不死の英雄伝 〜不屈の体現者〜   作:ACS

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先に謝罪しておきます、色々申し訳ありません(白目)

HELLSING知ってる人なら分かるよね!!


不屈の体現者 121

第百二十一話 世界が眠る日

 

さて仕込みは終わった、なまじデバイスなんぞ使って居たから連中に捕捉されて居たが、これから俺がやろうとしている事はデバイスを使わなくてはならなかった為に仕方なかった。

 

これまでのサービスが気にいらねぇってんなら別のサービスをしてやるよ。

 

 

 

朝、妙に息苦しさを感じて目を覚ますとこの世界全体に違和感を感じた。

 

良く調べて見ると、世界を覆うように極薄の広い結界がこの星を包んでいる事が分かった。邪魔なので混沌の刃を使って結界を割ったのだが、自己修復機能があるのか破壊には至らなかった、あの結界からは闇の力を感じる為、恐らくはあの男の仕業なのだろう。

 

俺と存在を共有しているなのはと俺の血を引いている娘達の様子を確認しに行く、彼女達は純粋な神では無いとは言え、全く影響が無いと言う事も無いだろう。

 

なのは達の寝室へと足を向けると、彼女達な静かな寝息を立てて眠っていた、と言うより起きているのが俺だけだった。時計を確認すると午前四時、まだ日も暗いので当たり前と言えば当たり前なのだが、街の灯りが一切無く物音一つしないとなると少々おかしい。

 

試しにテレビを付けてみるも全て砂嵐、混沌の刃を腰に差して街を回って見たものの、人どころか小動物すら寝静まっている、空を見上げてみても空は雨雲に覆われていて日が刺さない。

拠点に帰還し、寝ているなのは達を起こそうとしたものの、頬を叩いても、鼻をつまんでも、シーツをひっぺ剥がしても、冷水を浴びせても目を覚まさなかった。彼女達を着せ替えながら動けるのが俺一人と言う事を再確認し、ヴィヴィオに渡したペンダントの安否を確認しに行ったのだが、彼女はベットの上には居なかった。

 

(誰かが侵入した形跡や争った形跡は無い、シーツの乱れも自然な物だ、服も着替えていないようだけど、はてさて何処に行ったのやら)

 

隣のベットの上ではアインハルトが何やら魘されているようで、シーツやシャツがはだけてあられもない姿となっていた。 取り敢えずシャツとシーツを直しておこうか。

 

 

 

 

 

ーヴィヴィオや……、おきなさい! ヴィヴィオや……ー

「……?」

 

 

私が目を覚ますとよく分からない空間に居ました、妙な花畑と脱力系の顔をした太陽、そして小肥りでモヒカン頭のおじさんがハアハアと息を荒くしながら手首を羽ばたかせて浮いていました。

 

寝起きの頭だったので何が何だか分かりませんでしたが、そのおじさんを見て眠気が吹き飛び、思わず自分の顔が引きつるのが分かりました。

 

「…………ど、どちら様?」

 

「わたしはあなたのデバイス、『セイクリッドハート』の精です」

 

その瞬間、私は悲鳴を上げながら脱兎のごとくその場から逃げ出しました。 信じたくなかった、クリスの中身がこんなだったなんて……。

 

 

「いやぁぁぁあ!!」

 

「ああッ、逃げないで逃げないでッ、逃げないでッって言うか引かないでッ」

 

かなりの速度で走っていたにも関わらず、あっさりと回り込まれてしまいました。 あの可愛いクリスの中身が顔も額も脂ぎってるおっさんだって言われて引くなという方が無理だって。

 

「今日はガンバルヴィヴィオにこのワタクシ応援をしにまいりました、さあこの精霊様になんでもいってみなさい」

 

「(こ、こうなったらヤケだ!!)そ、それじゃあ精霊さま、一ッコだけ聞きたい事があります。 私この所義理の父を異性として意識する事が多々あるのですが、このままで良いのでしょうか?」

 

「……………さーね」

 

「なにその適当な返し!?」

 

「そんな事よりヴィヴィオ、良くお聞き。 寝てる場合じゃないのよ」

 

「へっ?」

 

「今君にはゴイスーなデンジャーがせまっているのだよ」

 

「ご、ゴイスーって?」

 

「凄いって事」

 

「で、デンジャーって?」

 

「危険って事」

 

「いやぁぁぁぁぁあ!!」

 

 

悲鳴を上げて再び走り出そうとした時に視界が暗転し、私ははっきりと目を覚ますことが出来た。

 

周りを見渡すと何処とも知れない今にも崩れ去りそうなほど朽ち果てた廃墟の中にパジャマ姿で私は立っていた。 肩にはクリスが乗っており、『ようやく目を覚ました』と言った動きを見せていた。 どうやら先程の夢は私を起こすためにクリスが見せたものらしい、色々な意味で助かった。

 

取り敢えず不測の事態に備えてバリアジャケットを展開し、辺りを調べようとしていた所、柱の影から例の闇術師が現れた。

 

 

「おや? なんだ目を覚ましちまったのか、折角人質として夢遊病患者よろしく此処まで歩かせて来たってのによ、ちっとやそっとじゃ目を覚ませない筈なんだがな。 余程夢見が悪かったのか、極度の不眠症なのか、まあ良いさとっととテメェの持ってるそのペンダントを返して貰おうか? じゃねぇと色々と人には言えないくらいに酷い目にあっちまうぜ?」

 

「返すも何もこれは元々貴方の物じゃないし、そんな脅しを聞かされて、はいそうですかと渡せません」

 

「へっ、そうこなくっちゃなァ、良いぜ徹底的にぶちのめして辱めてやるよ!!」

 

拳を構え、臨戦体勢を取る。

 

念話を使おうとしても上手く機能しない、多分AMFが張られているんだろう、応援は呼べそうに無い。

 

一対一の戦い、前は五人掛りで逃げられてしまったけれど今回はペンダントが此方にある以上、前のようには行かないはず、何としても勝つ!!





不死の英雄伝 〜舞台裏〜

NGシーン アインハルトの夢


???「アインハルト、起きなさいアインハルト」

アインハルト「う、ん?」目の前に禿げたおっさん

アインハルト「誰ですか貴方」

ティオ?「私は君のデバイス、『アスティオン』の精ですウィリス」

アインハルト「覇王ッ断空拳ッ!!」

ティオ?「や、やめ、やめたまえッウィリス、話を聞け!! 聞いてくださいウィリス」

アインハルト「此処は何処ですか、私は帰ります」

ティオ?「此処は私、アスティオンの精空間、『ウィリス空間』なのでウィリス」

アインハルト「ウィリス空間?」

ティオ?「おまえはもうここから出られないんだウィリス、此処で一生面白いんだか面白くないんだか良く分かんない微妙な作品に出まくるのだウィリス」

アインハルト「えっ?」

ーー現実ーー

アインハルト「うぅ……、ナカトミビル、デブのマフィア、隕石壊してゴールデンラズベリー賞……」

ブレン「なんだか良く分からないけど大丈夫か?」

ティオ(見せる夢間違えたかな?)
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