メガーヌのイタズラは隙を生じぬ二段構えなり!!(白目)
第百五十三話 はやての野望?
今日は待ちに待ったブレンくんのお屋敷にお泊まりする日や、リハビリ中のなのはちゃんやブレンくんとなのはちゃんが心配過ぎて執務官試験に落ちたフェイトちゃんを励ますのが目的なんやけど、私の真の目的は其処やない。
私の真の目的は最近個人差が現れた胸囲差を私自ら直揉みする事と、ブレンくんの隠し持っている筈のエッチな本を探す事や。
前者はおっぱいソムリエを自称する私としては日々成長するおっぱい達をこの手に納めやな気が済まへん、後者はお年頃なブレンくんが持ってるエッチな本探し出して、その趣味趣向を知らなあかんからなぁ。
怪しげな笑いを浮かべながらブレンの屋敷の住所へと足を伸ばして行くはやて、だが彼女は知らなかった。ブレンの屋敷は最早家と呼べる代物では無く、城レベルだと言う事を……。
なんやかんやでブレンくんのお屋敷にお呼ばれするのは初めてやし、緊張しとったけどブレンくんから教えて貰った住所に到着したらその緊張感も吹っ飛んだわ、なんやこれ? 城? ビル? 何階建てか分からんけど明らかに個人が住む家とちゃうやろ。
しかも庭も半端ないくらい広い、チラッと見るだけでも球場が余裕で入るくらいに広い、敷地内に入ってからどんだけ歩いたか分からんのやけど……。
敷地内に入ってから何分歩いたやろうか? 車椅子無しで歩けるようになった人間には鬼のような苦行を乗り越え、私は漸く屋敷の玄関扉まで辿り着けた。そして、息切れをしながらもブレンくん達のデバイスに連絡を入れ、扉を開けて貰って中に入れて貰い、出迎えてくれたブレンくんに少し文句を言わせて貰う。
「はぁ、はぁ、さ、流石、不死の、英雄、やな、クラナガンの一等地に、こないな、嫌がらせレベルの豪邸を構える、なんてな」
「……すまん、シフを迎えに行かせるべきだったな」
「せやな、次からは、お願いするわ……」
玄関先で既に息も絶え絶えの私を見かねたのか、ブレンくんが無言で私を背負ってくれたので、御礼に私のおっぱいを分かるように押し付けてあげたんやけど、残念な事にブレンくんは最近スルースキルが鍛えられて来た所為で頬を染めた程度でなんも反応が無かった。
こうなったら今晩ブレンくんのお風呂に突撃してあんな事やこんな事をせなあかんな。
そんな事を考えとったら、みんなの待ってるリビングに何時の間にか着いとったんやけど、なんや少し見いひん内にフェイトちゃんとすずかちゃんが色々はっちゃけてもーてる気がする。
まずフェイトちゃんやけど、何故に首輪? ちょっとそれは上級者向けとちゃうかな? しかも本人は全く気にしてないどころか寧ろ嬉しそうなんやけど? ……まだ、小学生やで?
次にすずかちゃんやけど……、なんか、もう、純粋にオーラがエロい、あの清純そうなお嬢様やったすずかちゃんが真逆になってるんやけど? 何があったんやろ、重ねて言うけどすずかちゃんも小学生やで? なんやそのサキュパス的な雰囲気は……。
アリサちゃんはアリサちゃんで、唇を触りながら顔を真っ赤にして放心状態やし、アリシアちゃんはソファーのクッションを抱いて足をバタバタさせとるし、なのはちゃんはブレンくんに抱っこをせがんどる。
「え〜っと、ちょっち説明してくれへん? 今どう言う状況?」
「……俺は今まで色々とはっきりしない態度を取っていただろ? だからけじめを付ける為に一人一人にキスをして行った結果なんだよ」
「えっ?」
「と言う事ではやて、心の準備は良いかい?」
「えっ? ま、待って、そんなもん出来てへんに決まってーー」
その後の事はうろ覚えやけど、キスやったのに腰を抜かされるとは思わんかった事と、確実に病み付きになってもーた事は覚えとる。暫く立てへんだんやけど、私はその時ある物を見つけてしもーた。
テーブルの上に散らばる大量のウイスキーボンボンの包み紙、良く観察すればみんな顔が赤いんが分かる。
「ブレンくん抱っこして? ぎゅっとして? いっぱいちゅーして? 抱き締めて離さないで? ずっとずっと側にいて?」
「よいっしょ、君は相変わらず軽いねなのは。よしよし、心配しなくても私は君の側にいるし、好きなだけキスもしてあげるよ?」
「ブレン、お座りの次はお手? おかわり? なんでもやるよ!!」
「フェイト、次は待てだ。夕食まで座ったままで一ミリも動かなかったら今晩添い寝してあげるよ?」
「えへへ、ブレンとちゅーしちゃった!! ちゅーしちゃったよ!!」
「キスって、こんなに凄いんだ……」
「うふふ、これで後は本番だけ……、管理局に入ってるなのはちゃん達や甘え下手なアリサちゃんとコンパクトなアリシアちゃんより先にブレンくんと…………、ふふふふっ」
「…………あかん、みんな出来上がってしもてる」
ブレンくんはなのはちゃんを膝の上に乗っけながら頭撫でていちゃいちゃしてるし、フェイトちゃんはその足元でお座りの状態でひたすら待ってる。アリシアちゃんとアリサちゃんはまだええけど、すずかちゃんは欲望丸出し、ってちょっと待って? シラフなんが私だけやって事はこの酔っ払い集団を私一人でなんとかせなあかんの?
この後、私はこの酔っ払い集団をなんとかしようとしたものの、ブレンくんにまた唇を奪われて腰砕けにされた後、超絶なテクニックのナデナデによって骨抜きにされてしもーてみんなが正気に戻るまでまた放心状態やった。
不死の英雄伝〜舞台裏〜
NGシーン 広いから……。
はやて「…………(放心状態)」
なのは「ブレンくん、おトイレ行きたい」もじもじ
ブレン「ああ、じゃあ連れて行くよ」お姫様抱っこ
〜ブレンがなのはを連れてトイレへ向かった数分後〜
アリシア「あっ、と、トイレ」
アリサ「私も、行っとこうかな?」
〜アリサ達がトイレ(以下略〜
アリシア&アリサ「「迷った……だと?」」
この後、二人はトイレを見付けたものの、もう既に必要の無い状況となってしまっており、二人の酔いが一気に覚める事となった。