始めましての方は始めまして、お久しぶりの方はお久しぶりです!
睦月と如月のバレンタイン仕様を見て書いて見ました、キシト。です。
今回は短編で、出てきたのはバレンタインボイスがある睦月、如月、弥生、卯月、望月の五人です。
こんな者が書く作品ですが、同じ睦月型好きの人などに見てもらえれば嬉しいです!
アニメ第3話の如月轟沈は泣きました(泣)

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眠気との格闘中に書いたので、どこか可笑しいかもしれませんが、その時は感想欄に報告ください。
それでは、提督になったつもりで楽しんでいってください!


睦月達のバレンタイン

2月14日。バレンタインデーの日だ。

毎年、この時期は女性が好きな男性にチョコを渡すのが主流に成っており、好きな人用のチョコを『本命チョコ』と言ったり、それ以外を『義理チョコ』や『友チョコ』と言ったりしている。

今では同姓同士は勿論、男子が女子に渡す時も稀に出ている。

そんな男にとっても女にとっても大事な日は、勿論鎮守府も例外なくやっている行事である。

 

 

「はいはーい、ちゃんと材料は揃えて来たわね?」

 

 

バレンタインの数日前、栗色の緩やかなロングヘアーを揺らしながら、睦月型駆逐艦二番艦『如月』が材料を手に集まった姉妹達を確認する。

 この鎮守府ではバレンタインデーに向けて艦娘達が様々な準備をしていた。

彼女達も艦娘とは言え、少女だ。

彼女達だってバレンタインを楽しむ権利はある。

今回は睦月型で一番女子力の高い如月が説明役をしている。

「ちゃんと揃えてきたよ!」

「持って来たぴょん!」

「持って、来ました」

「あ~、持ってきたよ~」

睦月と卯月が元気に返事をし、弥生は遠慮がちに、望月は面倒くさそうにそれぞれ、チョコのデコレーション用の材料を台所に置いた。

それを確認した如月が、部屋から持参したチョコレートの料理本を台所に置き、調理の準備に取り掛かる。

「うふふ♪今日は日頃からお世話になっている司令官にチョコを作ろうと思うの。どうかしら?」

「わぁ!良いと思うよ!如月ちゃん!」

「うーちゃんも賛成だぴょん!」

「私も…賛成、です」

「ん~、良いと思うよ~」

如月は日頃からお世話になっている提督にチョコを作って渡そうとしていたようだ。

その事を提案し、四人とも賛成する。

こうして、睦月型姉妹のチョコ作りが始まった。

 

 

~司令官さんも喜んでくれるかしら?by如月~

 

 

チョコレート作りは簡単な物なら誰でも出来る。

市販のチョコを一度溶かして、型に流し込み、冷やせば作れる。

まあ、それも出来ない人は買って終了なんて人もいるが。

だが、渡す相手が特別な思いを抱く場合は、手間を掛けたくなるのが少女の性と言うものだろう。

「如月ちゃんは何を作るの?」

ボウルに入ったチョコをヘラで掻き混ぜながら睦月が如月に尋ねる。

「うふふ♪ひ・み・つ♪こういうのは他人に話さないのよ?」

だが、如月は唇に人差し指を当てて可愛くウインクして誤魔化した。

少し意地悪な感じだが、睦月はもう何となくではあるが、理解できた。

誰だって好きな相手に贈る『本命チョコ』は秘密にしたいものだ。

「睦月ちゃんは?」

「えへへ、私もひーみつ♪」

そう言ってウインクを一つ返して、二つのボールの片方のボールのチョコにホワイトクリームを混ぜる。

一方、卯月は大小様々なウサギの型にチョコを流し込む。

「後は冷やして飾り付けをして完成だぴょん!」

どうやらウサギ型のチョコに飾りつけで顔を描くつもりのようだ。

「こっちも終わり…です」

卯月の完成と共に弥生も完成したようだ。

型の形的に三日月や満月が出来るだろう。

「お~、こんなものかな?」

望月もどうやら完成したようだ。

何が出来たかは提督に渡す時にでも良いだろう。

「それじゃあ、冷蔵庫に入れましょうか」

そう言って食堂に備えられている冷蔵庫に型を入れる。

 

 

~司令官、喜んでくれると…良いな……by弥生~

 

 

バレンタイン当日。

執務室で仕事をしていた提督は、敵の襲撃の頻度が多くなってきた事に頭を悩ませていた。

「おー、いたいた」

そこへ、ノックをしてから望月が執務室に入ってきた。

全員での話し合いの結果一人ずつ渡す事に決めたらしく、その方が好きなタイミングに渡せるかららしい。

一番は望月のようだ。

「ん?望月か、珍しいな」

「あ~、これ上げる」

「ん?これは………チョコ?」

そう言って渡されたのは縦長のビニール袋に包まれたチョコだった。

「じゃあね~」

「ん。ありがとうな」

望月がそそくさと執務室を出る。

提督は早速袋を広げた。

「これは………!」

そこに入ってたのは、一見フィギュアに見えるほど成功に作られた提督チョコだった。

ちなみに最初これを見たときの皆の反応は、

「これって………」

「あらあら」

「何で面倒くさがりがこんなに上手いぴょん!?」

「すごい……」

だった。

「凄いな…………」

「提督!」

「ん?今度は睦月か」

今度は睦月が数回ノックをして入ってきた。

睦月型の中でも、古参に入る睦月だ。

提督への好意は並みではない。

「はい、提督。睦月からのチョコ差し上げます」

「お。ありがとう」

「えへへ、どうぞです!」

オレンジ色包み紙で包まれていて、中には丸い形をした茶色と白のチョコが入っていた。

パールが外側に半分位の深さで円のように沈んでいて、真ん中にホワイトソースで『提督へ!』っと描かれていた。

「それでは!」

そう言って睦月が部屋を出る。

「司令官いたぴょん♪」

それから数分後に卯月が入ってきた。

「卯月か」

「しっれいかぁ~ん!卯月からチョコ上げるぴょん!」

「チョコー?」

提督が本当か?見たいな顔で卯月を見る。

「あー、これは嘘じゃないぴょん!」

そう言って渡されたのはピンクの包み紙に入ったチョコだった。

チョコは可愛らしいウサギの形をしており可愛らしく出来ていた。

「ありがとうな。卯月」

「ふっふーん♪これ位は朝飯前だぴょん!」

「そうか」

「それじゃあ、うーちゃんはもう行くぴょん」

「おう。じゃあな」

卯月が出て行くと、弥生が入ってきた。

「弥生か。どうしたんだ?」

「司令官、これ…あ、あげます」

そう言って渡されたのは水色の包み紙に入ったチョコで、中には三日月や満月型のチョコが合った。

因みに満月には『いつもありがとうございます』と、二行で書かれていた。

「お返しは、気にしなくていい…です」

弥生が少し慌てた様にそう言う。

「ふふ、ありがとうな、弥生」

「あ………」

提督が弥生の頭に手を置き、撫でる。

「あ、ありがとう…ございます///」

「ああ」

しばらく撫でていると、弥生が「よ、用事があるので…失礼します」と言い、出て行った。

「んー、そう言えば今日がバレンタインだっけ」

貰ったチョコを食べつつカレンダーを見て、バレンタイだと気づいた提督。

深海棲艦の対策に日々を追われ、すっかり忘れていたようだ。

丁度糖分の補給もしたかった提督としては嬉しい限りだった。

 

 

~望月のチョコは可笑しいと思うぴょん………by卯月~

 

 

時間もだいぶ経ち、日が暮れた頃。

気がつけば、提督の机にはちょっとした小山程度に積まれていた。

「睦月型のほぼ全員から貰うとはな……」

これほどの量は予想していなかったのか、嬉しそうに笑った。

「あらあら、モテモテね~司令官♪」

「ああ、そうだな。稀に見る量だよ」

丁度その時、如月が執務室に入ってきて冷やかしの言葉を放った。

「司令官♪」

如月は何時もより更に色香を含んだ声を出して、首に手を回してきた。

睦月型の中で、如月は一番スタイルがよく如月の胸が当たり、顔を赤める。

「はぁーい♪如月の気持ちを込めたチョコレート、ちゃんと最後まで、食べてね?」

如月がチョコの入ったピンクの包み紙を渡してきた。

「あ、ああ」

「うふ♪そ・れ・に♪如月の事も、食べちゃう?」

「なっ!?如月!?///」

突然、如月がリボンを緩めて胸元を見えるようにする。

「ふふふ♪なーんて、ね♪」

しかし、如月はそれ以上はせず、提督から離れる。

提督は突然の事に呆然とするが、すぐにからかわれていた事に気づいて呆れる。

「冗談きついぜ………」

「うふふ♪それじゃあね、し・れ・い・か・ん♪」

そう言って部屋を出て行った。

こうして、鎮守府のバレンタインデーは終わりを迎えた。

因みに余談だが、あの後廊下で顔を赤くして走り去る如月を見かけたとか。




どうでしたか?少しだけお色気見たいなの入れて見ましたが、良ければ感想ください!

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