェイクアップタイム!」」
2人が掛け声と共にその姿をプリキュアへと変化させていく。そして変身が完了すると名乗りを行う事に。
「どんな謎でもはなまる解決!名探偵・キュアアンサー!」
「重ねた推理で笑顔にジャンプ!名探偵・キュアミスティック!」
「「名探偵プリキュア!」」
「私の答え、見せてあげます!」
2人は最後にチーム名を名乗ると指差しをする。ちなみに、今回の指差し担当はミスティックがやる事となった。この様子だとその回ごとで指差し担当が変わるらしい。
「あれが名探偵プリキュア!」
「ポチ!」
「自分の心の中に宿るマコトジュエルでプリキュアになるとは聞いていたけど……本当だったんだ!」
そして、初めて名探偵プリキュアを目の当たりにしたジェット先輩は驚きの顔つきを見せる。元々ジェット先輩はこの2人が名探偵プリキュアだと聞いても信じておらず。今回実際に見た事でその話は本当の事であるという答えに辿り着いた。
「行け!ハンニンダー!」
「この前は初見で遅れを取ったが、二度は無いぞ!」
ハンニンダーは個体ごとで人格自体は違うものの、プリキュアがいるという知識自体は召喚主から反映されるのか……。名探偵プリキュアの2人の事を認識。
まずは彼の方から拳を振り下ろす。対して2人はそれをジャンプしつつ回避。距離を取った。
「「はあっ!」」
そして、2人はタイミングを合わせてジャンプするとハンニンダーに向けてダブルキックをぶつける。それを受けてハンニンダーは後ろに倒れ込んだ。
「ぐっ!?……だが、それで倒れると思うな!」
ハンニンダーは体勢を崩しかけるものの、すぐに立て直しつつ頭にあるペンの筆先から黒い液を放出。恐らくモチーフがペンであるためにインクを出しているのだろう。
「ッ!?」
「危ない!」
対してインク攻撃で狙われたアンサーだったが、そこは相方のミスティックが横から助け出す形で回避に成功。事なきを得る事に。
ただ、インクが命中してしまった木はインクが侵食していくとその色が真っ黒に染まってしまう。
「強力なマコトジュエルをウソで覆えば……誰にも止められない強力な力になるんだよ!」
「それがこの俺、ハンニンダーというわけさ!」
ハンニンダーはニジーに自慢された事で得意げな表情を浮かべる。ニジーの言い回しだとどうやら、マコトジュエルに宿った想いが強力である程に比例してハンニンダーの力も強力になるという事なのだろう。
「エリザさんのペンで……」
「何てことするの!」
「違うよ!もうボクのペンさ!」
「(流石ニジーさん!俺もニジーさんみたいなカッコイイ怪盗になりたいぜ!)」
ハンニンダーはニジーのキザな言い回しをするのに憧れているのか、モミモミと揉み手をするとニジーに対する尊敬の念のような物を浮かべていた。
「ファンと偽り近づき……」
「ゲッチュ!」
「嘘を使えば容易いものさ!」
ニジーはお得意の変装を瞬間的に使いながらプリキュアの2人へと怪盗の種明かしをしてみせる。一瞬で顔が変わるその様は彼のモチーフと思われる怪盗二十面相そのものである。
一方で、エリザの気持ちを聞いていた2人はニジーの吐いた嘘に怒りの感情が浮かび上がっていく。
“あなたのファンです。握手してくださいって!……とっても嬉しくて!”
エリザはニジーが変装したお婆さんの事を本当のファンだと思って嬉しそうに接していた。その気持ちをニジーは裏切るどころか利用して盗みまでしたのである。普通怒らないはずがない。
「欲しい物はな〜んでも、嘘で手に入る!」
「その通りだ!お前達から勝利を奪ってやるぜ!」
するとハンニンダーは頭部のペン先部分を展開。そして、それを2人に向けると先程のインク……では無く。白く細長いエネルギー弾のような物を連射する事になる。
「喰らえ、必殺の乱れ打ち!オララララッ!」
「「うわぁあああっ!?」」
この攻撃を前に2人は為す術が無く。攻撃に被弾し、悲鳴を上げてやられてしまう。
「ボクらファントムは……」
「ウソで溢れ覆われた……」
「素晴らしい世界を作る!」
「そのためには、マコトジュエルが必要なのさ!」
「(だからこの勝負、勝たせてもらうぞ!)」
ニジーが次々と着ている変装を変えつつ自分達、怪盗団ファントムの理念を話す。だが、アンサーもミスティックも一度やられた程度で諦める事は無い。
「ウソの世界なんて……全然素晴らしく無い!」
「そうかな?君達名探偵を倒す、こんな力があるのに?」
「……好き勝手言ってくれるじゃんか!ボクも1つ教えてやる」
アンサーとニジーがそう話しているとそこにジェット先輩が歩いてきて会話に参加。ニジー相手に言い放つ。
「キュアっと探偵事務所の使命は、ウソを暴いて止める。ファントム!お前達からマコトジュエルを守る事だ!」
「ふふっ、随分と威勢の良いベイビーだ。……キュアっと探偵事務所。無論、君達の使命は心得ているよ」
「俺はまだまだ元気だぜ!」
「でもこの状況でウソを……ハンニンダーをどう止める?」
ハンニンダーは声を上げると健在である事を示し、ニジーはそれを受けてハンニンダーに勝てない事をちらつかせた。しかし、ジェット先輩の中に絶望は無い。
「プリキュアがいる!……歴史上、数人しかいなかったという名探偵プリキュアが今!2人もいる!」
「煩い奴だな。その口、黙らせてやる!」
すると、いつまでも反論してくるジェット先輩を目障りに感じたのか。ハンニンダーが拳を振り下ろそうとする。対して、それをアンサーとミスティックが受け止めた。
「(何!?)」
「なっ……」
「ッ……」
「「ぐ……うう」」
「ば、馬鹿な。まだ立てるのかお前ら!?」
ハンニンダーはプリキュアの2人が健在な事に驚くと思わず攻撃を止めてしまう。そのため、ニジーはそんな2人を賞賛するように呟く。
「まさか再び舞台に立つとは」
「嘘を吐かれて、ペンも盗られたエリザさんは悲しんでる!」
「人を悲しませる嘘なんて……」
「「プリキュアが嘘を終わらせる」」
2人はそう叫ぶとそれぞれ手にジュエルキュアウォッチを構えつつ同時に時計の針を11に動かす。その後、針が元に戻る形で自らの体にエネルギーを貯める。
「「これが私達の……アンサーだーっ!」」
そのまま2人が地面を強く踏み込むと一気に飛び出し、紫とピンクのエネルギーを纏って一つの閃光へと変化。その力でハンニンダーへと迫っていく。
「(えっ?いきなり浄化技!?ま、待っ……)」
ハンニンダーはまさかあの状況から初手浄化技が飛んでくるとは思っておらず。2人の纏った閃光はハンニンダーを見事に貫く。そのまま2人は着地して決め台詞を言い放つ。
「「キュアっと解決!」」
その直後、ハンニンダーが地面から発生した紫とピンクの閃光に包まれる形で浄化。彼は最後の言葉を言い残す形で消滅する事になる。
「
そして、直後に素体となったマコトジュエルが生成。それをアンサーが手にする。
「ポチ〜ッ!」
それからそのマコトジュエルを輝きを放つポチタンの胸のハートマークにセット。ポチタンはマコトジュエルを吸収する事に。
「ポチポチ、キュアキュア〜ッ!」
「次のショーでまた会おう!」
一方のニジーはマコトジュエルを取り返されたためかすぐに煙玉を使って撤退。同時に、ハンニンダーの2戦目も敗北という苦い形で終わる事になる。
ハンニンダー戦績表……2敗
また次回の公演をお楽しみに。