気が付いたら私は赤木リツコになっていた 作:無茶振りされたあなたは最高に輝いている
・武人の対話は肉体言語。
・冬月教授「お前、人外だな? 仮称:化け子と呼称する。─── 実証開始」
・赤木リツコ「ほげぇ!? しぬぅ!?」
・それはそれとして、中に居るなら助けちゃくれませんかね、『赤木リツコ』さん……? 苦労は……分かち合おうぜ……?
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「昨日と同じ今日、今日と同じであろう明日。繰り返す日常を謳歌。むしろ、感謝すべき事態ね」
「こんなものかね、赤木リツコ君?」
「ぐぅッ……!」
掬い上げるように振るわれた棍によって、私の身体が跳ね飛ばされる。
フェイントに惑わされて、防御の隙を突かれたのだ。やはり年季が違う。
周囲の竹の林をへし折りながら吹き飛び、やがて止まる。
内臓が傷ついたのか、喉の奥から血の味がする。
視界が白黒に明滅する。
だが、悠長に止まっている時間はない。
ほら、もう、直ぐそこに、冬月師兄の追撃の突きが迫っている。
このままでは肋骨ごと陥没させられ、心臓を破壊されるだろう。
「
「そうだとも、
「押忍ッ! 心得ています!」
そうだろうとも。
流石は、限界深度越えのマイナス宇宙で高濃度のL結界密度に晒されてもヒトの形を気合で保っていた男……!
説得力が段違いだ。
そして跳ね起きる。
間一髪で突きを躱し────。
「実証済み仮説、仮称:
「がはっ!!?」
虚空から現れた、下半身だけの怪異に、ドゴォッと腹をぶち抜かれた。
『EVANGELION Mark.44B』?? その原型、か?
「追加のインストラクションだ、リツコ君。空想に限界はないが、実際に経験したもの、その手に取ったもの、打ち負かしたものであれば、さらに投影のコストは減少する」
「ぅぅ……」
「ここ数年の幻想存在の出現頻度は異常だった……。チベットの人里離れたところでは、なかなか実践の機会もなかっただろうが、この古都においてはそうではない」
「それが、この、幻想存在の、疑似使役……?」
「その通り。この地にて、私が実戦で鍛え上げた
さあ今のうちに早くその腹の穴を埋めて立ち上がり給えとばかりに、冬月師兄が解説をしてくれる。
ありがたいし、冬月ゼミを訪ねた目的には、彼らが南極などで蒐集してきただろうサンプルに触れて、理解を深めることもあったから、願ったり叶ったりではある。
投影精度が落ちたせいか、傷口の周りからシュウシュウと蒸気が上がる。
余分なエネルギーが、現実に固着しきれない粒子として漏れているのだ。
「さて……まあ、拳を交わし、波紋を読んで、大体のところは分かった。
──── 君も望んでココに居るわけではないのだな」
「ええ。そうです。叶うならば、早くこんな役目は放棄したいところですが」
「そういうわけにもいかん、と」
「はい。私は、赤木リツコなので」
「難儀なことだな」
「お互いに、と言っておきましょう。冬月師兄」
そうしてようやく冬月師兄は、残心を解いた。
「……信用していただけたので? 師兄流に言えば、私はチェンジリングの人外なのでしょう?」
「人外だからと全てを滅ぼすわけではないし、そうしなければならない訳ではないよ」
「──── 真希波・マリ・イラストリアス。イスカリオテのマリア」
「やはり知っているか。そういうことだ」
その返答で確証が持てた。
この世界は、やはり、真希波マリが居る世界なのだ。
「はあ。しかし、私が
下山の途中。
あちこち竹林を転がった私の状態は、まあ、性的に乱暴されたと言われてもおかしくない有様だった。
「だが直せるだろう」
「ええ、もちろん」
歩きながらパッパッと服を叩けば、破れた衣服もタイツも元通り。
ついでに棍も消しておく。
冬月師兄も、先ほど呼び出していた『
「さて、詳しい話は、また明日以降に時間を取ろう。これまで蒐集したサンプルも幾らか開示するつもりだが……まあ、こちらも見せていいもの、そうでないもの、取捨選択が必要でね」
「それで結構です。私も、いましばしの準備時間をいただきたかったので」
「だろうな。同じ筐体に入っておきながら、どうやら君は本当に同居人の存在に気づいていなかったらしいからな」
「お恥ずかしい限り」
「仕方あるまい。私とて、仮称:ドッペルゲンガーとの遭遇経験がなければ、気づかなかっただろう」
やはり経験の問題か。
ストレイツォ師父も違和感は持っていたのかもしれないが、2年の修行中でも言及がなかったということは、確証は持てなかったというところだろうか。
「ではまた明日、リツコ君。午後3時以降に研究室を訪ねてくれたまえ」
「はい。御指導ありがとうございました、師兄!」
§
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私は、出町柳駅付近に取ったビジネスホテルに戻ってきた。
さすがに消耗した。
さて、と。
靴を脱ぎ、ベッドの上で座禅を組み、目を
「『赤木リツコ』……本来の貴女は、まだ
己の心臓を、とんとんと叩く。
「居たなら、居たと、言ってくれれば良かったのに」
そうすれば、私は喜んでこの座を明け渡しただろう。
神の力を破却するという、碇ユイから始まり、碇ゲンドウが追いかけ、碇シンジが終わらせる、その物語の、道具係の座なんて。
己の心象に埋没する。
見えてくるのは、真っ暗な中にポツンとそれだけ浮かぶ、実家の洗面台。
その鏡越しに、私は『彼女』と眼を合わせた。
「おはよう、『赤木リツコ』」
『………おはよう、どこかの誰かさん』
鏡の中の虚像が答える。
「それで、居たならそうと教えてくれれば良かったのに」
私は──── 役に押し込められた転生者である私は、そう言って口をとがらせる。
鏡の中の本来の『赤木リツコ』は、ジト目でそれを見ている。
『絶対にノゥ。好き好んで苦労を背負うつもりはないし、今日みたいに痛い思いをするつもりもないわ』
「人生を返すから好きにしたっていいのだけれど。例えばかわいい女の子を拾ってでろでろに甘やかして倒錯的に引きこもるとか」
『そうしているうちに、ゼーレの計画が発動して、人類は一つに溶けあいました、と』
「あるいは使徒に負けて絶滅するかも?」
『そうかもね。だからあなたが引き続き頑張って? 私は特等席で見させてもらうから。──── ああ、助言くらいはしてあげても良いかも』
「それって、全オタクがあこがれる安楽椅子な参謀ポジションじゃないの! 代わってちょうだいな」
『い・や・よ』
「いけず」
『何とでも言いなさい』
にやにやと笑う、鏡の中の『赤木リツコ』。
さて、彼女からは私の姿はどんな風に見えているのだろうか。
少し気になる。
「まあ、いいか」
『良いの? 案外粘らないのね』
「そりゃね。代わってもらったところで、そっちが大変になるだけだし」
『わかってるじゃないの』
「まあねえ」
溜息と、苦笑い。
とかくこの世はままならない。
「……それで、助言くらいはしてくれるんだっけ。『赤木リツコ』さん?」
『あら、早速?』
「だってそうでしょう。私は貴女の肉体のスペックに引きずられて何とか天才科学者やれてるだけで、魂までは天才じゃないもの。魂から本当に天才な貴女の──── 『赤木リツコ』の見解を訊いたっていいじゃない?」
なぜまた溜息をつく。
私は使えるものは何でも使う主義だぞ。
それは貴女であっても例外ではない。
『分かったわ。あなたの前世知識からサルベージした設定資料をもとに、ざっくりと今後の進め方、というか、方針について、ということで良いかしら』
「是非是非」
『まずはいくつか整理するわね』
リっちゃん先生のエヴァ世界解説授業、はーじまーるよー!
『ちゃんと聞きなさい?』
「はい」
『よろしい』
お願いします。
『まず整理します。
この宇宙には、第一始祖民族という非常に高度な、全能と言ってすら差し支えない、神のごとき力を持った文明を築いた種族が居ました。
その種族は『無限の生命』と『無窮の知恵』の両方を持っていました。
その種族が宇宙にばらまいたのが、『生命』に由来する要素を詰めた播種船『白き月』と眷属『アダムス』。
そして、もう一方の『知恵』の要素を詰め込んだ播種船『黒き月』と眷属『リリス』。
この二種類のカプセルが無数に無作為にばらまかれ、たどり着いた先の惑星で、彼ら第一始祖民族の事績を継いでいくことになりました』
「ふむふむ。確か、使徒というのは、アダムス由来の『生命』の種族、S2機関を持つやつらってことで良いのよね? で、人類は『知恵』の種族。………なんでわざわざ二つに分けて、それぞれがこの地球で争う羽目になってるんだっけ」
『第一使徒、第二使徒は除くけど、まあ第3から第17の使徒が、『生命』に由来する種族ね。
それでなぜ相争う羽目になっているかというと、本来、『黒き月』と『白き月』は同じ惑星に着弾しない予定だったから。もし同時着弾した場合に備えてか、それぞれ排他措置の命令が刻まれているようね』
「排他措置? 黒と白が一緒のところにあったらどっちかが排除されるまで戦争するということ? 回りくどい……。そもそも第一始祖民族が全能なら、同時着弾事態が起こらないように出来たのでは?」
『そうでしょうね。だからたぶん、わざとぶつけたんだと思うけど』
「わざと。それなら説明はつく。でも、何のために?」
『実験のためじゃないかしら。対照実験。やるでしょ?』
「ああ。なるほど。テストベッドというかなんというか。もし同一惑星に着弾したらどうなるか、と」
『たぶんね』
「そうすると、ゼーレは第一始祖民族が滅んだとか認識してるみたいだけど……」
『全能の存在が滅ぶなんて、あり得ると思う?』
「矛盾しているわね」
『単に、人類の観測スコープから外れただけでしょう。次元昇華したとか、精神生命に完全移行したとか』
「見えないなら、こちらからしてみれば、死んだのと同じ、か」
『そういうこと。たぶん、こちらへの観測自体は継続していると思うわ』
「その結節点が、マイナス宇宙にあるゴルゴダオブジェクト? 一定の破滅が観測されたときにループさせるという基点。メビウスの輪の結び目。全運命の貯蔵プール」
『おそらく? 実験だからこそ、結果が出るまで繰り返される。そう考えれば納得も行くわね。あるいは試行回数上限は設定されているのかもしれないけど』
「ループさせられる側としては溜まったものではないわよ」
『故にこその、あなたの記憶に言う『ネオンジェネシス』による、全てのエヴァンゲリオンの破却というわけね。さながら『もう見守られる必要はない、自分たちの足で歩く』という第一始祖民族への独立宣言というところかしら』
「第一始祖民族、喝采してそうね。ブラボーようこそ、私たちのステージの初めの一歩に! って具合に」
『まあ、少し話が逸れたわね。で、現状整理の続きをしましょう。地球においては、白の『生命』由来の『使徒』と、黒の『知恵』由来の『人類』が、排他措置のルールによって争うことが決定されている』
「今まで何万年も使徒がやってこなかった理由は?」
『『白き月』が南極に埋まってて、眷属『アダムス』たちが眠っていたから。『黒き月』の衝突ファーストインパクトの衝撃と、それによって作動した休眠装置ロンギヌスの槍によって』
「なんで眠ってたのが、起きたのかというと」
『ゼーレが後援する葛城調査隊が、南極に眠るアダムスと播種船『白き月』を発掘し、休眠装置たるロンギヌスの槍を抜いて、さらに接触実験して覚醒させたから。確認された四体の『光の巨人』はそれね』
「起きたらなんか『黒』由来の奴らがうじゃうじゃおる、殺菌しないと……! テラフォーミング開始ッ、はあああああッ!!! ってなったわけか」
『まあ、ロンギヌスの槍が再挿入されて強制中断されるわけだけど。でも他の使徒は起きちゃったからそいつらがセカンドインパクトから時差15年でやってくるわけね。その辺の実験の仕様とか、『白き月』『黒き月』の取説っぽいのが裏死海文書、という予言扱いされているアレじゃないかしら』
「あー、『これやったら大変なことになるからしないでね』って説明書の禁止事項を見て、逆に『実際に、やってみた』とかやってるのね、ゼーレは……」
『2000年9月13日に、必要な星辰が揃うときを見計らって、ね』
「それにしても、全人類が溶けて一つの神になる必要はないと思うのだけれど。だって、溶けて一つになって神の力を持ったところで、おそらく第一始祖民族っていう別の個人というか個神たちの社会はきっとまだあるのよね? 他者の存在が恐怖なんだったらそっちとも融合しなくちゃってこと? 全生命を同化しないと安心を得られない最悪のサイコパス生命体になるだけじゃないの」
『ゼーレの奴ら、第一始祖民族が個を保ったままであるがゆえに滅んだ、とでも思いこんでいるのでしょうね』
「あー、反面教師にしたと思っている、と。……個を保つと失敗すると思い込んでいるから、個を失くすべき、と思ってるわけか」
『まあ、彼らゼーレには彼らなりの信念があるのでしょう』
「そういうことにしておきましょう。
それで、いよいよだいたい前提条件の整理はできてきたと思うのだけれど」
『ええ。そしたら、どうやれば今の世界……まあ、すでにセカンドインパクトで人口半減してるけど、この世界の文明やなんかを保ったまま、破滅的な破壊を回避して存続することができるのか、ということね』
「そう。二つの別の事象が進行してるってことで良いのよね?
1つは、『白き月』と『黒き月』の相克排他による、使徒と人類の生存競争。
もう1つは、全地球的規模で国連軍すら顎で使える秘密結社『ゼーレ』のパラノイアたちによる全人類単一化の『人類補完計画』。まあ、ゲンドウのアレは人類補完計画からの派生としておきましょうか」
『そのとおり。
あなたの求めること──── 大多数の人類の命を救い、文明と歴史を存続させるには、その2つをクリアしなければならない』
「使徒に勝ち、ゼーレの計画を阻止する……。うーん、本編ってやっぱりそうなるべくしてそうなっているのか。
あれ、でも使徒と争うのは、そもそもそのくそったれな排他制御プロトコルのせいでしょ。そのルールを変えることはできないのかな。全てのエヴァンゲリオンの破却ができるなら、その程度のプロトコルの変更もできそうだけど」
『そのためには、ネブカドネザルの鍵により人の肉体を捨てて高次元化した状態になって、鍵となるトークンの『槍』を携えて、『アダムス』か『リリス』の筐体に融合してアクセスするために、播種船『月』の機能でゲートを作って、ゴルゴダオブジェクトまで向かう必要があるけど』
「あー、ゲンドウがやったやつ……。セキュリティが厳重……。結局、基本のルールを変更するためには一定の儀式を行って門を開けて、そこへと行く必要があるのか」
『あと、排他プロトコルが消えても、使徒と理解し合えるかは別問題よね』
「確かに。じゃあ、使徒は殲滅するのが丸いのか……」
『かわいそうだけどコレって生存競争なのよね。まあ、S2機関とかは有効活用してあげれば良いんじゃないかしら』
「その上で、ゼーレか……」
『あなたの記憶でいうところの、旧劇場版では、結局ネルフは、ゼーレの権力による暴力的介入で滅んでいるし』
「ゼーレの権力の無効化が必要……暗殺か、クーデター? あいつら信念で動いてるから、取引も買収も脅迫もできないわよね?」
『でしょうね。原義通りの確信犯だもの』
「厄介!!」
『まあ、まずはエヴァ戦力を確実にこちらで押さえることじゃないかしら。途中まで上手くいっているように見せかけて、計画を乗っ取る、というゲンドウの手法は理にかなっているわ』
「どのみち、使徒撃滅までは一蓮托生だしね……」
『量産型エヴァとかああいうのを事前に把握して、きちんとこちらで手綱を握っておくことね。他には命令系統に介入して、ゼーレの命令を途中で握り潰せるようにしておくとか。あるいは、ジェットアローンの制式化で戦力確保とかも良いかもしれないけど』
「ジェットアローン……」
『パイロットの素質に依存しない、核融合炉により自立行動可能な汎用重機ないし汎用兵器。科学者、技術者としては、むしろそちらが正道でしょうに。技術は汎用化してこそよ』
「確かに……。問題はATフィールドか」
『そここそ技術者の本領発揮でしょう。特殊事象の陳腐化、コモディティ化。エヴァコアの派生とか、結界柱の呪詛文様から派生しての、アンチATフィールドなオカルト兵器の量産は、十分な時間があれば不可能ではないはずよ』
「まあ、セカンドインパクトで使徒が起き始めて2015年に襲来するまでの時間制限がなければ、ね」
『転生者でしょ、なんとかなさい』
「はい。まあ、そのためにオカルト系のスキルツリーに寄り道してるわけだけど……」
『それで、首尾よく使徒を撃滅して、ゼーレの陰謀を止めて、サードインパクトを防いだら、それで終わりかしら?』
「………いえ、終わらないわ。赤い海の浄化とか、いろいろあるわね。世界を復興しないといけない」
『それだけじゃないわ。結局ゴルゴダオブジェクトがある以上は、第二のゼーレやゲンドウが生まれるのは必然。神の力を独占的に管理する勢力は、必然的に時間の問題でゼーレ化する。これは構造的問題よ』
「えーと、独占がダメなら、共有? 共同管理? それか、さらに厳重な封印? さすがにネオンジェネシスみたいに破棄するのはもったいない……」
『もっといい方法があるでしょう』
「うーん?」
『分からない? ──── 神の力のコモディティ化よ。万民に奇跡を配布するの』
「つまり。奇跡のような科学を? 魔術のような科学を? 万民に?」
『神秘を解体し尽くして無明を照らす。科学者・技術者の本懐でしょう!』
「そうかな……そうかも……」
『奇跡の価値を暴落させれば、誰も独占しようとは思わない』
「オープンソース過激派……!!」
『第一始祖民族がそうであったように、神の力を管理し、従える。
ルールを作り、運用する。時にぶつかりながら、泥臭く、一歩ずつ、少しずつ。
神の力を扱うにふさわしい精神性を、一人一人の人類が身に着けるまで。
成熟した大人として、ね。
それもまた、第一始祖民族が待ってくれているだろう、地球人類の『幼年期の終り』じゃないかしら』
「な、なるほど………」
『ま、私ができるのは助言だけ。実際に動くのは任せるわ』
心象風景の洗面台の鏡の中で、20歳の『赤木リツコ』は茶目っ気を出してウィンクをした。
かわいいが、私もそういうポジションの方がいいなあ。
今からでも替われない?
あ、無理?
そっかぁ……。
とりあえず物語としての目標提示までできたので一区切り、なとこまで来れました。
神秘を解体し尽くし、奇跡のような科学を、魔術のような科学を、万民に配布しましょう。それができるまで進み続けましょう、たとえ泥臭くとも。
良ければお気に入り登録・評価・感想・ここ好きなどなどよろしくお願いしゃす!
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■次回予告
内なる対話により今後の指針を整理した赤木リツコ。
やはり本物の『赤木リツコ』は格が違った。
さて、冬月コウゾウの研究室に保管されていた各種のサンプルに触れ、形而上生物学談義を交わしたことでさらにオカルト技術のスキルツリーを伸ばした赤木リツコだが。
とはいえ、一人でできることには限界がある。
残念ながら、技術屋だけで全てを解決することが出来るほど、世の中は上手くできてない。
具体的には、正面戦闘ができる作戦屋と、秘匿されたゼーレの戦力を調査してくれる諜報屋くらいは信用できる人間に担ってほしい。
ああ、だがこれぞ天の配剤。
復学した先で、赤木リツコは、運命の二人に出会う。
次回、『必然の邂逅! 葛城ミサトと加持リョウジ!(前編)』
それでは次回も、サービスサービスゥ!