彼は街中である少女を発見する
それはピンク髪で色んな意味で有名な超偵であった
まあ本当は元々あったプロットを思い出して練習として書いただけなんですがねw
日は上り、普段の東京武偵高校とは違う喧騒とした街中にキンジはいた。
「久しぶりに帰ってきたな……」
俺は久しぶりに東京に戻ってきた。
様々な国で戦ってきたわけだがやはり東京は落ち着く。
久しぶりの休暇とあって学園島を出て街に来たわけだが、ここ最近の忙しさからいって今日の休暇は充実なものにしたいものである。
「まあと言っても何もしないわけにもいかないが」
当てもなく歩いているわけではない。
一応というべきかコロコロと姿を変える街を観察し、今後に何か使える場所を記憶しておく。
と言っても普通の状況で使えることなんて限られているが。
「とりあえず飯にするか……」
と駅近くの自分の好きな味のするラーメン店に向かう。
あそこのこってり濃厚なとんこつスープがおいしいんだよなぁ。
普段あっさりとした塩やしょうゆを好んで食べたりするが、久しぶりに日本に帰ってきたのだから日本食は食べたくなる。
リサや白雪が作った日本食も良いがたまには外食での日本食もいいものだ。
とくにラーメン屋、一人で食べに行くという他のものに縛られない我ながら良い選択だと思う。
いつもなら誰かしらついてくるからこういう店にはいけないが一人ならいいだろう。
「しかし本当一人は珍しいよなぁ」
皆それぞれ用事があるようで今日は一人である。
一人でいたい時もあるが、常に誰かしらいたためちょっと寂しい気持ちもある。
武偵高に置く身として潜入捜査などもあるからそういう気持ちはない方がいいかもしれないが、そこは人間の性なのだから簡単には治せない。
なんせ俺は普通の武偵高の高校生だからな。
そんな馬鹿なことを思っていると駅近くのラーメン屋についた。
漢字でかかれた看板は日本食であると示し、それが脳内の中枢が刺激する。
だがら早く店に入りたかったのだが……
「うー、おいしそうですー……」
なんか食品サンプルを見ながらよだれを垂らしている女の子がいるんですけど。
「ぷはー、ごちそうさまです」
「……」
と目の前にあるのはラーメンどんぶりが3つ。
自分の前に1つあることから目の前にあるのは自分が食べたものではないとわかるだろう。
見てわかる通りラーメン3つを食べたのは彼女だ。
レキほどではないが大量に食べている。
もちろん今日1日何も食べてないとのことでの量であるが、それでもこの量はこの子の体型でどこに入っているのだろうか。
おかげで自分の懐も寒くなったものである。
やべぇ、今月どうするんだ。
彼女は店に入る前にいた少女である。
初めはスルーしようとしたのだがあまりにもおいしそうに見つめている。
これほどよだれを垂らしながらラーメンを食べたそうにしている少女を見逃すことができるだろうか、いやできない。
ということで店の中に誘った。
「えっと、おごってあげようか?」と端から見たらナンパとも取れる行動に言ってから後悔したのだが何と彼女は「え!? 奢ってくれるんですか!? ありがとうございます!」と言うとたちまに店の中に入って席を取ってしまった。
俺が言うのも何だが警戒しようぜ?
彼女は今日日本に来たようで親戚を尋ねるために来たのだが、その時日本のお金に変えるのを忘れてここまで来てしまったらしい。
「いやそれならどうやってここまで来たんだ?」と聞くと「え? 優しいおじさんがここまで送ってくれましたよ」とのこと。
言い方が怖いわ!
ヒッチハイクとは言い分は良いが、空港からこんな都会までよく無事でいけたものだ。
物騒な世の中でこんな少女が……
俺が言うのもなんだがこの少女はとても可愛らしい姿をしている。
海外の制服であろうフリルのついたスカートをし、後ろでリング状になっている髪とリボンが特徴的ではあるが誰の目から見てもそこらへんにいる女の子より断然可愛いと答えるだろう。
アリア見たくお人形みたいな姿をしているが、アリアは少し声高いがこちらはより一層可愛さを増した声色だ。
正直少々やばい。
まだ少々血流がよくなっているだけなので問題はないが、同席はやめておくべきだったと今更ながら後悔している。
先ほどアリアのことが出たのでついでにいうがこの少女はどこかアリアに似ている。
アリアや腹違いの妹であるメヌエットとは違い釣り目でもなく、髪色も違う。
アリアも元々はピンク色じゃないしな。
何が似ているか、と言われればうまく返すことはできないが身長や外国の特有の雰囲気とかだろうか?
正直確信は持てないが……
「本当ありがとうございました!」
「え? あぁ……」
少し考えすぎていたようだ。
彼女のお礼の声に気づいたようでは武偵しっかくだな。
「腹が膨れたならよかった。次来る時はちゃんと準備しておけよ? 日本は優しい国だが、最近はそれだけじゃないからな」
「はい。でも実際良い人に出会いました。やはり日本は良い国です」
「面と向かって言われると少しはずかしいな……」
訂正。
やっぱりあの姉妹にも似てない。
あの二人みたいに捻くれてないし間違いなくあの二人より良い子である。
「ではありがとうございました。さよならです!」
「おう、じゃあな」
店の軒先で彼女と別れる。
最後まで俺をきっちりとしてくれ、丁寧に手を振ってさよならの挨拶までしてくれた。
俺は少々ぶっきらぼうに挨拶をした。
武偵高でネクラと言われる俺だがこういう普通の人と挨拶する時のコミュニケーションはしっかりと練習しておくべきだよなぁ。
今度リサかワトソンあたりに練習付き合ってもらおう。
そう思って俺は再び街に繰り出した。
その日の夜。
俺は部屋に戻ってきた。
帰ったときは誰もいなかったんだが、現在はアリアがいる。
本当に珍しいことだが今日はアリア以外に誰もいない。
こと最近では俺の部屋にはかなりの人数が詰め寄ってくる。
俺だけの部屋が懐かしくなるくらいにもはや空き部屋もない状況であるが、今日はアリア以外いないのである。
どれだけ珍しいことかというと1日の間に俺がアリアに一回も発砲されないくらいである。
まあそれだけ言ったがなんだかんだで全員それぞれの用事があるのだ。
「全くせっかく待ち合わせしてたのに1時間経っても現れなかったのよ! しかもその理由が待ち合わせのことを忘れてて観光してたってだって! 本当その1時間無駄にしたわ」
「まあ相手にも色々にあったんだろ。結局会えたのか?」
アリアの愚痴になんとなく合わせて適当に流す。
アリアには悪いが俺には関係ないことだからな。
「それが電話したら直接私の部屋に来るらしいわ。あと1時間ってところかしら」
「そうか。ってここに入れるってことはそいつも武偵なのか?」
「ええ、そうよ。私から見たら曽祖父、つまりシャーロック・ホームズね? の孫になるのかな? でも私と同じような歳だから昔よく一緒に遊んでたわ。ちなみに一つ下の後輩よ」
「へぇ、そうなのか」
……ややこしいな。
要するに年下だがアリアと違い3世ってことだな。
変わった家系である。
ただやはりアリアの家系は何だかんだで探偵関係の仕事が多いんだな。
さすがホームズ家の子孫だ。
「少しの間だけこっちの学園を見学したいらしいのよ。もちろん学園の許可はもらってるわ。向こうの学園の推薦状もあったからすんなりいけたわ。ただ……」
「ただ?」
「ちょっと変わった子だから世話するのが大変なのよね……」
アリア失礼だぞ。
自分も十分に変わってると思うぞ。
まあ声には出さないが、身の安全のために。
「じゃあ戻るわ。そろそろ来るかもしれないし。待ち合わせができない子だからいつ来るかわからないけど……」
「おう。じゃあ……?」
とインターホンが鳴った。
誰だろうか。
よくここに入り浸るメンバーはそもそもインターホンを鳴らさない。
今隣にいるアリアだって勝手に扉を開けて入ってきたからな。
全く俺の部屋なのにと思うかもしれないが、慣れてしまった。
慣れって怖いよな。
ということでアリアの別れの挨拶前に扉を開けにいく。
こんな時間だし、新聞勧誘とかでもないだろうしなー。
ガチャリと開ける。
目の前にでかいリボン。
視線を少し下に落とす。
「すみません。ここらへんで神崎さんのお宅を知りませんか? 彼これ1時間も探し回ってるんですよ……ってあれ? 昼間のお兄さん?」
「……」
なぜか昼間の女の子がいた。
しかもなぜか俺のものすごく知っている名前を出している。
そしてその知っている名前の少女はなぜか怒りのボルテージが上がった状態で後ろで頭に銃を向けている。
どういう運命だ、これは。
「じゃあ改めて。俺は遠山 金次。東京武偵高校2年」
「昼間はありがとうございました。ホームズ探偵学院のシャーロック・シェリンフォードと言います。気軽にシャロって呼んでください!」
10分間くらい。
アリアの「私の親戚に何したのよっ!!」という完全なる勘違いによる銃撃戦から逃れようやく落ち着き、自己紹介がようやくできた。
部屋は少しボロくなったがいつものことだ。
今度リサや白雪に直してもらう。
そしてそんなことがあっても一向に気にしないシャロの胆力は凄いものだ。
まあアリアの言ったように少し変わり者だだけな気もするが……。
なんせあと1時間はある待ち合わせに勘違いして早く来ちゃうくらいだしな……。
ただ一つ引っかかる言葉があった。
「ホームズ探偵学院……?」
「はい。私はホームズ探偵学院の武偵ですので」
「いやそういうことじゃなくて、そんな学校があるのか?」
「あるわよ。最近イギリスにできた学校ね。わかると思うけど大半投資したのはホームズ家一類よ」
シャロではなくアリアが答えた。
わかってたことだがホームズ家金持ちすぎるだろ……。
学校経営までするのか。
メヌエットも来年にはそこに通うらしいと聞いた。
最近はさらに外にも出るようになり、引きこもり癖が直ってきたということでアリアが薦めたようだ。
何だかんだで仲は良くなったで何よりである。
「あとシャロは
それは頼りになるな。
俺の周りでも大小の違いがあれど、超偵は見方だと心強く敵だと強敵となる凄いものなのだ。
「それは凄いな。えっとシャーロ、『シャロです』……シャロの能力って何なんだ?」
と何も言わずに目の前にお客様用に出したコップを手にせず浮かして見せた。
「お、おう!?」
「
色々な能力者を見てきたがここで念動力か……。
単純にして強力な能力だとわかることが先ほどの実践でわかっただろう。
本当ホームズ家は桁違いで凄いことがわかる。
やはり俺とは違うな。
とじっと俺の顔を見ているシャロに気がつく。
な、なんだ?
「お二人は恋人さんなんですか?」
『なっ!?』
爆弾発言をしてきた。
なんてこと言うだ、この子は!?
ほら、アリアがまたももまんみたいに真っ赤になってるだろ!
「違うぞ、俺らはただのパートナーだからな!」
嘘ではない。
他にも色々あるがここでいうべきではないだろう。
アリアもいるし、風穴はもらいたくない。
「でも手紙でキンジさんのことを」
「わあぁぁ、わっー!!」
とアリアがものすごい慌てた様子でシャロの口を塞いだ。
いったい何なんだよ……
本当大変な子が来たものだ。
二人のホームズ。
彼と彼女らの出会いが一波乱を呼び、そしてそれぞれの事件が深く交じり合うということは現在の彼らのあずかり知らぬことであった。
初めましての方、初めまして
お久しぶりの方、お久しぶりです
ルシフェルです
とういうことで今回は緋弾のアリアとミルキィのコラボです
昔から言われてたことですがやはりこの二つの親和性高いですよね
結構早い段階で書き上げることできましたし
まあ前書きで書いたように元々プロットがあったからですけどw
ここからちょっとした設定など
時間軸は不明
一応書いた時点で緋弾のアリア最新刊である19巻までを元に
AA及び同作者の作品であるやがて魔剱のアリスベルも未読なのでそこからへんの設定は知りません
すみません
同じく探偵オペラミルキィホームズもアニメ(1期~現在放送中の4期+テレビSP)のみ
ゲーム等は知りません
ちなみに自分は1>4>2>>>>3なんですけどどうでしょうか
2と4は現状なんでひっくり返るかもですが
3はミルキィとして見たらダメです
普通のアニメとしてみたらまあまあだと思います
キンジ…原作と変わらず
アリア…昔なじみの親戚であるシャロと再会
現在のシャロ、他のミルキィメンバーを巻き込んで色々な事件に関わっていく…みたいな感じなのかな?
あまり考えてないw
シャロとの続柄はややこしいことに
シャロ三世だし普通なら年上になるけど…まあそこは複雑な家庭ということでw
あとは原作基準
シャロ…基本4期基準で
やっぱりダメダメだけど、トイズは戻ってるんで超偵として活躍?中
さすがにアニメ基準で緋弾のアリアの世界にぶっこむとやばいことなるんで少しはマシになってると思いたいw
東京武偵校でいう探偵科に所属
他のメンバーは
ネロ…装備科(能力的に)
エリー…衛生科(性格的には救護科だけど能力的にはこっちぽい)
コーデリア…通信科(五感強化能力もあるしバックアップかな?)
バランスの見た目は良いけど普通なら前線出れないな、これw
ミルキィ4人が前線でないわけないですけどw
まあ一番近いって言ったらSSRとかになるんでしょうけど、全員そことかつまらないしねw
あともちろんのことですがこのメンバーでキンジもヒステリアモードになるでしょう(笑)
久しぶりの短編でしたのでどうかわかりませんが皆さんに楽しんでもらえたら幸いです
では誤字、感想、評価等々よろしくお願いします
P.S
誰か続き書いてくれないかな~