Demon's Stella ~悪魔の彗星~ 作:Hershel
深海棲艦
世界を恐怖に陥れている存在。海上での行動を主としており、艦娘と同じく少女の姿をしている。しかしその姿は人間からかけ離れたおぞましいものであり、幽霊、お化けといった類に纏めたほうがしっくり来る。過去に沈んだ軍艦の怨念が具現化した、他国による人型兵器、もしくは艦娘という存在が海の底に沈んだ成れの果て、というような仮説が多々あるが実際の所正体は明らかになっていない。艦娘達はこの深海棲艦に対抗する唯一の手段として作り上げられた存在・・・と言われている。
午後十一時半。魔物討伐のために街に繰り出していた俺と夕張と弥生。移動している最中の会話は、夕張と弥生の昼間の出来事の話だった。
「でね、お昼に艦娘の子が私に話しかけてきてさー」
夕張はそう言いながら俺の顔を覗き込む。俺は前を向いて歩け、と顔を両手で掴んでクイッと前に持っていく。少し頬を膨らませては不快になった夕張はちょっとだけ早足になっていた。
「んで、続き教えてや」
俺は話を戻そうとする。しぶしぶ夕張は口を開く。
「えっとね。今日、浜風ちゃんとお昼を食べていたんだけど・・・そこに、夕立ちゃんっていう子が私達に話しかけてきたの」
俺も初めて聞く艦娘の名前。多分今まで絡んだことの無い子なんだろう。といっても、俺だって憲兵なわけだし、艦娘といっぱい絡んでる・・・ってわけではないけど。
「それでね、その夕立ちゃんが、人探しをしてほしい。って頼んできたの」
「人探しィ?」
夕張がそう話すと俺は思わず口から言葉が出て首を傾げる。
「うん。この前、雪風ちゃんを探し出すことがあったじゃない。あの時のことを、雪風ちゃんが夕立ちゃんに話したらしいの。そうしたら、私達のことを聞きつけたらしくて・・・」
「なるほどな」
確かに、一ヶ月もしない前にそんなことがあった。あの時は夕張もかなり頑張っていたしな。
「といってもや、人探しって・・・具体的には聞いてきたんかよ」
「聞いてきたわよ。駆逐艦の、《時雨》ちゃんだって」
予想通り、人探しの人とは、艦娘のことだった。依頼人が夕立、探す人が時雨。どちらも雨の名前だから、多分同じ形式の艦娘なんだろう。何型かは分からないけど。
「姉妹・・・って事なんかな」
俺はそう呟いては腕を組んで考えるような仕草を取る。
「いなくなったのは先週の夜だって。門の警備員さんも時雨ちゃんを見かけたんだって」
「お、目撃者までおるんか」
俺は大きな手がかりかと思い、そこを掘り出そうとする。
「警備員さんに聞いたら、そのとき時雨ちゃんが・・・」
「近寄らないで!貴方まで穿ってしまいそうだから・・・」
「って、言ったらしいの」
言葉からしか読み取れないが、慌てていることは分かる。何かあったのは間違いなさそうだが・・・。
「分かった。見た目とか聞いてきたか?」
それを聞いた夕張はこくり、と頷く。
「うん。黒い髪の毛で、三つ編みをしてる子だって。服装は艦娘だし、セーラー服ってのは分かると思うけど・・・」
黒い髪に三つ編みの子か。結構普通の女の子って感じか。
「あ、髪の毛がちょこん、って立ってるとも言ってたかな」
所謂アホ毛ってやつか。それは分かりやすい特徴かもな。
「オッケー。何となく分かったわ」
「それで、魔物討伐ついででいいんだけど・・・」
その後に夕張がそう言葉を続けると俺は彼女が言葉を終える前に言い放つ。
「わかっとる、俺も探すん手伝うって」
「ありがと、池宮さん!」
ぺこり、と頭を下げる夕張。俺は少し照れくさくなったのか頭をぽりぽりと掻いて前に進んでいく。俺の隣にいた弥生は手に持っていた炭酸飲料を飲み干しては持ってきた自前の鞄に空瓶を入れていた。鞄をがさごそしている間に視線が目移りしてしまった弥生は、とある建物と建物の間に目をやる。そこには人影が、確かに写っていた。
「・・・・・・」
弥生は気を引き締めてはそれを睨みつけると、それは直ぐに逃げるように消え去っていった。一時期立ち止まっていた弥生に俺達は気がつく。
「どうしたんや、弥生」
俺は弥生の傍まで寄っては尋ねる。一呼吸置いて弥生が口を開く。
「なんでもない、です」
そう一言だけ言うと、行きましょう。と俺の服のすそをくいっと引っ張る。立ち止まった弥生の行動が少しだけ気になりつつも、魔物討伐へと頭を切り替えることにした。
七月一日(水)午前二時。
俺達は魔物討伐の報告を終えると、帰路についていた。魔物討伐は順調に進んだものの、時雨らしき人影を見つけることは出来なかった。
「時雨ちゃんらしき人・・・いなかったね」
「せやなぁ。こんな夜中にうろついてるんやったら一瞬で分かると思うんやけどな」
夜に出て行ったからと言って、夜に出てくるとは限らない。もしかすると何処かの家に世話になってもらっている可能性もある。
「やっぱり昼間に探したほうがいいのかな」
夕張は上を見上げながらそう言う。だが、俺はその言葉を否定する。
「いや、夜のほうがええわ」
その言葉を聞いて夕張は俺の方に振り返る。弥生もゆっくりと俺の顔を見つめる。
「憲兵の間でな、こんな噂が流れてるねん」
俺は人差し指をピン、と立てて自慢げに話し出す。
「女の子に連れ去られる事件、ってのがな」
「女の子に・・・?」
夕張はその話に耳を傾ける。
「んで、昨日の魔物討伐の時に、その事件らしき現場に出会ったんや」
俺は思い出しながら語りだす。
「被害者の兄ちゃんは、自分より小さい女の子やのに力負けして、ほんまに殺されそうになってたんや。連れ去られるってことはしてなさそうやったけどな」
話の中で夕張が手を上げて質問する。
「小さな女の子に負けるようなひ弱なお兄さんっていう可能性は?」
「流石に無いやろ。んな貧弱な姿には見えへんかったで」
質問に答えると少しだけ間を空けて話を再開する。
「しかも、その女の子らしき子からは、艤装に似た音が聞こえてきた」
「ッ!?」
その言葉を聞いた夕張と弥生の表情が変わる。
「それって、ドンピシャなんじゃ!」
「いや、まだ分からん。実際暗くてどんな姿してるか見えへんかったからな」
「でも、可能性は高そう・・・です」
夕張と弥生は互いを見つめあい頷く。俺も確かにその可能性は高いと思うのだが、まだ確信には至っていない。
「と、いうわけでや。昨日のあの影に会えば少しは楽に調査が進むと思うねんけどなぁ」
「それっぽいのは・・・いなかったよね」
俺と夕張が小さく溜息。この調査は少し時間がかかりそうだ、とそう二人は思っていた。だが、弥生だけは少し思っていた。
「・・・あの時見かけた、不思議な影・・・あれがきっと・・・」
一人考え込んでいると、俺と夕張が先で弥生の名前を呼んでいた。その声を聞き取った弥生は、一度首を振り、駆け足でその声の元まで駆けていった。
正午。俺は昼食を取るために食堂に行っていた、はずだった。
「・・・・・・・・・」
その場所へ入ると、白銀の軍服に包まれた男やその下で働く少女達からの視線を感じる。そう、俺は艦娘と提督しか入れないはずの、甘味亭に入っていた。
「いやぁ・・・師匠とここで食事できるって夢のようっす!!!」
半分ぐらいはこの糞チビのせいだ。俺はこのチビの提案で、ここでは憲兵という異例の存在として食事をすることにした。
「注目されてますね」
「普段されていない分、いいんじゃないか?」
「嫌味か、お前ら」
糞チビ、小室提督の艦隊に所属する加賀さん、日向がそう茶々を入れてくる。今のこの苦痛の状況からすると、その言葉は嫌味以外の何者でもなかった。
「あ、あはは・・・やりづらそうですね、池宮憲兵・・・」
弥生の隣に、以前世話してやった浜風の姿があり、申し訳なさそうな口調で話す。甘味亭で食事をする際には、夕張達と良く相席しているらしい。その隣で、ぼーっと俺の不快そうな姿を見つめる弥生と、笑いを何とか堪えて口塞ぎつつ耳を真っ赤にさせている夕張の姿があった。こいつ、後で絶対ぶん殴る。
「半端なく見られてるんやけど・・・落ち着いて飯食うような状況ちゃうやんけ」
俺は席についてからも視線を感じていた。実際、大きなパフェを頬張りながらこちらを見つめる艦娘もいたり、提督とひそひそ話をしながら見つめる艦娘もいたり、提督同士の相席がくすくすと笑っているのも見える。
「あ、私この昆布うどん」
「・・・ソーダフロート」
夕張と弥生がなれた手つきで注文していく。へぇ、普通の飯もあるんだな。そう思うと小室からメニューを貰い、それを見ていく。
「おぉ、結構色々あるやんけ。しかも豪華」
俺は感嘆の声を漏らす。甘味亭という名前から想像できないメニューの数。デザートももちろん沢山揃っているものの、一流定食屋並の種類の豊富さ。値段は食堂ほど安くはないものの普通の定食屋程度の値段だ。写真つきメニューの数々はどれも俺の空腹の腹を唸らせてくる。
「んじゃ、俺は天ぷら定食にしよかな」
「じゃ、おいらもそれにするっす!!」
小室も同じものを頼んできた。今回は小室のおごりってだけあって、少し高めのものを注文してやった。普段だったら絶対素うどんで抑えていた・・・と思う。皆の注文を終え、隣に座る夕張が俺に話しかけてくる。
「どう?思ってた以上に凄い所でしょ」
こちらに乗り出すように顔を近づけにこり、と笑う夕張。
「色んな意味でな。視線がやばい」
「それは池宮さんだけだって」
まだ根に持ってるんだ、と夕張は笑いながら話す。
「天ぷら定食お待たせしましたー」
着物にエプロンの姿をした女性がトレーを両手で持ち、料理を運んできた。それを見た瞬間隣の小室が勢いよく手を挙げる。
「はいはいッ!!師匠のっす!!」
勢いよく声挙げる相手を俺は拳骨でぶん殴る。御免なさい、と謝罪の意味込めぺこり俺は頭を下げる。女性は苦笑しつつも首を横に振っている。
「熱いので気をつけてくださいね」
トレーを俺の前に置く。結構豪勢だ。昼間からこんな豪華な飯を食べていいものだろうか。
「えっと・・・憲兵さんが来るのは私も初めてなので、少し緊張してます・・・」
女性はそう小さな声で呟く。俺はその言葉に苦笑するも、
「あはは・・・折角やから味わって食べます」
「はい、落ち着かないかもしれませんが、ゆっくりしていってください」
女性はにこやかにお辞儀すると厨房に戻っていった。
「あの人は《間宮》さん。ここの実質的な経営者よ」
夕張が横目で話している。何故か異様ににやけている気がする。
「あんな若い人が経営者なんか」
「あの人艦娘だし」
「まじかいな」
経営者まで艦娘って・・・やっぱこの鎮守府という場所はかなり特殊な場所なんだな、と改めて実感した。そう頭の中で思い浮かべ天ぷらを頬張り始めると一人の女性・・・というか女の子が席の前に止まる。
「ゆ、夕張さん!こんにちわ!」
大袈裟にお辞儀する少女。長い金髪に翠色の瞳が目立つ彼女。多分この子も艦娘なんだろう。
「こんにちわ、夕立ちゃん。今日は人数が多いけど、一緒に食べていく?」
「ぽ、ぽいっ!」
声張って返事をする少女。なんだ、ぽいって。そう思っている矢先、彼女の目線が俺の方に向けられる。俺は海老の天ぷらを加えながらその視線を感じ取り、振り向く。
「え、えっと・・・この人は?」
相手と視線を合わした瞬間、向こうは直ぐに目を逸らし、再び夕張の方に目をやり問う。
「夕張さん・・・この人は・・・」
その台詞を聞くと、夕張は俺に目を向け紹介を始める。
「あっ、この人は《池宮広樹》さん。私が世話になってる憲兵さんよ」
夕張は生き生きと説明をするが、当方の夕立は表情を曇らせている。
「憲兵・・・さん・・・が、何で・・・」
そう小さな声で言い終えると、一度口を閉じる。曇った顔から目線を下に逸らすと、キリキリと拳を握り締める姿が見えた。俺はそれを見て食事を無理矢理胃の中に流し込み、席から立ち上がる。
「悪いな、用事あるねん。そろそろ行くわ」
「えっ!?まだ昼休憩中じゃ・・・」
夕張が呼び止めるも俺は首を横に振る。
「お前みたいに暇人ちゃうんじゃアホぉ」
俺はそう言いながらけらけらと笑い飛ばす。夕張は頬を膨らまし何か反論したそうな表情になる。小室も呼び止めてきているが、その声に応えず俺は甘味亭を後にした。
「もう!何よ、今日の池宮さん乗りが悪い!」
夕張は地団駄を踏む。その姿を横目で見ている弥生は首を傾げている。
「憲兵さんは、嫌い」
席に座り、むすっと頬を膨らませた夕立はそう一言だけ呟いた。周りの空気が一瞬だけ凍る。その中に間宮さんが食事を持ってくる。
「・・・さぁ、食事の再開をしましょう」
加賀さんが言い放つと、目が覚めたように見開く夕張と、こくこくと頷く弥生、浜風。他も口に食べ物を持って行き、いつも通りの昼食が始まった。
「あー、知ってるよ?白露型の駆逐艦じゃん」
カタカタとノートパソコンのキーボードを打ち続ける少女。睦月型の艦娘である『望月』の居る部屋に少しだけ邪魔させてもらっている。弥生の件以来、少しだけ彼女の様子を報告してやると言う過程で連絡を取り合っている仲になった。一緒に同居しているのはこの前の弥生の初陣でも一緒に出撃していた『皐月』と顔見知りだった為特に入る分には問題は無かった。廊下での視線は尋常ではなかったが。
「ええ乳しとったのに駆逐なんか」
「判断基準其処なの?浜風もでかいじゃん」
「あー、確かに」
俺はなるほど、と掌に握りこぶしをぽすん、と叩く。君らしいね、と言わんばかりにくすくすと笑う望月は話を進める。
「それと、夕立の事なんだけど」
その言葉と同時に再度キーボードをたたき始める。
「数ヶ月前、憲兵にせがまれてたみたいだね」
「せがんでたって、何をやねん」
キーボードの打ち込みが終わり、マウスを動かす作業。クリック音が駆逐艦の二人部屋に響く。
「決まってんじゃん。身体だよ」
当たり前のような表情をしながら口を尖らす望月。艦娘とは言え女だから少しはデリカシー持てよ。
「ほら、池宮憲兵なら役所的にも提督と艦娘のそーゆー事項って良く聞くでしょ?それの延長線みたいなもんだよ」
そう言ってノートパソコンに写った一つのデータファイルを俺に見せる。それには、夕立へ身体の関係をせがんだ憲兵の詳細な情報と、その時に起きた事件の内容。
「外に連れて行かれたんか」
「寝てる所を突かれた様だね」
内容を見てみると、深夜艦娘達が寝てる中、どうにかして艦娘寮に忍び込み、夕立を連れ去り鎮守府の外に出たらしい。
「発見されたのは・・・大浦の辺りか」
大浦とは、舞鶴鎮守府から行くと北東方面に当たる。徒歩で行くなら結構な距離だが、海沿いに東に歩けばいずれはたどり着く。
「そこまで飛ばされて・・・」
ファイルの文章の続きを読む。内容は予想通り・・・
「強姦未遂か」
それを見て半分納得、半分納得できなかった。
「何で未遂やねん」
俺は率直な疑問をぶつける。その疑問に答えるように望月が口を開く。
「襲う前に襲われたんだよ、魔物に」
ずれた眼鏡をくい、と上げる。
「真面目に働いてない憲兵だったんだろうね。全く抵抗できずに肉を食いちぎられてたらしいよ」
「うえぇ」
想像しただけで気持ち悪い。せめて巨乳で可愛い女の子なら満足できた、気がする。
「一応鎮守府側でも直ぐに異変を悟って、その憲兵を追ったらしいね。でも、魔物に肉を食いちぎられた憲兵とその仲間達、血に染まって放心していた夕立がいたんだって」
望月は人差し指をぴん、と立てる。だが、俺は少し引っかかることがあった。
「ん?待てや、何で夕立は無事やったんや?」
その言葉を聞き取ると、望月はファイルの文章の一文章を指差す。
「先に来てたんだよ。舞鶴鎮守府で最強の戦闘技術を持ち、その力は全憲兵が相手でも適わないと言われてる武勲を持つ提督が・・・」
そう言って文章の続きを指でなぞって行く。
「櫻井提督。苗字しか知られてなくて名前は直属の艦娘ぐらいにしか知らされていない謎の提督だよ」
俺の目を真っ直ぐ見つめ望月は言う。
「んな強い奴がこの鎮守府になぁ・・・」
そんな強い奴がいるなら少しは魔物の討伐手伝ってくれってんだよ。
「まぁ、でも何となく分かったわ。夕立ちゃんが怒ってた理由」
「こんなことがあれば、憲兵のこと嫌いになっても可笑しくないよね。あたしでも嫌になっちゃうわー」
望月は自分が座っていた椅子でくるくる回りだす。
「でも、今回の事件と関係あるなら関わらなあかんからなぁ」
夕立が探している艦娘《時雨》が俺の見つけた影である可能性が否定できない今は、彼女との関わりを絶ってはいけない。せめて、この事件が終わるまで。
「憲兵も大変だねー」
「マジ人事やな」
「人事だしね」
にへら笑う望月を、俺は細い目で恨めしい気持ちを混めじっと睨みつけた。
「難しい話終わったぁ!?」
扉が勢い良く開くと、睦月型の駆逐艦、皐月が部屋に入ってきた。彼女は少し混んだ話をするからと、一旦部屋を出て行ってもらっていた。
「あぁ、終わったよ皐月」
「すまんな、席外してもらって」
部屋に入ってきた皐月に俺達は言葉を放つ。俺は少し申し訳なさそうに謝りながら頬を掻く。
「いいよいいよ!このジュース美味しかったし!」
元気良く空になった炭酸飲料の瓶を出す。弥生が好き好んで飲んでいると言うと心良く受け取ってくれた奴だ。俺はその殻になった瓶を見て満面の笑みを浮かべる。
「んじゃ俺そろそろ行くわ。相談乗ってくれてありがとーな」
俺はそう言って扉ではなく窓際へ向かう。
「そっち窓だよ?」
皐月が首を傾げる。
「ええねん、廊下歩いたら目立つしな」
そう言って、俺は窓から飛び降りる。数メートル程度なら飛び降りれるくらいには足腰を鍛えている。俺は難なく着地し、開いた窓に手を振り、その場を後にした。その窓の中ではまた別の影が部屋の中に入ってきていた。
あけましておめでとうございます!年末に書き掛けの文章が出てしまう事件がありましたが、気にしないでください。
実際戦争時には慰安婦などの兵隊の性処理に関する存在がありましたが、その対象が艦娘に向けられる展開って、どう考えても唯の薄い本ですよね、って書きながら思っていました。一応R-15なんで官能小説にするつもりは全く有りません、はい。そりゃ俺だって夕張とえ○ちなこといっぱいあーだこーだ。
感想などどしどし待ってます!全て返信しますので苦情から面白かったなどの励まし、文章おかしいぞなどの指摘等々どうぞ!