FE世界を渡り歩いた旅人が箱庭に招待されるようですよ?   作:飛翔翼刃

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色々な作品を読ませているうちに趣味で書いてみたい!と思い書いてしまいました(`・ω・´)
初めての作品かつ文章力は皆無のため駄文です。
それでも楽しんで読んでいただけたら幸いです。


ではでは本編をお楽しみください。


一章 箱庭という世界
第一話    終着点は箱庭という世界


 

 

「・・・この世界にもいないか」

少年は一言呟きながら、石の上に座る。

 

「まあ、優しい人達ばかりに出会えたのは嬉しかったな」

少年はこの世界で出会った人達のことを思い出し、少し笑顔になった。

 

 

 

ふと少年は今までの経験したことを思い返してみた。

 

少年は物心付く前から色々な世界を旅をしていた。

一番古い思い出せる記憶は誰かの手に引かれながら歩く自分、いつからか自分一人で旅をしていた。

その頃の自分は6,7歳ぐらいだったかな。

理由は自分の親を探すのが最初の旅の目標だった。

あの頃の自分は一人で生きていく知識もまともに持ち合わせておらず、ただがむしゃらに生きていた。

毎日が辛かった、泣きたかった、誰かに甘えたかった、しかしそれすら叶えられない日々。

周りは敵にしか思えない幼少の頃は、服装も所々破けていたり、ほとんど喋らず感情の無い子供と認識されていただろう。

それもあったせいか、立ち寄る村や町では陰口や暴力など日常茶飯事だった。

しかし少年は小さいながら力を持ち合わせていた。

それが余計に人々から畏怖の対象になってしまっていた。

その力を利用しようと近づいてくる輩達もいた。

その近づいてきた輩達と組み、最初はお金のためと傭兵紛いなことをやっていたが、あるときその輩達が罪の無い人達から略奪行為、仕舞いには殺人まで犯し始めた。

それに我慢ならなくなった、少年は初めて人を殺すという罪を犯した。

その日を境に少年は決意をする、[罪の無い人達を苦しめる悪いやつらを許さない]と。

それからさらに力をつけるために色々な国を渡り歩き、悪事を働く下手人達を見つけては始末してきた。

 

 

そんな日々を続けて3,4年経つ頃に、偶然見つけた異界に繋がる門。

最初は自分の力が磨きながら知らない世界に親がいるのではないかと思いながら門を潜ってみた。

渡った世界では様々な戦争等が繰り広げられていた。

小競り合いから大規模の戦闘、少年は傭兵として最前線で戦い、どの世界でも仲間に勝利をもたらした。

世界を渡り歩く度に、『勝利という栄光』『英雄という名声』と引き換えに数え切れないほどの罪を背負っていく。

殺せば殺すほど、技術や身体能力は増していった・・・少年一人が背負いきれない罪と引き換えに・・・

 

 

背負いきれない罪を抱えながら、17歳になった少年は最初の旅の目標から違う願いを願いながら世界を旅するようになった。

[皆が殺し合いをせずとも笑いあえる世界で生きていきたい]

そう願って何回世界を渡るが、そんな願いを叶えられずいた。

どの世界、どのタイミングでも戦火に巻き込まれる。

疲れ始めていた少年は次の世界で旅を終わらせようと思っていた。

いや、諦めていたのである。

自分はそうゆう運命なんだと。自分に言い聞かせるように。

 

 

 

「さてと、そろそろ行こうかな」

少年は立ち上がり、荷物を持ち異界へと繋がる門に近づく。

 

「次に行く世界で俺の旅も終わりにする、だから父さん、母さん、神様、女神様、誰でもいいから俺に最後の希望をください」

そう呟き、願いながら門を潜るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 

 

門を潜り、少年は違和感に襲われる。

ペガサスなりドラゴンに乗っていないのに、浮遊感があるのだ。

周りを見渡すと上空にいるのである。

それも地面から3000~4000mは離れてるのではないかと推測。

 

(って、こんな考えしてるよりどうにかしないと・・・)

そう流石にこの高さは人の体などでは、死しか待っていない高さなのである。

だが少年は怪我で済む程度だろうなと考える。

以前上空から落とされたことがあったのだが、そのときは打撲で済んだので今回もそれぐらいだろうと予想する。

でも痛いことはしたくないのでどうにかならないかと腕を組んで考える。

周りを見渡し使えるものは・・・・なぜか自分以外にも三人と一匹の猫が落ちている。

 

(この下は湖、それになんか膜のようなもので勢いがなくなってきたから大丈夫かな)

と楽観視し始め、次々と湖に着水していくのであった。

 

 

 

 

 

「し、信じられないわ、いきなり問答無用で高いところに放り出すなんて!」

 

「上に同じくだ、クソッタレ。場合によっちゃ即ゲームオーバーだ」

 

「此処・・・何処なんだろう?」

 

(ほんと、此処は何処なんだろう。今まで見てきた世界となんか違う感じがする)

 

「一応確認するが、もしかしてお前達にも変な手紙が?」

 

「そうだけど、まず”お前”という呼び方は失礼よ訂正して。私は久遠飛鳥よ。それで、猫を抱き抱えてる貴女のお名前は?」

 

「春日部耀。こっちは友達の三毛猫。・・・よろしく」

 

「そう。よろしくね春日部さん。それで野蛮で凶暴そうな貴方のお名前は?」

 

「ハハ!高圧的な自己紹介ありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜だ。粗野で凶悪で快楽主義の三拍子揃った駄目人間なんで、用法と用量をきちっと守った上で適切な態度で接してくれやお嬢様」

 

「ちゃんと取扱説明書をくれたら考えてあげてもいいわ。十六夜君」

 

「ヤハハ!マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけよ、お嬢様」

 

「それで最後にそちらの旅人っぽい方のお名前は?」

 

「僕かい?僕はクラウンだよ。よろしくね」

 

心からケラケラと笑う逆廻十六夜

傲慢そうに顔を背ける久遠飛鳥

我関せず無関心を装う春日部耀

三人を見つめながら微笑むクラウン

 

(うわぁ・・・一人を除いて問題児しかいない気が)

 

影で四人を観察していたものがいた。

この箱庭に問題児達を呼び出した張本人の黒ウサギである。

 

(はぁ・・・ため息しか出てこないのですよ)

 

気苦労が絶えない黒ウサギであった。

 

 

 

十六夜はいい加減苛立ってきたのか喋り始めた。

 

「てか、呼び出されたのはいいがよ。なんで誰もいないんだよ。説明するやつがいてもおかしくないはずなんだがな」

 

「そうね。何の説明もないままではどうしようもないわ」

 

「・・・この状況に対して落ち着きすぎてるのもおかしいことだけど」

 

(さっきからこっちを見てる子は何なんだろう)

 

(全くです。もうちょっとパニックを起こしてくれてもいいのですよ汗)

 

黒ウサギは心の中でぼやく。もっとパニックなり起こしてくれたなら飛び出しやすいのだろう。

しかし彼らはこれぐらいではパニックを起こさない。問題児達ですから笑

 

(肝っ玉は合格点ですかね。まぁ悩んでても仕方ないですね。これ以上不満が出ないうちにお腹を括りますかね。)

 

黒ウサギが決意をして行こうとした矢先に。

 

「まあ、このままじゃどうしようもないから、そこの草むらに隠れてる奴にお話を聞こうとしようか」

 

と十六夜が鋭い眼光を向けると同時に、彼の視線のその先にある草むらがガサゴソと音をたてる。

 

「なんだ、貴方も気づいてたのね」

 

「当たり前だろ、かくれんぼじゃ負けなしなんだぜ?春日部とクラウンも気づいてたんだろ?」

 

「風上に立たれたら嫌でもわかる」

 

「へ?なんかいるのかい?」

 

耀はご自慢の嗅覚で、クラウンは知らないフリをする。

 

「へえ、春日部、お前面白いな。てかクラウン、お前そんなんじゃかくれんぼじゃ負けぱっなしだなw」

 

「僕は元々そういうのは苦手でね」

 

真っ赤な嘘を吐くクラウン。

と十六夜とクラウンが話していると、草むらから不審者が正体を現した。

ウサ耳の生えた女の子だった。

 

(へえ、この世界にはラグズのような種族がいるのかな)

 

クラウンは黒ウサギを見つめながら、色々考え始める。

クラウンが考え事をし始めたら、ウサ耳をはやしたその少女は、恐る恐るといった言葉がピッタリあてはまる様子で一同に話しかける。

 

「や、やだなぁ皆様。そんな怖い目で見られるとウサギは死んでしまうのですよ?出るタイミングを逃してしまったことは謝罪しますが、ここはひとつ私のお話を聞いていただけませんか?」

 

と下手にでる黒ウサギのお願いを、4人は。

 

「断るぜ」

 

「嫌だわ」

 

「無理」

 

「全然構わないよ」

 

と問題児三人は一刀両断したのだった。

 

「あは、取り付く島もないのですね!?・・・最後の方を除いて」

 

とつっこみ黒ウサギと名乗る少女。

表面上は彼らに対して下手に出てはいるが、実のところ内心では

 

(ここできっぱりNOと言える肝っ玉はやっぱり合格ですね。あとは、この方々の実力を・・・最後の方は期待できなさそうですが)

 

と十六夜たち問題児組を値踏みしていたのだった。

が、しかし問題児たちの前で考え事など悪手以外の何物でもない。

彼女は自らの行いの愚かさをすぐに知る事となるのだった。

 

そう、つまり

 

「えいっ」

 

「フギャ!?」

 

いつの間にか背後に回り込んでウサ耳を引っ張っりはじめた春日部耀によって。

それはもう全力で引っ張られた黒ウサギは、悲鳴に近い声を上げる。

 

「ちょ、ちょっとお待ちを!!初対面で黒ウサギのステキ耳を引き抜きにかかるとは、一体どんな了見なんですか!?」

 

「好奇心のなせる業」

 

「自由にもほどがありますよ!!」

 

黒ウサギは文字通り脱兎のごとく耀から逃げ出せた。

確かに逃げ出せたのだが・・・しかし

 

「へぇ、このウサ耳って本物なのか。そら!」

 

「じゃあ私も。えいっ!」

 

先回りしていた十六夜と飛鳥がそれぞれ左右の耳を引き抜きにかかる。

 

「ちょ!ほんとにやめてください!!い、痛いのですよ!!!そちらで微笑んでる方助けてくださいぃ」

 

黒ウサギはクラウンに必死に助けを懇願し始める。

 

「ほらほら皆、あんまりいじめちゃ可愛そうじゃないか。それぐらいにしてこの子から色々話を聞こうよ」

 

と、クラウンが言うと十六夜は舌打ちをしながら手を離し、飛鳥は仕方ないという顔でウサ耳を離し、開放された黒ウサギは涙目になりながら、クラウンの後ろに隠れたのだった。

 

「うぅぅ、助かりましたのですよ。貴方が助けてくれなければ小一時間いやそれ以上に学級崩壊を起こしていたのですよ」

 

「彼らも好奇心旺盛ってことで許してあげてね」

 

クラウンは黒ウサギの頭を撫でると。

 

「ふわぁぁー」

 

と、黒ウサギは気持ちよさそうな声を上げ始める。

 

「さて、黒ウサギちゃん。僕達に箱庭について色々教えてくれるかな」

 

クラウンは撫でていた手を止めて、黒ウサギに箱庭について説明をお願いする。

ちなみに黒ウサギは名残惜しそうな顔をしていたと後に問題児からネタにされるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 第二話 ノーネーム?フォレス・ガロ?どっちの味方?

 

 

 




如何だったでしょうか?
文章を書くのが(打ち込む)こんなに大変だとは思いもしませんでした。
不定期更新ですが、頑張って書いていきます!
これからも駄文が続くと思いますが、作品、作者共々よろしくお願いいたします。
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