人類は機械生命体ラプチャーに追い詰められ、滅亡の危機に瀕していた。しかし、あるニケがフィリピンの島で生まれた。
 彼女は人類の希望になれるのか、、彼女の名前は『武蔵』
 手の届くすべてを守るために彼女は今日も戦う、46センチ砲を轟かせながら


 限界高専生のため超不定期投稿です。エタらないように頑張りますが、、許して

 書けたらすぐ投稿するようにしています。 
 
 執筆補助にAI使用、本文は完全人力

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執筆の補助でチャッピーたんを使っています。地理的状況、ラプチャーがどこら辺に降下しそうかとか一人で考えたら一年かかっちまうよ、、本文は完全人力なので許してヒヤシンス

初投稿です


人類の斜陽

20XX年

 

 

 

 

 

 

 

誰もが人類は種の頂点に到達したと思った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我々に不可能は存在しないと慢心していた

 

 

 

 

 

 

 

 

永遠の繁栄は約束されていると勘違いしていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

だが、そんなものは桜の如く儚く、短いものであると全てが終わった後に気付くものだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

アーク機密保管庫 所蔵

 

著者  

氏名  この記録は消去されました

元ドイツ特殊部隊KSK 所属

退役後 傭兵として軌道エレベータの警備任務に派遣

ラプチャー侵攻開始後、北アフリカ戦線で日本人と共に個人戦闘では多大な戦果を挙げる

その後は この記録は消去されました

 

 

 

【古びたボロボロの日記】

    

 

 

────

 

20XX年 12月20日

 年中クソ暑くて気に食わないこの駐屯地に派遣されてから1年がたっちまった。

 

 治安維持に奔走しているが一つ問題なのは俺たちを引っ張り出したミシリスの奴らは、相変わらずクソ生意気だ。どうも俺たちを下に見てるよなぁ?エリート気取りでふんぞり返って心底イラつくぜ。こっちは叩き上げの軍人だ、せっかく海賊とかテロリスト共から守ってやってるのに……敬意を払うのが礼儀ってもんだろ!

 

 だが...本当に気に食わねぇが……金だけはある。こんなアホでかい宇宙まで伸びる軌道エレベーター作っちまうほどな。少しは俺たちにも恵んでくれたら態度を改めてもいいんだがな。

 

 だが、故郷では見れない光景も見つけられた。夜の満天の星空だ。良くも悪くもソマリアは何もないからな!

 

 

 

 


 

 

────

 

 

20XX年 12月22日

 クリスマスまであと少しだ。

 

 俺の故郷は雪がたくさん降ってるんだろう、だがこっちは雪のゆの字もない。景色が変わらなさすぎて気が狂いそうになる。 

 

 頼みの綱の飯もマズい。イギリス人(バカ舌)がシェフとかイカれてるのか?

 

 特に酷かったのはな、、、砂糖でできた物に砂糖をコーティングして更に砂糖をトッピングする食後の菓子だ。料理覚えたてのガキが考えたようなゲロ甘菓子でなぁ、その前に食べた飯の後味も記憶も、そいつが粉みじんに消し飛ばしてくれやがった。もちろん俺は復讐してやったぜ。キッチリ、シェフにいままでの感謝(怨念)を込めて、そいつに紅茶を注いでやった。大量のガムシロップと角砂糖を入れた紅茶をなぁ!そいつが口を押えて地面でのたうち回っている姿を見てると……言葉で言い表せないぐらいサイコーの気分だったぜ!

 

 そもそも、ミシリスはイタリアからシェフ引き抜けばもっと上手い飯を提供してくれるはずなのに、、、やっぱりあの大企業様(笑)はバカだ。

 

 同じ部隊の親友の日本人(ヤーパン)は「MISOSOUP」とやらが恋しいとかなんとか言ってたな。あいつがあのゲロ甘菓子食った時の顔ときたら、、、写真撮っとくべきだったかな?でもその後、トイレに3時間ぐらい籠ってたからなぁ…可哀そうだったから撮らなくて正解だったかもな。

 にしてもあいつが言ってたMISOとやら、、あれ本当に豆でできてるのか?俺は怖いから絶対に食えねぇ。やっぱりビールとソーセージが一番だ。

 

 ああ、こんなこと書いてたら故郷に帰りたくなってきた‥せめてクリスマスぐらいは旨い飯を食わせてくれよ。

 

 

 


 

────

 

 

20XX年 12月24日

 

 ようやくクリスマスイブだ。

 

 今日は嬉しいニュースがあった。明日から俺の心の友の日本人(ヤーパン)が厨房に立ってくれるらしい。あいつの舌は信用できるからな、二度とあのクソマズ飯は食いたくない。クリスマスは楽しく過ごせそうだ。

 

 クリスマスといえば、この夜は子供の所にサンタクロースが来る…とはいっても俺はもう大人だから来るわけないがな。だが、もしプレゼントを貰えるならば、親友からもらった漫画に出てきたサンタコスのムチムチお姉さんを……

 

追記

 寝る前、いつものように夜空を眺めていたんだが、何かがおかしかった。いつもより星の数が少ない気がするし、流星も不自然なほど多い。もしかしてクソデカい小惑星でも地球に迫ってるのか?俺は残念ながら石油採掘のスペシャリストじゃなくてただの軍人だ。あの14人の中には混ざれないな。

 

 不思議なこともあるもんだ

 

 

 

 


 

 

 

 

25日

 俺のところにもサンタクロースは確かに来た。しかしプレゼントの内容を致命的に間違えたやがった!

 

 このクソッタレのガラクタ共が!!

 

 騒がしいと思って起きたら、サンタじゃなくて悪魔(サタン)が空からダイレクトエントリーだ畜生!

 

朝からとんでもなく嫌な光景を目と脳に焼き付けられちまった、、最悪だ。

 

 窓越しに食堂の厨房内を覗いたら、今日は親友が料理する日だったのに、シェフのイギリス野郎が出しゃばって料理をしてやがった。俺は頭にきて、あいつの手をへし折って二度と料理ができないようにしてやると思って準備してたらよぉ、、、見ちまったんだ、、、

 

 

 目を離した隙にイギリス野郎がガラクタ共にぐちゃぐちゃのミンチにされて──喰われて──あいつ自らガラクタ共の料理になるのは聞いてねえよぉ、、夢か?夢であってくれ、、頼む、、、そうじゃなきゃ気が狂いそうだ、、、親友は死んでてほしくねぇなぁ、、、

 

 

追記だ まだ俺は運良く生きている、あいつらに食われるぐらいなら死にてえが

 状況も最悪だが、もっと最悪なことが判明した。

 ガラクタ共は物を嬉々として破壊している。今、俺が隠れている部屋がガラクタ共に破壊されて、あいつらのご飯の仲間入りするのも時間の問題だ、、、絶対に嫌だ。あいつらに踊り食いされるのは本当に嫌だ、、、あぁ死にたくねぇ、、なんで俺がこんな目に、、、

 

 だが、そうもいってられねぇ。俺はこんなクソみたいな状況でも諦めたくねぇ、まだやりたいことも残っているしな

 

彼女ができるまでは、、あいつらにこの命をくれてやるわけにはいかねぇ!

 

 

 

 


 

 

 

日記の連続記録が途絶えちまった

 

20XX年 12月28日

 

 生き残れた、俺たちの班二人だけだが。駐屯地は壊滅だ。

 

 俺たちはガラクタ共の追撃を躱し、跳ね返しながら逃げている。

 

 脱出するとき、とりあえず水と食料、弾薬は最優先で軽トラに詰め込めたはず…いや気になる数えなおす。

 

 

 確認し終えた。やっぱり自分で振り返って日記を書くのは大事だな、自分を客観視できるってこっちも再確認できたぜ。とりあえず、水も食料も2週間ぐらいは大丈夫そうだ。

 

 今、漸くガラクタ共の襲撃が落ち着いた。たぶん日記というか、戦いの記録というか…取り敢えず書けるタイミングは今しかない、今までに起こったこと、戦った感想をまとめておく。後で思い出せるようにな。

 

 まずガラクタ共は、人間が真正面から堂々と戦って勝てる相手じゃねぇ。

 

 脱出するとき小型の1匹に見つかって戦ったが、まず小型ですら普通の小銃じゃ撃破は無理だ。ガラクタ共の核?心臓?らしき赤い部分にライフル*1をぶち込んでやったが、怯んだだけだ。カッチカチだな。

 

 だが、わずかにガラクタ共の外殻の隙間から見える関節部を撃ったら停止した。本当にクソ狭い隙間だが撃ち抜けた。これが射撃成績一位の圧倒的な実力ってやつか?こんなところで訓練の成果を出せるとは思っても見なかったがな。

 

 そして一番の問題なのが、ガラクタ共の火力と数だ。

 

 何とか停止させたと俺が思ったとき、あいつらの体についてる銃口?らしきものが赤く光った。なんか嫌な予感がしたんで横に飛び退いた。その瞬間、俺の立っていた場所が爆(・)発(・)した。

 

 なんだレーザービームって!アニメじゃねえんだぞクソが!

 

 今考えるに爆発した理由は、おそらく地面が高温で一瞬で蒸発して気体になった、、ということじゃねえかと思っている。イカれた出力だ。当たってたらどうなっていたか…想像もしたくねぇ。

 

 そして、嫌なことにガラクタ共は音に反応するらしい。爆発音で数匹がこちらに向かってきた。一匹でも辛いのに、さらに複数匹同時に戦うなんて命がいくつあっても足りねぇ。俺は尻尾を巻いて逃げた。

 

 そんな理不尽が実体化した奴らがうじゃうじゃいる。戦いにすらならねぇ。物量、個々のスペック、火力で負けている。クソゲーだ、俺だったら即中古屋に売りつけてやる。

 

 だが、良いこともあった。その音で親友が俺に気付いてくれた。あいつもしぶとくこの地獄から生き延びてくれていた。俺はあいつらから隠れるために泥を被っていたが、あいつも同じようなことをしていた。お互い見た目が完全に化け物だったが、出会った時は嬉しくて…嬉しくて…ああ、書いてたらまた泣いちまいそうだぜ。 

 

 今書いてて気づいたんだが、な(・)ん(・)で(・)俺(・)た(・)ち(・)だ(・)け(・)生(・)き(・)残(・)っ(・)た(・)ん(・)だ(・)?(・)

  

 そこら中にあいつらがいた、そして俺たち以外の傭兵も弱いわけじゃねぇ。ハイドしていたりカモフラージュしていたなら俺たちのように生き残れていたはずだ、、、何(・)か(・)を感知して隠れていたのを見つけた?その何(・)か(・)って何だ?それじゃあなんで俺たちだけ、、、? 

 

 いいタイミングだし一旦書いて整理するか。これは今後、俺たちが生き残るのためにもなりそうだ。 

 

 まずあいつらが持っていると思われる五感、もしくは機械っぽくセンサーのほうがいいか。書き出してみるか。 

 視覚センサ、聴覚センサがあることは戦闘で確認している。爆発音がした後集まってきたし、泥まみれでカモフラージュしてても目の前に出たら発見されたからな。 

 触角は、、わからん、触りたくもねぇ。そのまま手が食われそうだ。 

 味覚は、、なさそうだな。あんなマズいもんばっか食ってるイギリス野郎を嬉々として食ってたんだ。どうせあいつらは肉もまずい、、、いや紅茶ばっかり飲んでるから匂いだけはいいか? 

 

 話が脱線しちまった、あとなんかあるかなぁ、、、 

 

 

 ん?そういえばなんでイ(・)ギ(・)リ(・)ス(・)野(・)郎(・)が(・)最(・)初(・)に(・)襲(・)わ(・)れ(・)た(・)んだ?俺もそれなりに近くにいたのに?

 

 

 料理、、炎、、、熱か?、、、熱だ! 

 

 あいつらは熱センサ!サーマルスコープを持っていたんだ!

 俺たちが泥を被っていたらあいつらに気づかれなかったこと、俺じゃなくてイギリス野郎が誰よりも先に襲われたのも説明できる!明らかに周りより温度が高かったら真っ先に確認しにいくよなぁ!

 

 まあ確定したわけじゃないが、、一番あり得るな。ああスッキリした。にしてもサーマル持ちと仮定すると、、厄介だな、、あとで親友と確かめる方法と対策を考えるか。もし本当ならこの性質は利用できそうだ。

 

 

 

 話を戻すと、その後、俺たちは放棄された軽トラに乗り込んで、荷台にポン付けしたブローニング*2をブッぱなしながら逃げた。

 

 駐屯地出口付近にキーもついてるコイツを見つけるとは、、まだ神様は俺たちを見捨てなかったらしい。

 

 

追記 

 

 

 ラジオ放送を聞く限りどうやら世界各地でガラクタ共が暴れ、対抗するための人類連合軍が設立された、、らしい。

 

 本当にパニック映画の序章に間違えて入り込んだと思っちまうな

 ──

 俺たちは一番近い人類連合軍の基地へ向かっている。受け入れて貰えることを願うしかない。

 

 この日記も状況が落ち着いたらまた書き始めよう。

 

 未来の俺、頼んだ。

 

 

 

 

 


 

 

 

アークのとある歴史研究家のレポート

 

 

 

 侵攻開始からニケが運用開始されるまで2年間、「ラプチャー」と呼称されるようになったものから、人類は敗走を続けていた。

 

 ラプチャーは各国の様々な場所に降下した。まともな軍備を持たなかった国や、対応が遅れた国はまもなく踏み潰された。

 

 当初は飛行型と地上型のみが確認され、シーレーンさえ守っていれば何とかなった国も存在していた。しかし二年もすると、数は少ないが海上型ラプチャー、海中型ラプチャーによって通商破壊され始めていることが確認され、諸島部の防衛さえしていれば存続していけた東南アジアはラプチャーの数が少ないのにも関わらず、小さい島から段々と占領されていった。民間人の避難もままならず、それぞれの島が食料等をすべて自給できるわけではなかったからだ。

 

 アジアは中国、韓国、日本が非常事態のため協力し、民間人のロシアへの避難を進めながら絶望的な地上戦、命綱であるシーレーンの防衛を行っていた。しかし、三国が協力してどうにかなるレベルではなく転進を重ねた。

 侵攻開始から一年後、日本本土はほとんど失陥、朝鮮半島戦線もじわじわとロシア側に押し込まれ、中国も国内に降下するラプチャーを殲滅しきることができなくなり様々な場所で包囲されかかっていた。侵攻から1年と半年後、三国はシベリアで再度防衛線を築くために行動し始める。

 

 

 南アジアはインドが主力となりロシア方面へ脱出する時間稼ぎを行っていたのだが、、失敗した。ロシアへ直接抜けるには高い山を越える必要があり、ルートも限られている。そのためカザフスタン方面へ民間人は避難していたが、たどり着くまでの過酷な道のり、道中に頻繁に襲い来るラプチャーにより大勢の人々が亡くなった。

 

 中央アジアは数多の油田があるため、ラプチャーにも人類の生命線を断つために執拗に狙われた。これらを失うと人類の存続にかかわるため、宗教的な問題を飲み込み、各国が協力して砂漠という地形を生かしつつ石油の輸送、防衛を行っている。

 

 アフリカは、他の大陸に比べ、占領スピードはわずかではあるが遅かった。砂漠という熱や砂塵など、機械にとっては過酷な環境によって、ラプチャーの活動が鈍かったのが一つの理由であるが、サハラ砂漠の人類にとって有益な多大な油田や資源の制圧を優先したのが、一番大きな理由だった。しかし、アフリカのほとんどの国々は組織だって行動できず、次々と飲み込まれていった。

 

 ヨーロッパは、フランスが悲惨な目にあった。欧州随一を誇る原子力発電所の数が仇になった。ラプチャーにとって、人類の電力資源を削げ、自分たちのエネルギーにもなり得る場所は一石二鳥だったからだ。執拗な攻撃に耐えきれず、フランス本土は侵攻開始から半年ほどで陥落し、パリもついに燃えてしまった。ラプチャーはアルプス山脈をドイツ・フランス国境方面へ迂回し、ドイツ方面へ攻勢を仕掛けた。人類連合軍はフランス・ドイツ国境*3、ライン川で防衛線を築き、反転攻勢のための戦力を蓄え、チャンスをうかがっていた。

 

 南アメリカやオーストラリアは侵攻から一年は耐えることができた。しかし、無尽蔵のラプチャーに押しつぶされ、侵攻後一年と半年ほどで失陥。

 

 北アメリカは一時東西に分断されかけたが、戦力を集中運用し何とか現状維持に成功。唯一ラプチャーに対しての反抗作戦を計画することができるほどには余裕を生み出すことができた。

 

 

 

 さらに、人類とって重要なポイント、運河や海峡は執拗に攻撃した。

 マラッカ海峡、パナマ運河は侵攻から数週間後には完全に占領されていた。スエズ運河やジブラルタル海峡は何とか持ちこたえている。

 

 敗走を続けるなか、人類は何度も抵抗を試みた。しかし、ことごとく敗れた。

 

 

 侵攻開始から一年

 北アメリカ方面軍はラプチャーに複数発のICBMを撃ち込み、撃滅を試みた。しかし、そのエネルギーを吸収、反射させられ、防衛していた部隊ごと複数の都市がこの世から消(・)滅(・)した。撃ち込んだ核弾頭の約20倍ほどの威力があったことがその後、判明した。以後、人類連合軍はラプチャーに対する核攻撃を禁止した。 

 

 侵攻開始から1年と半年後、甚大な被害により雪崩れ込むラプチャーの軍勢をおさえきれず戦線が崩壊した。実質的な北アメリカ大陸の失陥である。

 

 

 

 その後、北アメリカ方面軍は戦力温存のため欧州へ撤退、、するかと思われたが、欧州方面軍と共に大量のラプチャーを包囲、撃滅し各方面への圧力低下、そしてフランス開放を狙った『大規模作戦』を実行した。

 

 その作戦は、100年と少し前に実際に行った作戦を参考に立案された。

 主に以下の目的を達成することが目標だった。

 •ラプチャーへの反抗の足掛かりとなる強固な橋頭堡を確立すること

 •イギリスからの避難民の安全な揚陸先を確保すること

 •フランス領内のラプチャーをドイツ方面軍と共に包囲撃滅し、欧州全体の圧力を低下させること

 •人類連合軍の士気維持のためにもフランス、そしてパリだけでも解放すること

 

 この作戦が人類がラプチャーに対する史上最大の作戦になると期待して、、、

 

        作戦名は『第二次ノルマンディー上陸作戦』に決定した。

 

 

 人類の戦力、資源をありったけ投入したこの作戦はラプチャー側も想定していなかったらしく、当初は成功を納めた。フランス北部でドイツ側と握手することにも成功、パリ解放あと一歩というところまでラプチャーを押し込めることにも成功した。しかし、後方に降下するラプチャーへの対策、急激な占領地拡大による補給線の延長、インフラがラプチャーにズタズタに破壊されていたなどの理由が重なり、人類は攻勢限界地点へ到達。膨大な出血を強いられて土地を奪取したが、ラプチャーの数の暴力によってしばらくすると押し返され始めた。ドイツ側への戦力の移動のための道を切り開く代償を、大量の血を持って支払っている状態だった。

 

 ニケが運用開始される頃、侵攻から2年目にもなると占領した土地のほとんどを失い、海岸沿いのみを残すこととなった。陸上からのラプチャーの攻撃と、まれに出現する海上型からの砲撃などに挟まれ、ただただ無駄な血を流す場所へと変化していた。ゴッデス部隊の登場により幾分かマシになった時もあったが、その後出血に耐えきれず放棄、ドイツ方面軍に合流した。

 

 

 

 人類は、ラプチャーとの生存競争の主導権を握ることがこの瞬間、不可能になったことは明確だろう。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 人類が主導権を失ってから半年後、分かりやすくするとラプチャー侵攻開始から2年と半年後

 

 

 

 徐々に補給が届かなくなり、自給自足もできず、緩やかに餓死へと向かっている東南アジア

 

 

 その中のフィリピンを構成する島の一つ、100年と少し前はそこの沖で数多の船が戦いの中沈んだ場所で、この状況を打破すべく、あるフェアリーテイルモデルのニケが制作されていた。

 

 

 

 輸送船団に随伴し、海上型ラプチャーや空中型ラプチャー、稀に表れる海中型ラプチャーから守ることを期待されていた。

 

 

 

 コアの触媒には、技術的な効果はないと示されていたが験を担ぐために、昔、調査のために引き上げられた艦のサンプルが使用されていた。込められた願いは「どんな絶望的な状況でも、みんなを守り通すこと」だった。

 

 

 

 

 このニケは、人類連合軍司令部からの承認を受けていない。未登録のニケだ。しかし、東南アジアの人々の命を守るためには作るしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

コアの触媒に使われた艦の名前は武蔵だった

 

 

 

*1:
HK417A2-20 HK417A2のフルサイズライフルモデル 7.62x51mm NATO弾使用

*2:
ブローニングM2重機関銃 戦車からもぎ取ってか無理やり乗っけた いわゆるガントラック 

*3:
いわゆるマジノライン







艦これクロスなのにまだ艦娘出てこないってマジ?

ニケの世界観を無理やり地球の地理に落とし込んだらこんな感じになりました。むず過ぎるっぴ


文章力が無くて本文に入れれなかった裏設定

1 親友の日本人はもちろん退役軍人で第一空挺団に所属していました、つまり二人とも半分人間を辞めています

2 侵攻当初のラプチャーは本編の頃と比べ火力や防御力などが低く、人類でも一応対抗可能、、という設定にしました。(それでも固いし、人類が携行できる火器に比べたら圧倒的に火力は高いですが、、、)
 たしか公式設定でも現在のラプチャーの火力や防御力は昔と比べ上がっている、、みたいな内容があったと思います。

3 アークの位置はカザフスタンやウズベキスタン辺り、、なんじゃないかと勝手に考察しています。
 北方が極寒というのも説明がつきやすいし、海にも出ようと思えば大変だが出れそう。34章あたりのレヴィアタンがいた熱帯雨林も長い時間がたって変化した中国沿岸部と考えることができるんじゃねえかと。 この小説ではそういう設定で行こうと思っています。

皆さんの考察も教えてください!

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