渚カヲルに憑依?転生? 【凍結】   作:*時雨*

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全然、聖杯戦争のところに話がいけない!!
こういう場合はキング○リ○ゾンしてもいいのか…



第6話 新たな真実

赤い海

 

赤い空

 

そして白い砂浜に立っている私/僕

 

気が狂いそうな『世界』に私/僕、そして君だけがいた。

 

君は泣きながら私/僕に向かって何かを叫んでいる。

 

でもその内容はノイズがかかっているようで、聞こえない。

 

ねぇ、君は何って言ってるの?

 

分からないよ、どうして君は私/僕にその剣を向けるのか。

 

ああ、これは罰なのか。

 

この『世界』を“殺した”ことか、君を悲しませてしまったことか。

 

ごめんなさい、ごめんなさい■■くん、ごめんなさい。

 

こんな僕をどうか許さないでください。

 

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

煩い音と、眩しい陽射しに眼を覚ました。

 

「………………………」

 

煩い音の原因の目覚まし時計を止めて…とういうか破壊に近いかも。普通に止めるつもりが原型をまったく留めていなかった。

 

「またやってしまった……力の制御の練習をしないと」

 

ホント、すっかり忘れていた。今の、この“渚カヲル”の体は普通じゃないってことを。

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

闇野さんが作ってくれた料理を黙々と食べている。

うめっ、マジこれうめぇ、闇野さんマジリスペクトっす!!

 

そんなことを考えていると、一緒に食べていたロキが話しかけた。

 

「君に伝えないといけないことがあるんだ」

 

んん?何ですか、食事中に。

一端食べるのをやめてロキに視線を向ける。

 

「君の、渚カヲルという肉体は普通じゃない。簡単に言えば“人”の体をしていないんだ」

 

は?え、どいうことですか

 

「人じゃない?じゃあ僕の体は………」

 

「ああ、ごめん言い方が悪かったかな。君は普通の人の肉体ではなく『使徒』なんだよ」

 

え、マジですか。

 

「こっちの『世界』の死徒とかじゃなくて?」

 

「いいや、君の知っているエヴァンゲリオンの使徒だよ」

 

それじゃあ今の私って完璧に化け物…………でも待てよ、使徒ならあのかの有名な心の壁、A・Tフィールドできるんじゃないのか!あれって絶対的防御みたいなものだから便利じゃね?もしも聖杯戦争に巻き込まれたとしても何か手段が無いよりもあったほうが確実に生き残る可能性があがるし。

 

「あれ、あんまり驚かないね?」

 

「これでも多少なりとも驚いてるつもりなんだけどね」

 

「ふーん………」

 

何故かつまらなそうな顔をし始める。

 

なんだチミは、そんなに私が驚く顔がみたいのか。そうかそうか、君はそういうやつだったのか。よーし、歯食いしばれってんだ!!

 

「ロキ…か「ロキここにいたのかい!ずいぶんと探してたんだよ」しろ…」

 

覚悟しろ、そうい言おうとしたら誰かの声に遮られた。ちくっしょう、一体誰なんだよ!苛立ちながら声がした方を向くと…

 

「………ドッペルゲンガー」

 

ロキと顔がそっくり、瓜二つの人物がいた。

 

「僕はそのドッペルゲンガーじゃないよ、顔は似ているけど」

 

どうやら私の呟きが聞こえていたらしい。

 

「とういか君、ドッペルゲンガーとういうものを分かっているの?いいかい、そもそもドッペルゲンガーというものはね………」

 

なにやら熱く語りだした。すっげぇ語るんだけど、私が引くくらいに。でもとりあえず語ってくれてるし真剣に聞いたフリをしとけばいいよね。いやぁ、会社でみにつけたスキルが役に立つとは…上司の人がすごいネチネチ女子みたいに言うから聞き流していたんだよね、真剣な顔すればちゃんと聞いてくれてるっていうのが相手に伝わるしね。

 

ほら、この人も何か上機嫌になったっぽいし、満足気な表情してる。しっかしこの人“初対面”なのによくこんな行為ができるなぁ…

 

「で、君は何しに来たの?」

 

ロキはやや不機嫌そうにして、この謎な人物に問う。

 

「あ、忘れてた…カヲルが来てるのにどうして僕らを呼んでくれなったの!」

 

「後で呼ぼうと思ってたんだよ…」

 

ん?何で今の私の名前を知っているんだ、この人。

 

「ロキ、この人誰」

 

「ああ、まだ紹介していなかったね。彼の名前は一宮勘太郎、一応神様なんだけどね」

 

「え、神様…(今回で二回目だ、神様に会うの。これはラッキーなことなのか?)」

 

「神、なんてそんな大層なものじゃないよ僕は。どちらかというと妖に近い存在だよ」

 

はぁ、そうですか…いや、もう神とか妖怪とかどうでもいい。人外ってのが分かればそれでいいや。ま、相手が名乗り出たことだし(ロキが紹介してたけど)礼儀として言うか。

 

「“はじめまして”渚カヲルといいます、以後お見知りおきを」

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日、やっと彼が帰ってくる。

 

この日をどれだけ待ちわびたことか、もう自分の(神社)の中でソワソワしたり、グルグル歩いたり、仕舞には(神社)の周りを全力疾走しながらカヲルの名を叫んで待っていたくらいにだ。後にヨーコちゃんと春華に煩いと言われ、ぶん殴られたけど。

 

けどそれくらいに彼が愛おしいんだ。かつて僕に愛という感情を教えてくれた彼。

 

ああ、もうホントに君を神隠しをしたいほどに君が狂おしい程愛おしい。けどそれは無理だろう、あの“神様達”が許さないだろうから。

 

だからあの神様達は僕をこの空間(神社の周辺)から出られないように縛っている、自分でもそれは賛成だけどね、もし僕が彼の傍にずっと、ずーっといたら何しでかすか分からない。自分でも自覚しているこの異常な思考、いや自覚していたら異常とは呼べないか…それではこの思考は狂っていると表現したほうがいいだろう。

 

人の頃の自分が今の、神の僕を見たら気持ち悪いと思う程僕は彼、カヲルに変えられたんだ。ああ、早く君に会えるのが待ち遠しいよ!!

 

「カヲル、待っててね……フフフッ」

 

 

 

そんな勘太郎(主人)を見ていた春華とヨーコは…

 

「なんか勘ちゃん、変態になっちゃったね…」

 

「あのクソガキ(源 頼光)より執着心が半端ないだろ。現世でいうヤンデレっていうやつじゃないか?」

 

「ん~、ヤンデレというより依存しているんじゃないかしら」

 

「どっちとも変わんなくねぇか…?」

 

とりあえず、勘太郎(主人)が変態ということが分かった。

 

 

 

 

 

 

 




勘太郎は生前、愛というものを理解していなかったので、理解したら依存しちゃうんじゃないかなぁと思い変態チックにしてみました。

そしたら見事にキャラ崩壊でしたwww


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