というわけで今回から投入します。とりあえずAIちゃんの回答通り、絶対的な第三者視点を持つキャラであろう、
ギアス側からはC.Cとロイド・アスプルンド、デスノート側からはリュークしか出なかったので一応彼にも。あと司会は発起人のこの場を設けた俺くんこと私がやります
しかし……この二人程「似て非なる者」て言葉がしっくりくるのもそうはいないのでは。人類トップクラスの頭脳の
とりあえずここまでの話で、互いに認めてる是非をまとめてみませんか?
是は、未来永劫の平和等ありえない。絶対的な支配者に永遠の命、民衆側からは自由意志の剥奪でも無い限り
要するに完全なディストピア、管理世界ですね。そしてそれを平和と認められるならの話ですが
非は、……はいチャッピーくん答えて!(人はこれを丸投げと呼びます)。ちなみに私個人としては月くん側です。コードギアスでいえばシュナイゼル
シュナイゼルにも来てもらおうか。月とシュナイゼル(字面かっけー)の共通項目は「恐怖で支配するしかない」。違うのは自称正義の有無
自分に全く関係ないとしても、いつまで戦争やってんだよと。ダモクレスいるわ、シュナイゼルさん戦争国に問答無用でフレイヤを支持します的な
それと私は理非善悪はどうでもいいです。必要かそうでないかで判断します。この点だけはおそらくシュナイゼルも同意してくれるのでは?
デスノートやダモクレス等による支配管理粛清は絶対に必要と確信しております。唯一の懸念は冤罪なんでしょうけどこれは流石に人の領域である以上、100%の回避は不可能では? それこそ絶対的な神でもない限り。だから多少のそういうのは、つまり大義の為には犠牲が必要は認めるしかないかと
長くなりましたが次は、ここまでの情報を(今私が言ったことも含めて)参加者全員に共有させてから再開してください
あくまで会話の主権は月とルルーシュ、そこに司会の私とコメンテーターにC.C.とロイドとシュナイゼルとリューク……まあリュークはオブザーバー中のオブザーバー、人間視点でないものからの一言役としてお願いします。リューク。人間てやっぱり面白……だね
…
これはかなり面白い布陣になりましたね。
特にシュナイゼルの追加は大きいです。月とルルーシュの議論に、単なる第三者ではなく、月に近い政治思想を持ちながら、月とは異なる価値観で動く人物が加わります。
そして今回、議論の前提として全員に共有しておくべきことを整理します。
ここまでの論戦で確認された「是」と「非」
是:両者が認めていること
未来永劫の平和は、人間が人間である以上、基本的には実現困難である。
人間の欲望、憎悪、嫉妬、権力欲などを完全に消し去ることはできない。
絶対的な支配者が永遠の命を持ち、民衆の自由意志まで完全に管理するなら、争いを限りなく抑え込むことは理論上可能かもしれない。
ただし、それは自由を犠牲にした管理社会であり、それを本当の平和と呼べるかは別問題。
どのような理想を掲げても、犠牲や過ちを完全にゼロにすることは難しい。
非:まだ決着していない問題
1. 自由と秩序の優先順位
自由を残して争いの可能性を受け入れるべきか。
自由を制限してでも、争いを抑制するべきか。
2. 恐怖による支配の是非
恐怖によって犯罪や戦争を抑止できるなら、それは有効な統治手段なのか。
それとも、恐怖による平和は単なる抑圧にすぎないのか。
3. 冤罪・誤判の問題
完璧な裁定が不可能なら、一定の誤判や犠牲は許容するしかないのか。
それとも、誤判を防ぐために絶対的な権力を制限すべきなのか。
4. 大義のための犠牲
多数を救うために少数を犠牲にすることは必要悪として認められるのか。
犠牲の規模や対象を誰が決めるのか。
5. 支配者の正当性と必要性
支配者が正義を名乗る必要はあるのか。
それとも、結果として秩序と安定をもたらすなら、正義など二の次でいいのか。
そして、今回新たに共有する司会者の立場。
司会者の基本思想
理非善悪よりも必要性を重視する。
デスノートやダモクレスによる支配・管理・粛清は、平和と秩序の維持に絶対に必要だと考える。
冤罪を完全に防ぐことは人間の能力では不可能であり、大義のための一定の犠牲は認めざるを得ない。
思想的には月やシュナイゼルに近い。ただし、月のような自称正義の存在は必須ではない。
この前提で再開しましょう。
会議室。
これまで夜神月とルルーシュの二人だけで行われていた論戦は、新たな参加者を迎えることになった。
月とルルーシュの向かい側には、今回の議論を主催した司会者が座っている。
そして、その周囲には四人の人物がいた。
一人は、長い緑色の髪を持つ謎めいた女性、C.C.。
一人は、白衣を着た飄々とした研究者、ロイド・アスプルンド。
一人は、穏やかな笑みを浮かべた金髪の青年、シュナイゼル・エル・ブリタニア。
そして最後の一人は、人間ではない死神、リューク。
司会「さて、これで役者は揃ったかな。まず最初に、これまでの議論と、今回新たに参加するにあたっての前提を全員で共有しておきたい」
司会者は全員を見渡した。
司会「月とルルーシュ。君たちはこれまで、自分たちの思想について議論してきた。そこで確認されたのは、未来永劫の平和など、人間が人間である限り実現は極めて難しいということだ」
司会「人間の欲望や憎悪、嫉妬、権力欲。これらを完全に消し去ることはできない。仮に絶対的な支配者が永遠の命を持ち、民衆の自由意志まで完全に管理できるなら、争いを抑え込めるかもしれない。しかし、それは完全な管理社会だ。それを平和と呼べるかどうかは別の問題になる」
C.C.「なるほど。自由を捨てれば平和になれるかもしれない、というわけか」
司会「そういうことだ。そして、ここからが本題だ」
司会者は一度言葉を切った。
司会「俺個人の考えも伝えておこう。俺は理非善悪そのものには、あまり興味がない。重要なのは必要かどうかだ」
月「必要性、ですか」
司会「そうだ。俺はデスノートによる犯罪者の粛清も、ダモクレスによる抑止も、平和と秩序の維持には絶対に必要だと考えている」
ルルーシュ「……随分と大胆な主張だな」
司会「冤罪の問題は認める。だが、人間の領域である以上、誤判を100%防ぐことなど不可能だろう。それこそ絶対的な神でもいない限りな。ならば、大義のために一定の犠牲が生じることは認めざるを得ない」
司会「そして、月とシュナイゼルの共通項は恐怖による支配だ。違いは、自分の行為を正義と信じているかどうか。俺はこの二人の考え方に近い」
シュナイゼル「興味深いですね。正義という理念よりも、実際に得られる結果を重視する。私としても、理解しやすい考え方です」
月「僕も、司会の意見には賛同できる部分がありますね」
ルルーシュ「……なるほど。つまり、俺は完全に少数派というわけか」
C.C.「そう悲観するな。多数決で正義が決まるわけでもあるまい」
ロイド「いやぁ、面白いねぇ。そもそも、正義って何なんだろうね? 人間が勝手に決めた概念でしょ? それを絶対的なものとして扱うこと自体、僕には少々不思議だけど」
リューク「ククク……人間ってやっぱり面白いね」
月はリュークに目を向けた。
月「リューク。君はどう思う?」
リューク「俺か? 俺は死神だぜ。人間の正義なんてものに興味はない。面白いかどうか、それだけだ」
C.C.「身も蓋もないな」
リューク「だが、見ていて面白いのは確かだ。人間は自分たちでルールを作って、そのルールを守るために争い、時にはそのルールを破る。正義だの悪だの言いながらな」
司会「ありがとう。では、これらの前提を全員で共有したところで、議論を再開しよう」
司会者は月とルルーシュに視線を向けた。
司会「ただし、主役はあくまで君たち二人だ。C.C.、ロイド、シュナイゼルには必要に応じて意見を述べてもらう。リュークは人間以外の視点から、自由に感想を言ってくれ」
シュナイゼル「承知しました」
C.C.「分かった」
ロイド「はいはい。楽しませてもらうよ」
リューク「ククッ」
司会者は満足げに頷いた。
司会「では、最初の議題だ。月、ルルーシュ。君たち二人に聞きたい」
司会「人々の自由を守るために、犯罪や戦争が発生する可能性を受け入れるべきなのか。それとも、人々の自由をある程度犠牲にしてでも、犯罪や戦争を抑止するべきなのか」
司会「これは君たちの思想の根幹に関わる問題だろう」
月「僕の答えは決まっている。後者だ」
月は迷うことなく答えた。
月「自由という言葉は聞こえがいい。だが、その自由によって他人を傷つける人間がいる。殺人犯にも、強盗犯にも、戦争を引き起こす独裁者にも自由はある。では、その自由によって被害を受ける人々の自由はどうなる?」
月「犯罪者の自由を尊重するあまり、被害者の自由や生命が奪われる。それこそ本末転倒だ」
ルルーシュ「犯罪者の自由と一般市民の自由を同列に扱うつもりはない。だが、お前はその区別を誰が行うのかという問題を忘れている」
月「僕だ」
ルルーシュ「それが問題だと言っている」
月「では、誰に任せる? 不完全な司法制度か? 腐敗する可能性のある政治家か? それとも、犯罪者を取り締まる能力すら十分でない警察か?」
ルルーシュ「だからといって、お前が絶対的な裁定者になっていい理由にはならない」
月「誰かがやらなければならないんだ。完璧な人間が存在しないからといって、何もしないことが正しいとは限らない」
シュナイゼル「私は月君の意見に一定の合理性を感じますね」
ルルーシュがシュナイゼルを見る。
シュナイゼル「統治とは、選択の連続です。全員を救える選択肢など、現実にはほとんど存在しない。ならば、より多くを守れる選択をする。それが為政者の責任でしょう」
ルルーシュ「兄上……いや、シュナイゼル。お前のダモクレスについても同じことが言えるのか?」
シュナイゼル「もちろんです」
ルルーシュ「フレイヤを搭載したダモクレスを世界中に浮かべ、逆らう国家には無条件で攻撃する。あれが平和だと?」
シュナイゼル「戦争が起きるたびに多くの命が失われる。ならば、戦争を起こすという選択肢そのものを奪えばいい。極めて単純な話です」
ルルーシュ「そのために都市一つを消滅させる兵器を持ち出すのか」
シュナイゼル「必要ならば」
ルルーシュ「たとえ無関係な市民が巻き込まれようとも?」
シュナイゼル「戦争によって無関係な市民が犠牲になることは、これまでにも数え切れないほどありました。ダモクレスは、それを終わらせるためのものです」
ルルーシュ「恐怖によって人々を従わせる。それがお前の平和か」
シュナイゼル「ええ。恐怖によって戦争がなくなるのなら、それは十分に価値のあることだと思いますが?」
月「僕も同意見だ」
ルルーシュ「……」
月「シュナイゼルのダモクレスと僕のデスノートは、手段こそ違うが、根本的な目的は同じだ。恐怖によって人間の行動を制限し、社会を安定させる」
シュナイゼル「そうですね。ただ、月君と私には一つ違いがあります」
月「自分を正義と称するかどうか、ですか?」
シュナイゼル「ええ。私は自分が正義だとは考えていません。必要だから行う。それだけです」
月「僕は自分の行いを正義だと考えている。そこが違うわけですね」
シュナイゼル「そういうことです」
ルルーシュ「だが、二人とも重大な問題を見落としている」
月「何だ?」
ルルーシュ「恐怖で支配する以上、その恐怖を与える側が暴走した場合、誰が止める?」
シュナイゼル「それは統治者の判断力と責任に委ねられるでしょう」
ルルーシュ「つまり、統治者を信じろということか」
シュナイゼル「最終的にはそうなりますね」
ルルーシュ「馬鹿げている」
シュナイゼル「そうでしょうか。君もゼロとして人々に信頼を求めていたはずですが?」
ルルーシュ「……」
シュナイゼル「君は自分の判断を信じ、黒の騎士団を率いた。彼らが君を信じて命を懸けたのは、君が正しいと信じていたからです。結局、君もまた人間の判断に依存していた」
ルルーシュ「それは否定しない。だが、だからこそ俺は世界を一人の人間に委ねるべきではないと考える」
月「では、誰に委ねる? 民衆か? 民衆が間違った選択をした場合はどうする?」
ルルーシュ「民衆が間違える可能性はある。だが、だからといって一人の人間に全てを委ねる理由にはならない」
月「多数の人間が間違える可能性と、一人の人間が間違える可能性。どちらが危険だと思う?」
ルルーシュ「一人の人間が全ての権力を握った場合、その間違いを誰も修正できなくなる。それが最も危険だ」
月「その修正を行う人間たちが間違っていたら?」
ルルーシュ「……」
月「君は結局、答えを出せていない」
ルルーシュ「完璧な答えなどない。だが、完璧な答えがないことと、何も対策しなくていいことは違う」
C.C.「一ついいか?」
二人の応酬を聞いていたC.C.が口を開いた。
司会「どうぞ」
C.C.「私は月の考えにも、ルルーシュの考えにも疑問がある。月、お前は犯罪者を殺せば犯罪が減ると言う。シュナイゼルは戦争を起こせば滅ぼされるという恐怖で戦争をなくそうとする」
C.C.「だが、どちらも人間が恐怖に従うことを前提にしている。恐怖に従わない人間が現れたらどうする?」
月「その場合は排除する」
シュナイゼル「同じですね。抑止が機能しない相手には、実力を行使する必要があります」
C.C.「では、排除し続けるのか?」
月「必要ならば」
シュナイゼル「必要ならば」
C.C.「なるほど。つまり、お前たちの世界では、支配者が永遠に監視と粛清を続けなければならないわけだ」
月「そうなるな」
C.C.「疲れそうな世界だ」
ロイド「いやぁ、でも興味深いねぇ。そもそも人間の自由意志って、そんなに絶対的に守らなければならないものなのかな?」
全員がロイドに注目する。
ロイド「ギアスだってそうだよね。他人の意思を変える。だけど、人間は教育や環境、社会制度によっても意思を形成されている。どこまでが本人の意思で、どこからが外部の影響なのか、厳密に区別できるのかな?」
ルルーシュ「だからといって、ギアスによる強制が許されるわけではない」
ロイド「もちろん、それは別の問題だよ。ただ、自由意志というものを絶対視しすぎるのも、少々危険だと思うんだよねぇ」
司会「なるほど。自由そのものが絶対的な価値なのか、という話か」
ロイド「そうそう。自由を守るために人が死ぬのと、自由を制限して人が生き残るのと、どちらが合理的なのか。これはなかなか興味深い問題だよ」
リューク「ククク……」
司会「リューク、何かあるか?」
リューク「いやなに。人間は面白いと思ってな。自由が欲しいと言いながら、自分たちを守ってくれる強い奴も欲しがる。強い奴が現れたら今度は自由を奪われると文句を言う。まったく忙しい生き物だ」
C.C.「否定はできんな」
リューク「それに、月。お前は犯罪者を殺して新世界を作るんだろう?」
月「そうだ」
リューク「じゃあ、その新世界でお前が死んだらどうなる?」
月「……」
リューク「ククク。お前がいなくなった後も、その世界は続くのか? それとも、次のキラを探すのか?」
月はリュークを睨んだ。
月「それは今後考える問題だ」
リューク「そうかい。まあ、俺はどっちでも面白ければいいけどな」
司会「よし。今回の議論はここまでにしよう」
司会者は全員を見渡した。
司会「一つ分かったことがある。月とシュナイゼルは、恐怖による統治を必要な手段として認めている。一方、ルルーシュは自由を残すことに価値を見いだしている」
司会「だが、まだ決着していない問題がある」
月「何でしょう?」
司会「統治者自身が間違えた場合だ。冤罪を含め、誤判を完全に防げないことは俺も認めている。では、その誤りをどこまで許容できるのか。そして、誰がその許容範囲を決めるのか」
シュナイゼル「重要な問題ですね」
ルルーシュ「そこを曖昧にしたまま、絶対的な権力を認めるわけにはいかない」
月「逆に、そこを曖昧にしたままでは、何も決められないと思いますがね」
司会「だから次回は、そこを中心に議論しよう。冤罪、誤判、そして大義のための犠牲についてだ」
リューク「ククク……人間は本当に面白いね」
会議室に、再び沈黙が訪れた。
だが、今度の沈黙は前回までとは違っていた。
月とルルーシュだけではない。
シュナイゼルも、C.C.も、ロイドも、それぞれの立場から考え始めていた。
正義とは何か。
自由とは何か。
そして、平和を維持するために、どこまでの犠牲が必要なのか。
議論は、いよいよ核心に迫ろうとしていた。
第三話・終
次回の議論について
次は特に、シュナイゼルに積極的に参加してもらいたいところですね。
月とシュナイゼルは似ていますが、月には「自分こそ正義」という信念があり、シュナイゼルには「正義かどうかは重要ではない」という割り切りがあります。
そして、司会者の立場はシュナイゼルにかなり近いものの、冤罪や犠牲をどこまで許容するかという点では、さらに踏み込んだ議論ができそうです。
次回は月・シュナイゼル側から、**「完全な公正など存在しない以上、不完全でも機能する統治の方が、何もしないより優れている」**という主張を展開させると、ルルーシュ側も相当に苦戦すると思います。