人生リセットボタン ~kemuプロ~   作:幻月

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 皆様こんにちは~。
 
第二話どうぞ~


第二話 研究所的な建物。

 

 日本(……?)

 

 ここは、多分日本だと思いたい。

 視界は360°木々に覆われている。枯れている木や、異常にでかい木。そして、根元には絶対に毒キノコだと思う、見たことも無いキノコがあった。

 夕焼けは、まだ少しだけ見える程度まで沈んでしまっている。そして、先ほどまで俺は、商店街を歩いていたはずだが、気が付いたら人が一人もいなく、森の中にいた。別に、ワープをしたわけじゃない。普通に歩いて居たらここについていた。

 この状況を人は迷子と呼ばずに、なんと呼ぶだろう。

「迷ったのか……?。だが、流石にやばい。日本って全土が富士の樹海と同じレベルなんじゃないか……?」

 俺が迷い込んだのは、森の中だ。せめて、視界のすばらしいくらい良いところだったら戻れる自信があるのになぁ。

 ちゃんと『地図帳』を見て歩いてきたのに、迷うとか……。家に帰ったら出版社に文句言ってやる。──いや……。このままじゃ絶対に帰れないから、電話できないじゃん。

 俺が森の中に入ったのは、ほんの10分くらい前だ。とにかく森には行ってからは真っ直ぐ進んでいるのだが、出口がわからなくなった。もうオワタ。くそぉ~海斗を首引きちぎってでも連れてくるべきだった。

 そういえば、小さい頃って大きい公園で親同士がテーブルで話をしていて、その子供達が遊んでいる時誰かがトイレに行くと9割近い確率で迷子になるんだよね。今思うと、子供の頃って皆迷子してたよね。俺も、幼稚園児くらいまで帰りたい。

 ってもう、過去どころか、家にすら帰れない気がする。

 

 

 

 

 

 ~再び数分後~

 

 

 日は、半分以上沈み始め、、最期のオレンジ色の光が俺のことを照らしている。

 

 そして、ついに見つけた。

 

「おろ……?あ……あれは──天からの道しるべ(電気)だ!!!!」

 

 俺の視界に入ったのは、白い大きな建物だ。学校の体育館くらいの広さを想像できるくらいでかい。万歳!!万歳!!これで帰れるぜ!!

 俺は、自分の走れる最高速度(100m14秒台)で、建物に向って走った。

 一心不乱で走った結果、もの凄い辛い。

 ゼェゼェ……。体力落ちたかな?

 でも、ようやく建物の入り口に着いたぜ~。しかし入り口が、自動ドアってどれだけ金持ちが暮らしているんだ?これの調子だと、タクシーの一つくらい呼んでくれるかもしれないじゃないか。今日の俺はとてもついているじゃないか。迷子になったけど。

 まぁ、とりあえず入るか。

 

 ウィ~ン 

 

 ガラスの扉は、コンビニに入るときのように、横に開いた。

 自動ドアが開くと、『いらっしゃいませ。』という声は当然なかった。だが、目に入ったのは真っ白な空間だ。床が白いだけでなく、壁も白い為、奥行きを正確に捉えることができない。一応、学校の玄関のすぐにあるホール的なものがある。そこから枝分かれして通路になっている。この調子だと、体育館くらいありそうだが、外からこの建物を見たところそれらしい場所は見当たらない。

 ここは、おそらく玄関なのだろうが、靴がひとつも無い──というより、置く場所が無い。まるで、靴のまま上がってください、と言っているようだ。うん。ホテルみたいだなぁ。

 っと。とりあえず、人を呼ばないと。不法侵入に勘違いされたくないからな。

「お邪魔しま~す。誰かいませんかぁー。」

 俺は、それなりに大きい声で呼んだ。だが、……

 

 シーン

 

 せ……切ない……。返事がない。もっと大きな声で呼ぶか。

 

「お邪魔しま~す!! だれかぁ!!! 殺されるぅ!!!!!」

 次は、嘘をついてでも呼び出してやる。

 

 

 シーン

 ………切ない。つか、嘘をついてしまった自分が恥ずかしい。

「お邪魔しました~」

 

 ガシャン!!!ガラララランッ!!!

 

 食器が、落下して割れるような音がした。だが、返事をしてこないこの家の住人を助けようと思わない。ここは、一回だけ家を出よう。

 

 ~少年、外に出る。~

 

 新鮮な空気を吸うためと、状況を整理したい為に、俺は深く深呼吸をした。

 えっと、俺は居留守をされていたが、家の中からは、ガラスの割れるような音がした。つまり、仲には人が居る。

 

 ~入場。~

 

「大丈夫ですかぁ~?」

 

シーン。

 

 結局返事はなかった。だが、俺の堪忍袋も限界を迎えた。

 

「居留守か?オイ!!さっき、ガラスの割れるような音がしたよね!!?なのに返事しなかったよな!!?? いい加減出てきてくれよ!! 俺、不審者じゃない。道に迷ってここについたんだよぉぉぉ!! ここって何処なの!?ホームセンターって何処なの!!?? タスケテ……。」

 俺は、たまりにたまっていたストレスを一気に放出した。そして、外に出る為に、自動ドアの方向を向いて、歩き出そうとした。すると、遠くから足音が聞えた。そして、ついに声が聞えた。

「……うるさい。死ね。帰れ。」

 、声は俺ら中学生より、メチャクチャ高く、女の子の声だった。って!? 死ね、って言ったよね!!??

「し…死ねだって!!?? いきなりその発言は、──Oh……」

 俺は、死ねといわれて反射的に、声の方向を見た。

 だが、階段から降りてきたのは、幼女だと……!? 年齢はまだ一桁だろうな。身長も、そこまで高くなく、普通の幼稚園児年長、または小学生1・2年生位だろう。金色に輝く髪は、肩の近くまで伸びていて、ブラウン色の目はつり目、そして本来白いはずの白衣が、黒。そして黄色い縦ラインが数本。……うん。服装の説明って、どうすればいいんだろう。

 

 ……って。俺にとっては、あまりに珍しいから数秒間息をするのも忘れていた。新鮮な空気を一杯吸うか……あれ?なんかプールに行くと必ず臭う臭いがする。 

 

 くんくん

 こ……これは塩素!?

 

「……ここ。『エリー』の研究所。危ない。でも死んで。」

 ほう。エリーって名前か。名前と見た目からして、日本人じゃなさそうだけど、日本語ペラペラだな。英語も話せるのかな?

「ふっ……。【元神童】をなるなひょ。死ねといわれて死ぬ人間は、この世には全然居ないと思う。」

「……噛んだ?」

 痛いところをつかれた。今の俺の表情は、アホの顔になっているだろう。

「……ふふ」

 あれ?今、俺の顔みて笑ったよね……?なんか屈辱的だな。

「エリーさん……。ここ何処ですか?」

「……研究所」

 そのままの返答がきた。なので、とりあえず流す。

「へぇ~。」

「……ところで何しに来たの?」

「ダンボールを探しだ。」

「……ダンボォル?」

 エリーは、不思議そうな顔をした。まぁ、小さい子には、ダンボールと本格的に接する機会は少ないだろう。本格的に接する機会が増えてくるのは、中学校には行って体と俺は推測している。

 そのため、小さい子が、ダンボールを知らなくても無理はない。少々面倒くさいが、丁寧に事情から説明してあげるか……。

 

「いいか、一度しか言わないからな?ダンボールと呼ばれている神器は、全世界の人間の願い事を叶えるための道具だ。全世界では、ダンボールによって救われる人は多々いるだろう。なにより、俺もその人間の一人だ。」

 自分でも意味不明なことを言ってしまった。小さい女の子に、こんな意味不明なことを教えてよかったのだろうか?多分、俺は馬鹿なのだろう。

「……願い事を叶える物って、凄いもの?」

「無論だ。」

 願いをかなえることが凄い?そりゃそうだろう。某戦闘漫画では、ボールを集めることで、ボールの中からドラゴンが出てきて願い事を叶えてくれるという話だが、現実世界は、そんなに甘くない。この世界は、多くの法律や、義務などによって拘束され、ただ不自由に生きていくだけの世界だ。願い事を叶えられる人間なんて、数えるほどしか居ないだろう。

 俺が、ダンボールについて説明を終えると、エリーと名乗る少女は、口に手を当てて、何かを考えていた。おそらく、信じてないのだろう。まぁ、仕方が無いk───

「……こっちに来て。」

「ふぇ?」

 再び情けない声を出してしまった。だが、しょうがない気もする。いきなり爆弾発言をされてしまったからね……。頼む、今すぐ俺をここから出してくれ……。──ってか、これって危なくね?俺逮捕されるんじゃないか?いや、さっきエリーは、ガラス(?)を割っていたから、危ないだろう。ここは、中学校二年生の俺が、彼女を守らなくてはいけないな。

 そんな俺の考えを小構え無しに、エリーは、通路の奥へ歩いていった。

「(……謎のスキルが俺を支配しているな。)」





今回はここまでです。
主は、受験生ですが、何故、小説を書いているのかって?







 わかりません!!!!!!



まず、勉強のやり方を勉強したい……。家庭学習ってどうやるの?www
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