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ヒャッハー!! (白目)
第百七十三話 ロードラン 中編2
今此処にいるメンバーはルーテシアを除けば皆俺の物語を知っている、細かな説明や当時の感想などを求められはするだろうが、大まかな解説は要らないので、すっかり考え込んでしまったルーテシアを連れて不死街へと向かう事にした。
この街ではナイフや火炎壺といった小道具を買ったり、亡者からクロスボウを分取ったり、黒騎士に一刀両断にされたりと、中々に思い出深い街だ。
「なんだか、ごちゃごちゃと入り組んだ街だね…」
「城下町だし、多少はね」
複雑なこの街の構造を思い出しながら歩いていると、彼方此方に風化した亡者兵士達の装備が転がっていたり、火炎壺によって焦げた通路があったりと、戦いの爪痕が残っている事がルーテシアは気になっている様だ。
黒騎士の事や牛頭のデーモンとの戦い、試行錯誤して逃げ回った事や、黄金松脂片手に立ち向かった事、話す内容には事欠かないし、好奇心旺盛なルーテシアの心を揺さぶる物だろう。
そんな話をしながら歩いていれば、もう直ぐ太陽の祭壇が見える位置に来た、太陽の信徒では無いルーテシアには興味の無い話なのだろうが、俺の周りには興味津々の者達が居る。
「え、え〜……」
ルーテシアがなんとも形容し難い表情をしながら太陽の祭壇に居る守護騎士達を眺めている、彼らは背筋を伸ばしてY字型に万歳をする太陽賛美をしているのだが、どうやらルーテシアの目にはその姿が滑稽に見えたようだ。
太陽の信徒からすれば変わった事では無いのだが、信者では無いルーテシアにはヘンテコなポーズ以外の何物でも無いのだろう。
「名誉の為に言っておくけど、あれはヘンテコなポーズじゃ無くて『太陽賛美』と言う物で、ちゃんとした祈りの形だ」
「…………私は、遠慮しとくねー」
そう言って、ルーテシアは守護騎士達から目を背けてしまったが、一ヶ所だけ石畳が大きく陥没しているのを発見した様で、その一点に視線が集中している。
それは俺が嘗てこの場所にて黒騎士と対峙した際に、起死回生の一手として、その大剣を弾き飛ばした事で出来た物だ、俺はデバイスのに格納していた黒騎士の大剣を取り出し、その陥没跡にあてがう様に突き刺しながら妹様の反応を伺う。
「ほら、ぴったりだろ? 此奴を弾き飛ばすのには苦労したんだ」
「…………兄さんってさ」
「うん?」
「……何者なの?」
ぼそりと、呟くようなルーテシアの疑問の声色は何時に無く真剣な物で、普段のおちゃらけた雰囲気はなりを潜めていた。
「何者、か。 なのは達の恋人で、君のお兄さん、今の俺はそれ以外の何者でも無いし、それ以外の何かになるつもりも無いよ」
「そう言う事じゃなくってさ!!」
「そう言う事なのさ、ルーテシア」
今の俺は『ブレン・シュトッフ』と言う人間、不死の英雄と呼ばれている自分の名を忘れた不死では無いし、ましてやこの世界の神でも無い。
ルーテシアも馬鹿では無いので此処まですれば俺の正体は察しているだろうが、俺が伝えたいのは自分の下らない武勇伝などでは無く、又自分の正体についてでも無い。
俺が伝えたいのは諦めない心、折れない不屈の魂、そして勝ち残る事への執念。
ルーテシアには魔法の才がある、幼いながらも戦えるだけの力を付けようとしている、兄さんや姉さんに身体の動かし方を習い、なのはに魔法に関する座学授業を受けている、それらが意味する事は恐らく自身の母親、『メガーヌ・アルピーノ』の敵討ちだろう。
なのは達に影響されてすっかり精神年齢が高くなってしまったルーテシアの考えそうな事だが、彼女が復讐を遂げるにはまだまだ圧倒的に実力が足り無い、青二才も良いところだ。
本来ならば、まだまだ成長段階のこの子に対してこの様な評価を下す方がおかしいのだが、これには一つ事情がある。
此処最近『時空管理局』と言う組織その物の影響力が低下し始めている、原因は言わずもがな『財団』の台頭とリンクスの出現だ。
昨年もとある魔導師が度々小競り合いをしていたリンクスと交戦、激しい銃撃戦の末に運悪く跳弾した弾に眉間を撃ち抜かれて殉職した。この事件の後にある高官が互角に太刀打ちしていた彼に対して不謹慎なコメントを零したのだが、その瞬間に何処からともなく狙撃され、公開取材中に死亡した事が話題になったので良く覚えている。
殉職した魔導師は精密射撃を得意とする魔導師で、相手が同タイプのリンクスだったにも関わらず互いに互いの銃弾を撃ち落としながら戦闘を行っていたと言うから実力も折り紙付きだったようで、戦っていたリンクスも彼の事を気に入っていたらしい。そのリンクスの名前は『メアリー・シェリー』だったか。
現在名前と戦闘スタイルが判明しているリンクスは三名、一人は先程も上がった『メアリー・シェリー』、高圧的な態度に見合う実力の持ち主で『女王』とあだ名されている、使用ネクストの名は『プロメシュース』、戦闘スタイルは狙撃重視であり、遠距離から針の穴を穿つような精密さで確実に標的を射殺する事で知られている、管理局は彼女の手によって監視衛星を地上から撃ち落とされた事もあってか高額の賞金を掛けて全世界に指名手配している。
二人目は『ベルリオーズ』、全リンクス中最強の実力を持っており彼に潰された部隊は少なく無い、使用ネクストは『シュープリス』、戦闘スタイルはオールラウンダー、近距離、中距離、遠距離と非の打ち所がないと言われている。
三人目は『ジョシュア=オブライエン』、使用するネクストは『ホワイト・グリント』、彼に関しては語る必要が無いだろう。
ルーテシアが管理局に身を置き、復讐を志すというのならば、もしかすれば彼女はこの者達と戦う事になるかも知れない、そして殉職するかもしれない。
そんな時の為に、俺はこの娘に戦いの心構えと言う物を教えるつもりなのだ。
幸いにも、俺は格上相手の経験は嫌という程積んでいるから問題は無いだろうさ。
結局、俺には戦い以外に自分に取り柄が無い事に苦笑いを浮かべながら不死教会を目指し、思い出話しを交えながら歩みを進めていった。
ティーダ先輩退場のお知らせ、彼の腕の良さは女王様のお気に入りでしたが運悪く跳弾に当たって死亡。
気に入っていた相手をボロクソにこき下ろされたので高官さんはヘッドショットを受けてザクロになりました(白目)
女王様に恋愛感情があったか否かはご想像にお任せ致します。