リリカルなのはCrossBLEACH~魔法少女と死神代行~   作:颯真

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 またかなり投稿が遅くなってしまいました。

 就活やら、免許の取得やらやってるうちにこんなことに。本当にすみません。

 今後は出来る限り一月に一、二回のペースで更新しようと思っています。

 では、どうぞ。


第四話 一護の選択

             我護る

             故に我在り

 

 

 

一護とリィンフォースの前に現れた白道仙人と名乗る謎の老人に二人は目に警戒の色を浮かべる。

 

 

(何だこの爺さん。こんな近くにいて気配も霊圧も感じなかっただと?)

 

 

 いくら一護が霊圧感知が不得手であると言っても、ここまでの距離にいて気配や霊圧を欠片も感じられなかったなどあり得ない。そのあり得ない事実に一護の斬月を握る手に自然と力が籠る。リィンフォースも同様であるようで未だに魔方陣を展開したまま白衣の老人から目を離さない。そんな二人の様子を見て白道仙人はやれやれといった感じで首を横に振る。

 

 

「そのように剣呑にならんでもよいじゃろう。儂を怪しむ気持ちは分かるが、先程も言ったようにお主らに危害を加える気はない。もしその気なら、こうして姿を見せる前にとっくにやっていたはずじゃ。違うか?」

 

 

 まったくの正論に一護とリィンフォースは目を合わせる。確かに考えてみればこの老人の言う通りなのだ。この老人が二人に危害を加える気なら二人が完全に油断していた時を狙うのが確実であるし、このように態々姿を見せるメリットが思い浮かばない。

 

 

 そう思い至った二人はもう一度目を合わせた後頷き合い、一護は柄から手を放しリィンは魔方陣を消した。―――無論十分に注意はしてだが。

 

 

 一先ず警戒を治めてくれた二人の態度に満足したのか白道仙人は目を細めて頷いた。

 

 

「うむ。では立ち話もなんじゃ、我が家に案内してやろう。付いてこい」

 

 

 水面を滑るように近づいてきて草むらに足を乗せると、二人の間を通って自分の住まいへ案内しようとする。

 

 

「ちょ、ちょっと待ってくれよ。話って…」

 

 

「先ほども言うたじゃろう。お主たちに深く関わりのある話じゃと」

 

 

 

 

 ――――●――――

 

 

 

 

 その後白道仙人に道案内され二・三分ほど歩かされた二人は小さな掘立小屋の前にいた。どうやらここが仙人の住まいらしい。

 

 

「さあ入れ。遠慮はいらんぞ」

 

 

 仙人の後に続き中へと入る一護とリィンフォース。中の作りも質素なもので時代劇などで目にするような作りだった。

 

 

 部屋の中央で一護とリィンフォースは白道仙人と向かい合って座る。

 

 

「すまぬな。滅多にない客人に茶も菓子もだせんで」

 

 

「いや。別にかまわねぇよ」

 

 

「はい。どうぞお気になさらず」

 

 

 仙人からの謝罪に首を横に振る二人。そんな二人の気遣いに目を細める仙人は気を取り直すように言う。

 

 

「さて、では改めて名乗らせてもらおう。儂は白道仙人。この幽世の…まあ、管理人のようなことをしておる」

 

 

「幽世?」

 

 

 聞き慣れない言葉に疑問符を浮かべる一護。

 

 

「この世界のことじゃよ。ここは幽世。現世とも尸魂界とも違う世界。ここはあらゆる世界に通じあらゆる世界から隔絶された世界なのじゃ」

 

 

「あらゆる世界に通じ、あらゆる世界から隔絶された世界」

 

 

 白道仙人の言葉を頭にしみこませるように繰りかえすリィンフォース。しかしあまり理解は追いついていないようだが。

 

 

「無理に理解する必要はない。そういった世界なのだと思うておけ」

 

 

 そう言われたリィンフォースは「はあ」と思考と一時中断した。今はあれこれ考えるよりもこの老人の話を聞くのが先決だと思った。

 

 

「それで、白道仙人……だっけか?何なんだよ?俺達に深く関わりのある話ってのは」

 

 

 一護の問いかけに白道仙人は袖から煙管を取り出すと口に咥えふーっと白煙を吐きながら答えた。

 

 

「まず初めに、一護、リィンフォース、お主たちをこの世界に呼んだのは儂じゃ」

 

 

 二人にとっては驚愕の事実をさらりと告げる仙人にギョッとして目を瞠る一護とリィン。

 

 

「あ、あんたが俺たちを、この世界に!?」

 

 

「ほ、本当なのですか?」

 

 

「いかにも」

 

 

 まるで大したことでもないかのように白い仙人は肯定する。そんな仙人に一護は至極真っ当な疑問をぶつける。

 

 

「なんで…俺たちを?」

 

 

「それを話す前に、一護、お主に伝えておかねばならぬことがある」

 

 

「…え?」

 

 

 白道仙人は一護を見つめまたしても今度は一護にとって驚愕の事実を告げた。

 

 

「お主が尸魂界で相対したヴァストローデ―――ヴァルトリア・ゼルシアスは生きておる」

 

 

「ッ!?」

 

 

「…ヴァルトリア?」

 

 

 思ってもいなかった事実に命を見開く一護。まさかここで奴の名前を聞くことになるなんて。一方、一護がこの世界に来た経緯を知らないリィンフォースはヴァルトリアの名前に疑問符を浮かべたが、一護の表情から察するに何か因縁のある相手であることだけは理解できた。

 

 

「あいつが…ヴァルトリアが、生きてる…だと?」

 

 

「そう驚くほどのことでもなかろう。現に同じくあの光に呑み込まれたお主もこうして生きておるのじゃからな」

 

 

 動揺を隠せない一護だったが、しかし白道仙人の言う通りよく考えてみれば驚きこそすれ不思議なことではないのかもしれない。あの月牙天衝と虚閃の激突によって起こった光に巻き込まれたのは自分も同じだ。その自分がこうして生きているならばあいつが生きていたとしてもおかしくはない。

 

 

「じゃが、危ないところじゃったぞ。儂がお主を此処へ呼び込むのがあと一瞬遅れていれば、お主はあの場で消滅するか、良くて次元の狭間を永久に漂い続けるところだったのじゃからの」

 

 

「…そ、そうだったのか」

 

 

 何気に命の危険があったことに今更ながら背中に冷たいものを感じる一護であった。

 

 

「それで白道の爺さん、ヴァルトリアが生きてるってことは、アイツはまだ現世と尸魂界を狙ってんのか?」

 

 

 ヴァルトリアが生きているなら、あの男がまた現世と尸魂界を狙う可能性は大いにあり得る。もしそうならこんな処でのんびりしてはいられない。しかし、一護の問いかけに白道仙人は首を横に振った。

 

 

「いや、あ奴は既に尸魂界にはいない。そして現世にも虚圏にもな」

 

 

「?どういうことだ?」

 

 

 うまく意味が理解できない返答に一護は首を傾げる。

 

 

「あのとき、お主とヴァルトリアの霊圧の激突によって生じたあの光。あれが次元に切れ目を生みヴァルトリアを別の世界お主たちの言葉でいう異世界へと飛ばしたのじゃ」

 

 

「「ッ!!?」」

 

 

 あまりに突拍子もない事実に一護とリィンフォースは言葉を失ってしまう。

 

 

「そしてさらに酷なことに奴が飛ばされた世界というのが…リィンフォースよ、お主がいた世界なのじゃ」

 

 

「なっ!?」

 

 

「そ、そんな!!」

 

 

 次から次へと告げられる衝撃的な事実に一護とリィンは眩暈を覚えてくる。ヴァルトリアが生きていて異世界へと飛ばされ、その先がよりにもよってリィンフォースがいた世界だというのだ。そのとき不意に一護の脳裏に嫌な予感がよぎる。はたしてあの男が大人しくなどしているだろうか。己の野望の為に現世と尸魂界を虚の世界に変えようとしたあの男が。

 

 

「なあ爺さん、まさかあいつが…ヴァルトリアがまた始めようとしてるのか?俺達の世界と同じことを」

 

 

「然り。奴は今度こそ世界を虚の世界へと変えるつもりじゃお主と死神のおらぬ世界ならばもはや奴を阻める者はいない故な」

 

 

 最悪の予感の的中に一護は苦虫を噛み潰したの如く渋面する。

 

 

「ちくしょうっ。やっぱりか。ヴァルトリアの野郎」

 

 

「し、しかしあの世界には主と守護騎士たちがいる。それに二人の小さな勇者も。彼女たちならばきっと」

 

 

「酷なことを言うようじゃが、彼女らではヴァルトリアの力には太刀打ちできぬ。それは一護よ、お主が誰より分かっておるはずじゃ」

 

 

 縋るようなリィンフォースの言葉を白道仙人はむべもなく否定し一護を見やる。それに一護は眉間に皺を寄せたまま頷く。

 

 

「リィンフォースの仲間の力を信じられないわけじゃねぇ。……けど、それでもやっぱりそんな簡単にあいつを止められるとは思えねぇ」

 

 

「…一護」

 

 

 一護の言葉にリィンフォースは瞳を潤ませ顔を俯かせる。そんなリィンに一護はかける言葉が見つからない。

 

 

「絶望するにはまだ早い。手ならばある」

 

 

 白道仙人の自信に満ちた言葉に一護とリィンは勢いよく顔を上げる。

 

 

「ま、マジかよ爺さん!?」

 

 

「本当なのですか白道仙人殿!」

 

 

 二人には暗闇の中に見えたわずかな光も同じであるその言葉は一護とリィンフォースの心にほんの小さな、けれど確かな希望を与えた。

 

 

「うむ。先ほども言った通り、この幽世はあらゆる世界と通じておる。当然お主らの世界ともな。一護、リィンフォース、お主たちを儂の力でリィンフォースの世界へ飛ばし、ヴァルトリアの野望を止める。手立てはそれしかない。そしてそれには儂の力だけでなくリィンフォース。お主の力も必要じゃ」

 

 

「私の力も…ですか?」

 

 

「いかに全ての世界と通じるこの幽世であっても別世界への渡航は容易いことではない。この幽世とその世界を繋ぐための標が必要なのじゃ。お主にはその標の役を担ってもらいたい。それが儂がお主を此処へと呼んだ理由じゃ」

 

 

 そういうことだったのかと、リィンフォースは呪いと共に消え去る運命だったはずの自分を救った理由に納得した後力強く頷いた。

 

 

「分かりました。主たちの世界を護るためならば、どのような役目でも引き受けましょう」

 

 

「よし!それならさっさと行こうぜ。のんびりしちゃいられねぇだろ」

 

 

 立ち上がり踵を返そうとする一護だが。

 

 

「待て一護」

 

 

「えっ?」

 

 

 それにまったを掛ける白道仙人。彼は至極真面目な表情で一護を見る。

 

 

「お主への話はまだ終わっておらん」

 

 

「な、なんだよ?」

 

 

 只ならぬ雰囲気を感じ取ったのか、一護は戸惑いながら尋ねた。

 

 

「お主は本当にこのままリィンフォースと共に世界を渡ってもよいのか?」

 

 

「な、何言ってんだよそんなのあたりまえじゃ―――」

 

 

「二度と元の世界へ戻れぬとしてもか?」

 

 

「………え?」

 

 

 その言葉の意味を頭で理解するのに一護は数秒の時間を有した。聞き間違いでなければ目の前の白い老人は確かにこう言ったのだ。二度と元の世界に帰れないと。

 

 

「ど、どういうことだよ?」

 

 

「本来世界の渡航とはこの上なく難しい行為。この幽世を介したとしても成し得る確率は五分にも満たぬ。そもそもお主たちを此処へ呼べたことさえ極めて異例の事態であるのじゃ」

 

 

 確かにそうなのかもしれないと一護は思う。そもそも別の世界へ渡るなんてことは不可能だ。否、不可能以前にそもそも思いつくことさえしないだろう。自分たちが今ここに居られるのもヴァルトリアがリィンフォースの世界へ飛ばされたのもいくつもの偶然が重なったイレギュラーということだ。

 

 

「お主は本当に戦うのか?本当に戦えるのか?縁も関わりもない世界の為に、自分が本来居るべき世界に背を向けてまで戦うことが出来るのか。黒崎一護よ」

 

 

 言い終えると白道仙人は懐から白と黒の二つの玉を取りだし一護の前に置いた。

 

 

「これは?」

 

 

「元の世界へ戻るのなら白の玉を。ヴァルトリアを追って異世界へ渡るのなら黒の玉を取れ。進むも戻るもお主の自由。己の心に問い選ぶがいい。どちらの道を行くのか」

 

 

 仲間や家族の待つ元の世界へ帰るのか。それとも二度と戻れぬことを覚悟で別の世界へ進むのか。かつてない選択に一護は黙したまま目を閉じた。

 

 

 その様子をリィンフォースも白道仙人も黙って見ていた。そして実際には二・三分程度であろうがそれよりもずっと長く感じられた時間の末一護は目を開け二つの玉の片方に手を伸ばし手に取った――――白い玉の方を。

 

 

 

 

 ――――●――――

 

 

 

 

 一護が白の玉をとった姿を見たリィンフォースは不思議と一護に対する恨みや落胆といった感情を自分の中に感じなかった。彼が自分の世界に戻ることを選んだのならそれでも良いとそう思ったのだ。白道仙人の言うとおり彼には何の縁も関わりもない世界なのだ。そんな世界の為に出会ったばかりの彼の力を借りたいと思うのは虫のいい話だろう。何より自分たちの世界の問題にこの心優しい青年を巻き込みたくないという気持ちもあった。

 

 

 帰ることが出来る場所があるのなら帰るべきだ。自分の我儘で彼からそれを奪っていいはずがない。少しも寂しくないと言えば嘘になるが、それでもそれが彼の選択であるのなら尊重しよう。とリィンフォースはそっと目を閉じようとしたが、

 

 

「む?」

 

 

「え?」

 

 

 一護は突然に手にした白の玉を軽く上に放り投げると、背に差した斬月を引き抜きおもむろに振り上げて、

 

 

「はぁっ!」

 

 

 ――――白の玉を真っ二つに叩き斬った。

 

 

 二つに斬り割られた白の玉は床に落ち転がった。一護の予想外の行為にリィンフォースも白道仙人も只々呆然とするしかなかった。そんな二人を他所に一護は残った黒の玉を拾い上げて、

 

 

「つーことだ爺さん。こいつが…俺の選択だ」

 

 

 と迷いの一切感じられない笑顔で自分の選択を示した。

 

 

「本当にそれでよいのか?お主とはなんの関わりもない世界。お主が戦わねばならぬ理由はなにもない。二度と友や家族にも会えぬやもしれぬ。それでもお主は行くというのか?」

 

 

「ああ、行くさ。行くに決まってる。今回の件は俺にも全く責任がないわけじゃねぇんだ。あの時、尸魂界で俺がヴァルトリアを倒していりゃ、リィンフォースの世界に迷惑を掛けずにすんだわけだしな」

 

 

「一護、そんなことは」

 

 

「それに、もうその世界は俺にとってなんの関わりもねぇ世界じゃなくなってんだよ」

 

 

「…え?」

 

 

「それは…どういう意味じゃ?」

 

 

 二人は一護の言っていることに疑問を覚えた。一護にとってなんの関わりもない世界ではなくなっているとはどういった意味なのか。

 

 

 訊ねられた一護はリィンフォースを見た。

 

 

「リィンフォースに…会っちまったからな」

 

 

「……私に?」

 

 

「ああ。ここで出会ってまだそんなに経ってねぇけど、色々話をしてほんの少しでも俺はリィンフォースのことを知ることが出来た。こいつが今まで大変な思いをしてきたってことも。まあ、何が言いてぇのかっていうとだな、俺にとってはリィンフォースはもう仲間なんだよ。勝手な言いぐさだけど、俺はもうこいつが他人だなんて思えない。仲間が困ってんなら力になりたいし、仲間の世界が危ねぇってんなら、俺は仲間と一緒にその世界を護りたい。それにもしこのまま帰って、目の前で困ってる奴を見捨ててきたなんてあいつらに知られたら、それこそどやされちまうよ。特にルキアにな。」

 

 

 目を閉じれば一護の瞼の裏に自分の世界を変えてくれた死神の少女の姿が浮かぶ。きっと彼女がここに居れば自分を引き留めたりはしないだろう。むしろ行って来いと背中を押すかもしれない。朽木ルキアとはそういう少女だ。

 

 

「俺はここでリィンフォースを見捨てて後ろめたい気持ちのまま自分の世界になんか帰りたくねぇ。そんなんで帰ったって嬉しくもなんともねぇ。だから俺は進むぜ、白道の爺さん。あいつ等の為に。リィンフォースの為に。そして俺自身の為に」

 

 

 何も気負わずただ自然にそれが当たり前だというように一護は自分の思いを言葉にする。その姿に、その在り様に、その魂にリィンは瞬きすることすら忘れて見入ってしまった。

 

 

 なんて美しいのだろう。なんて気高いのだろう。なんて強いのだろう。彼の姿を見ていると胸の鼓動が早くなっていく。動悸が抑えられない。同時に目から涙が溢れてきてしまう。拭っても拭っても止められない。

 

 

 祝福の風はこの時ずっと自分に重い罪を与えるばかりだった運命に感謝した。彼と出会わせてくれたことを。この強く優しい死神に。

 

 

 ―――パンッ

 

 

 唐突に自分の膝を叩く白道仙人。その顔は満面の笑みを浮かべていた。

 

 

「天晴れ。天晴れなり黒崎一護!その覚悟、その決意、この白道仙人しかと聞き入れた。必ずやお主ら二人をリィンフォースの世界へと導いて見せよう」

 

 

 彼もまた一護の強い決意に感銘を覚えていた。

 

 

「ああ。よろしく頼むぜ爺さん。ああけど、その前に一つだけ訂正させてくれ」

 

 

「む?何じゃ?」

 

 

「俺は別に元の世界に帰るのを諦めたわけじゃねぇよ。全部終わったら、どれだけかかっても絶対に見つけてやるさ。もし帰るのが無理でも、せめて俺が無事だってことを知らせられる方法ぐらいはな」

 

 

 白道仙人はキョトンとした後、豊かな白髭を激しく震わせた。

 

 

「はっはっはっ。そうきたか。いやはやどこまでも見事な男よ」

 

 

「その時は、私も力を貸すぞ一護」

 

 

「ああ。ありがとな」

 

 

 屈託のない笑顔をリィンに向ける一護。その微笑みを諸に直視してしまいボフンッと一気に耳まで顔を朱色に染めてしまうリィン。その赤熱してしまった顔を隠すように一護から顔を逸らす。そうでもしなければこの顔の熱は一向に冷めてくれそうもなかったのだ。

 

 

「ど、どうした?リィンフォース」

 

 

 突然の不可思議な行動に目をパチクリさせる一護。

 

 

「な、何でもない!なんでもないぞ!ああ。全然、まったく、これっぽっちも問題ないとも!!」

 

 

「お、おう。そうか」

 

 

 凄まじい勢いで無問題をアピールするリィンフォースだったが、その様子は明らかにそれとは程遠いものに見えたが、あまり突っ込まないほうがいいような気がしたので一護はそういうことにしておこうと思った。

 

 

 

 

 奇なる運命の悪戯によって死神代行は祝福の風と邂逅を果たした。彼の運命はまたここから回り出す。新たな世界で、新たな仲間と共に。




 いかがでしたでしょうか?

 ところで少し相談なのですが、情けないことに頭のポエムが早くも尽きかけて来ています。なにかいい感じのないでしょうか?

 それでは次回をお楽しみに。
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