不死の英雄伝 〜不屈の体現者〜   作:ACS

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ルーテシア「全国一億人のルーテシアちゃんファンの皆さーん!! みんなのらぶりーな妹様でーす!! じゃんじゃん翠屋で飲み食いして行って下さーい!!」装備品 ゴスロリメイド服(アリシアによるプレゼント)

ブレン「…………なにしてるんだ」

ルーテシア「むっ、なにとは失礼な!! 見ての通り客引きだよ!!」あざといポーズ付き

ブレン「…………」無言で『ジェスチャー:天を仰ぐ』

ルーテシア「なんか、さいっこうに腹立つんだけど!?」(♯`∧´)

ブレン「翠屋はそんな如何わしい店じゃ無いぞ?」

ルーテシア「こんな美少女に向かって如何わしいとか酷っ!?」

ブレン「美少女と言う点は認めるが、君の場合それ以上に中身がマイナスだ」

ルーテシア「うがー!! 中身がマイナスだとか兄さんのクセに生意気だよ!? 鏡見てから言いなよ!? 盛大なブーメランじゃん!!」


ブレンとルーテシアは普段からこんな感じで仲良くやってます(白目)


不屈の体現者 165

第百六十五話 デート アリサ・バニングス編

 

すずかの策略によって俺の初めてが儚く散ってから数日、俺はとある喫茶店でコーヒーを啜りながら人を待っていた。

 

あの後、我に帰ったすずかは俺に一通のメールを送って来た其処には『反省はしてるけど後悔はして無いよ、ご馳走様』と書かれていた、俺は恐らく一生彼女に主導権を握られ続けると悟った瞬間だった、…………悲しい事に、行為に及んでいる間の俺の身体は非常に正直だったのでどう足掻いても逆らう事は出来無いだろう、まるで同人誌の主人公になったような気分だ……。

 

 

その所為で危うく女性恐怖症になる所だったのだが、ルーテシアのイタズラに振り回されている間に何とか精神的疲労を回復する事が出来た。……と言うより妹様の仕打ちが酷すぎた。

 

彼女は俺が真っ白に燃え尽きている事を良い事に、俺の皿へトマトを山盛りにしたり、白米の上にタバスコを一瓶丸々ぶっかけたりとイタズラでは済まない事をやらかしてくれたので、灰になっていても復活せざるを得なかった。

 

最近のルーテシアは兄を兄と思っていない様だから、そろそろ近い内にキツめの教育をしなくてはいけないだろう、流石に俺の堪忍袋も限界だ。

 

溜息混じりにカフェイン中毒になるのでは無いかと言う量のコーヒーを飲む事十数分、待ち人であるアリサが入店したので彼女を手招きして呼び寄せた後、隣に座らせる。

 

残念ながら今年は別のクラスだった為、この数日間はなのは以外とは登下校時くらいしか顔を合わせておらず、今日のデートにしてもメールを通したものだった。

 

あんな目にあってから直ぐにデートするのは僅かに抵抗があったものの、他の娘達はすずかのような強姦紛いな事をしないと言う確信が欲しかった。

 

はやてやアリシアはすずかのように誘惑する側の人間だし、最近嫉妬深くなって来たなのははすずか以上に激しくなる事は予想出来る、残るはアリサかフェイトなのだが、フェイトは最近被虐趣味に目覚め始めたらしく、俺に対して従順な彼女を見ていると逆に此方から襲ってしまいたくなる。

 

その点、アリサは少々素直じゃ無いがその分常識人だし、すずかのように迫ってくる事は無い。

 

 

「アリサ、君は俺の癒しだよ……」

 

「ちょっ、い、いきなり何言ってんのよ!!」

 

「その素直になりきれない所が可愛いんだ、君は」

 

「うっ、うぅぅ……」

 

 

素直に褒めたにも関わらず、彼女は顔を赤くしてもじもじと身を竦めている、彼女のその姿は非常に愛くるしく、思わずその肩を軽く抱きよせてしまった。

 

肩をビクつかせたアリサ、すずかの時とはまた違った甘い匂いと反応に、思わず彼女が小動物のように見えてしまった。

 

普段強気な彼女が照れながら硬直している姿は非常に唆られる、もしかすると自覚していないだけで彼女もフェイトのように被虐趣味の気があるのでは無いのだろうか?

 

右腕でアリサを抱き締めていた俺は、思わずそのまま手を下ろして行き彼女の腰に手を回して見る事にした。

 

すずかの真似をして、ゆっくりと撫でるように肩から腰に掛けてのラインをなぞって行った、喫茶店とはいえ人目に付くような場所でこの様な事をされたアリサは羞恥心で放心してしまった。

 

 

顔の前で手を振って見たものの無反応、魂のような物が口から出ている姿を幻視しながらも彼女を抱き抱えて店の外へと出る、てっきりフェイトのように恥ずかしがりながらもなんだかんだで満更でも無さげな姿を見せてくれると思っていたのだが、残念ながらそうでは無かったようだ。

 

取り敢えずお姫様抱っこをしながら近くの公園を目指しては居るが、思いの外反応が初々しくフェイトのように色々と躾けて見たいと思ってしまった。

 

 

何時もの公園のベンチに座り、彼女の頭を俺の膝の上に乗せて軽く頭を撫でながら目が覚めるのを待つ。

 

「ぅん…?」

 

どうやらアリサが気が付いたようだが、今日は少し彼女をいじめると決めたので、敢えて目が覚めた事に気が付いてい無いフリをする。

 

 

(えっ? あれっ? 膝枕? なんで?)

 

「ふーむ、中々目を覚まさないなぁ」

 

(あっ、そっか、私喫茶店でブレンには、恥ずかしい事されて気絶しちゃったんだ……)

 

「……昔話では眠り姫はキスで目を覚ますと言う話があった様な気がするな、試してみるか」

キスという単語が俺の口から飛び出した瞬間アリサの身体が硬直する。

 

 

(ど、ど、どうしよう!? キス自体は何度かしてるけど、此処は大人しく起きている事を教えて人前でのキスを回避しておくべきなのかしら? けど最近すずかと一線を越えたらしいから私もすずかと同じように一線を越えたいと言う気持ちも無くは無いしーー)

 

(面白いくらいに葛藤が読み取れるな、すずかじゃないがこのままホテルに連れ込んでしまおうかな?)

 

 

目を瞑ったまま百面相をしているアリサ、とは言え何時迄も膝枕の状態で目を覚まさないままなのも困るので、一思いにキスして目を覚まさせる。

 

すずかによって半ば強制的に鍛えられたキステクによって敢行された目覚ましは見事アリサの腰を抜かし、目を覚まさせる。

 

 

「……へう? 今の、なに!?」

 

「すずか仕込みだよ、驚く程気持ち良かっただろ?」

 

「あ、あ、あんたら、こ、こんな事してんの!?」

 

「…………これは彼女に釣られた結果だよ」

 

 

決して俺自身が鍛えた技術では無い、俺も被害者だ。

 

 

「さて、目が覚めていたにも関わらず寝たフリをしていた悪い子にはデートを切り上げてちょっとお仕置きをしないといけないね」

 

「お、お仕置き? あんた私に何するつもり!?」

 

「ふふっ、口ではそう言いつつも目は期待しているじゃ無いか、流石アリサ、フェイトと同じように躾けてあげるよ」

 

 

この後、俺は言葉巧みにアリサをホテルに連れ込み、色々と躾けるのだった。

 

………………かなり強引だったが、すずかに喰われたままだと逐次みんなに喰われて行くような気がしたので、それならば先に手を出してしまえば良いと考えた結果だが、その所為で俺は又朝帰りになる事になるのだった。

 





ブレンの日記

新暦70年 ◯月X日

今日はアリサの可愛らしい一面を見たが、まさか彼女がすずか並に積極的になるとは思わなかった……。

その所為で俺は朝まで寝かせて貰えず、足腰立たなくなりながらアリサを家に送って帰宅した、帰り道の彼女はやたらと機嫌が良くて、人目を憚らず頬擦りをしたり、キスをしたりと恥ずかしさが消えていた。

女性は凄いな……。
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