皆様は、夏侯淵という将はご存知でしょうか?定軍山という場所で起こった、「定軍山の戦い」で、軽率な行動をしたために、命を落とした将である。今回は、そんな歴史を変えてみよう―――

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もしもシリーズ第二弾!今回は定軍山の戦いです!
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三国志~もしも、定軍山で、夏侯淵が生き残れたら~

 

「・・・張郊殿が、苦戦しているだと!?」

 

ここは定軍山。今ここでは、蜀vs魏の戦が行われている。この戦の指揮をとるのは、夏侯淵という将。そして、先程出た張郊という名の者は、いわば部下のようなものである。その夏侯淵が、張郊の苦戦を聞いて、驚いていた。

 

「くっ、今すぐ兵を送るぞ!半分をあっちに行かせろ!」

 

夏侯淵が叫んだ。そして、兵は、「はっ!」と言って、その指示通りに動いた。夏侯淵は、

 

「これで、ひとまず大丈夫だろう。」

 

と誰に言うわけでもなく、一人呟いた。すると、また兵がやって来て、

 

「夏侯淵将軍!蜀軍によって、防御用の逆茂木が燃やされました!」

 

と報告してきた。夏侯淵は、その報告を聞いて、

 

「なら、残りの兵は、逆茂木の修復に・・・!」

 

と指示を出そうとして、止まった。その夏侯淵の頭に流れてきたのは、主、曹操の言葉。そして、いつも言われていたこと。

 

『夏侯淵、将というものは、時には、臆病になることも必要だ。何も、敵を倒すことのみが、将のすることではない。』

 

という言葉であった。夏侯淵は、改めて、考えてみる。今、自分が兵と共に、逆茂木を直しに行ったら、何が起こるかを・・・。そして、夏侯淵はやがて、一つの答えにたどり着いた。

 

「ここで逆茂木を直しに行ったら、敵兵が襲いかかってくる・・・?」

 

ありえない話ではない。少なくとも、夏侯淵にはそう思えた。なので、兵にこう指示を出した。

 

「ひとまず、耐え抜くぞ!難しいようなら、撤退するか、援軍を要請すればいい!」

 

・・・歴史が変わった瞬間である。この決断により、夏侯淵が斬られる可能性は、低くなった。

 

「夏侯淵将軍!もう耐えれません!」

 

兵が叫ぶ。魏軍は、押されていた。夏侯淵は、また、考えた。すると、考察が終わる前に、

 

「将軍!」

 

という声が聞こえた。見ると、そこには、馬に乗り、兵を何人か率いている者がいた。

 

「・・・張郊殿!?」

 

夏侯淵が驚きながら、言った。張郊は、

 

「申し訳ありません、将軍。あちらの方を、防ぎきることが出来ませんでした・・・。」

 

と大変申し訳なさそうに言った。しかし、張郊の言葉で、夏侯淵は一つの答えを出せた。

 

「・・・。退くぞ!これ以上防ぐのは難しい!ならば、生きて、この汚名を晴らせばいい!」

 

夏侯淵がそう叫ぶと、兵達は、撤退の準備に入った。すると、張郊が、

 

「お待ちください、将軍!」

 

と歩きかけた夏侯淵に声をかける。夏侯淵が、張郊の方を向くと、

 

「撤退中に攻撃されることもあり得ます!今攻撃されては・・・!」

 

と張郊が言った。しかし、夏侯淵は笑って、

 

「大丈夫です。早さにおいては、誰にも負けません。」

 

と言った。夏侯淵は、奇襲が得意だったため、こう言えるのだろう。しかし、張郊は納得しない。それなら、と夏侯淵が、

 

「撤退する旨を曹操様に伝えて、援軍を求めよう。そうすれば、大丈夫でしょう?」

 

と言った。その言葉に、ようやく張郊は納得したようで、頷いた。

 

 

 

 

やがて、曹操から手紙が届く。その手紙には、

 

『夏侯惇に兵を与え、迎えに行かせる。撤退せよ。』

 

と書かれていた。夏侯淵は、すべての兵と将に、

 

「撤退だー!」

 

と大声で指示を出した。そして、撤退する。勿論、蜀軍からの追撃もあったが、夏侯淵と張郊、さらに途中で合流した夏侯惇により、無事に撤退が完了した。

 

 

 

歴史は、完全に変わった―――――

 

 




はい、どうでしたか?
これからも続けるかもしれないので、応援、よろしくお願いいたします!
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それでは。

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