少年はなんてない日常を送っていた。
友達と遊び、誰かに恋をし、親に助けられながら。
少年は寝るのが趣味だった。未だ少年は寝ている。

1 / 1
初投稿になります。
初めての試みですがよろしくお願いします


CAT end

 

 

心地よい風が左から吹き込む、俺は授業中なのに寝てしまっていたようだ。

幸い先生は気づいてなさそうでほっと

安心する。

ふと机を見ると水の跡がありよだれでも垂らしてしまったか?と思ったが酷く懐かしい夢を見てたような錯覚に陥る。

俺は目の下を手で確認し、奇妙な慣れない感覚が続く。

それから数秒後に気づいた、そうか俺は涙を流してしまっていたようだ。

数分驚きで静止していたが制服でそれをぬぐい授業に集中することにした。

なんだかモヤモヤとした感情に振り回されながら。

・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

授業が終わり帰り支度を進めていく。

ふと周囲に視線を感じて振り向くと驚きや

不躾な目が飛んでくる、それに頭の中ではてなマークをだしながら支度を進めていくと

あまり話さない隣の人から指摘をされた。

顔が真っ赤になりながら慌てて弁明をする。

どうやら自分は時間が昼なのにどうしてか帰り支度をしてまったようだ。

慌てて席に座り顔を突っ伏して寝たふりを決め込む、よかった近い席の人しか気づいてなさそうだった。

それに安堵しながら机に突っ伏したのが原因なのか眠気に誘われる、それに抗いながらもうとうとと眠ってしまった。

昼休み前の授業が終わり、教室から遠ざかっていく音だけが聞こえてくる。

俺はそれを最後の一人まで見送ってから席から立ち上がる。

移動教室が次なのと昼食が連なり比較的近い食堂に走っていく音が聞こえていた。

先生の怒る声とそれに謝る声を置き去りにして俺は食堂に繋がっている廊下を進んでいく。

少し眠気がひどいが頭を振って廊下のちょうど

中間あたりにさしかかったところだった。

風が後ろから吹き込んでくる。

ふと後ろを向くと窓が空いていたのだ、しかしなぜ窓が先ほどまで空いていなかったのにと疑問が湧き、周りには人は居ないし、俺は先ほどまで真っ直ぐ前を向きながら進んでいたのだ。

廊下の窓が見えない位置にいなかった。

気味の悪さと少しの好奇心が湧いてきたが

それを振り払い食堂の道を進んでいく。

・・・・・・・・・・

俺はここで疑問を持ち続けるべきだった。

そう後悔が湧いてくるともつゆ知らず。

 

日常が加速していく。

昼休みが終わり、午後の授業も終わる。

気づけば放課後の廊下に一人立っていた。

片手にバッグを持ちながら今日も頑張ったと

自分で激励をし、下駄箱まで足を進める。

声が聞こえる、女性の声だ酷く錯乱している声だ。

それを俺は関係ないことには首を突っ込みたくないなと思いながら足を動かす。

・・・・・・・・

・・・・おかしい頬がひんやりとしている。

違う俺がおかしいのだ。

俺は倒れているのか?

頭が正常な判断ができていない?

痛みはない、ただ視界の端から赤い液体が・・

・・・・

 

 

心地よい風が左から吹き込む、俺は授業中なのに寝てしまっていたようだ。

 

幸い先生は気づいてなさそうでホッとする。

俺はよだれをティッシュで拭き、先生の声に耳を傾ける。

頭を上に向け時計を確認する。

もう少しで昼休みだな、何を食べようか

そんな呑気なことを考えていたらふと鼻から

何か垂れてきたがそれを察知してティッシュを

鼻に詰める。

よかった机を汚さずに済んだと安堵しながら

黒板に書いてあることを板書していく。

時間がチョークの音とともに加速していく。

 

昼休みだ。

教室の中は弁当を持参している生徒達で

溢れかえっていた。

それを横目にドアを開ける、廊下のひんやりとした空気に身震いをしながら食堂に向かって

進んでいく。

窓が開いていた、今は冬真っ盛りだ。

寒いので閉めようと近づくが瞬きの後窓は

閉まっていた。

見間違いか?と思いながら廊下の中間あたりを抜ける。

酷く生暖かい風が首元を拭った、急いで振り返るがそこには何も誰もいない廊下が見える。

気味が悪くなり急いで食堂へ向かった。

何事もなく放課後まで授業が進む。

間の休憩時間に気味が悪い窓を確認しにいったが何も起こらず俺は気のせいだと思うようにした。

きっとそう思うことによって忘れたかったのかもしれない。

酷く生暖かい風が懐かしいと思ってしまう

自分が気味が悪くて。

・・・・・・・・・・・

放課後まで何事もなく授業は進んでいき、

俺は一人廊下で立っていた。

片手にバッグを持ちながら下駄箱まで歩みを進める。

声が聞こえるそれに近づこうとして、

 

    おいそこのお前止まれ

 

頭に声が響いた。

 

表情が引き攣る。

 

感情とは別に足が動く

 

頭が変な音を出しながら後ろを振り向く。

 

    ダメだったか、まあ仕方ない

 

感情がナニカニヨッテ支ハイされる。

 

手がありえない方向を向きそれが・・・

!!!???

???・・・ぐにゃり

ぴた・・・・・・ぴた

 

塗り潰されていくナニカに・・

そして思考は暗転した。

 

 

 

 

心地よい風が左から吹き込む、俺は授業中なのに寝てしまっていたようだ。

先生はまだきてないようだ。

授業数分前なので数分間しか寝ていないのに

なぜか頭は冴え渡っていた。

調子がいい時もあるんだなと思いポーチを漁る。

ボールペンを取り出す、あと消しゴムか?と

ポーチに手を伸ばす。

しかし不思議なことに消しゴムはポーチから

出てきた。傾けもしていないのになぜと思ったがまだ寝惚けているのかと自分を納得させた。

 

    まだ覚醒していないのか

 

 

声が聞こえる前の席の人だろうか?

手を動かす。

  

覚醒?まだ寝惚けてるってことか?

頭の端っこで考えながら手は世話しなく動いていた。

  

  おっとそんなことよりも授業に集中しなき         

  ゃな

 

    こ・まで・・・さ・・ら無理か?

 

小さい声が聞こえた、無理?無理ってなんことだ?

    

    まあ、一応賭けてみるか

 

ガツンと殴られたような酷い眠気が昇ってくる、それに溺れてしまい俺は額を机にゆっくりとくっつけた。

 

 

 

 

 

 

夢を見ていたような気がする

何度も同じことをして何度も殺されて

だけど夢の中の俺はそれに疑問を持たずそれが

・・・・

 

 

 

ガタッと音が響き、複数の視線がこちらに向く。

先生はため息を吐き、指をさされ指摘をされた。

それに俺は眠気が覚め、謝罪とともに頭を下げ

た。

笑い声のようなものが周囲から聞こえてくる。

それを聞きながら席に座る。

 

笑い声しか聞こえていないのに

 

まるで意思疎通できているようだった。

怒られたような感情が流れ込んできて、反射的に自分が声を出して謝罪をする。

声も聞こえないはずなのに許されたという感情だけが体に流れ込んでくる。

酷く不快で甘く依存しそうな複雑な感情が

湧いてくる。

それに吐き気を持ちそうになり

先生にトイレに行きますと声で伝えてドアから

廊下にでる。

範囲があるのだろうか?廊下まで感情が押し寄せはしなかった。

それに安心しながらトイレに向かう。

 

鏡に映った自分は酷い顔だった。

トイレで少し吐いて気分が良くなった俺は

視界の端から写っているものに少し時間をかけて気づいた。それは小さな猫だった。

 

 

    失敗か・・

 

何がと声を発する前に思考が停止していく。

声が出せない!!

眠気が・・・

・・・・・・・

体が前のめりになりながらゆっくりと倒れていく。

眠ってしまったらもう起きれないと察してしまう自分がいたが思考はどんどん堕ちていく。

 

    すまない、だが・・これから君は

    不安なんてこれっぽっちも感じず  

    に生きていけるだろう、じゃあな

 

視界と思考がまどろみによって沈んでいく。

さっきまで感じていた不安や気味の悪さが

なくなっていく。

そして、感情が反転していく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ああ、

  ああ、なんて気持ちがいい世界なんだろう

  こんな世界で生まれて幸せものだなぁ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バババ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・バババ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・バババ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  なあ、君もそう思うだろ?

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

      ○○君。

 

 

 

 

 

 

バチーン・・・・・

 

何か叩きつけられた音が響いた。

 

赤いナニカが動いている、えき体のような何かが。

思考が上手く回らない俺はどうなっているんだろうか?

体も動かない。

おかしいだんだん体が冷たくなっていく。

あ・・れ・・・・。

 

少年が微かな思考の最中、最後に感じた感情は

怒りであった。

あの猫は言った、不安なんてこれっぽっちも感じずに生きていけるとふざけるなと思った。

だがもうその体は夥しい血の量で覆い尽くされていた。

怒りだけが支配する感情の最中、風だけが

日常のように通り過ぎていく。

真っ赤なアスファルトに花を咲かせながら。




自分としては始めて投稿した小説となります。
変な文などあると思うのでそういうところは頑張って直していきたいです。
頭の中に構想はあるのですがそれを文にしようとなると難しいものですね。
この小説が良いものかどうかわからないので感想をいただいたらありがたいです。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。