東方饅頭拾転録 【本編完結】   作:みずしろオルカ

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 どもです。

 なんかもう、魔理沙っぽく無くなったかもしれない魔理沙日記です。

 先に謝っておきます。

 すいませんでした。


霧雨魔理沙の日記 Д月

 

 

Д月(゚Д゚)エッ日

 

 少し前にアリスから借りてきた魔導書も読み終わったので、パチュリーからたくさん借りてきている積み魔導書を崩していくことにするんだぜ。

 

 文の奴が最近配っている新聞に新しい記述が増えた。

 

 香霖堂に置いてある新聞をよく読んでいるが、広告欄に新しい広告が増えていた。

 広告を出す奴なんて珍しいから、新しい広告が出ればすぐに目につく。

 

 こーりんはその広告主に仕事を依頼したこともあるらしいけど、私は会ったことが無い。

 

 人里で生活している上に、住んでいる場所が外れの部分だからか。どうも妖怪と共に住んでいるという話らしい。

 

 こーりんの話を聞いて、少しだけ興味が湧いたが、すぐに行かなくてはならない程の興味はない。

 それに一年以上、もしくは二年近く生き残っているのだから黙っていれば会えるだろう。

 

 新聞に広告を出せるぐらいだから、それなりに稼いでいるはずだ。

 仕事ができる奴と考えていいだろう。

 

 気が向いたら研究を手伝わせようかな。

 

 

 

 

Д月(´゚ω゚`;)ズーン日

 

 今日は珍しいキノコと薬草が手に入ったから頓挫(とんざ)していた研究が進められた。

 

 キリのいいところまで進めていたら、夜更かししすぎてしまったようだ。

 

 今日は早々に日記も切り上げて、寝ることにする。

 

 明日も採集にでも行くことにしよう。

 

 

 

 

Д月o(゚Д゚)oウン!!日

 

 今日は本当に恥ずかしい思いをした。

 

 昨日夜遅くまで研究をしていたから寝坊してしまったのもあるが、朝一に訪ねてきた人相手に寝間着姿のだらしない恰好で応対してしまった。

 

 更に悪いことに、お腹なんかを掻き鳴らして応対なんて、女として最低な場面なんだぜ……。

 

 いや、こんな辺鄙(へんぴ)なところに来るなんて、アリスや霊夢ぐらいなものだし、こーりんは昼過ぎじゃないとなかなか来ることが無い。

 昨日夜更かししすぎたのも悪かった。

 

 だからって、ほぼ半裸で男に応対したってのは最悪すぎるぜ。

 

 しかも、表情に出さないで、先ほどの事を無かったことのように応対していたあいつの優しさがむしろ辛かった。

 

 海原参護と名乗った男は、先日こーりんの店で読んだ新聞の広告主だ。

 

 アリスの依頼で本を取り返しに来たらしい。

 恨むぜ、アリス……。

 

 当然私は拒否したが、さっきからチラチラと視界に移っていたパチュリーの生首が気になっていた。

 参護から説明されたが、どうやら珍しい妖怪らしい。

 

 研究できれば更なる魔法の研究ができるかもしれない。

 

 そう思って参護にこのゆっくり妖怪なる妖怪が欲しいと提案したが、どうやら家の周囲にいるらしい。

 

 ゆっくり妖怪のパチュリーがすぐにつれてきた。私とアリスのゆっくり妖怪だ。

 

 正直、微妙な気持ちになってしまった私は悪くないと思う。

 

 自分に擬態している妖怪が目の前で男にすり寄っている姿は見たくない。

 しかも、先ほど痴態を見せてしまった相手だ。

 

 家の周りで暮らしていたことに気づかなかったことにもショックだったけど、どうも自分を見ているようでそれと同じくらい奇妙な感覚になる。

 

 なので、参護にも勧められたが、ゆっくり妖怪のアリスと一緒に暮らすことにした。

 

 それに伴って、参護からゆっくり妖怪の生態や注意事項などを教えてもらった。

 

 本を返すだけでも足りないだろうから、一泊していってもらうことにした。

 

 ついでにゆっくり妖怪のパチュリーからパチュリーの魔法体系を存分に観察させてもらえた。

 アリスのゆっくり妖怪も頼めば見せてくれるだろう。

 じっくりと仲良くなっていこう。

 

 

 

 

Д月(`・ω・´)ノヨロシク日

 

 朝一でアリスの家に向かった参護を見送ってから気付いたが、男を家に泊めたのは初めてだったことに思い当たった。

 

 参護の奴が居なくてよかったぜ。

 

 恥ずかしさのあまり、部屋で悶絶してたからな。

 

 しかし、アリスのゆっくり妖怪は色々と家の世話をしてくれる。

 

 糸の様な物を使って掃除・洗濯・料理に研究の手伝いなど、なかなかありがたい活躍をしてくれる。

 

 アリスの糸の術は便利そうだと思っていたが、こういう便利さを考えていたわけじゃないんだぜ。

 

 朝起きて山積みにしてた本が、きれいに本棚に収まって床が見えていた時は、知らない部屋に連れ込まれたのかと勘ぐってしまった。

 

 なんというか、研究以外でもゆっくりアリスを引き取って正解だったと感じた。

 

 

 

 

Д月ヾ(゚Д゚ )ォィォィ日

 

 昼ごろにこーりんの所に行ってきたが、参護もこーりんの所に立ち寄ったらしい。

 

 なんでも、アリスの家の場所の情報提供のお礼をしに来てくれたらしい。

 

 何というか、紳士過ぎて逆に疑わしくなってきた。

 最初は同性愛者を疑ったが、奴の自宅はなんでもハーレム染みた状況らしいと聞いたのでその線は消えた。

 

 もしかしたら、内面ですごいものを隠し持っているに違いないと考えた。

 人間は表裏でバランスを取っているものだと、どこかの誰かが言っていた気がする。

 

 その理論で行けば、参護は表側があれだけの紳士だったんだ。

 裏側はきっとドロドロに違いない!

 

 というわけで明日調べに行くぜ!

 

 

 

 

Д月(´ε`;)ウーン…日

 

 朝起きたら、ゆっくりアリスの頭の上にアリスの上海人形が乗っかっていた。

 

 慌ててアリスに上海人形の事を聞きに行ったらきちんと家にいた。

 

 つまり、このシャンハイ人形はゆっくりアリスが自分の能力をきちんと発揮するため用意したものか?

 

 とりあえずは、専門家である参護のところに行くことにした。

 元々行く予定だったし、いい機会だ。

 

 参護の家では勢い余って襖を数枚吹き飛ばしたが、無事到着だ。

 

 参護の話だとやはり、ゆっくりアリスが自身の能力を使うために用意した人形である可能性が高い。

 

 問題なく、説明通りに接していればいいと言われた。

 

 ここでも紳士だったな。

 襖数枚吹き飛ばしたのに、ちょっと怒って直させて終わりだった。

 

 軽く家探しもしてみたが、なにも無かった。

 

 余計なお世話かもしれないが、男として心配になってきたぜ。

 

 

 

Д月(・∀・)ニヤニヤ日

 

 今日は夜にアリスが訪ねてきた。

 

 なんでも、参護の家で晩御飯をごちそうになってきたらしい。

 

 料亭並みの腕前だとアリスが若干興奮気味に話していた。

 

 そこまで褒められると、ぜひ一度味わってみたくなるぜ。

 

 朝食を食べたことがあるが、昼飯晩飯はまた違った味わいがあるはずだ。

 

 アリスが食材を持って訪ねると意気込んでいたので、私もおいしいキノコでも持っていくことにしよう。

 

 ゆっくりアリスの料理は美味しいが、それとこれとは話は別だ。

 ゆっくりアリスもすぐに私に拾われたから、参護の料理は食べたことは無いはずだ。

 

 ゆっくりアリス共々、食事をたかりに行くことに決めた。

 

 




 いかがだったでしょうか?

 魔理沙じゃなくね? 的な突っ込みは不要でお願いします。

 押せ押せに見せて、ちょっとピュアっぽい形に書きたかったのに、どうしてこうなったんでしょうね?
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