士郎の固有結界がめちゃかっこよかったしギル様もかっこよかったすね!
そして最後にアチャ男の微笑みは心臓を打ち抜かれましたわ。
生は、死の始まり。
死は、現実の続き
そして再生は、夢の終わり。
私/僕のこと、好き?
微笑は、偽り。
真実は、痛み。
解け合う心が、私/僕を壊す。
―これが、君が望んだ『世界』なんだね
破滅の。誰も救われない『世界』―
◇◇◇◇
「ん…ここは…?」
眼を覚ますと、自分の部屋ではなくまったく見覚えのない真っ白な天井。
「僕はいったい…(私はいったい)」
とりあえず状況を確認する為に周りを見渡す。
辺りを見渡すと、点滴、ベッド、包帯でグルグル巻きにされてる人達。あきらかにおかしな風景。
ここは病院?
私はいったい何故こんな所にいるのだろう。まさか、あの出来事は夢?
夢だとしたら私は助かったのだろうか。
そんな思考にふけていたときだった。
「夢なんかじゃないよ」
「え?」
声のしたほうを向くとそこには見知らぬ子供がいた。
「誰…(こんなショタ知り合いにいたっけ)」
「あれ、もう忘れちゃったの、僕だよ僕、ロキだよ」
「へ…?」
思考が完全停止した。
「あ、これには訳があって今は子供の姿なんだぁ」
いやいやまてまて、あの残念系なイケメンはこんな可愛いショタになる筈がない。うん、きっとこれは夢だ。絶対夢だ。こんなこと現実的に考えてある訳がない。いやーほんとないわー、マジで。
これを夢と判断した私は、また寝ようとする。
「ちょ、ちょっとなに寝ようとしてるの!!」
夢だ夢だ、誰か夢と言っておくれ!
「なに現実逃避してるのさ…僕がいる時点でこれは夢じゃないに決まってるだろ」
「いや、もしかしたら
「むー…確かに言われてみればそうだけど……じゃあどうしたら夢じゃないって教えたらいいんだ」
むー、とか、うーんとか唸ってる少年を見るのは微笑ましい。そんな温かい眼で見ていると(自称)ロキは突然頭をバッと上げてまるで何かを閃いたかのように輝かしい表情をした。
「そうだっ何でこんなことを忘れていたんだろう、この手があったじゃないか!」
そう言うと、(自称)ロキは懐からゴソゴソと取り出した手鏡を出し私に差し向けた。
なにをしたいのか分からないけど、とりあえず鏡を見ろってことなのか。
私はおそるおそる覗き込むと、いつもの見慣れた…否、見慣れているが私の顔ではない、本来この『世界』にはいない筈のあの人の顔であった。
病室の窓から差し込む太陽の光によって綺麗な銀色に見えるスカイグレーの髪に、病なのではと疑ってしまうほど白い肌、夕暮れ時を詰め込んだような綺麗な真紅の目、そして絶対女性からモテルであろう甘いマスク。けど何故か私の知っているのより幼い顔立ちをしている。
ちょ、ここ、っこれ、あの人じゃね?絶対そうだよね?なんか幼いけどこのショタ、エヴァのスピンオフで見たことあるよ。やっぱこの人は…
「渚…カヲル…?」
なんでこの人がここに、ていうか私、渚カヲルになってんのかいいぃぃぃいいいぃぃぃいい!!!
「どういうこと…?(なんで私を渚カヲルにしたのよ!!)」
私はこの状況に混乱しつつも、この原因であろう(自ryめんどい、もうロキでいいか。ロキに問いかけた。
「最初に言っただろう、僕が転生特典を決めるって」
確かに言ってたけれども、何故よりによってカヲル君なんだ。
こんなイケメンになれたことは良かったちゃあ良かったけど、性別転換じゃねぇかよ!今までなかったアソコに玉がついてるし、どおりでアソコが違和感を感じるなぁと思ったよ。
ホントにマジでカヲルにしたのかが意味が分からない。レイとかアスカとかマヤちゃんもあったでしょうが!!
「とりあえず君がロキだと言うことがよく分かったよ(こんなもの見せられたら認めるしかないし)」
「ふぅ…やっと信じてくれたね、それじゃあさっそくだけど退院手続をしようか」
「あ、ああ(いきなりだな…そっか、私は入院してるん、だよ…ね……?)」
ふと私は一つの疑問を思ってしまった。なんで私は入院してるんだろう。これが夢ではないのだから…多分、だから普通こういう転生系って赤ちゃんから始まると思うのだけれど。ま、赤ちゃんプレイは嫌だから良かったけどね。てっ話が逸れた、この話はおいといてロキはなにかを絶対隠していると思う。これは女の勘だけど(今は男だけど)詳しいことを言わないし、例え言ったとしても嘘の可能性が高い。
転生する前のときも何か隠してたし一体何がしたいのかまったく分からない神様だな。
それほど隠したいのならむやみに聞くもんじゃないし、こういうのは相手から話すの待つのがbestだと思う。あの奇妙な物語の神父や僕と契約して魔法少女になってよの白い猫なのか犬なのかも分からない未確認生命体みたいのだったら◎◇※△●して、◎◇※△●してやるけどね!
◇◇◇◇
病院を退院して、ただいまロキとロキの召使さんと何故か犬と一緒にこれから住むことになる家へと向かっています。ていうかロキって金持ちだったのか…一体この神様は現実でなにしたんだよ。
「ロキ様、今日はカヲル様の退院祝いのですので皆様もお呼びいたしましたがよろしかったでしょうか」
「まぁどうせ呼ばなくてもみんな勝手に来るからいいんじゃない」
「ダディ、今日は楽しみだね!」
「うん、そうだねフェンリル」
うん、これは濃いぞ、しかも犬が喋ったよね。ポケットのモンスターの猫もびっくりだにゃ……
クソが!!もう驚かないぞ。神様だからなんでもありなんだろ、そうなんでしょ!
「ロキ様、カヲル様が困惑しておりますが…」
「時期になれるでしょ」
「はい、ご心配なさらずに…もう慣れましたので(私のライフはもう0に近いよ)」
「そうですか…先ほどまで入院していたので疲れていたのでしょう、あまり無理をなさらないでくださいね」
「そうだぜ弟!こんなんで驚く玉じゃないだろ…」
召使さん、めちゃいい人。そして犬、お前はロキの前との態度が違いすぎるだろ。
あ、そういえば彼らの名前を聞いてなかったよな
「ところで召使さんとそこの犬のお名前はなんですか?」
「「っ!」」
二人…否、一人と一匹が驚いたようにこちらを見た。
「……?(へんなこと言ったかな)」
「あ、いえすみません。ロキ様から聞いていると思ったので」
「そうですか…(にしては驚きすぎだと思うんだけど)」
「私は闇野竜介と申します。闇野とおよびください」
「俺はフェンリルだ」
「よろしく、フェンリルと闇野さん」
闇野さんとフェンリルか…まだ濃いキャラがいっぱいいそうな気がする。だってさっきの会話でもなんか大勢いるみたいなこと言ってたし絶対この人達の知り合いってまともな人がいなさそうだな。うん、なんか嫌な予感がする。私の第二の人生、一体どうなるのか不安だ。
「はぁ…………」
トボトボと暗いオーラを放ちながら歩いてロキ達についていく。
その時、赤毛の男の子とすれ違ったがそのまま気づかずに歩いていった。
◇◇◇◇
「あの人……」
「士郎、どうしたんだい?」
「……なんでもない、行こうじいさん」
今後の展開をどうしようかと悩む。
あと魔探偵ロキのキャラをぶっこんでみました。